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スピーカー 1
建設の知らない世界,聴くから始まるまちづくり。このポッドキャストは、建設業を愛し、建設業に愛された男と、建設業界に日々向け合う株式会社アスピアの皆さんと一緒に、学校では教えてくれない建設業の面白さを学んでいく建設エンターテイメント番組です。
パーソナリティの株式会社新建新聞社の小池です。
スピーカー 2
アスピアの永田です。
スピーカー 1
この番組は、長野県松本市にある株式会社アスピアの本社からお送りします。
なんか一人足らなくないですか?
スピーカー 2
足りないですね。
どこ行っちゃいました?
スピーカー 1
アスピアの桃瀬保代社長は、何処へ?
スピーカー 2
ちょっと今、打ち合わせで遅れてるみたいです。
スピーカー 1
そうなんですね。
初めて二人で始まった回ですけど、なんかちょっと緊張しますね。
スピーカー 2
ドキドキしますね。
スピーカー 1
どこかに行かれてるわけではないということで。
ひょんなタイミングで。
そうですね。
スピーカー 1
途中から入ってくるかもしれないということで、楽しみにしながらも、
今日のお話にちょっと進めさせてもらおうかなと思いますが、
建設現場についてですね、思い浮かべた時に何を思い浮かべますか?
スピーカー 2
そうですね。
重機とか、足場とか、職人さんとか。
スピーカー 1
職人さんね、そうですよね。
これは別にクイズじゃないのでね、正解不正解は関係ないんですけど、
今回ですね、コンクリートについてちょっとお話できたらなと思って、
建設現場って言った時に、建物であれ、道路であれ、橋やトンネルであれ、
やっぱり全てに関わってくるのがコンクリートかなということで、
今日ですね、建設業界なくてはならないコンクリートの知らない世界ごとで解説をしていくということなんですが、
素材を解説するのに相応しいですね、絵本があるんですね。
スピーカー 2
あれですね。
スピーカー 1
たくさんの詩義というですね、絵本についてお話をしていきたいというふうに思うんですが、
雑誌として販売をしているものなんですが、今ちょっと廃盤らしいので、
スピーカー 1
ちょっと貴重なものでアスピアネクストに寄贈させていただきました。
ぜひ来た方に見ていただきたいなというふうに思いますので。
スピーカー 2
大人から子供まで。
スピーカー 1
そうですね。楽しめる。
スピーカー 2
いい本ですね。
スピーカー 1
どんな絵本か、じゃあ早速この話題でですね、進めていきたいと思います。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
それでは始めましょう。
せーの、最高建設。
前回もですね、建設業の子供向け絵本教育本でお話をさせていただきましたけれども、
今回は福音館書店さんから出ている月刊たくさんの不思議のシリーズの
コンクリートって何?っていうですね、タイトルの絵本というか雑誌というか、
割としっかりとしたものなんですけど、これを題材に紹介してまいります。
文、細田明って書いてあるんですけど、これ横浜国立大学のコンクリートの専門の先生ですね、
教授なんですが細田明先生が書かれた本ですね。
監修というかですね、書かれた本で、小汗森康さんという方が絵を描いたもので、
2022年の1月号として、このたくさんの不思議シリーズの1月号、
2022年1月号で出てるんですね。なのでちょうどもう4年前ぐらいのものになるんですけど、
今コンクリート説明しようとか、何か知ってもらおうといった時には、
すごく大人も分かりやすいし、僕も説明するのにいいなと思ったので、
ちょっとこの中身見ていきましょうかね。最初にね、ちょっと書かれてるんですけど、
家の外に出て、身の回りのコンクリートを探してみましょう。
さっき話しましたけどね、建物の多くはコンクリートでできています。
川にかかる橋、電柱、道路の舗装、よく見るとたくさんのコンクリートがあります。
鉄道の高架橋や高速道路などにもコンクリートでできた橋が多く使われています。
私たちの生活をこれらのコンクリートが支えているようです。
コンクリートって何なんでしょう?いいですね。
スピーカー 2
気になります。
スピーカー 1
気になりますよね。
で、これめくっていくとですね、親子でドライブに出かける姿なんですけど、
これ多分僕、直接ご本人にお会いしたことがあるので、
右にいるね、お父さん役のこの方、たぶん細田先生です。
スピーカー 2
似てます。似てらっしゃいます。
スピーカー 1
なんか雰囲気似てますね。
で、横にいるのがおそらく娘さんということで、本人かどうか分かりませんが、
娘さんという設定で書かれています。
