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始まりました、KOJI Future Lab。
ゲストは、前回に続いて坂木茜さんです。
坂木さん、今回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
坂木さん、前半の部分でも、ちょっと触りをお話ししていただいたんですけど、
坂木さんのこれまでのキャリアの部分っていうのは、どんな感じなんですか。
ちょっと教えていただいてよろしいですか。
ありがとうございます。
私はですね、変なキャリア、変なキャリアって自分で言うのあれなんですけど、
なんですが、山口県から京都の大学に行ったんですけど、大学の時は伝統工芸を勉強してまして、
木工芸を職人さんから教えてもらったりですとか、
あと建築の勉強したりっていうようなところで大学生活を送りました。
卒業してすぐ新卒でフリーランスになりまして、
あんまり本当に仕事がなかなか進められなかったところはあったんですけど、
その周りの人にも助けてもらいつつ、デザインだったり企画のお仕事をさせてもらってました。
その後に海外にバックパックに行った期間が9ヶ月ほどありまして、
その後東京に戻ってきて、そこからフリーランスじゃなくて、
もうちょっといろんな人と働きたいなというふうに業務委託で、
ワーキングスペースと美術館で働いてまして、
その後人生初就職っていうところで株式会社ロフトワークという会社でクリエイティブディレクターをやってました。
そのロフトワークに勤めてた時にプレリカードの種が見つかったっていうのがあって、
去年の2月にプレリカード始まったんですけど、
実は去年の4月まではロフトワークで働いてたっていうのがあるので、
半年ぐらいは2足の同じ状態で働いてたっていう感じです。
それ以外にもちょっといろんな仕事とは言い切れないけど、いろんな活動をしてまして、
シェアハウスの管理人をやらせてもらったりとか、
音楽大好きで音楽やってたりとか、いろいろ欲張り、欲張ってます。
なるほど、なるほど。
そのキャリアのとこ一つ取っても聞きたいことばっかりなんですけど、
ちょっとお時間もあれなんで、自分が聞きたいところを聞いていきたいんですけど、
まずバックパックは9ヶ月ですけど、どの辺をどんな感じで回ってたんですか?
ありがとうございます。
国的には、国の数としては19カ国回りまして、
ルート的にはアジア、フィリピンから全体カンボジアとかから入り、
インド、トルコ、エジプトに行って、ギリシャからヨーロッパに入って、
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結構私は東ヨーロッパですね、アルバニアっていう国が日本人が99%いかないっていう情報を見て
行こうって決めたんですけど、そういうモンテネグロとかモスニアヘルツゴビナとか、
もう一気、フランス、イギリス、イタリア、ベルギー、ドイツあたりも行って、
最後ドイツから日本に帰ってきたっていう感じです。
いや本当アジアからヨーロッパ、しかもそのあえて日本人があまりいないところを行くっていう、
その辺がまた面白いですね。
そうですね。
その辺の、いろんな文化に触れたりとか、いろんな人とまた触れ合ったりとかって、
いろんな体験があったと思うんですけど、
そういうところって、やっぱり今の坂木さんの繋がっていることとか、
役立っているところであったりするんでしょうか。
めちゃくちゃありまして、もともと何で行こうと思ったかっていうところでいくと、
伝統工芸勉強してるって話さっきしたんですけど、
自分が日本の文化めっちゃ好きだなと思ってたんですけど、
実は日本以外の文化をそんなに知らないっていうことに気づきまして、
その状態で自分が文化とか、あとコミュニケーションがすごい好きだったので、
そういうところに携わる仕事がしたいなと思いつつ、
でも知らないまま日本がいいって言ってるのって格好悪いなっていうふうに思って、
そうなると結構私は体験しないと気が済まないというか、
一回行きたいと思ったらちょっと行きたいっていう気持ちになっちゃうので、
それで文化って一体何なんだろうみたいなことを、
自分なりに言語化できるようにっていうところでまず行きました。
行った結果まさにすごく文化って、
いわゆる観光地とか伝統芸能みたいなところだけじゃなくて、
生活自体にすごく文化を感じることが多くてですね、
朝ごはん作り方もそうですし、お風呂の入り方とかわからないですけど、
そういういろんな一つ一つの生活がそもそも違うことがすごく面白いっていうふうに思ったので、
そういう文化をどう守りながら変えていけるんだろうかとか、
そもそも文化って何なんだっけみたいなことを考えるのがすごく楽しいっていうのがあるので、
それが実はプレイリーカードが神名詞っていうところの文化の中で、
それって本質的に何なんだっけとか、
あとはどこは新しくすべきで、どこは残すべきなんだっけみたいなことを考える、
すごくいい自分の思考の土台ができたバックパッカーの時間だったかなっていうふうに思います。
あとは単純に人と喋るのがめちゃくちゃ好きなので、
いっぱい友達ができて自分の人生も豊かになったなっていう。
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なるほど。
またそこを経てまた日本に戻られてからも、
いろんなキャリアに経て、今も現在も多様な活動されてると思うんですけど、
今シェアハウスの管理人も続けられてるっていうことなんですけど、
その辺のこの活動っていうのは、どの辺に面白さを感じてっていうかっていう感じなんですかね。
ありがとうございます。
シェアハウスは今は東京の北千住っていう町で、
アサヒソウというクリエイターが集まるシェアハウスをやってるんですけど、
私はちょっと管理人という大それた肩書きを持ちつつ、
実際はこう一緒に住みたい友達を呼んでくるみたいな立場ではあるんですけど、
もともと京都に行った時に人生で初めてシェアハウスをしまして、
その時にやっぱり人と一緒に生きることとか、頼れる人がいるとか、
家族という形ではないかもしれないけど、家族的な安心感がある人たちがいるっていう状況が
すごく私にとっていい存在だったなとか、人生においてすごくいい出会いが多かったなっていうのがあったので、
もともとシェアハウスに住みたいなっていうのはあったんですけど、
でも意外とこんな人たちがいるところに住みたいとか、こんなことやってみたいとか、
自分の中でもやりたいことがどんどん広がった時に、
やっぱり探すより作った方が早いなっていうふうに思って、
それでシェアハウス作ろうっていうふうに決めたんですけど、
そのおかげでプレリーカードも生まれてたりするので、
結果的にはやっててめちゃくちゃ良かったなっていう感じではあります。
なるほど、なるほど、なるほど。
またいい言葉聞けたんですけど、探すより自分で作った方、やった方がいいっていう、
今の言葉もちょっと刺さったんですけど、
さくひさん、行動する、やりたいことでアクションするって、
そのことについて純粋にどんなふうに思ってますか?
