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おはようございます。ことばアトリエのきえです。 今日も聞いてくださって、本当にありがとうございます。
このチャンネルは、人前で話すのが苦手な方、緊張してしまう方に向けて、心に届く伝え方を一緒に育てていく場所です。
今日のテーマは、「話すことへの苦手意識を手放す小さな一歩」
手放すと言っても、無理に克服しようとしなくていい。今日はそんなお話をしますね。
話すのが苦手という気持ち、いつ頃から持ち始めましたか? 思い返してみると、誰かの前で話して、うまく伝わらなかった日。
言葉に詰まって場が静まり返った瞬間。 話し終わった後に、じわっと押し寄せてくる自己嫌悪。
そんな経験が積み重なるうちに、私は話すのが苦手なんだ、という気持ちがどんどん根を張っていく。
ですが、その苦手意識って本当に手放せないものなんでしょうか? 今日はそのことを一緒に考えてみたいと思います。
話すのが苦手という気持ちの正体。 少し掘り下げてみると、
実はほとんどの場合、こういうことなんです。 うまく話せなかったという過去の経験が、私は話すのが苦手な人間だ、という思い込みに、いつの間にか変わってしまっている。
でもよく考えてみてください。 うまく話せなかったのは、その時の話。
それが、私は話すのが苦手な人間だ、ということになるのは、少し飛躍していませんか?
料理を一度失敗したからといって、私は料理ができない人間だ、とは思わないはず。 次はこうしてみようって、また挑戦しますよね。
話すことも同じです。 うまくいかなかった経験は、苦手な証拠ではなくて、まだ育てている途中のサインなんです。
ここで大切なことを一つお伝えします。 苦手意識を手放すということは、過去の失敗を忘れることでも、無理やりポジティブになることでも、二つとも違います。
うまく話せなかったあの時は、確かにあった出来事です。 その経験をなかったことにはしません。
ただ、あの経験があったから、私は話すのが苦手な人間だ、という結論だけをそっと手放してほしいんです。
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あの経験は、あなたが一生懸命だった証拠。 伝えたかったから、うまくいかなくて悔しかった。 その繊細さは、あなたの言葉を豊かにする大切な種なんです。
苦手意識を手放すとは、その種を弱さから可能性に見直すこと。 それだけでいいんです。
では具体的にどう一歩を踏み出せばいいか。 私がお勧めする三つの小さな始め方をお伝えします。
一つ目は、うまく話すを一旦やめてみる。
うまく話さなきゃ、という目標を、今日だけ横にそっと置いてみてください。
代わりに、一つだけ、これだけは届けよう、という目標に変えます。
全部伝えなくていいです。たった一つ、伝えたいことが届けばいい。 そう思うだけで、体の力がふっと抜けます。
二つ目、話す場を小さくする。
大勢の前でいきなり話さなくていいです。 まず一人に話しかける。
それが難しければ、声に出して一人言を言ってみる。 鏡の前で自分の笑顔に、「おはよう!」と言ってみるだけでいい。
小さな場で声を出す習慣が、やがて大きな場での言葉の土台になります。
三つ目、話し終わった後の自分をどうぞ責めないでください。
話し終わった後、あそこうまく言えなかった、と振り返るのは大切です。
でも、そこで止まって自分を責め続けない。
次は、ここをこうしてみよう、と一歩先に目を向けるだけでいいです。
その小さな積み重ねが苦手意識をじわじわと柔らかくしていきます。
最後にこれだけは伝えさせてください。
話すことへの苦手意識を持っている人は、言葉をとっても大切にしている人です。
ちゃんと伝えたい。相手を傷つけたくない。うまく届けられなかったらどうしよう。
そう思うからこそ苦手意識が育つ。
でも、その繊細さは言葉を雑に扱う人には絶対に持てないものです。
苦手意識の裏側には言葉への深い愛情があります。
その愛情を少しずつ育てていけば、あなたの言葉は必ず誰かの心に花を咲かせます。
不器用でもゆっくりでも、それがあなたのペースでいいんです。
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では、今日から一つだけ試してみてください。
次にまた話すのが苦手だなぁと感じた時、
私はまだ育てている途中なんだと心の中でつぶやいてみてください。
それだけでもいいです。苦手意識は一日で消えなくてもいい。
少しずつ柔らかくなっていけば十分です。
そしてもし、私と一緒に言葉を育ててみたい、話し方をもっと丁寧に学んでみたい、
そう思ってくださった方がいたら、ぜひ概要欄のLINE公式から気軽にメッセージをください。
あなたのペースで一緒に歩んでいきましょう。
今日は話すことへの苦手意識を手放す小さな一歩についてお話ししました。
苦手意識の正体は過去の経験がいつの間にか思い込みに変わったもの。
手放すことを忘れることじゃない。弱さを可能性に見直すこと。
そして小さな一歩を自分のペースで踏み出すこと。
あなたの苦手意識の裏側には言葉への深い愛情があります。
その愛情できっとあなたの言葉を花開かせていきます。
不器用でもゆっくりでも大丈夫です。あなたの言葉の種を一緒に育てていきましょうね。
今日も大切な時間を使って聞いてくださって本当にありがとうございました。
また次回こちらでお会いできたら嬉しいです。