で、コンクリートは人工の石です。
人工の石ですね。石なんですね。
コンクリートの長所はどんな形のものでも作れることです。
で、コンクリートの中を見てみましょう。
大小様々な石の粒が埋まっています。
これらの石の粒は骨材、骨に材料の材ですね。
骨材と言ってコンクリートを内側で支えています。
で、灰色の部分、これはセメントと水を練り混ぜたセメントペーストというもので、
骨材をくっつける糊の働きをしています。
昔は川の砂利や砂が使われることが多かったんですけど、
日本では川から取れる量減ってきてしまっているそうです。
なので最近では山から岩を切り出して、
細かく砕いて骨材に使うことが増えているということですね。
これまで以上に川や山の限られた資源を大事に使うことが求められてきていると。
そうですよね。川だらけって僕、前の時にお話したことありますけど、
山にも限りはありますよね。
全部削っちゃうわけにもちろんいかないんですけど。
なんか見たことありません?ドライブか。
スピーカー 2
高速道路とかね、走ってると。
スピーカー 1
そうですね。高速から東北の方で山肌を削って、
ダンプカーが走ってみたいなのをやってますけど、
あれがね、コンクリートの骨材を採取している。
そんな様子なんですね。
骨材を地上で最も安い糊であるセメントペーストでくっつけたと表現してますけども、
要はセメントペーストって糊ですよ。
それで骨材たちをくっつけたコンクリートは、
世界中で使われている建設材料なんです。
地球上では様々な物質が商品になるんですけど、
売り買いされる量で最も多いものが水とされている中で、
その次に多いのがコンクリートなんだそうです。
水はね、確かに理解されるということで言うと、
ちゃんと引っ張ってくるために必要な水ですけど、
コンクリートも採掘するには国の許可が必要だとするので、
そういう意味では売買をしている人はね、
勝手に山越えて持っていっちゃいけないものとして扱われていますね。
コンクリートの多くの場合はコンクリート製造工場で作られています。
今ちょっとね、次のページ見ていただいたら、
でっかい施設が描かれてますよね。
これ、ゆうさんどうですか?
なんか身近なところで見たことあったり、
なんかどっかこういうのってよく各地にあるなって。
スピーカー 2
どこの町というかね、市にもありますね。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
どこに行ってもこういった形の建物って、
たぶんみなさん目にしはしてるでしょうね。
スピーカー 1
ですよね。なんかでっかい背の高いタンクみたいな建物と、
あと長いなんかあの、なんていうんですか、
ストローを斜めにしたような。
すべり台みたいな。
あれ、ウォータースライダーじゃないんですか。
スピーカー 2
違いますね。
スピーカー 1
あれがベルトコンベアーで骨材を運ぶものなんですけど、
ああいうこう長いベルトがあり、
で、そこの下にトラックがこう止まって、
コーヒーミルみたいなんですね。
スピーカー 1
上から骨材がザーッと、コンクリート材料が落ちてくる、
そういう建物になってるんです。
これを全体にプラントって言い方よくしますけど、
採石して砂利や砂をここにプラントに集めて、
スピーカー 1
それでコンクリートの材料になるものを作っているんだと。
ということで、さっきね、各地に見かけたことあるって言うんですけど、
川沿いとかありますよね。
河川敷みたいなとこ川沿いにあったり、
あと山の削っているそばにも、
なんかこういう建物っていうのを見かけることは皆さんあるんじゃないかなと思いますね。
これを要は工場になると、材料となるセメント、骨材、水、コンクリートに
特別な性質を持たせるための粉や化学薬品などがあると。
で、建造物ごとに使うコンクリートをどんなコンクリートにする必要があるか、
いったものごとに最適なコンクリートっていうのは違ってくる。
コンクリートといえばもうこれって決まってるわけじゃなくて、
配合とかそういうのも含めてそれぞれ必要なコンクリートっていうのが違うそうですね。
なので料理のレシピのように使う材料の種類や分量を変えなきゃいけないと。
材料はそれぞれ決められた重さに測った後、ミキサーで練り混ぜて柔らかい状態になるんですって。
これをフレッシュコンクリート、要は生コンクリート。
生コンクリート。
そうですね。生コンとは言ってましたけど。
フレッシュコンクリートっていう呼び方、ここ新鮮なんですけど。
これを味付けた車、コンクリートミキサー車って後ろにトラックの荷台のところにぐるぐる回ったあれですね。
それに積み込まれて工事現場に運ばれていくと。
これも大事なところですね。
フレッシュコンクリートを決められた時間内に現場に着くように運ばなきゃいけないと。
