2025-03-12 21:25

#5 朗読(6章)

今回、1章が少し短い内容でした😆

雑談に、新しい知識を得たことを話してます🫡
つたない朗読も半分に到達しました🙇🏻‍♂️

#朗読
#小説
#速読
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サマリー

このエピソードでは、リナが第6章を朗読し、王子様と虎との出会いを描いています。物語の中で、リナは責任感を持ち、助けた存在に対する礼儀について考えています。リナと少年の交流を通じて、新たな友情や成長が描かれています。特に、リナの料理の腕前や少年の王様としての理想が話題となり、彼らの心の変化が感じられます。

計算機の使用方法の発見
皆さん、こんばんは。マスクマンZPMのアウトプットチャンネルの時間です。
今日はですね、また最近やってました朗読の方をやっていきたいと思います。
今日は5回目の収録ですね。で、朗読の方は第6章を読んでいきたいと思います。
その前にですね、朗読をする前に、この前すごい計算機をちょっと人から教えてもらってですね、計算機の使い方というのですね。
どこにでも売っている計算機なんですけど、計算機で計算をする時に、普通に点キーという1から9、0までのキーを扱って、
私族の計算、足す、かける、引く、割るとかね、あんなのは普通にできるんですよね。
事務作業とか事務方の人みたいに、チャチャチャチャチャチャチャチャチャチャボタンポンポンポン押せるのかというとそうでもないんですけど、
一発に計算機は使えるつもりでいたんです。ただ、通常の計算機の他のボタンというのの使い方を全然知らなくてですね、
なんて言ったらいいでしょうか、その計算機の使い方を知っている人がいて、知っている人から初めてこういう使い方をするんだよっていうのを教えてもらってですね、
この前目から鱗は落ちたような感じでした。
本当、生きてきて40年以上の年を送ったにも関わらず計算機の一部の機能しか使ってなかったっていうのがね、よくわかりました。
本当にそのボタンを使うことすらなかった。何の意味でこのボタンがついているのかわからなかったっていうね、非常に面白い計算機の使い方を教えてもらってですね、
自分にとってはすごいみんなのセミナーを受けた時にとても感動したのを覚えております。
そうはいいながらですね、今日は5回目の朗読ですので、第6章をちょっと読んでいきましょうかね。
では、ちょうどいいですね。2分30秒くらいになったらね、朗読の方を開始していこうかなと思うんですよね。
なのでこのままだべっていながら、2分30秒後に朗読をスタートしましょう。
それでは行きます。
王子様の登場
第6章。王子様というものは。
残っているのは壺が1個だけ。
リナは心配でたまらなかった。
ねえ、もしこれでなかったらどうしたらいいかしら。私の責任だわ。
時間もこの不思議な粉ももうないんですもの。
仕方ありませんよ。これでなかったらこの店にはいないということですよ。
リナさんは真剣に一生懸命選んだのだから。
シッカはそう言ってくれるが、あのしょんぼりした女の人の後ろ姿が忘れられず、
リナは祈るような気持ちで残った粉を全部ふりかけた。
黒い煙が立った。
人の形になっていく。
リナは目をつぶって手をぎゅっと固く握っていた。
あああ、とあくびのような声と助かったというシッカの声。
リナが目を開けるとリナよりも大きな小麦色の肌をした少年が、
お妃様と同じような白い上着とズボンを履き、
頭にはターバンを巻いて伸びをしていた。
シッカはロウソクを吹き消した。
リナは少年を見ると体中の力が抜けて椅子にどったりと腰を下ろした。
するとイスカギャーッと言ったかと思うとリナを放り出した。
イスカと思っていたのは虎だった。
ごめんなさい。
リナは恐ろしくて口の中でもごもご言った。
虎の玉はひどいですよとでも言いたげな目でリナを見た。
そんなにでっかい重そうな尻が降ってきたんじゃこれはびっくりするはずだと
壺から現れた少年は面白そうに笑い出した。
