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こんにちは。今回は先日話した読書会で出た話題の本、浅井涼さんの何者っていう本なんですけれども、ここから
湧き出た感想というのがね、自分の人生とか自分の考え方に重ね合わせて、すごい気づきになった内容だったんですね。
これはもう6年前に映画化されて、かなり話題になってね、賛否両論すごかったんですよね。
何者っていう小説のあらすじは、就活している若者たちの心の葛藤を描くものなんですけど、
一般的に就活っていうのはね、内定が欲しい、合格したい、内定なかなか決まらなかったら焦るし、
なんかもう人生の大きな決断を迫られる時期ですよね、就活。本当にストレスと疲れでしかない時期かなと思うんですけど、
そこで若者たちが何を思い、何を選択し、どう人生を動かしていくかっていう心の葛藤を描いて、もう鋭く切り込んでいったんですよね、浅井涼さんが。
で、これちょっと面白いエピソードなんですけど、その方から聞いたんですけどね、浅井涼さん、その本を出版された時に、友人から連絡があって、
その本を読んで感想がね、もうお前とは縁を切るって言われたらしいんですよ。
やっぱり世の中のことって真理を言いすぎると傷つく人ってたくさんいるんですよね。
あ、まとえてる、やばい、みたいな。あ、それ言っちゃう、みたいな。みんな気づかないふりして隠してたのに。
傷つきたくないから隠してたのに、そこを向き出しにする、みたいな。
これ本当に面白いなと思ったんですよ。浅井涼さんの友人がね、も縁を切るって電話してきたぐらいに衝撃的な内容ということなんですよ。
これ私が読んだ感想は、別にあの、私はね、逆に勇気をもらったんですよね。そうだよねって。
これが広まればいいなって私は思ったんですよ。 けれどもこう、世の中の多くの人がこう、
就活にやっぱり力を注いでいい会社に入って、いかに安定した企業でみんなに自慢できる
内手をもらって、幸せに暮らしていけるかということを競ってるような構図がありますよね。
そこをね浅井涼さんは、ちょっとこう皮肉に、
皮肉な視点から照らしているというか、 そこ言っちゃうって思う人がたくさんいるんだろうなって。
2極化するというか、分かれるんですよね。就活を当たり前に考えて真面目にやっていく人たちと、
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そこに違和感を持っている人たちとに分かれるんじゃないかなって。 そっちを選ばなかった人、就職を。
もしくは就職したけど、ちょっとこう、違和感があって辞めたりとか、いろんなそれぞれの選択があると思うんですけど、
私自身は以前から話しているようにね、就職というものをして、もう何十年も会社員として勤めて、そこで合わないなと。
我慢に我慢の限界を経て、合わないと思ったから辞めて、今自由に自分の好きなことをしている中で、
そこからの視点からね、この就活というのを見た時に、
なるほどなと。人はね、経験してみないと分からないんですよ。
これね、経験した私が、その若い人に偉そうに、その就活とは、みたいなのを言うわけにはいかないんですよね。
20代なら20代、その時に経験した方がいいことがあるので、それぞれの人たちが。
そうやって自分の経験から感じ取って分け出してくるものなので、もう年配者としては見守るしかないんですよね。
自分はこんな人生を生きたよというのを言うことはいいと思うんですけど、
やっぱりこう、年齢の違いで偉いとか偉くないというのはないので、立場が上とか下もないんで。
だからそれを思うと、20代の大学を卒業する人たちの心の葛藤、痛み、不安、焦り。
うまく描いたなっていうか、そういうふうに描くかっていう感じの物語でした。
それでですね、その小説の中で出てくる言葉で、やっぱり怖がって、自分がクリエイターとして働いているある人が出てくるんですよ、登場人物の中で。
その人が、いやいや自分はちゃんと温めて作品を100点にしないと世に出せない。
恥ずかしくて10点や20点のものなんて世に出せないよっていうプライドの高い男の人が言うんですよ。