そうしないとフレッシュコンクリートが固くなっちゃって現場で使えない。
これ大事ですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
近くの現場だったらいいんですけど、なかなか距離があったり、
交通量の多い時間帯とかっていうのもあるでしょうから、
そういうのも計算をしながら現場の皆さんに届けるために段取りをするということも建設業でも一つ大事な仕事になってきてますね。
もうちょっとめくっていきましょうか。
工事現場に着きましたね。
工事現場に着いたら、フレッシュコンクリートはポンプ車に受け渡されて、
遠いところまでポンプの圧力で送られていくと。
型枠の中に入れた後は、型枠ってわかりますかね、イメージ。
木で作るやつですよね。
そう、木で作るやつ。
ざっくり言うと、コンクリートは柔らかい状態なので、
それを流し込んで固めるためのフレームっていうんですかね。
それを型枠と言うんですけど、その型枠っていうのを専門で組む型枠工さんで、
書書人さんがいらっしゃいますよね。
その型枠の中に流し込んだ。
流し込んだ後、バイブレーターという機械で振動を与えるんです。
型枠の外から木筋で叩いたりとかするんですね。
スピーカー 2
やってらっしゃいますね。
スピーカー 1
ゴンゴンゴンゴンってやったり、バイブレーターのブーンってやつで、
かき混ぜながら流し込んでるのを見かけたことがあります。
中にある余分な空気を逃して、隅々まで行き渡るように締め固める作業らしいです。
なるほど。
締め固めの作業って言いますね。
なるほど。
さっき型枠の話したんですけど、マンションとか、いわゆる建物、
背の高い建物とかで、いわゆる鉄筋だけが上にビューンと何本も束になって、
パスタの束みたいに上に伸びているのを見たことないですか?
スピーカー 2
ありますね。パスタみたいだなと思ってました。
スピーカー 1
パスタですよね、あれね。何なんだろうっていうことなんですけど、
見えている部分はまだ型枠が組まれていない状態。
その下に行くと型枠が組まれて、フレッシュコンクリートが流し込まれている状態のところ。
もっと下まで行くと、それが固まった状態でもう頑丈な鉄筋コンクリートができている。
そんな状態のものを挿しますね。
あと、横に編み編みに格子状っていうんですかね。
格子状に足元にバーっと床面で鉄筋が広がってたりするのもイメージありますかね。
あれもいわゆる型なんですよね。
床面を作るための型枠で、そこにフレッシュコンクリートを流し込んで、
同じようにバイブレーターで締め固めをして固くなるまで置いておくということをする。そんな作業ですね。
スピーカー 2
これ結構ドローンで私撮りに行くことがありまして、
結構上からタイムラプスで撮ったり何回かしたことがあるんですけど、
徐々に灰色が、職人さんたちが動いている姿が結構面白くて。
スピーカー 1
面白いですね。
スピーカー 2
何個か会社の中にもデータがあるのでまた良ければ。
スピーカー 1
そうですね。ぜひ見させてください。
これが半日くらいすると、これは現場だったり環境によるんですけど、
半日くらいするとコンクリートがしっかりと固まり始めますが、
固まるためには水が必要なので、水分を逃さないようにすることが大事。
その作業のことを養生と言って、ラップで食べ物のお皿をしっかり覆うようなイメージ。
水気を残して蓋をする、ラップをする、みたいなイメージなんですって。
そうしないと乾燥してひび割れができたり、長持ちしなくなったりするんですって。
スピーカー 2
まさにお料理。さっきからお料理とちょっと近いものがあります。
スピーカー 1
もしかしたら細田先生料理が好きなのかもしれない。
料理に例えるシーンが多いかもしれない。
これでも意外なんですよ。固めるにはカラッカラに乾かす方がいいって思っちゃって、
水気がかからないように養生というかラップをしているのかと思いきや、
ある程度の水分がないと固まらないんですって。
これ面白いですよね。
ひび割れって確かにそうだなって。
よくコンクリートの壁なんかでちょっとピキピキっとひびが入っちゃっているようなのは、
あれがだから水分が抜けちゃって乾燥しひびが入っちゃったんですね。
そういうふうに考えると、結構繊細な。
あんなダイナミックなコンクリートだけど繊細な作り方というか、
神経を研ぎ澄ませて現場でやっているんだろうなというふうに感じたところですね。
次のページ見ると面白いですね。
コンクリートはどうやって固まるんでしょうっていうのが絵に書いてあるんですよね。
セメントと水がどうやって固まるのっていうことなんですけど、
紙粘土に水を足してこねると柔らかくなって乾いて固まります。
でもこれとは違うんだそうです。
