1. 喫茶クロスロード 本好き達のたまり場
  2. #154【国宝/プロジェクト・ヘ..
#154【国宝/プロジェクト・ヘイル・メアリー】なっしーの推し本読みました
2026-07-27 19:11

#154【国宝/プロジェクト・ヘイル・メアリー】なっしーの推し本読みました

今日はそらやんのひとりごと回/なっしーの推し本遅ればせながら読みました/なっしーのおかげで楽しめた!/頭いいってかっこいい!/知性と好奇心が未来をつなげるというメッセージがアツい/人生は思った通りにはならないけど、それは人生がうまくいかないということではない/


▼今日紹介した本

⁠プロジェクト・ヘイル・メアリー(アンディ・ウィアー)⁠

⁠「国宝」(吉田修一)⁠


▼キサクロではおたよりを大募集中!あなたの好きな本教えてね

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdrptC5Xic_oDRtY_J2IUyu_DHO8kV0L1o6XmTf6atulxdorA/viewform?usp=sf_link⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

そらやんが、なっしーが紹介した「プロジェクト・ヘイル・メアリー」と「国宝」の2作品を読了し、感想を語る一人語り回。SF小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」では、主人公の知性と好奇心が人類の未来を繋ぐメッセージに感動し、その人間らしさに共感した。一方、吉田修一の「国宝」では、歌舞伎の世界を舞台に、登場人物たちの人生の交錯や、特に女性陣の活躍、そして「人生は思った通りにならない」というテーマの巧みな描写に魅了された。どちらの作品も、読者によって着眼点が異なることの面白さを改めて感じた。

