というわけで、今回僕話すんですけど、割とふわっとしたお題を頂いて、難しいなぁと思ったのが、パッと出てきたのが、アフレコですね、吹き替え。
はい、吹き替え。
これは結構世界と日本つながってる、世界であるなぁと思ったんですよね。
特に分かりやすいのは、洋画の吹き替えで。
僕ら、吹き替えをよーく見てきた世代だと思うんですよ。
そうだね。
なので、ちょっと調べてみたんです。
まず、日本の声優とかナレーターの方とか吹き替え当ての方って、特別なのかなと思ったんです。
今、映画が1本出ても、それが世界各国で見られて、吹き替えで放送されてることが多いじゃないですか。
で、その中で日本の吹き替え声優さんの立ち位置ってどんな感じなんだろうなぁとか思ってみたんですけど、
どうやらですね、日本の声優さん、すごいらしいっす。
はぁー。
すごいとか。
世界的にすごいとかですか?
まず、日本の吹き替えの声優さんの地位が非常に高い。
地位が高い。
他の国だと、やっぱり声優さんではなくて俳優さんが。
吹き替えを行うことが多いので、声優という職業は本来認知されていない。
で、吹き替え費専門で、特に予算がつかない。
アメリカだとオリジナル重視で吹き替え予算が少ない。
ハリウッドの映画、日本の吹き替えは巧みの噂と呼ばれている。
え、ということは、アメリカで日本の映画を上映するときは、アメリカの方が日本語の吹き替えをしているってこと?
そうですね。
へぇー。
だから、ジブリ作品とかよく有名な方がやってるとかを見ますよね。
はぁー。
日本語を。
英語で。
それもちゃんと尺が合ってんのかね。
そう。
そうですよね。
なぜかというと、日本語の字幕の比率が高いんですって。
あ、ごめん。吹き替えの比率が高いんですって。
なぜかというと、字幕にすると日本語ってすごく長くなっちゃうんですって。
あー、そうですね。
情報量が多くなってしまって、画面に占める声優量が高くなってしまって、
映像に対する意識がそがれがち。
はいはい。
なので、機械で聞いた方が物語に入りやすい。
そういう日本語の特性があるそうで。
なので、声優文化が、声優の技術が非常に高くなったと。
あー、そういうことね。
パソコンでインターネットやってる時に、みんな英語じゃない?あれ。
なんでもかんでも。
なんでかと思ったら、日本語に訳すと長くなるって言ってた、そういう映画。
そうなんですよ。
あー、そういうことですね。
作業なんかやるんでも、日本語に直すと長くなるんだよ。
それで、うんって言ってた。
そうだそうだ。
俺なんかで見て、ハリウッド映画で、ダン!って言ってたのね。
バカ!って意味なんだけど、なんてこった!ってなったり、なんでこんなことになっちまったんだ!って。
一言でそんだけ長くなっちゃったりするじゃないですか。文脈によっては。
そうですね。
そうすると、そこに込めることを分かっていながら、日本語で吹き替えるの。
口に合わせるのが難しかったり、みたいなことがすごく専門技術的に伸びていった。
ではないかと。いうのがあったりして。
字幕で長い時間見るのが無理なので、吹き替えが伸びていきましたよ。
かつ、日本語吹き替えのすごいところは、セリフの95%をきちんと再現している。
原音に同期も非常に精密である。
口パクにフィットしながら、日本語の情報量を的確に詰め込んでいて、1.5倍速対応でも吹き替えが分かるみたいなことが非常に大きくある。
すごいじゃん、セリフって。
すごいですね。やっぱり匠の技ですね。
いやー、それほどではない。
だから今、我々は声優ブームとか見てきて、僕もその波に乗っちゃった一人なんですけど、
やっぱり声優専門のトレーニング学校みたいなのがあるっていうのが、日本独自らしいですね。
あ、海外ないってことですか?