コンクリートを作る材料であるセメントと水を混ぜると、
化学反応で全く別のものに変化するんだそうです。
セメントの粒はとっても小さくて、径が0.02ミリくらい。
これが水に触れるとセメントの成分が溶け出して、水和物という硬い物質ができる。
まさに化学反応で固まっていくということですね。
この化学反応を進むとセメントの粒の周りに生まれた水和物は、
まるで手を伸ばしてつなぎ合うように最初に水が湿っていた場所を埋めていくと。
水が多いはずだったのに手をつなぎ始めたらだんだん水の居場所がなくなって、
セメントの粒たちがどんどん大きくなっていくということですね。
どんどん固まった団体になっていくというかですね。
こうやって少しずつ固まり、骨材の周りを水和物が取り囲んでいってコンクリートとなるのです。
水と練りを混ぜた直後からセメントの化学反応が始まっていますが、
数時間反応がゆっくりと進むため、その間に工事現場に運んだり、
型枠の中に入れることができると。
水和物がすぐに、瞬時に固まっちゃうような成分、化学反応だと流し込んでもすぐ固まっちゃって、
なるのがこのちょうどいい塩梅みたいなところが配分・配合のところになっていくんでしょう。
これちょっとさっき鉄筋コンクリートの話をしたんですけど、
これちょっと面白い表現があったので紹介しますね。
この今見ていただいている絵本の中の23ページ、
右上のところに絵が描いてあるんですよ。
これ意味わかりますかね。
コンクリートに弱点があるんですって話をしたんですよ。
コンクリートには弱点があって、コンクリートは押される力にはとても強い。
そうですね。
押される力には強いんだけど、引っ張られる力には弱いんですって。
なのでひび割れが発生すると。
これどうでしょうね。
身近であんまりコンクリートを固める作業ってなかなかしてこなかったんで、
押すと強い、押す力には耐えるけど、
引っ張ると実はひびが入りやすいって意外ですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
なんかコンクリートって引っ張ってもしない、どっちも頑丈っていうね、
ビクともしないみたいな印象ですけど、
実は引きに弱いです。
で、一方で鉄筋ですね。
鉄筋は引っ張られる力っていうのに強いんです。
逆に押される力には弱い。
これなんとなくちょっとイメージ枠ですかね。
ギュッとこう両サイド持ってグッと内側にやるとポキってこういくイメージですけど、
逆にまっすぐ両サイドに外に引っ張ろうとすると、
ビクともしない。
なんかプツンって切れる感じがない。
っていうのが鉄筋は押される力には弱いんだけど、
引っ張られる力には強い。
これさっきのコンクリートと真逆。
スピーカー 2
逆ですね。
スピーカー 1
押しに強いコンクリートさんと押しに弱い鉄筋さんが一緒になると、
スピーカー 2
出会ったと。
スピーカー 1
出会っちゃって一緒に過ごしてると、
押しにも引きにも強い鉄筋コンクリートさんになれる。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
これすごく面白いなと思って。
スピーカー 2
面白いですね。
スピーカー 1
なんか鉄筋コンクリートっていうのが最強に思ってる人多いと思うんですけど、
当然それはそれで弱点はあるんですが、
強さ弱さを補完し合って鉄筋コンクリートっていうものが建物なんかで多く使われていると。
面白いですよね。
スピーカー 2
面白いですね。
スピーカー 1
これ鉄筋は剥き出しだと錆びやすいですよね。
鉄なんでね。錆びやすいんだけど、
コンクリートに守られていることで長持ちをすると。
これもそうですよね。鉄筋さんは外に裸に出てると錆びを直接受けやすいところ、
コンクリートっていうガードがあるだけで長持ちにつながってるっていう。
この辺を組み合わせた最初ってすごい。
スピーカー 2
すごいですね。
スピーカー 1
すごいですよね。
この相性良くねってやってみたってことですよね。
素晴らしいなと思って。
これは実は20世紀半ばには引っ張られても丈夫なコンクリートっていうのが発明されていくんですって。
引きにも強い。
進化系ですね。コンクリートさんの進化系で引きにも強くなっちゃったコンクリート。
あらかじめコンクリートを強い力で押しておいて、
少しくらい引っ張られてもひび割れることがないようにするんですって。
こういう開発って結構だから開発は進んでるんですよね。
もうこれで完成形良しとしておらず、どんどん開発が進んでるんだなっていうのもわかりますね。
今は道路や鉄道の長い橋はほとんどこの強いコンクリートでできているんです。
この発明でコンクリートの建物や橋などの形はさらに自由になり、
大空間の建築とかですね、長い橋なんかも作れるようになったと。