オープニングと一人語りの挨拶
明かりが落ちた店内。いつもとは違うBGM。 一人、また一人と、店員もキロにつくこの時間。
一人残った本日は、私、そらやんが、気の向くままにおしゃべりしたいと思います。 今夜はそんな一人語りにお付き合いくださいませ。
お久しぶりです。 今週もひとりごと回です。
キサクロのひとりごと会は、普段の店員同士のおしゃべりの形式ではなくて、 店員一人でひたすら好き勝手に語るという会です。
ちょっとあのひとりごと会が連続してしまって、大変申し訳ないのですが、 後で話すんですけど、ちょっと諸事情で私となっしーのスケジュールが全然合わなくって、
この2週間だけ個々で撮っているという感じになっております。 来週以降は通常のおしゃべりの感じでやっていきたいなと思っております。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の感想
そんなひとりごと会で、私が何を話したいかと言いますと、 なっしーがゴリゴリとしてくれた作品2つを、私も無事読み終えることができたので、
それがめっちゃ良かったのと、 私はまたなっしーと違う感想を抱いたので、今日はそのお話ができたらと思っています。
なので今日はソライアンからのなっしーへのお便り会というような感じで聞いてもらえればと思います。
ではラジオネームソライアン、お疲れ様です。 いつもキサクロを楽しくやらせていただいております。
なっしーさん、 プロジェクトヘイルメアリーと国宝、読み終えることができました。
いやー、面白かったです。
どちらも映画化して話題になっている良い作品だなというふうに思うんですけど、 まずプロジェクトヘイルメアリーの方から紹介したいです。
これはアンディウィアという方が書いた作品で、 これあの読んだことのある人はわかると思うんですけど、
何をどう話してもネタバレになってしまうので、 若干のネタバレを許してほしいという。
なので、ネタバレがとにかく嫌な人は読んでから聞いてください。
まあでも映画のポスターとか見たら宇宙ものなのかなーみたいなのはわかっちゃうとは思うんだけど。
これはね、長い眠りから目覚めた男の人が、 自分が何者かもすっかり忘れちゃってるんだけど、
自分の記憶をだんだんゆっくり取り戻していく中で、 自分はどうやら宇宙船の中にいて、
科学者で人類の存亡をかけて、一人で宇宙探査に出ているっていうことに気づくんだよね。
なので、人類の存亡のために自分科学者だから、 今まで培ってきた科学知識とか自分の知性とか探求プロセスを駆使して、
地球を救うために頑張るっていう話です。ざっくり言うとそんな感じ。
SFって結構重苦しい作品が多いなーっていう印象が私の中にあって、
社会的なテーマを扱っていることも多いから、
重苦しい雰囲気というか、あとはでちょっと悪いなみたいな作品になるのはいたしかたないというか、
それがSFの醍醐味の一つでもあると思うんだけど、
プロジェクトヘイルメアリーについては、一人でぶっ飛ばされて過酷な状況ではあるんだけど、
ずっと読んでる間はワクワクの方が勝ってて、明るい気持ちで読み進めていくことができました。
うん、すっごい楽しかった、読んでいて。
で、ナッシーはね、本当によく我慢をしながらこの本の紹介をしてくれていたんだなと、
その配信会の時に。
ナッシーの配信会も、ちょっとネタバレはあるんですけど、
物語の根幹部分については実は触れてなくて、
その結果だから私は読み進めているうちに、はぁー!みたいな大興奮と出会うことができて、
それは多分ずっと黙っててくれたナッシーのおかげなんですよね。
ナッシーありがとうっていう感じです。
なので私も何に対してはぁー!ってなったのかだけは、ちょっとここでは控えようと思います。
で、この作品の読みどころというか魅力は、ナッシーも話してくれた通り、
主人公の科学知識と自分の知性を生かして、
試行錯誤しながらお目の前で起きていることを探索するっていう姿勢なのかなっていうふうに思っていて、
いや頭いいってめっちゃかっこいいなって。
すごい頭の悪い感想を抱いてしまった。
小さな手がかりから、これはこうだから、こういう法則に当てはめるとこうなのかもしれない、
ということはこういうことができるのでは?みたいなことをずっと主人公考えてるんだけど、
そういう小さな手がかりから大きな突破口を開いていくっていう主人公がめっちゃかっこいいなって思って、
頭良くなりたいって。
勉強するモチベーションが湧きました。
それもそうだし、あとはそういう姿、
世界への好奇心とか探求心と絶え間の試行錯誤の先に、
人類の未来っていう下の世代への未来があるっていうメッセージが作品の中にあって、