そうみたい。
じゃあ、声優専門の事務所とかもないってことですね。
そうみたいですね。
ヨーロッパにも国によりプロ声優もいるが、日本ほどではない。
もう数名とかなんですよね。
だからそういう意味で、やっぱり特殊だったんですね。日本の公営事情というか、労働事情というか。
これはビジネスチャンスだね。
そうですね。
あっちで声優事務所立ち上げて。
そうですね。
分かんないよ、これからの時代。
だって今、本当に各国に配信されますから。
そう、日本のアニメなんて人気あるからね。
そうですよね。
というのを見て、なるほどなーと思って。
そういうことなんだね。
海外の人のアニメ声とかもあるんでしょうけど。
あるんだろうね。
でもそれも、だから俳優さんがやってらっしゃるってことですよね。
そうだね。
僕らでいうと、たとえばこのシルベスター・スタローンには宇住賢二さんとか。
もうなんか、結構この役にはこの人、ジャッキーには石丸さんみたいな。
それは間違いないですね。
もうこの人聞いたらこれみたいな、バッチリハマっちゃって離れないみたいなことも、多分日本独自なんだと思う。
ほー。
同一役を何十年も担当するってあんまないみたいですね。
あ、そうなんですね。
たまに別の人がやってると会わない。
ちょっとなんか、あれ?ってなりますよね。
テレ東とかでやってるときと、富士で夜やるときとは違うときありますよね。
担当声優さんが。
だからあれ?ってなったりすることは、タミネーター2とかでもさ、
あれ?これ、この時のこの人の、あれ違わなかったっけ?みたいな。
ありますよね。違和感みたいなのありますよね。
字幕も違うし、声も違うってこともあって。
なんか、例えばお笑いとかモノマネの人でその差分を演じたいとか、
人が、コロンボのピーター・フォークの、
小池康生さん?
と、もう一人いらっしゃる。
あのバージョン違いを演じ分けてっていうネタを持ってる人とかいる。
そうなんですね。
いるね。
いるいるいる。
確かに両方聞いたことあるってなりますね。
基本的に似てるんだけどちょっと違う。
ちょっと違うんですね。
あれは確かに匠の技だなと思った。
匠ですね。
でも変えなきゃいけない事情があるってことですね。大人の事情みたいなのが。
もうあるんじゃない?
著作権みたいなのもあるんでしょうね。
まあな、匠の技っていえば声優さんもさ、
スタジオに入って、いろいろ指示されるじゃない?プロデューサーさんから。
はいはい。
コンマ5秒遅らせてくれとかってね、間開けてくれとかって要求出される時あるのね。
ずっと喋ってて、この等点なんていうの?あの点は、チョンは。
カンマとか。
カンマ。
ここね、0コンマ2秒開けてくれとかっていう人もいるのよ。
コンマ何秒の世界とか。
0.2とか、めちゃくちゃむずいっすね。
わりとそういう要求されることはあるんですね。
それに答えられるのすごいよ。
それがまたやりがいがあるとこなんだよね。
オッケーなんて言われんと、自分でやりがいあるなと思うと。
できないって言うのは許されないじゃない?負けられないって感じだと。
そこを俳子さんもう少しコンマ5秒遅らせてくださいって言って、
コンマ5秒、自分の中で感覚で遅らせたらパッチリですって言われるとさ、
良かったなと思うことあるよね。
編集でどうにかするんじゃなくて、やっぱそこは。
編集の人もいるんだけど、編集じゃない人もいるんだよ。
一連の流れで喋ってもらう。
一連の流れで。
あんな方がいいってことですよね。
そうそうそうそう。
タックはね、本当に巧みの世界なんだよな。
0.2を調整するのはなかなかね。
なかなかは。
でもできるのこれ。数えちゃいけないからさ。
数えられないし。
まあ無理無理ですよね。
さっきの自分の流れよりも、ちょっと遅らせよう、ちょっと開けよう。
