00:06
はい、こんにちは、清鷹です。今日はですね、ステレオタイプに押し込めようとするマスコミというテーマでお話をしてみたいと思います。
僕の知り合いのですね、職人さんがですね、テレビの取材を受けるかというところでですね、
結局テレビ側がですね、これは番組にならないということで、お断りがあったということなんですよね。
どんなことかというと、その職人さんはですね、1週間ずっとですね、その仕事にかかりきりなんですよね。
個人事業主ですから、別にその労働時間がどうのこうのとかそういうことはなくて、その職人さんはその仕事が好きで、ずっとやってたいんですよね。
ずっと楽しいわけですよ。だからその人にとってはですね、その人の人生にとっては、その職人仕事がまさにその理想の人生なんですよね。
職人仕事をずっとやり続けるということが理想の人生なわけなんですよ。
でもテレビ局的にはですね、そういうのは期待をしていなくてですね、自然の豊かなところでサラリーマンを辞めてですね、
自然の豊かなところに住んでですね、職人をしてですね、例えばそのゆとりのある時間の中でですね、近所の人たちともこう仲良くしてみたいな、そういうイメージがですね、テレビ局が求める理想の人生の形なんですよ。
だけどその職人さんはですね、もう全然そんな感じじゃないんですよね。ずっと職人仕事をしているっていう、そんな感じなんですよ。
まあその方もね、サラリーマンを辞められてですね、やられているわけなんですけど。で、その人、自分にとってはそれが幸せなことなんだということをテレビ局の方にもね、下調べというのか、テレビ局が下調べをしてくるときにそういう話をするんですけれども、
どうもちょっとピンときていないわけではないんでしょうけども、ステレオタイプに陥っているので、なかなか取材をしてもですね、番組にならないと、そういうふうに言われるそうなんですよね。
03:11
やっぱりね、その何がその幸せかとか何が理想かっていうのは人によって違うわけで、まあこんだけその価値観が多様化している時代なんで、ステレオタイプなんていうのはですね、本当に今は時代遅れだなというふうに思うんですけど、
まあそういう時代遅れのステレオタイプにですね、今も相も変わらずですね、マスコミはそういう価値観をですね、押し付けようとしてくるというところがですね、如実に感じられてですね、まあこれはこれで面白かったんですけども、
まあそういう硬直した部分がですね、今回その兵庫県の知事選挙なんかでもですね、マスコミの敗北みたいなそういうことを言われてますけれども、結局はなんかその一方的な価値観とかですね、一方的なステレオタイプでですね、
物事を見て捉えてですね、報道しようとしていると、まあ報道というか放映しようとしていると、まあそういうことがですね、如実に、今回の職人さんのケースでもですね、如実に現れているなというふうに思いながらですね、時代の変化をですね、感じ取っているという、そういう今日でございます。
はい、それではですね、この辺で今日のところはですね、失礼をしたいと思います。また次回お見にかかりましょう。さよなら。