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着眼大局、着手小局という言葉があります。 これは、中国の昔の思想家で、コウシュの教えを受け継いだ
巡視の考え方に由来すると言われています。 まず、着眼大局とは、物事を広い視野で見ること、
全体はどうなっているのか、 本当に大事なことは何か、と落ち着いて考えることです。
例えばテスト前に、今回のテストでどの強化を伸ばしたいのか、 どんな力を身につけたいのか、
といった大きな目標を考えることが、大局を見るということです。 一方で着手小局
とは、行動は小さなことから始める、という意味です。 大きな目標を立てても、よし今日から完璧にやるぞ
と、気合だけではなかなか続きませんよね。 そこで大切なのが、今日は英単語を10個覚える、
数学の問題を3問解く、といったすぐにできる小さな一歩です。 この積み重ねが、やがて大きな成果につながっていきます。
スポーツでも同じです。 大会で優勝したい、というのは大局を見ること。
でも、いきなり強くなれるわけではありません。 毎日のストレッチや基礎練習、
声かけといった小さなことを丁寧に続けることが、着手小局です。 地味に見える練習こそが、本番で力を発揮する土台になります。
将来の夢についても同じです。 医者になりたい、
スポーツ選手になりたい、 そうした夢を思い描くことはとても大切です。
でも夢はある日突然叶うものではありません。 授業をしっかり聞くこと、わからないところをそのままにしないこと、
人との約束を守ること、 そんな毎日の小さな行動が未来へと続く道を作っていきます。
大きな夢を持ちながら、今日できる小さなことを一歩ずつ進めていきましょう。