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古代の福岡を歩くシーズン3
遥かな昔、海の道からそして陸路を通じて 福岡には様々な文化が入ってきました。
その足跡を尋ねる 古代の福岡を歩くシーズン3
この番組は 村形市、福津市、福岡県観光推進協議会の企画協賛
道の駅村形
福岡県商工会連合会
餃子の山鉢の提供でお送りいたします。
こんばんは、坂田周代です。
今夜は、世界遺産に登録された
神宿る島・村形・沖の島と関連遺産群のひとつ
新原・奴山古墳群についてお送りします。
新原・奴山古墳群は、沖の島の祭祀を司った村形市の古墳だと言われます。
前方公園墳5基を含む41基の古墳があります。
今夜は、この古墳の中の横穴式石室について
そして、さらに古墳から見える村形市を探っていきます。
お話を、九州国立博物館展示家研究員の小島敦史さんに伺います。
まず、新原・奴山古墳群と言われる立派な古墳
どういう理由で作られたのか、伺っていきます。
元々、大きな墳球、運動を持つ古墳というのは
弥生時代にも、実は墳球墓という形であるわけです。
九州だと有名なのは、吉野ヶ里石の墳球墓ですね。
弥生時代には、既にそういう義師は神殿に王様という王がいるわけですけれども
そういった一族の人を村の中心というか、ところに墳球を作って埋葬するという伝統自体は
既に弥生時代から存在しています。
古墳時代という時代の名前に古墳という名前がついているのは
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やはりこの古墳というのがこの時代に最大の構造物として作られています。
その伝統をやはり一番最初に作ったのは
大和朝廷あるいは大和王権と言われる大和の人たちです。
この橋墓古墳をはじめとした両墓参考地にもなっていますけれども
天皇この時代ですと大君と言われていますけれども
そのような大君が葬られる巨大な古墳というものを
それを模した形で大和朝廷に使えるあるいは大和王権にも
構成する地方の豪族もそれに倣って大きな古墳をたくさん作っていくという
そういう流れの中でシンバルの山古墳群というのも
大王房に倣って大きな古墳を作っていったという歴史的な背景があります。
これは人に見せるという目的の一つはあったんですか?
そうですね。やはり交通の要所というか主要な道路のそばであったり
あるいはシンバルの山古墳群であったら重要な港を見下ろすような形で
大きな古墳というものを作っています。
なるほど。港を見下ろすように船からも見えるような
そうですね。
そんな感じですか?
はい。公開をして特に瀬戸内海とかに面した大型の古墳とかは
公開をする上で一つの目印にもなったというふうに考えられています。
この横穴式の石室の作り方なんですけれども
これは地域によっていろいろ形があるんでしょうか?
そうですね。古くは九州と近畿で全く石室の作り方が違うことから
機内型、九州型みたいな形でなんとなく地方ごとに全く違う作り方があるんだな
ということが認識されてきたところですね。
それでこのシンバルの山古墳、これはムナカタ型ともいっていいんですか?
はい。私はムナカタ型というふうに呼んで研究しているところですね。
このムナカタ型といわれる古墳はどういう特徴を持っているんでしょうか?
一番の見た目上の特徴で分かりやすいのは
石室に入るための門の部分、玄門というところの石の組み方に非常に特色があります。
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この特色というのは門を支える柱の石があるわけですけれども
九州だとこの柱の石を立てて一つの石材で柱状の石を立てて門を作るんですけれども
ムナカタは柱石を用いずに扁平な石材を3段も4段あるいは5段も重ねて門を作るという形なので
石室に入っていったときの見た目が他の九州の石室とは全く違うという積み方になっています。
縦石ではなくて横に石を積んでいくという
そうですね
その他にはどういう特徴がありますか?
その他の特徴としては石室の完成したところからは見えなくて
博物調査をして初めて分かることなんですけれども
このムナカタの石室というのは深い墓穴の中に石室を作っています。
この墓穴の深さはだいたい3メーターから4メーターほどある非常に深いものですね。
そして天井はどうなんですか?
天井は基本的に部屋を長方形に作る特徴もありますので
長方形ですね
はい、奥の部屋を長方形に作る癖がありますので
それに対応するような形で天井も長方形、義民のような形になっています。
作り方の特徴として墓穴が結局3メーターぐらい深いところに部屋を作るものですから
ちょうど古今時代の地表面と石室の天井部分の高さというのがほとんど同じぐらいの高さになるんですね。
それからこの胸型ともう一つは糸島型というのがあるそうですけれども
これはどういった特徴があるんですか?