そして、ああ、窮屈だった。何か食べたいとまたあくびをしながら言った。
シッカは知らんぷりでロウソクや膝掛けを片付けている。
リナもこんな人は放っておいて食べ物をやりに
玉をピコット屋敷に連れて行こうと思った。
リナと玉が外へ出ようとするとその少年はリナの前に立ちはだかった。
おい、王子様が何か食べたいって言ってるんだぞ。
怒ったような声だ。
私、あなたの召使いじゃなくてよ。
それにここではあなたは王子様なんかじゃない。
リナは叩きつけるように言うと玉を後ろに従えて悠々と出て行った。
なんていうずずしい態度。
リナは気に入らなかった。
私もシッカもどれだけ心配したことか。
さっきまでの自分の気持ちを思うと自分がかわいそうだった。
ジョンは玉のために大きな骨つき肉を出してくれた。
玉がジェントルマンの椅子で食べようとしたら
ジェントルマンはさっとテーブルに飛び乗って
玉の鼻をガリッとひっかいた。
フギャー。
玉はものすごい悲鳴をあげた。
その声に驚いて
いっちゃんや洗濯物にアイロンをかけていたキヌさんが台所へかけてきた。
ピコット婆さんまで長いスカートを託し上げて
あたふたとやってくる。
三人の見たものは
リナの隣の椅子にきちんと座っている猫と
床の上にうずくまって骨をしゃぶっている虎だった。
自分の権利は自分で守るんでさあね。
なジェントルマンとジョンが言うと
ジェントルマンはニャーと大きく鳴いた。
その声で玉は一層ちぃこまった。
リナは玉を漆家の店へ連れて帰りながら
今日は玉の受難の日だったわね。
私に腰かけられたりジェントルマンにひっかかれたりと
玉の頭をなえた。
どういうわけか
ジェントルマンをなでるのにはためらうリナも
玉には違っていた。
店の中に漆家はおらず
少年が椅子にふんぞり帰っていた。
おいお茶を入れろ。
リナを見るとそう言った。
リナは黙って
部屋の隅に玉の寝床を作り始めた。
おいさっさと入れろ。
少年はリナの方へ行って
リナは落ち着いた。
私はあなたの召使いじゃないって
さっき言ったばかりでしょ。
この町ではね自分のことは自分でするの。
働かざる者食うべからず。
おい出されたくんおい出されないだけでもありがたいと思いなさい。
リナはいつかピコット婆さんに言われた通りのことを言った。
実際リナは今まではみんなに助けてもらいながらも
なんとかそうしている。
私より大きいこの人にできないはずがあるまいと思ったのだ。
働けだとこれは王子様だぞ。
王子様はそんなことしなくていいんだ。
ここじゃそんなこと関係ないのよ。
何もしたくないんなら何も食べないでいなさい。
何を?
少年は手を挙げてリナを殴ろうとした。
まあ私のことを殴るの?
王子様って殴ることしかできないのね。
世界中の優しい素敵な王子様のお話を
全部書き換えなくっちゃ。
何もしないでどなってばかりいて
助けてもらった人のことを殴るような
礼儀知らずのお話にね。
リナは最大の嫌味を込めて言った。
言ってしまってから私も少しピコット婆さんに
似てきたんじゃないのかしらと思って身震いした。
少年を殴ることもできないで
拳を振り上げたままぐるぐる震えていたが
小生意気なやつめと言うと
自分でお茶を淹れようとした。
よほど喉が渇いていたらしい。
お茶の淹れ方もわからないのか
しばらくお茶の道具を見つめていたが
夜間に手を伸ばした。
夜間を持ち上げたったんあちと言って
手を離した。
夜間はけたたましい音をたって
お湯をはねちなかして
床へ転がった。
リナはまず夜間を拾い上げ
汚れてしまった床を拭いた。
それから少年の手を調べた。
たいしたことはなかった。
リナはお湯を沸かしなおして
お茶を淹れてやった。
どうしてお茶を淹れてくれたんだ。
さっきまではあんなに言っても
淹れてくれなかったくせに。
おいしそうにお茶を飲むと
少年はおかわりの茶碗を差し出した。
私が淹れてあげたいと思ったから。
さっきまでは絶対淹れてやるもんか
と思ってたんだけど
あなたに任せておいたんじゃ
お茶の道具が使い物にならなくなるわ。
いくら質家が瀬戸物屋でも