主人公は地球にいた時は学校の先生をしていたので、
ふとすると学校の子どもたちのことがパッと頭をよぎったりすることがあるんだよね。
その子たちのために頑張ろうみたいな気持ちになる瞬間もあって、
自分の知性で戦って下の世代への未来を作るみたいなところって、
ともするともうAIが全部やってくれるからいいかみたいなことを考えてしまいそうな、
我々人類への希望なのかなっていうふうにも思ったりしました。
あとは、主人公の人間らしさみたいなところも私には本当に魅力的に感じられて、
でも人間らしさというか、たった一人で宇宙に投げ飛ばされて、
世界を救うプロジェクトになっている。
しかも科学者でめっちゃ頭いいっていうところまで聞くと、
すごい精神的に強くてかっこいいイメージが持たれそうなんだけど、
実際のところ、グレイズ博士、主人公はそんなことはなくて、
地球にいる時からなかなか自分の研究、自分の科学者としてのキャリアに関してはなかなかうまくいっていなくて、
結構もう拗ねてるじゃないけど、ふんふんみたいな感じで、
なかなか自分にも自信を持てず、
宇宙船の中でも結構いろんなことにイライラしたり、もやもやしたり、不安になっちゃったり、
とにかく自分はそんなに強い人間じゃない、
勇気なんてない、みたいなことをポロッとトロしちゃったりするところがあって、
でも私も宇宙船で一人で飛ばされたら、
いや無理だよってなると思うから、
そこらへんはすごく共感じゃないけど、
身近な存在として博士を捉えることができて、
でも博士はその中でもやらなきゃいけないことはいっぱいあるから、
何が起きてるのかっていうことを一つ一つ向き合って、
勇気をしっかり持って、物事を解決してやっていくっていうところが、
完全無欠なヒーローよりも応援したい気持ちが高まるというか、
っていうのがありました。
だからもう読んでる時、
いやもう早くグレースを、
早くもう主人公を幸せにしてやってくれ、
頼むよみたいな、
もう十分頑張ってるじゃんみたいな、
好きなだけビール飲ませてやれよ、
みたいなことをずっと思いながら読んでいました。
ちなみにこれ映画やってるんじゃないですか、
私この映画も見ることができて、
2週連続で一人ごと会になってしまったいきさつっていうのが、
私が7月の頭に1週間フランスパリに行って、
踊ってくるっていうような予定を立ててしまったがために、
日本にいなくてなしとスケジュールが合わずっていうところがあって、
ここで頑張りましょうってなったんだけど、
パリに行く行きの飛行機の中で見ることができて、
すっごいよくて、
映画には映画の良さもあって、
そもそも文字だけだった宇宙船の中と、
宇宙が映像になって目の前に出たっていうところが、
本当に感動しちゃって、
胸が熱くなりました。
すごい映像を見たなっていうふうに思って、
映画からでも原作からでもどちらからでも楽しめるなって思います。
原作は主人公の一人称でずっと進んでいくので、
主人公がそれぞれ何を考えていたとか、
それぞれの問題を解決するために、
どういう試行錯誤をしているのかっていうことを、
すごいしっかり描写してくれているので、
主人公の知性について深く感じられるのは原作の方かなっていうふうに思っていて、
そこがこの本の面白さでもあるので、
映画を見た後に原作を読むと、
また主人公への理解も深まっていいんじゃないかなっていうふうに思います。
こんなめっちゃ熱い本を紹介してくれてなし、
ありがとうっていう感じです。
「国宝」の感想
もう一冊読んだのでその話もしたいなっていうふうに思うんですけど、
これは国宝ですね。
吉田秀一さんの国宝。
これは人狂のお家に生まれたけど、
歌舞伎のお家に引き取られた菊男っていう少年が、
磯尾老先の歌舞伎のお家にいた同い年の歌舞伎役者、
歌舞伎役者にどんどんなっていく駿助とともに、
歌舞伎の世界で人生を歩んでいくっていう物語。
これはなしがなんと2回に分けて面白さを語ってくれたので、
もう話すことないのかなって思ったんだけど、
めっちゃあって、まだあるみたいな。
なのでこの話もしたいなって国宝の話もしたいなって思います。
こちらもちょっと派手にネタバレしていくので、
それはどうか許してください。
なしは映画と原作の差分のところで結構いろいろ話してくれたんだけど、
映画であんまり描写されなかった、
駿助が10年失踪する、
その10年で何が起きていたのかっていうところが、
原作では結構厚めに書かれているんだけど、
そこの話とか、
あとは映画に全く出てこないけど、
結構重要なポジショニングの登場人物がいて、
キクオが九州から歌舞伎の家に行く花池に行くときに、
ずっとついてきている徳治っていう、
同じく仁教の仲間がいるんだけど、