糸島型も胸型と同じように原紋に柱の石を立てずに石を平積みしていくという特徴があります。
胸型よりもさらに石の積む段数というのが多くて
多いものだと8段ぐらい積んでいるものもあります。
細かく積んでいくという感じになるんですかね?
そうですね。門の入り口が比較的広くて天井も高いという特色もあります。
天井は高い。形としてはどうなんですか?
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先ほどの胸型が長方形ですか?
はい。糸島の方は正方形の形の部屋を作るのが好みというか特徴があります。
糸島型の方は穴は掘らないんですか?
そうですね。この糸島の横穴式石室はまず鉱本を作る際にそういう墓穴をほとんど掘らずに
そのまま地表面のところに石を据えていって鉱本を作っていくという形で
出来上がった石室というのは同じ横穴式石室なんですけれども
完成に至る工程というか作り方が全く違う鉱本になります。
この胸型型と糸島型を比較してメリット・デメリットを挙げていただきますと
例えば胸型型の石室の作り方のメリットといいますかね、これはどういったことがありますか?
最大のメリットは一番横穴式石室が完成するときに使う天井石ですね。
この天井石を地表面からほぼ横にスライドさせるような形で積み上げることができる。
この天井石というのは横穴式石室の石材の中でも特に大きくて重たい石材ですので
これを楽に積めるということは非常に安全でもありますし
労力としてもかなり楽に積み上げることができますね。
これに対して糸島型石室というものに関しましては
もともとの地表面から一番下の石を積んでいくこともあって
天井石を積む段階では地表面から上の部分に天井石を積めなければならないわけなんです。
なので地表面から大体3メーターから4メーターぐらい重たい石材を
急斜面を無理やり引き上げて載せなければならないという特色がありますね。
天井石の壁も一つはいりますね。
そうですね。
なのでこの石室を積んでいくための石材もですね
棟型の場合は深い穴の中にお部屋を作っていくこともあるので
基本的に穴の中で作業していかなければならない。
深さ3メーター横幅も大体3メーターぐらいですね。
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かなり息苦しいぐらいの深い穴なんですけども
この中で石を積んでいかなければならないので
作業する空間も狭いですし当然作業できる人数も限られるという形になります。
そういった意味で棟型というのは天井石を積むのは楽なんですけども
そこまでに至る壁面を作るのは割と労力がいる
神経も使う石室になります。
これに対しまして糸島型に関しましてはほとんど穴の中というか穴を掘らないものですから
全方位というかですね作業空間が非常に広いわけです。
なのでより楽してというか安全に壁面を築いていくことができます。
ただ最後の仕上げの大きな石を引き上げるのが糸島型というのは非常に大変。
そういうわけで糸島型と棟型型というのは非常に長所と短所がですね
それぞれ入り組んでいるというか
どっちがいいかよくわからない。
そうですね。
どっちともメリットがあるしデメリットもある。
今夜は世界遺産に登録された神宿る島室方沖の島と関連遺産群の一つ
新丸沼古墳群の横穴式石室について探っています。
お話を九州国立博物館展示家研究員の小島篤さんに伺っています。
今度はこの棟型型といわれる石室の分布する範囲を聞きます。
ほぼ棟型群といわれるエリアが棟型型石室が分布する範囲になります。
ただこの棟型群群の境というのはですね
時代によってかなり縮まったり広まったりするんです。
特に現在霞谷群と棟型群の境というのが
小賀市新宮町とかが霞谷群の方に入って
福津市が棟型市が棟型群に現在なっているわけなんですけども
この群の境というのは近世ですね江戸時代に確定した群境でありまして
実際言うと群が設定される8世紀ですね
奈良時代には小賀市とか新宮町も棟型群の範囲に収まっています。
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なのでこの私が言っている棟型型石室というものの分布範囲というのは
近世の棟型群ではなくて古代の棟型群の範囲と重なっているわけです。
現在の市町村区分で言うと大体東は御賀町ですね。
西は小賀市新宮町のあたりまで広がっているような形です。
東は御賀川あたりから小賀市を流れる梶浦川あたりということですかね。