後が続きはしないと思ったの。
そう言いながらリナは
もう一杯お茶を淹れてやった。
少年はリナの差し出した茶碗を
黙って受け取ろうとした。
リナは
ありがとうわと聞いた。
どうしてそんなことを言うんだ。
人に何かしてもらったら
お礼を言わないってことはないでしょ。
王子様はお礼を言うことも知らないって
世界中の王子様のお話を
とリナが言いかけると
少年はうんざりたような顔で
ありがとうとボソッと言い
憎らしそうにリナを睨んだ。
料理の支度
質家が台所から出てきた。
畑へ行ってきたらしく
泥だらけの手をしている。
リナさん、
今日の夕食を作るのを手伝ってください。
王子はお腹をものすごく減らしているから
私一人じゃ大変で。
リナと質家が台所へ楽しそうに
おしゃべりをしながら
食事の支度を始めると
少年は台所へ入ってきた。
二人のまわりをぐらぐら歩き回る。
一人で座っているのにも飽きたらしい。
リナは
これ、向こうのテーブルに並べてちょうだい。
とナプキンやフォーク、ナイフを
ケドンに渡した。
少年は面白くなさそうな顔をしていたが
不器用に抱えると
テーブルの方へ持っていった。
質家は驚いて口をあんぐり開けて見ていた。
リナがテーブルへ料理を運んでみると
テーブルの中央にナイフはナイフ、
フォークはフォークと一列に並べてある。
なんて並べ方するのよ。
一列の前に一人分ずつ置くのよ。
一人では何もできないんだから。
とリナが遠慮もなしにピシピシ言うのを聞いて
質家はかわいそうに思ったらしく。
だってリナさん、男の子にこんなことを
うまくやれって言っても無理ですよ。
男の子にはもっと違った仕事があるんじゃないかな。
と助け舟を出した。
少年はもっともだという顔でリナを見た。
料理用のたき木を割るのがいいんじゃないかしら。
力はありそうだし。
と質家は少年を外へ連れて行った。
外でパカーン、パカーンという
気持ちのいい音がし始めた。
リナは食事の支度が終わったので
リナと少年の出会い
窓から覗いてみた。
少年は斧を振り上げていた。
視線を感じるらしく。
リナの方をチラッと見て
どうだというように
真っ白い歯を覗かせて
ニヤッと笑った。
リナも思わずにっこりしてしまった。
汗をかいてきた少年に
リナはタオルを差し出した。
初めての終わりにはとても上手でしたよ。
と質家が言った。
リナも質家のところで一緒に
夕食を食べていくことにした。
少年の食欲はものすごかった。
口に詰め込んだと思うと飲み込み
噛んでいる暇などありそうもない。
5人分ぐらいを食べると
ああ、うまかった。
働いてから食べると
一層おいしいもんだな、なあリナ。
と言った。
次の日、リナが質家の店へ行くと
玉と少年が相乗していた。
玉が大きな体で椅子を押すと
少年が慣れない手つきで
宝器を持って底をはいた。
玉は敷物を口に加えて
運び出したり大活躍だった。
お茶の時間。
質家は玉を連れて散歩に出て行った。
少年は立って立ったり座ったり
まるで落ち着きがない。
久しぶりでお家へ帰れるから
うらやましいでしょう。
ああ、でも国に帰れば
難しい講義をあくびを噛み殺してきっか
シャチほこばったやつらと
天気の話をするかだからな。
ここはいいところだ。
いい人がいて人の役に立ったって
肌で感じるからな。
少年は答えた。
いい王様になれば
ここにいる人たちよりもっと多くの人々の
役に立つでしょう。
そりゃそうだ。
でも国にはリナみたいに
俺に物を言いつけたり
逆らったりするやつは一人もいない。
今までは俺が言うということは
何でもすぐにしてもらえた。
してもらえたんだ。
あなただけが悪いわけじゃないのよね。
あなたのいる世界が
そういうところなんだわ。
ごめんなさいね。
そんなこと知らないもんだから
ずけずけ言ったりして。
リナは素直に謝った。
いいや、いいんだ。
ちょっと頭にはきたけど
遠慮なしに叱ってもらえて
嬉しかったんだ。
それにしても
リナは料理がうまいな。
俺のコックでも
俺の国のコックでも
あんなもの作れないよ。
リナは嬉しかった。