これが20世紀半ばなんで、まだそんなに古い話じゃない。
そういう開発が今の私たちの暮らしを支えてるんだっていうのが面白いなと。
あとさっきの鉄筋コンクリートですけど、ビルとかの柱で、
中のパスタがむぎ出しの柱の話しましたけど、
あれは仕上がると見えなくなっちゃうわけじゃないですか。
中はこうなってるんだっていうのを工事の途中を見てるとわかるというか、
そういうのも結構建設現場見てると面白いですよね。
この押しに強くてひに弱い話はユウさんぜひ使ってください。
スピーカー 2
テイルカのように昔から喋ってみたですね。
スピーカー 1
もう自分のものにしていただいて大丈夫です。
ありがとうございます。
一応これを今話した中では、コンクリートっていろんな種類があって、
いろんなところで今使われていますと。
自分たちがどういうコンクリートを使ったらいいのかみたいなものは、
まさに現場によってそれぞれ違うと。
例えば橋を専門に工事している方もいれば、
マンションのような箱物の背の高い建物を頑丈に作るために
コンクリートを扱う方もいらっしゃいますけど、
それぞれが持っているコンクリートっていうところの必要性っていうのは、
全然違ってくるということで、
よく硬いコンクリートがいいコンクリートとかっていうようなイメージもつくかもしれないですけど、
やっぱりいいコンクリート、悪いコンクリートみたいなものっていうのは決して一律に言えなくて、
この現場ではすごくふさわしいコンクリート、適したコンクリートっていうのを
開発が進む中で選んでいくっていうような形ですよね。
そうするとやっぱり知ってるコンクリートの配分とか、
こうするとこうなるみたいなものは経験だったり知識だったり、
そういうのに詳しい方からの学術的な動きというか、
最近のトレンドはこんなものでみたいな話っていうのも興味湧いてきますよね。
スピーカー 2
そうですね。もっと知りたい。
スピーカー 1
もっと知りたくなってきますよね。
今ちょうどここにいない保代さん、保代社長がですね、
自分のポッドキャストをやってらっしゃる中で、
この松本市っていう場所を拠点にした山沢さんって会社さんありますよね。
社長の岸爪さん、僕も何度か会社にお邪魔してお会いして話したこともあるんですけど、
なんかこのポッドキャストに呼びたいなって。
スピーカー 2
そうですね。お話聞きたいですね。
スピーカー 1
思いましたね。
僕らが今全体のコンクリートって何の話をしている部分は、
ある意味スタンダードというか入り口の部分でしかないと思うんで、
これをもうちょっと掘り下げた回みたいなので、
スピーカー 1
ゲストに来ていただいてね、ちょっといろいろ教えてほしいですよね。
スピーカー 2
そうですね。本当に現場目線というか。
スピーカー 1
ぜひぜひ。
スピーカー 2
うちの現場に出ている、まさにコンクリート扱っている社員もたくさんいますので。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
その辺の話も聞けるとまた面白いかもしれません。
スピーカー 1
そうですね。
これちょっと絵本の話進めていきますけど、
スピーカー 1
今ちょうど見ていただいたのが23ページでしたよね。
スピーカー 2
23ページです。
スピーカー 1
ちょっと戻りましてですね。
13ページ。
アジテータ社。町中でもよく見かけますコンクリートミキサー社ですね。
ドラムがゆっくりと回っているのに気づいたでしょうか。
これは手をつなぎ始めた、さっき話した水和物をバラバラにして、
フレッシュコンクリートが固まらないようにするためです。
そう考えると、これに乗せた水和物さんたち、
手をつながないように回しているという。
スピーカー 2
そういうことですね。
スピーカー 1
これもまた捉え方ですけど、まだ手をつながないぞ。
今ここで手つなぎ禁止みたいな。
そういうことですね。
つながせないぞということで。
現場まではちょっとイチャイチャすんなよっていうところを想像すると面白いなと思うんですけど。
科学反応ですね。高温にしたり高い圧力をかける必要はありません。
人間が普通に生活する環境で進むと。
特別な工場の中でなくても大丈夫なので、だからコンクリートってどこでも使うことができるということなんですね。
手はつながせないけど、どこでも別に君たちは過ごしていいんだよ。
スピーカー 2
そういうことなんですね。
スピーカー 1
この現場までは責任持って運ぶから、その中ではイチャイチャしないで、現場に着いたらイチャイチャしてくれということですね。
スピーカー 2
現場でイチャイチャします。
スピーカー 1
現場でイチャイチャ。
合ってるんですかね。
コンクリートの先生に怒られるか。
でもね、たとえ話なのでね、わかりやすくいこうと思うんですけど。