その徳治の話を通じて、
自分らが持つバックボーンとか血筋っていうところが、
自分らを救いもするし、悩ませたりもするみたいな、
背景と血筋の光と闇みたいなことを語ってくれてたなって思って、
私もそれすごい面白いなって思ったんだけど、
原作は、
なんていうんだろうな、
原作はキクオの話もすごい、
キクオと駿助の話もいっぱい書いてあるんだけど、
その他にも歌舞伎役者たちを取り巻く人々の活躍っていうところが、
すっごいいっぱい描写されていて、
それがとにかく面白くて、
そのおかげで、
昭和から平成って、
歌舞伎ってこういうふうに、
エンタメ業界で扱われていたのかなっていうことを、
想像できそうな感じがありました。
女性陣の活躍が本当にすごくて、
歌舞伎役者の奥さん、つまり李縁の妻たちって、
こんなに大変で、
こんなにお家を背負ってあちこち奔走しているんだなって、
本当にこんなにもお家の中心というか、
歌舞伎って本当にお家一家、
総出で戦っていくっていう世界なんだなっていうのを、
ひしひしと感じて、
とにかく女性陣はめっちゃかっこいいなって思いました。
あと他にも歌舞伎をエンタメ業界で盛り立てていくために、
様々な作を工業会社が講じていくんだけど、
その目線も面白くて、
ちょうどテレビとかバラエティ、
テレビの中でもバラエティ番組とか、
お笑いとか、新しい娯楽がどんどん出てくる中で、
伝統芸能っていうものの立ち位置とかが、
だんだん難しいというか、今までとは違うものになっていく。
それに翻弄されている歌舞伎と歌舞伎役者っていうところも見せられて、
時代を感じられる小説なんだなっていう、
立体感のある原作小説だったなって思いました。
あと、話の作りが上手いなっていう風に思ったところが一個あって、
人生は自分の思った通りにはならないっていうことが、
とにかく作品全体で突き通されていくっていう展開になっていて、
自分の中のいろんな感情が呼び起こされたっていうか、
どういうことかっていうと、
Aさんが良かれと思ってしたことが、
全く違うBさんを窮地に追いやってしまう、
みたいなことがいっぱい起きるんだよね。
あと、逆にもうダメだって思ったら、
助けのために動いたわけではなかったんだけど、
意図せずそれが助けになって、自分が救われるみたいなこととかも起きたりして、
ほとんどの登場人物は根っから悪い人みたいなのはいなくて、
癖のある人もいるけど、本心はこういうことも抱えてて、
みたいなそれぞれ信念があったりとか、
悪気はないけどちょっとチャランポランだったりとか、
いろんな人がいるんだけど、
誰かを貶めてやろうみたいなことを思って行動したわけではないんだけど、
なんかそれが全然噛み合わなくて、
いろんな人がすごい盛り上がったり、
急に奈落の底に落ちたりみたいな感じで、
みんなの人生が波乱万丈になっていくっていうところがあって、
それがすごい面白くて、
俯瞰した目線で私たちは作品を読めているから、
その人はそんなつもりじゃなかったんだよ、みたいなことを言ってあげたいんだけど、
言えないじゃん。
誤解は誤解を生み、展開は予想外の方向に、みたいなことをどんどん繰り返していて、
それが私たちの人生もこんな感じなのかなって思ったりしちゃって、
人生って思いました。
でも、人生は思った通りにはならないっていうのは、
人生はうまくいかないっていうことではないっていうところも、
また味わい深いところだったりもして、
思った通りにはならなかったけど、
それによってみたいなこともいっぱい起きて、
それもまた面白いなっていうふうに思って、
この作品の作りはすごい匠だなってなりました。
今日はそんな感じで、
国宝もプロジェクトヘイルメアリーもどっちもすごい楽しむことができてなし、
ありがとう、無事に日本に帰ってきたので、またおしゃべりしましょうって感じです。
読書感想の面白さとリスナーへのお便り募集
でも、読む人でこんなにも着眼点が違うっていうのが、
本を読んでその感想を語る面白さだなっていうことも改めて思って、
いろんな人の感想を聞きたいなっていうのも本当に思ったので、
皆さんも気軽にお便り送っていただけたら嬉しいです。
今日はそんな感じです。
ここまででトークテーマは終了ですが、
キサクロではいつでもお便りを大募集しています。
トークのご感想や本にまつわるお悩みなどをぜひご投稿ください。
ポッドキャスやノートにお便り投稿フォームのリンクをご用意しておりますので、
そちらからご投稿いただけると嬉しいです。
今後も喫茶クロスロードは毎週月曜日夜21時よりゆるっと営業していきます。
本日はお越しいただきありがとうございました。
またお待ちしております。
バイバイ!
19:11

コメント

スクロール