いや、てんぱりそう。
てんぱりますよね。
いや、絶対てんぱりますよ。
そうだね。
いや、難しいだろうな。
そういうのがだから、日本語、日本だけなんだよね。
そこまでやってるのは。
そういう文化が確立してきたんですね。
昔の野沢雅子さんが若い頃とか、俳優さんだったんですもんね。
それでなんか、食えないから声優の仕事をし始めたみたいな感じなんですけどね。
吹き替えの。
吹き替えとかのところですよね。
声優さん出だしの頃って、声優さんっていう職務はなかったから、結構仕事はあったんだよね。
だから役者さんを引っ張ってきて、それでそこから声優に転向してっていう人も。
声優と俳優の区別ってないけどね、実際もね。
そうですね。
どっちも表現だからね。
根本は変わらないけど、でもさっき今林さんがおっしゃったコンマ単位で調整をかけるっていうのは、やっぱりちょっと練習というか鍛錬が必要な部分だし。
経験かな。
やっぱり僕らがアフレコパッといって、初見でパッとできるってことじゃないじゃないですか。
ですね。
演じることができても、そこに合わせるみたいなこととか、アニメだとマイクの前で入れ替わり立ち替わりみたいなこととか、あれはなかなか難しい。
絶対難しいよね。
あれで呼吸を合わせるってことはちょっと慣れないと難しい。
あれは慣れないと難しいですよね。
しかもあれでアドリブとか入れてくる人たちなわけじゃないですか。
そうですよね。
野田雅子さんの最初期、洋画の吹き替えの最初期とかは、生だったらしいよ。
生放送。
生放送?
生放送なんだよね。
えー。
1時間のドラマで、順にパパパパって。
ということで、その少年の声、少年の役を当てるときに、今だと若い女性の方が当ててることをその場で思いついて当てられて、若い人が少年の声を出せるんじゃないか、編成前の。
パッとやって、キミやって!ってやったのが、当てたのがその始まりみたいなことになって。
もう現場で、その場でなんとかしたみたいなことがスタートらしいし。
それって必要だよね。その場でアドリブができないとダメなんだよね。
声優さんもね、俳優さんもやっぱりあるじゃない。
ありますね。
アドリブ。
それはね。
ロケのときもあるじゃない。
これは音乗せないんで、適当に喋っててくださいっていうのがあるもんね。
なんで喋っていいかわかんないけどさ、いかにも楽しそうに喋らなきゃいけないし。
アドリブがちょっと必要なんだよね。
やっぱりそれそぐわないとNG出ちゃうし。
そうですよね。
そこは派手にしに、うるさすぎないようにみたいなこともあるし。
そういうのはすごくお芝居として要求されますもんね。
その辺の、例えばバスケットボールの試合を見てる観客の役でちょっとアドリブでやってくれとかあるじゃないですか。
その知識を持ってないと難しいですよね。
バスケの知識とか、野球でもサッカーでもなんでもいいんですけど。
それこそ調理師の役でちょっとアドリブでやっておいてくれとかってなったら、知識がないと難しいですよね。
用意しないと、最低限用意しておかないと怖くて現場に行けない。
難しいんですよね、あれも。
他の言語に今の自分の言語を合わせるって、結構文化差とかあれを理解してないと難しいだろうなと思ったりしますね。
そうですね。
急にクリスタッカーみたいに喋ってくれって言われたら難しいじゃないか。
そうですね。
黒人のババババババババーマシンガンみたいに喋れることって、わかるけどイメージとしては。
でも要求されることあるよね
ですよね
そしたら編集でなんとかしてもらうんだ
エディ・マーフィーとかさ
そうですよ
あんな風に喋ってると思っちゃうじゃん
我々さ
最初っから
そうですね
でも持ってきたもんだからね キャラクターをね
そうですよね
ジム・キャリーだって俺もあんな感じだと思ってました