さっきちょっと話した採掘のときの話ちょっと触れますね。
セメントはコンクリートを作るときの大事な材料です。
セメントの主な原料が石灰石です。
石灰石はもともとサンゴなどの大昔の生き物の化石。
海底に積もった化石が地球のプレートの移動によって持ち上げられて、石灰石の山となったということなんですね。
セメントを作るための石灰石やその他の材料は地球の地表部の岩石、岩ですね、や土の層などに含まれていると。
なのでセメントは世界のいろんな国で作ることができるということなんですね。
石灰石なんですけど、この採掘後ですかね。
この採掘しているこの山の絵が今映ってますよね。
採掘した石灰石をすんごい大きな穴に落とす、縦鋼という採掘の作業なんですよね。
そこに下に落ちていく感じですかね。
で砕いたりしてるんですかね。
砕きながらベルトコンベアで横にずっと運んでいってセメント工場まで運ばれていくと。
山のそばにあるセメント工場というのはまさにこういうことをやっているんですよね。
このさっき話しましたけど、石灰石の採掘っていうのが誰でもやっていいもんではないという国の許可が必要で、
最初の採掘計画を提出をしなきゃいけない。
そこに最近は環境問題がありますよね。
山が削られるとなるとそこで同時に起こるのが、緑がそこで削られていくということに対して、
緑化っていうものをちゃんとやりましょうねというのも最近では言われているということですね。
削っていけばいくほど山肌が見えて、緑がなくなっていく様子っていうのはなんとなくイメージがわきますよね。
ただ一方でコンクリートっていうものももちろん必要になってくるので、
環境を守りながら削るみたいなことがやっぱり技術的にも必要になってきているというのが様子としてはわかりますね。
こういう採掘の現場から運ばれたセメントですね。
日本では不純物が少なくて質の高い石灰石の山がたくさんあるんです。
不純物が少ないってちょっとイメージわからないですけど、
いい石灰石が採れるんですね。日本の山っていうのがたくさんあるので、
セメント工場は割とそういうところに建てられるケースが多いと。
これも限りはあると思うんですね。
今後こういうセメント工場ってどこまで活用されていくのかというのも、
まさにね、先話した当事者である方にもお話、専門家に聞いてみたいなと思いますね。
ちょっと話また飛んでいきますけど、今度はですね、トンネルが出てきましたね。
これは26、7ページになるのかな。
スピーカー 2
ですが、日本は山の多い国だからたくさんトンネルがあるよって細田先生が言ってます。
スピーカー 1
細田先生とおばしき人が言ってます。
トンネルにもコンクリートが使われています。
日本の山は崩れやすいものが多いと。
日本の山は崩れやすいものが多いんですね。
ダイナマイトで山肌を爆破、葉っぱって言いますけどね。
山肌を爆破して機械で掘り進めるときに、山が崩れないようにすぐ固めなきゃいけないと。
そのために使われるのが吹き付けコンクリートって言います。
吹き付けコンクリートがまた出てきましたね、新しいのは。
これはどういうものかというと、絵が描いてますね。
これ知ってます?今描かれている絵。
ミキサー車の前にアームが出てたり、工廠作業車の乗る場所があったり、ミサイルみたいな形でプシューって吹き付けてたり。
これドリルジャンボっていうトンネルを掘るときに、それこそ真っ先に現場に台線に置いてですね。
このから先を爆破して葉っぱするって。
火薬を詰めるのは人らしいんですけど、火薬を詰めるための穴を開けたり、その作業をやるためのいろんな腕がついている。
スピーカー 2
変わるんですね、作業する腕が。
スピーカー 1
いろんな腕を持った組み物なんですけど、この先端に放水車みたいなものがついている。
それが吹き付けコンクリートの吹き付け部分ですね。
これ鉄のアーチと吹き付けコンクリートで補強した山の地肌。
トンネルなんでアーチ状に持っていくんですけど、上のところアーチになっている部分の同じ形の鉄のアーチっていうのを作っていくわけですね。
そこに吹き付けコンクリートで補強した山の地肌にたくさん穴を開けて、ロックボルトっていう長い鉄の棒を差し込んでいくんですね。
放射状にっていうんですか、五光が差すような、旦那さんの後ろみたいな、太陽の光のあれのように放射状に鉄のボルトがブスブスと刺さっているんですけど、
これは吹き付けコンクリートで補強した山の地肌に、補強しないと崩れやすいということで、コンクリートを使って補強した上で穴を開けてボルトを差し込むという形ですね。
穴と鉄の棒の隙間にもモルタルですね。セメントと水と砂を混ぜたものをモルタルって言うんですけど、モルタルを注入して固めると。
モルタルの注入っていうのもいろんな工法があるんですけど、建設業のトンネル工事をやるような会社さんとか、
