スタエフとの出会い
みなさんこんにちは、カンパネラです。今日は、ノートの記事をお配信したいと思います。
5月の気づき。言葉が音になり、文章が進化。noteとスタエフのあいだで。
5月、私の中で何かがふと動き出しました。
ノートを書き続ける中で、いつも引っかかっていた音声という存在。
投稿を重ねるたびに気になっていたけれど、私は朗読が得意でもないし、音楽や楽器にも明るくない。
やっぱり自分には関係ない世界かな、とどこかで線を引いていました。
でも最近、火事の合間にYouTubeの流れ劇をすることも増え、気づけば音声は私の生活の中にも自然と入り込んでいたのです。
そんなある日、パソコンで何気なく検索していると、ふと目に留まった言葉。スタエフ?スタンドFM?ラジオ?
それは全く新しい扉の入り口でした。スタエフとは音声配信プラットフォーム、スタンドFMの略称。
ざっくり言えば、スマホ一つで誰でも簡単に音声のラジオが始められるサービスです。
アプリをダウンロードすればすぐ配信できて、料金は無料。
お、これいいかも。でも、何を配信すればいいの?
調べていくうちに驚きの事実を知ります。
なんとこのノートで書いた記事をそのまま音声として配信できるとのこと。
自分のノートを台本代わりに読み上げるスタイルでもいいし、AI音声読み上げ機能を使ってノート記事のリンクを読み込ませ、AIに代わりに読んでもらうこともできるんだとか。
なるほど、これは意外とハードルが低いかも。
そしてもう一つ、これは自分の日常の中で感じていたことでもあります。
無職になってからというものを、誰とも一言も通しないまま夜を迎えることが増えました。
電話は鳴らない、家族は夜まで帰ってこない。
そんな日は本当に声を一言も発さないまま夜を迎えるのです。
そのせいか、最近どうも言葉がうまく出てこなかったり、声が小さいと言われたりすることが増えました。
自分では普通に話しているつもりでも、何度も聞き返されたりしてハッとします。
これはちょっとまずいかも。
そうだ、スタイフなら声を出す機会にもなる。
しゃべる練習にもなるし、自分の言葉を音で確かめることもできる。
そう思って、5月の終わり、思い切ってスタイフで音声配信を始めました。
言葉の進化
登録はとても簡単で、アプリをダウンロードしてから最初の配信をするまでわずか1時間もかからなかったと思います。
配信してみて、最初は正直とても恥ずかしかったです。
自分の声を録音して、それを公開するなんて少し前の自分では考えられなかったこと。
でも、ノートの記事を台本代わりに使うことで、その不安はだいぶ和らぎました。
不思議なことに、自然と2回目の配信が楽しみになってきました。
自分で読み上げる際に、過去のノート記事を改めて見直すことにもなり、
あ、ここちょっと言い回しが変かも。
もっと伝わる言葉に変えた方がいいなと気づくようになり、自然とリライトにもつながっていきました。
リライトって最初は正直、ちょっと面倒だなと感じていた作業でした。
でも、チャットGPTの力を借りて文章を書いていくうちに驚きの連続でした。
自分ではうまく書けたつもりの文章が、実は伝わりにくかったり、誤解を生みやすい文章だったり、
それを見直していくことで、言葉を操る難しさや、言葉を変える楽しさに気づき始めました。
声に出すことで、自分の言葉と向き合う時間が生まれる。
それは、今までただ書いて終わりだったノートの文章に、もう一度命を吹き込むような感覚でした。
そして、誰かに届けたいという気持ちが少しずつ芽生えていくのを感じました。
気づけば、書くことと話すことが緩やかにつながり始めていました。
ノートが内に向けて綴る場だったとすれば、スタイフは外に向けて放つ場なのかもしれません。
一人静かに過ごす日々の中で、声を出すという小さな習慣が、思っていた以上に大きな変化をくれました。
お聞きいただきありがとうございました。