ありがとう。ジョンに教わったの。
ジョンが喜んでくれるわ。
シッカとタマが散歩から帰ってきて
賑やかになったが
少年は黙りがちだった。
朗読の進展
昨日の地響きが聞こえて
お妃様が書き込んできた。
少年を見ると
声を上げて抱きしめた。
リナは自分の選んだものの中に
問題のツポが入っていて
本当に良かったと
必死と感じた。
お妃様は
シッカに何度もお礼を言った。
少年はリナを見て
何か言いたそうにしていたが
ターバンについていた
緑色の石をもぎ取って
リナに握らせた。
そしてリナの方に
乱暴にキスをした。
好きだって言ったような気がした。
風の音だったかもしれないと
リナは後で思った。
その日
帰る時になって
リナとシッカは
推し問答を始めた。
リナさんに
お礼のつもりで
おいていったんだから
いいえお礼は
シッカがもらうべきよ
私はお母さんの方からもらってあるし
今度のことは
リナさんのおかげだったんだから
それに王子様は
リナさんが好きだったらしい。
にっこりして
シッカのテーブルに投げるようにおいて
真っ赤になって逃げ出した。
その夜
ピコット婆さんが
リナ月曜からはマンデーの店へ
行っておくれよと言った。
やっとシッカのとこも
仲良くなれたのに
リナは不満だった。
マンデーのところは
嫌だとでもお言いかい?
いいえ誰もそんなことは
言っていません。
リナはきっぱりと言った。
何か言おうと口を開けて
待ち構えていたピコット婆さんは
何も言えなくなってしまった。
それを見て
イッチャンとジョンが
プッと吹き出した。
日曜日
リナはイッチャンと
昨日のピコット婆さんの金魚みたいな
口のことを思い出しては
大笑いした。
誰がそう言ったんだい?
を聞かないとピコット婆さんは
ピコット婆さんと話したって
気がしなくなってしまったわ
とリナが言うと
全くですね
僕なんか今日の朝
早速おこごとを
頂戴しましたよ。
初夏の花の咲き具合が悪いってね
とイッチャンが
頭をかいた。
二人はまた汗だくになって
石炭を食べた。
6章
これで終わりですね。
まあ4回目に
突入したので
意外と
しゃべれてるんじゃないかな
収録できてるんじゃないかなと思います。
この章は
ちょっと短かったですね。
ゆっくり読んだとして
30分だいたいかかってる
1章ずつにかかってるんですけど
最初と最後に
雑談を入れてますので
それを抜いても
20分以内に収まってますから
ちょっと章としては
短かったんでしょうね。
まあ4回目ですので
少し慣れが出たかなというような
感じです。
こんな感じでですね
あと8章分あるので
やっと今
折り返し地点に来てるような状況
ですかね。
あとそれまでに精度を上げながら
朗読をできていけばいいのかな
と思っております。
この朗読は誰かに聞いてもらいたいというよりは
自分が読んでる本の
即読の勉強の方の
教材として使ってるもんですね。
記憶を作っていくために
何度も読んでくださいって言われてるんですけど
持って行って読もうとすると
結構かさばって
本といえど
カバンの中に入れるとぐちゃぐちゃになって
かさばったりするので
どうしようかって考えたときに
あ、朗読だと思い出して
これを一冊全部
しゃべると結構な時間になってたので
裁断をして
一章ごとにまとめて
というような感じで
朗読も初っ端から
全てうまくいくような
朗読をしようとは思ってませんでしたので
ちょうど8回分あるので
今折り返し地点に来て
4回分を4章分
読み上げたということになりますかね。
なので8章分読む頃には
朗読の
技術的なものが少し
上達していればいいんじゃないかなと思って
この収録を終わろうと思います。
それではまた皆さん
次の収録でお会いしましょう。
次の収録は
たまにはチャンネルのアウトプットの方を
しっかりやろうかなと思ってますので
そこで
またいろんなことをしゃべろうかなと思っております。
それではおやすみなさい。
21:25

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