高速とか乗ってると見えるっていう話でもあると思うんですけど、山肌にチョコレートの板チョコみたいなのがビャーって貼られてますよね。
ああいうのもモルタルを使われているケースにもあって、モルタル吹き付けっていうのがあったりします。
モルタルを注入するケースもあるし、吹き付けるっていうケースもあります。そういった作業をして固めると。
こうやって崩れやすい山を補強しながら掘り進めていくんですよと。
これトンネル作る時どうやってるんだろうってね。これも面白いですね。
作ってる最中は我々入れません。入れないですからね。できたものしか見てないから、これ確かにどうやって穴を開けるのかなって普通に思いますよね。
こういう工夫がされている中でコンクリートが使われて工事が進んでいるということですね。
次のページにも吹き付けコンクリートのことを書いてます。
このコンクリートはすぐ固まる化学薬品だからうまく混ぜてやってるっていう話が書かれてますが、
本当に強力なスプレーで吹き付けると、掘ったばかりの山の地肌にすぐくっついて一瞬で固まるんです。
これの技術もすごいですよね。
スピーカー 1
さっきの話、コンクリートって半日ぐらいかけてゆっくり固めていくと、ゆっくり水和物さんが手を繋いでいちゃいちゃして、手を繋いで固まるっていう話だったのが、
ここはもういちゃいちゃする間もなく、すぐ固まっちゃうっていう吹き付けが。
スピーカー 2
ちょっと見てみたいですね。
スピーカー 1
見てみたいです。トンネル工事やってる会社さんも結構中野には限られちゃうんですけど、大手さんが入ってきたりとかもしていて、
トンネル工事の大きな工事っていうのも中野にもあったりはしますんでね、現場見れる機会があるといいですね。
コンクリートの話題でいくと、割と今重たったところというかですね、挙げましたけど、もう一つね、大きなコンクリートっていうのがあるんですよ。
大きなっていうか、大量に使われる。
ゆうさん何だと思います?大量にコンクリートを使う構造物と言えばいいですかね。
スピーカー 2
ダム。
スピーカー 1
ダム正解ですね。ダムほどコンクリートの量って半端ないですよね。
想像しがたい。
すごいですよね。これ日本には数多くのダムがありますと。
ダムはたくさんの水を貯めておくところです。ダムにはいろんな用途があります。
水神としてみんなが家庭で使う水を貯めたり、大雨の時に川の下流で洪水が起こらないように水をせき止める防災のためのダムもあります。
貯めた水で発電をすることもあるし、農業や工業のために使われることもありますと。
で、コンクリートで作るダムっていうものもありますが、岩石、岩や土をもって作るダムあるんだそうですね。
ただやっぱり最もポピュラーなのが、水が流れ出ようとする力を巨大なコンクリートで抑えつけているダムですね。
ダム庫に貯められる水っていうのは大量だから、押して倒してしまう力、制圧って思ってるけどもそれを支えるって相当な荷重と力が必要だと。
で、コンクリートの薄い水平の層をいくつも積み重ねて作られているんですよね。
なんかちょっとここもイメージが湧きにくいんですけど、要するに一枚岩というかね、一枚のコンクリートがドーンっていくよりも、
もっとこう緻密に薄いコンクリートを重ねて重ねてってやった方が強度が増すってことなんですかね。
なんかね、その辺も面白いですね。
これトンネルとまた違う工夫だと思うんですけど、ダム用のコンクリートっていうのは骨材の量がすごく多い。
ゴツゴツしたとても硬いコンクリートなので、さっきの配分の部分でいくと骨材の量が多いっていうのがこのダムに適したコンクリートだということですね。
で、ビルの工事現場などで使われるようなドロドロとした普通のコンクリートと違って全く流れることはありません。
ダムの工事現場に特別に作られたミキサーで練ったものなので、ダム用のコンクリートを作っているということですね。
スピーカー 1
ダンプカーやクレーンで運んで、ローラーの強い振動で締め固めて平らにすると、なんと綺麗に敷き流したばかりでもすぐにその上をダンプカーで走れちゃう。
だからやっぱりさっきの固まるっていうのが、すごく強度が強いっていうことと、あとすぐ固められるということで、すぐその上ダンプカー走れるようになるということなんですね。
これ多分普通に、普通のコンクリートを平らにしたところをすぐその上にダンプカーなんか走ったら大きくへこんじゃって作る話になるだろうと。
そうですね。
このやっぱり重機も上に走れるっていうところが、すごいスピードで積み重なっていく作業をここでやっているということで、
これもまた緻密な計算をしながら施工を進めているんだなという想像がつきますね。
ダムの現場も見に行ってみます。行きたくないですか?