そうですね。
何なんだろう、これは。
でも結構親の影響は受けてるかなと思うんですけど、
やりたいことは、
いろいろ工夫しながらトライした方がいいよねとか、
逆に両親がやりたいことができなかったりっていう経験があって、
そういう話をしてくれてたりっていうのもあったので、
私の中で、どっちにしろ後悔する。
やっても後悔するし、やらなくても後悔するから、
どっちみち後悔するんだったらやった方がいいよねっていうような、
結構プラス思考ではあるんですけど、
やらないと分かんないことがたくさんあるなっていうふうに思ったりとか、
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私自身、やりたいと思ったらやりたくてめっちゃうずうずしちゃうっていうタイプなので、
あんまり何かハードルがあって、
何かを背負って挑戦するっていう形よりも、
自分の興味関心がそこにあるから、
止められてもやりたいみたいな、
プラスで動いてることの方が多いかもしれないです。
なるほど、すごくかっこいいですね。
ありがとうございます。
プレリーカード、
約1年経過して、今2年目入られてるところだと思うんですけど、
今後将来的未来像っていうのは、
このサービスを通じてどういうところを目指していきたいという感じなんでしょうか。
ありがとうございます。
やっぱり目指す大きな形としては、
やっぱり人と人の出会いを豊かにするっていうところを、
やっぱりやっていきたいっていうところ。
あとは紙資源がそもそも無駄になっているっていうところがあるので、
そこを一人一人のアクションっていうところを通じて、
その無駄を減らしていくっていうところをやっていきたいという思いがありました。
でもそれをもう少し分解していくと、
やっぱり文化づくりってめちゃくちゃ時間がかかるなっていう風に思っているので、
それを少しずついろんな角度から作っていくっていうのは挑戦したいなと思っておりまして、
例えば今プレイリーカードですと、
もともとは2C向け、個人の方向けのサービスとして始まって、
今も個人のお客さんはめちゃくちゃ多いんですけど、
やっぱり法人様が紙メッシュ使ってるっていう背景もありますし、
実際に法人様向けのサービスを開始して半年ぐらいなんですけど、
かなりいろいろと需要があるっていうことも分かってきたので、
そういう個人間で文化を変えていくっていう話と、
もうちょっと社会を巻き込んで変えていくっていうところをやっていきたいなっていうのがあります。
そこのまたさらに具体のアクションとしては、
最近実はプレイリーカードというかプラスチック製のICカードなんですけど、
木材素材でカードを販売するっていうことを今月から始めたりですとか、
さっきの紙資源の文脈で、
プレイリーカードを1回使うと1円、
私たちが植林保全団体に寄付をするっていうグリードネーションっていう活動を始めたりと、
もう少しいろんな人がいろんな形で楽しんで使ったりとか、
何かの理由を持って参加できるようにっていうところは、
どんどん作っていきたいなと思っているところです。
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なるほど、ある意味先ほども今申されましたけど、
紙資源ですかね、その紙資源っていうところ、環境問題とか含めてのことだと思うんですけど、
そういうところも含めて巻き込んでっていうような感じなんですかね。
そうですね、やっぱりいろんな角度でプレイリーカードを持つ人が増えるといいなっていうのもあるので、
特にやっぱり今紙名刺を一番無駄にして、
全てが無駄というわけではないんですけど、
やっぱり渡した後にどうしようもできない紙名刺を作っているのって、
企業さんが多かったりもするので、
でもそういうところも一緒にアクションしてもらわないと、
なかなかこれで変わっていけないよねっていうところはあるので、
まさに本当にいろんな人を巻き込んでいけると、
いかないと文化づくりできないなっていう感じですかね。
佐々木さんのパワフルさだったらやってのけそうですね。
ありがとうございます。やります。
最後に力強い言葉をいただきました。
佐々木さんには2回にわたって登場いただきました。
本当にいろいろ楽しい話、素敵な話ありがとうございました。
ありがとうございました。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
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それではまた次回お会いしましょう。