そしたら有森霞の役なんですけど、普段こう大人しい役なんですけど、その子がいきなり怒りにも似た感情で、
評価が10点20点でも自分の中から出しなよ。世に出ないと評価さえつかないんだよ。
100点になるまで煮詰めたって、そんな家庭は誰も売ってないっていうシーンがあって、めちゃくちゃ鳥肌。
うわーっていうか、これ分かりますかね。
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これはね、ちょっとプロフラレアが言ってた言葉でもあり、よく起業したいんですけど、でも準備があるからできないっていう人たちに対して、
準備?なんの?って。いや、やっぱり1年とか2年勉強して、ちゃんとしたものを出さないとっていう人に対して、
1年2年準備して温めたところでゴミはゴミって言ったんですよ。その信念と同じですよね、これ。
君ら準備したところで、何なのっていうか、世間は待ってくれないよというか、
早く焦らすっていうことじゃなくて、勇気と覚悟を持って経験として世に評価されに行った方が、気づきって湧いてくるんですよね。
そこでやっぱり叩かれたり罵倒されたりしたら傷つくじゃないですか。誰だってやっぱり温めたい、叩かれたくないと思うわけですよ。
ここで私が思ったのが、私の出した本っていうのはかなり叩かれたわけなんです。
低評価がついて、こんなものお金出す価値がないとか、面白くない、時間の無駄とか、書いた人がたくさんいたんですね。
その時、私2年前に出したんですけど、本当に正直勢いで出してしまって、
出したい、本が出せるんだ嬉しいっていう自分の中に湧いてきた本を、
プロに頼むわけでもなく全部自分でやっちゃったんですよ。
表紙も構成も修正もチェックも、アイデアももちろん書くのも全部自分でやって出したら、
やっぱりプロの人とかが見たんですかね。
で、読書好きの人が見て、低評価をくらった時に、その時はショックやったんですよ。
早すぎたかなと。もうちょっと丁寧にすればよかったかなと思ったんですけど、
あの時出さなければ、もう本を出版して2年っていうこの経験値は得られないし、
今まだ私が出してないとしたら、作家ではないわけなんですよ。
何者でもない、それこそ。
ああ、そうや。そうなんだ。
でですね、聞いてくださいよこれ。
サロンを始めた時も、またこれまた勢いで出したんです。
自分がやりたいっていう気持ちで、もうこれができたらどんなに素晴らしいだろうと思って、
資格を取ってすぐに家を改造してベッドをすぐに買って、私はサロンをオープンしたんですよ。
あまりの早さに先輩たちが早すぎるよと、自分は整えてからやりなさいとか色々言われたんですよ。
あの、ジャッジされた。まだまだダメだ、もっとちゃんとしないとみたいな。
けれど私はやりたい気持ちを抑えられなかったんですね。
それでサロンをオープンしました。
けれど案の定めちゃくちゃ批判してくる人がいて、
こんなサロンどうのこうのとか。
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なんかイチャモンをつけられたわけなんですよね。
やっぱりその時に早すぎたのかなと。
もうちょっと何か考えて丁寧に作るべきなのかなと思ったけど、
サロンをオープンして2年とか3年とか言ってるわけで、
丁寧に作るって言って1年2年温めたところで、
私まだサロンオープンしてない人間だったら、
サロンもしてない、本も出してない、何者でもない人間になっちゃうんですよ。
評価さえもらえない。
けれども色んな人から評価されてここまで来たんだから、
そこを悔しいとか修正したり改めたり直したりして、
今やっとサロンもめちゃくちゃ素晴らしい人が来てくれるようになったし、
こうしてやっていくんだと。
こうやって自分を整えていったらいいんだなってやりながら変えていって、
自分の成長してる段階で値段も上げていってるし、
最初の頃は無料でやったり安くでやらせてもらったりして、
これで良かったなと思うんですよ。
とりあえず出す。
傷ついたり、もうやめようかなと思ったり、
本も出版もやめようかなと思ったり、お休みしたり、
サロンもやめようかなと何度も思ったけれども、
それでも続けてきて良かったなと思うのは、