スピーカー 2
行きたいですね。
スピーカー 1
行きたいですよね。
なんかスケールのデカさ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
土木構造物の中でもやっぱり群を抜いているんじゃないかなと。
トンネルって長いけど、目に見えている部分って限られるじゃないですか。
ダムはね、それこそユウさんが言うドローンを飛ばして空から見たら相当圧巻ですよね。
楽しそうだなと。ぜひ現場も見に行ってみたいですね。
スピーカー 2
行ってみたいですね。
スピーカー 1
さあ、コンクリートで作られた大きな建造物をいろいろ見てきましたが、
私たちの生活を支えているものをインフラストラクチャー、インフラと呼びます。
ダムもインフラのひとつです。
学校や建物、道路、鉄道、港湾などのほか、農業、水道、ガス、電気のための施設もインフラだと言えます。
インフラがなければ私たちの生活は一変します。
特に大都市に住む人々はインフラがなければ生きていくことさえできなくなります。
私たちは古い時代から長い時間をかけてインフラを整備することで、より便利で安全な暮らしを手に入れようとしてきました。
しかしインフラを作ることは環境を破壊する側面もあります。
インフラに支えられた私たちの暮らしが自然とどのように共生していくべきかを考えることはますます大切になっています。
さっきの採掘の話も同じですが、
インフラを壊してしまう、崩してしまう、そこをどう保管していくかは、
使う側も作る側もみんなで考えていかないといけないという話です。
この絵本を見ていると、コンクリートのフレッシュさと強固さなのに繊細さが色々と知れています。
もっと身の回りにあるコンクリートが気になるようになりました。
ミフさんはどうでしたか?
スピーカー 2
最初は料理のところから始めました。
スピーカー 1
そうですね。そこを食いつきますか?
どうしてもそこに行ってしまうことがあります。
元料理人にとっては外せないですよね。
スピーカー 2
科学的なところに行って、本当に機能に繊細、緻密な計算の上に成り立っているのは、
どうしたって生活していれば目に入ってくるものではないです。
見方が変わってくるというか、興味を持って見てしまいますね。
スピーカー 1
そうですね。
自分の身の回りにあるコンクリートをどうやってできたんだろう、
もし知っている方がいらっしゃったら、その方に聞いてみるのもいいかもしれないですね。
改めて聞くということを、何となく身近すぎてしないものになっちゃってるかもしれないですけど、
実はこれってこういう工夫があるんだよ、そうなんすか?みたいな話っていっぱいありそうですよね。
スピーカー 2
そうですね。本当にたくさんの知恵と工夫が詰まったものの上で私たちは生活しているんだなというのは思いますね。
スピーカー 1
今日勉強した内容は、ぜひそういう身近な人にも伝えられるもの、
さっきの推しに強くて引きに弱いコンクリートさんと逆の鉄筋さんが一緒になったら最強じゃんっていう恋愛のようなところも、
自分たちもコンクリートと同じように生活する上で、推しに強い人、弱い人を引き合わせるような未来が作れたらいいなと思った次第でございます。
今日は絵本コンクリートってなぁにおきっかけに、コンクリートの奥深い世界を覗いてみましたけども、
最終的にホヨウさんが間に合わなかったですね。コンクリート話をホヨウさんにも聞かせてあげたいですね。
スピーカー 2
そうですね。また別のもっと深掘りした時に。
スピーカー 1
そうですね。さっきちょっと専門の方を呼んだゲスト回って話しましたけど、ぜひその場にホヨウさんもいていただきながらで面白い話聞けたらいいなと思いますね。
ただの灰色の硬い壁がちょっと違って見えてくるかもしれませんね。
スピーカー 2
そうですね。私もワークショップをアスティアとしてやらせていただいている機会がちょっと多くてですね。
簡単に固まるセメントというかコンクリートで、鉢植えだったりキャンドルランタンを作ろうみたいなワークショップをやってるんですけど、
スピーカー 1
改めてそんな面白さもワークショップで伝えていけたら、僕現場出てる人間じゃないので、ただ一般の方と一緒に何かもの作る機会もあるのでコンクリートを使って、
スピーカー 2
その辺もちょっと今日のお話も踏まえて、またワークショップやりたいなと思いました。
スピーカー 1
いいですね。今回ご紹介したのが絵本ということで、ぜひリスナーの皆さんにも図書館とか本屋さんでこの絵本また。
この絵本は実は廃盤になっちゃってるんですよ。なのでちょっとアスピアネクストに寄贈しましたんで。
アスピアネクストさんでぜひ手に取って見ていただけたらなと思います。
それでは今日はここまでです。
スピーカー 2
私たちアスピアではアスバクというイベントを定期的に開催しています。
テーマはまちづくり。ワークショップや講座などゲストの方からお話を聞いたり、
参加者の皆さんと一緒にアイデアを出し合ったりする学びと交流の場です。
詳しい内容はインスタグラムやノートなどのSNSで発信しています。
少しでも興味を持っていただけたらぜひお気軽にご参加ください。よろしくお願いします。
スピーカー 1
建設の知らない世界。聞くから始まるまちづくり。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それでは次回もお楽しみに。ありがとうございました。
ありがとうございました。