強制飲み会と新入社員への洗礼
いやー、僕ね、あの、帰宅しようとすると、絶対に先輩から飲み会に誘われる会社に行ったことがあるんですよ。
それを断っても、また別の先輩から誘われるし、それを断ったら、また隣の隣の先輩から誘われるんですね。
歌舞伎町のキャッチよりもタチが悪いんですよ。
ちなみに新卒の社員がそれを断ろうとするんですけど、どんな理由であっても罵倒されるんですね。
メンヘラとかパーハラ、それからアルハラを一気に繰り出してくるんで、なんかこう、ジャンプの敵キャラの最終奥義みたいなんですよね。
そのおかげで、転職してからね、最初の頃っていうのは、なんか飲み会のお誘いを受けるたびに、
わ、絶対に行かないといけないな。いや、転職したんだろ。行かなくてもいいだろ。申し訳ないだろ。行けよ。
いやいや、もうあの会社じゃないんだから、行かなくてもいいだろって、頭の中で変な天使と悪魔が会話してるんですよ。
飲み会の強制参加しなきゃいけない以外にも、その会社っていうのは、新しく入ってきた社員に対してはいろんな洗礼をやってたんですね。
例えば、新入社員は毒診療にぶち込まれて、毎日説教されるんですよ。
しかも、朝ランニングさせられたりとか、廊下を抱腹前進とかするんですけれども、
これって新卒の間のただの悪ふざけなので、やんなくてもいいんですよ。
けど、やれって言われたからやるんですね。
それから研修で山奥のお寺に2日間遊兵されるんですけれども、しかも2日目に滝修行をして、めでたくずぶ濡れになるんですね。
ちなみに滝の温度はゼロ度。めっちゃくちゃ寒いんですよ。空気が凍ってますね。
それから、死者のクリスマスパーティーで裸奮闘して100人の前でまったりするんですね。
いやー、入社前から古き良き会社だからね、いろいろあるけど頑張ってっていうふうに先輩から言われてたので覚悟はしてたんですけれども、想像以上でしたね。
いや、これ古き良きじゃなくて古すぎて悪だけなんじゃないかなって思ったんですけど。
古い業界の営業と過剰接待
ただ、お給料はそれなりに良かったんですね。
で、入社したんですけど、ただ入社して知ったんですけれども、飲み会とかゴルフの量が凄まじすぎて、出費がどんどん凄まじくことになっちゃうんですよ。
もう全然貯金できないんですね。
中には先輩の中ではね、財布は空にしてなんぼや。ほな、今日は朝まで行こかーって飲み会のために発言する最悪な虎さんみたいな先輩もいたんですよ。
いや、もう勝手に破産してて、ジ・エンドしてほしいんですよね。
で、仕事はね、法人のルート営業がメインだったんですけど、業界全体が古すぎて悪だったんですね。
例えば、挨拶しただけなのに値上げしたら殺すぞって言われたりとか、
で、工場でトラブルが起きて納期が遅れることになって謝りに行ったら、
うーん、なんかこう、あんた調子悪いわね、うーん、調子悪いわねーって、
あのー、ハンザーナオピの黒崎みたいなお客さんに1時間ぐらい嫌味を言われたこともあるんですよ。
会食も多かったんですけど、だいたい週末を迎える前に一撃でHPがゼロになるんですね。
自分の場合は、なぜか呼ばれた別のお客さんとの接待で散々飲まされてあげく、
帰りにセブンでストロング缶を買わされ、走りながら息のみをするっていう気持ち悪いダービーをさせられてたんですよ。
8年在籍した理由と転職
新卒からその3年目まではね、こういうような感じで可愛がりを受けてたんですけど、
ただなんだかんだ8年は在籍したんですね。
なんで耐えられるのか、なんで耐えられたのか、やっぱ給料なんですよ。
給料正直良くて、当時の給料は今も追い越せてないんで今普通に不満なんですけど、
業界としても景気が良くて、ボーナスになると至る所で部署で打ち上げがあったんですね。
毎日飲んでるからそこで打ち上げなくてもいいだろうと思ったんですけど。
あとなんだかんだ人も良くて、新卒の時はパワハラされまくりだったんですけど、
3年目ぐらいになるとようやく仲間として認識されるんですよ。
ようやくその一網の仲間入りするんで、お客さんとか仕事の愚痴を言いながら楽しく会話もできるようになったんですよね。
ただエピソードが色々あって、そのエピソードの話を動機とかとするんですけど、
みんな毎回毎回地獄みたいなエピソードが蓄積されてて、みんな営業マンだから盛るんですよ。
あれ?そんな出来事あったっけ?みたいな疑問を感じながら喋るんですけれども、
もはや何が嘘で何が本当かは全然分からないんですよね。
その後も結局私は転職したんですけど、単純に仕事がきつかったですね。
あと40,50歳の先輩たちみんなが目が死んでるんですし、しかも堪能がないんですよ。
堪能はアルコールの飲みすぎとかで悪くなるらしいんですけど、堪能は別に僕愛着はないんですけれども、
普通に会社で生きてて臓器を失うの嫌すぎるって思ったんですよね。
でも心身ともに削ってお金に変えてる感覚だったので、もう削りたくないと思ってベンチャーに転職したんですよ。
ちなみにそのベンチャーに行って、それはそれできつかったんですけど、それはまた別の機会にお話しします。
以上です。