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2022-03-19 02:10

新潟キーワード「新潟地震」

2021年度科目「デジタルジャーナリズム論」で制作された作品です(担当:英語文化コミュニケーション学科 日水里佳子)。

Photo by 国立防災科学技術センター - 1964年新潟地震オープンデータ特設サイト

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新潟キーワード
このコーナーでは、新潟の歴史をめぐるキーワードを紹介します。
今日の新潟キーワードは、新潟地震。
昭和39年6月16日午後1時1分。
日本海の新潟県と山形県の沖合にある淡島付近を震源として、マグニチュード7.5の地震が発生しました。
新潟地震です。
この地震は、新潟平野や坂田平野の軟弱な砂質地盤の上に築かれた都市部で、大きな被害を出しました。
犠牲者は、新潟、山形、秋田3県で29人に達し、特に液状化現象による建物や橋などの損傷が目立ちました。
また、津波も発生し、最大で高さ3から4メートルの波が北海道から中国地方に至る日本海側に押し寄せました。
地震による地盤の液状化自体は珍しいものではありませんでしたが、都市部の施設が大きな被害を受けたのは初めてで、
新潟地震の被害はその後の都市づくりにも大きな影響を与えました。
また、この地震は日本の歴史上最大級の石油コンビナート災害をもたらした地震、
日本において数多くのカラー映像で被害状況を残すことができた初めての大規模地震として記録に残っています。
新潟地震の教訓から、地盤の液状化対策や建物の耐震対策などの技術が開発されるなど、
様々な防災対策が強化されるようになりました。
50年前の新潟地震から学んだことは、今も生きています。
慶応福園大学の英語文化コミュニケーション学科の秘密理科講師がお届けしました。
02:10

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