やっぱり世間に向き出しに出した。
これは多くの人ができないことなんですよ。
この何者っていう本の感想に戻りますけど、
これはやっぱり評価を恐れて、
出さないってどうなの?っていう突きつけるシーンがあってね。
それと就活っていうのも、
縛られるから就職しない。
こんなもう自分は企業なんかに縛られる人間じゃないって言って、
やらない選択もいいけど、
有森霞は、あなた就職もしたことないのに何が分かるの?と。
経験したこともない人間が偉そうに言うんじゃないよ。
みたいなシーンがあって、めちゃくちゃ鳥肌なんですよね。
私は一回就職してみるのはいいと思うんですよ。
結婚だって一週やなって話をしてて、読書会で。
結婚もしてないのにああだこうだ、不安だどうのって言って、
しないのもどうかなと。
したかったらすればいいと思うし、
恋愛だってすればいい。何だってそう。
本当にこうしてみて傷ついたっていい。
そこから湧き出るものがあるんじゃないっていう、
気づきで。
本当に読書会を一緒にした人からのお勧めだったんですけど、
そこでその人とした会話っていうのが本当に素晴らしくて、
世に出して低評価をもらった私の話をその人にしたんですけど、
その人もクリエイター、クリエイティブなものを発信している人で、
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低評価をくらったらどう思う?っていうことを言った時に、
その人はまだその人が理解できない段階なのかなとか、
逆に興味深くその意見を聞くっていうふうな言い方をしていて、
本当に自分に自信があって、
本当に自分の作品を大切にしているんだなって感銘を受けましたね。
私がああでもない、こうでもない、何年もかかったことを
この若さでこの人は気づいて、しっかりと作ってるんだなってことに気づいて感動しました。
この何者っていう作品をね、進めてくれたことは、
私のやっぱりこれからクリエイトしていく人生に
とても大きな一石を投じた作品になったので、
本当に感謝の気持ちでいっぱいですね。
そうなんです。怖がってたら何者にもなれないんだよって。
何か一歩踏み出すことでお前はダメだとかジャッジされるけど、
けど何者かであるわけで、
ジャッジされてるダメな自分でもいいじゃないって。
愚かな自分でもいいじゃない。
あなたはあなたという存在っていう。
いきなり素晴らしい存在になれないからね。
いきなり売れっ子の作家にもなれないし、
いきなり予約の取れないサロンになれるわけじゃない。
いろんな、くじけたり傷ついたりしながら、
作品はできていくんだから、
多分この浅井龍の意図としては、
いっぱい叩かれてきたんでしょう。
そうやって友人から縁を切るって言われるような
覚悟をしてまで出したんでしょう。
でもまあ、制定のヘッキリキやったやろうね。
こんなこと言われるんやと。
こういう取り方をされるんやと。
それってその人とも話したんですけど、
その友人の受け取り方なんやね。
浅井龍は別に誰かを傷つけようと思って
その本を出したんじゃなくて、
それを読んだ人に何か心当たりがあるというか、
隠してたものが剥き出しにされて、
刺されたから怒ってるんでしょうね。
こんなの書いてお前とはもう絶好やと。
いや、これはここまで心を動かしたのは、
すごい作品やなと。
なかなか書き切れないと思うんですよね。
私自身も脇に出てくるものがいっぱいあっても、
それを小説に本にするっていう作業っていうのは、
すごく難しいんですよね。
やっぱりそれは浅井龍さんの才能やと思うし、
いい作品を見せてもらったなと。
そして読書会でこの作品を進めてくれた方に
本当にありがとうって言いたいし、
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その人にも感想のメッセージを送ったんですけど、
出会えてよかったって、この本とあなたにっていうことを
送らせてもらいました。
素敵でしょ、すごく。
何者っていう作品はコメント欄にURLを貼っておくので、
かなり前の作品になりますけど読んでない方がいたら、
ぜひどう思うか、自分はどう感じるか読んでみてください。