時間の感覚と心理
いよいよ2025年が終わろうとしています。 私は年末になると、光陰矢の如しという言葉を思い出します。
この言葉は中国古典に由来する言葉で、時間は矢のように早く過ぎてしまうという意味です。
昔の人も、私たちと同じように、時間があっという間に過ぎてしまうと感じていたのことがわかります。
では、なぜ私たちは時間が早く過ぎると感じるのでしょうか。 実は、これには人間の脳の仕組みや心理学が関係しているそうです。
今回は、その中でも代表的な理由を2つ紹介します。 1つ目はジャネーの法則です。
これはフランスの哲学者ポール・ジャネーが考えたもので、 年を取るほど時間が短く感じられるという考え方です。
例えば、5歳の子供にとっての1年は人生の5分の1を占めています。 しかし、50歳の大人にとっての1年は人生の50分の1に過ぎません。
このように、年を重ねるほど1年の重みが小さくなるため、時間が早く感じられるのです。
2つ目はアメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズが考えた、 新しい体験が少なくなることが原因だという考え方です。
人は思い出に強く残っている出来事の多さで時間の長さを感じると言われています。 子供の頃は毎日が初めてのことばかりで、大人になると同じような毎日が増えていきます。
そのため、後から振り返った時にあっという間だったというふうに感じてしまうのです。
では、時間が早く感じられないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。 大切なのは心に残る思い出をたくさん作ることです。
行ったことのない場所に行く。 新しいことにチャレンジする。
知らないことを学ぶ。 いつもと違う体験をする。といったようなことが効果的だそうです。
また、日記を書いたり、 写真を撮って見返したりすることも、思い出をはっきり残す助けになるそうです。
2026年は時間があっという間に過ぎてしまわないように、私も新しいことにたくさん挑戦していきたいと思います。
みなさんも良いお年をお迎えください。