そういうふうに考えていいんですかね。
それからこういった石室を作った人たちですけどもね
これはどういった人々が携わったんでしょうか。
古今時代の文献には残ってないんですけども
日本書紀ですね。
日本書紀のもう一個次の歴史書である植日本儀とかには
実は言うと棟型べっていう人たちの名前っていうのが残っています。
この棟型べっていうのは豪族の私有民豪族に服従してた人たちに
何々べっていう名前がついているんです。
なので奈良時代にそういう人たちがいるということは
当然奈良時代よりも前に棟型の君に仕えていた一族の末裔ということですので
棟型べっていう人たちが古今時代にも存在していただろう。
この棟型べっていう豪族に服従している人たちが
基本的に棟型の君が本を作るぞといったときに
応援というか駆けつけて本を作っているんだろうというふうに考えられます。
そうですか。こういう棟型べっていうべ民と言われる人たちと
他の地域からもやっぱり来ているんでしょうか。
手伝いに来るというような形で。
そうですね。この時代の6世紀ですね。古墳時代の終わり頃というかですね。
古墳というのは有力な古墳ほど多地域の要素というものを持っています。
棟型ですと桜橋古墳という前方公園墳があるんですけれども
ここでは装飾壁画を実はいうと描かれていまして
この装飾を描くという文化というのは
もともと地句語であったり非語であったりという
そういう九州でも中心南寄りのですね文化なんですけれども
そういったものが飛び地的にですね村方にも取り込まれていっています。
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そういった地域から手伝いに来ているということを言えるんですね。
それからシンバルの山古墳の埋葬者から見た場合の特徴的なものといいますかね。
主張だけじゃなくていろんな人が埋葬されているんじゃないかという風に見られているということですけれども
これはどういう意味ですかね。
シンバルの山古墳群は大きくは
築谷崎古墳群の中にシンバルの山古墳群というのもあるんですけれども
非常に特定の範囲にたくさん前方公園墳と園墳が築かれているというのが
この古墳群の特色になります。
なので常に同時並行で前方公園墳や園墳というのが複数築かれているというですね。
一つ完成している古墳のそばにはその横で作っている古墳があって
さらにその谷を挟んだ別の丘陵でもまたあっちでも古墳を作っているという
そういう昔の姿を思い描くとですね
そういう姿、光景がですね思い浮かびます。
こういったところから見るとですね
明らかにいわゆる村方の黄身の直径の人たちだけが古墳に葬られたのではなくて
いわゆる村方の黄身、同じ村方の黄身の中の
おじさんの家であったりとかあるいはおばさんの家であったりという
そういう一族の人たちというのも同じようにですね
前方公園墳や園墳に葬られていっているというですね。
なので千葉新晴の山古墳群、千矢崎古墳群というものは
村方の黄身のお墓というよりは村方の黄身一族のお墓といった方が正しいのではないかなと思います。
ということは代々お父さんから子供に継いでいくという形ではなくて
族長になる人はその中で権力がある人がなったということも言えるでしょうか。
そうですねやはりこの古墳時代、村方の黄身だけに限られることではないんですけども
必ずしもいわゆるおじいさんお父さんその息子という形の直径での相続ではなくてですね
やはり各世代の中で一番力の強い人たちが村方の黄身の族長に継いていくという形になります。
なので非常に一族の構成というのは各世代でかなり流動的であったというふうに考えられます。
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今夜は世界遺産に登録された神宿る島村方沖之島と関連遺産群の一つ
シンバルヌヤマ古墳群と村方氏を探ってみました。
お話を九州国立博物館展示家研究員の小島篤さんに伺いました。
RKBラジオの鬼橋美知子です。
村方大島の最高峰三丈さんからは沖の島をはじめ九州本土一期そしてその間を行き交う船が見渡せます。
この場所で沖の島と同様の祭祀が始まり今もなお続く航海安全を願う信仰の場として中積屋は世界遺産に登録されました。
世界遺産神宿る島村方沖之島と関連遺産群を私たちの手で守っていきましょう。
ここで古代の福岡を歩くのリポーター中島梨彩さんです。
今日は春お出かけしたくなりますのでそんな季節の道の駅村方情報をお届けしようと思います。
春は何がおすすめですかねって道の駅村方の林信寛さんに伺ったら速攻こんな答えが返ってきました。
今年もイチゴ祭りを開催いたしますが期間は3月の17日から4月の30日まで開催いたしまして
出品されるイチゴにシールをイチゴちゃんシールという特別のシールをお付けしまして
それを台紙に10枚集めていただきますと300円のお買い物券をプレゼントするというそういった企画でございます。
いいですね。
いいでしょう。だからイチゴを楽しんでまたイチゴを楽しむという方法ができるわけなんですよ。
速攻こう答えてらっしゃるんですが実は林さん担当は水産加工課長なんです。
お魚の方なんですね。
前に農産物担当されてたのでイチゴ祭りの愛が弾けるわけですね。
せっかくなんでじゃあ村方のイチゴってどんな感じですかと林さんに重ねて伺いました。
村方のイチゴは品種も多いですしアマオ、サチノカなどを中心にたくさんの農家の方が旬のイチゴを出していただいてますね。
たくさんのイチゴの種類が出ますので食べ比べていただくというのも一つないかなと思いますね。
私が売り場を見た時もアマオがあってサチノカがあってベニホッピもありましたしホノカもあったと。
それに加えて出品者ごとにまた少しずつ味わいが違うのでかなりコンプリートしようと思ったら大変じゃないかなと思うんですよね。
味比べってのはいいですね。
そうなんですよ。イチゴそのものもなんですがこのイチゴ祭りの間ケーキですとかプリンですとかイチゴ大福とかイチゴを使ったメニューが続々登場してきまして
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その道の駅村方に出品してくる人たちだけじゃなくて近隣の飲食店も巻き込んでイチゴ祭りが行われるわけですよ。
これにイチゴ好きは絶対に村方に行かなければなりません。
さあそれでも林さんの現在の担当水産物の話も大事です。道の駅村方のお魚について林さんに聞きました。
やはりシーズンによってそれぞれお魚の漁種ですね。
入ってくる漁種も違いますしそれぞれシーズンによってそれぞれの魚をお楽しみいただきたいというのはございますが一番に超鮮度が売り物でございますので鮮度抜群でございます。
漁協からだいたいどうでしょうか早くて水揚げされたお魚が1時間で到着するほどの鮮度でございますのでやはり鮮度抜群なお魚を毎日お召し上がりいただきたいなと思いますね。
鮮度抜群いいですね。
超える鮮度で超鮮度。1時間だったらそう言いたくなりますよね。鮮度という言葉ではもう足りないと。
春のお魚ですとメバルとかカサンゴレンコダイこういったものが出てきますしあと海藻類が春は出始めていいですよね。
アカモクとかワカメとか。アカモクは大島それから地の島さんのものが出てくるんですがもうとにかく粘りはあるし歯ごたえはあるし最高ですよっておっしゃってました。
そして林さんのおすすめの一つワカメについてこんなお話もあります。
やはり旬ですから柔らかいですし熱湯にポッと入れていただいたら鮮やかなグリーンになりますんでそれで柔らかい旬のワカメをお召し上がりいただくと。
食べたくなりました。
そのまま酢醤油でいただくも良しおうどんに入れていただくも良しお味噌汁でもいいですし勿体ないので絶対生がいいななんて話をしながら盛り上がりました。
出始めはとにかく柔らかいんでやっぱり春のワカメは最高ですねって林さんおっしゃるんですね。
この後も4月の下旬にはこの道の駅村方お土産館がオープンします。
さらに5月11、12、13日に周年祭が行われて春に向かってどんどん盛り上がる道の駅村方です。
あったかくなったら出かけようという方も多いかと思いますが上宿島村方沖の島と関連遺産群楽しむついでに途中でも締めくくりでも行く前でもいいですが道の駅村方の美味しさを堪能してください。
リポーター中島理恵さんでした。
番組からのお知らせです。
ホームページのご案内です。
これまでの放送内容と番組を1回目からじっくり楽しむことができます。
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この番組は、村方市、福津市、福岡県観光推進協議会の企画協賛、福岡県商工会連合会、餃子の山鉢、道の駅村方の提供でお送りいたしました。
ご案内は坂田周大でした。
数学教師芸人の高田先生だよー。
高田先生の算数ワクワクラジオ。算数が不安なあなたを算数ファンに変えるポッドキャスト番組です。
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