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吉田篤弘さんの「金曜日の本」について語る
2022-01-12 13:20

吉田篤弘さんの「金曜日の本」について語る

この本は随筆でありエッセイ。吉田篤弘さんの幼少時代について書かれていますが、詩的でアートな心あたたまる一冊です。何度も読み返したくなるようなスープのような作品です。 #読書 #本好き #エッセイ #吉田篤弘 #作家
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今日は、あの遺冊の本についてお話したいと思います。
吉田篤弘さんという方の、金曜日の本という本なんですけど、この方は小説を何冊か出しておられて、
それからはスープのことばかり考えて暮らした、という題名の小説を読んでね、
あのなんかすごい独特の世界観だなと思って、
なんかすごく好きだなと思ったんですよ。で、その方のこの金曜日の本というのはエッセイなんですね。
あの幼少時代のことを書いたエッセイなんですけども、
あのものすごくこれがね良くて、
なんか私とちょっと似てるなっていうところで、かなり共感して聞き込まれたんですよね。
あのやっぱり静かで落ち着いてて、一人が好きで、本が好きでっていう人間であり、
そういう人生なんですよ。
幼少時代からね、本当に私本が好きで、
物心ついたところから、ついた時から本を読んでたんですけど、
両親は本当勉強が嫌いで本を読まない人だったんですけど、祖父母が本が好きでね、特に祖父が図書館の館長してたんですよ。
それで家にも本がたくさんあったし、孫の私にも本をたくさん買ってくれたんですよ。
両親が仲悪かったので、そういう生活の中で静かに本を読むことで、本の世界に入ることで、子供なりに現実から逃げてたんでしょうね。
向き合うとか、つらいので、友達と外で遊ぶというよりか、家で静かに本を読んでたい子供だったんですよ。
漫画を書いたりね、物語を作ってました。
そんなちょっと変わった子供だったんですけど、この吉田敦彦さんも同じで、
えーと思っても、すごい嬉しくて引き込まれて読んだんですよね。
冒頭だけ読みますね。一番最初、僕は金曜日に生まれた。僕にはおじとおばがたくさんいる、みたいなところから始まるんですよ。
おじさんがたくさんいて、大家族だったみたいな、親戚が多かったみたいな話なんですけど、
その中で、僕は放課後に、図書館へ行くのが楽しみだった、みたいなことを書いてるんですけどね、
その親戚のおじさん、癖の強いおじさんたちの話と、本が好きだった自分の話をね、淡々と書いていて、
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エッセイってね、よっぽどなんか面白い経験をした人じゃないと読めないですよね。
よっぽどいい言葉を書いてるとか、なかなかね、エッセイってね、面白いものに出会えないんですよ。
で、あの、これってね、なんか、何っていうオチがあるとか、特別何かすごいサプライズな経験が書かれているとかじゃなく、
本当に普通のね、親戚のおじさんおばさんがたくさんいた、静かな本好きの子供時代のお話だけなんですけど、
それを文章にされてるんですね。その金曜日の本というエッセイ本にして、随筆というんでしょうかね。
なんかそれに引き込まれたんですよね。なんていい世界なんだろうって。私も静かな夜に一人でね、そのコーヒーを飲みながら、
この本を読んだんですけど、なんか、この文章好きだなっていうところとかがあって、
なんか、土曜日の学校の帰りね。土曜日ってあの、半休やったじゃないですか。半休というか、午前中だけ行って、午後からね、お休みっていう。
で、あの、学校の帰りに図書館に行くのが楽しみだったっていう。
子供心に本と付き合う時は一人でいることが重要なのだと。 子供ながらに気づいていたって書かれてて、
私もなんですよ。そんな大勢でワイワイ言いながら本を読むもんじゃない。
ずっとね、あの静かな場所で読んでて、親がすごい心配したんですよ。あの子ちょっと変わってるなと。
なんか一人で、あんなちっちゃいのに友達と遊ばずにずっと本読んでるよみたいな。
変わった子供やなっていう。可愛くないなみたいに私は言われてたんですけどね。
でもやっぱりね、好きやったんですよね。自分の好きな本を読んで、その世界に没頭することが、
物語が好きやったんですよね。本当に。
で、なんかね、このね、小説の中でね、書かれてるすごい好きな言葉があって、
図書館っていうのはね、静かじゃないですか。そこでこう、
大好きな文字を表紙にたくさん目にすると。
図書館が静かなのは、そういう本たちのささやきに気づくためなんだねって。
本は静かにつぶやいてるよって。ここにいるよってね。
その文章の部分が好きで、私も本当に図書館とか本屋さんが好きでね。
なんか本がね、語ってるっていうのはね、すごい感じるんですよね。
で、このエッセイなんですけど、なんかこう、日記のようにね、
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一般人が書いたら日記になるようなところを、やっぱり詩みたいになってるんですよ、ポエムね。
なんかね、このポエムとして作品として出来上がるっていうのは、もうさすが作家だなと思うんです。
それこそが作家。その何気ない日常を、世界を作って、詩的に表現し、文章で作り上げるっていうのが作家だなと思って。
これ考えたり努力したりしてできることじゃなくて、天性のものなんだなって。
だって小さい頃から本と向き合って物語が好きで夢中になってたと。
自分もこう自然とそれを作っている大人になってね。
多分40代の男性だと思うんですよ、この方は。
やっぱり育って生きてきて、本が好きで。
で、雨の日っていうのはね、本当に本が似合うんですよね。
ゆっくりと雨の音を聞きながら、家で読書するっていうのが、本当幸せなんですよね。
その合間にね、ちょいちょい親戚のおじさんの話があって、結構癖が強くて、えーっていう感じの。
めちゃくちゃ笑いましたね。そんなおじさんいたらちょっと面白いなっていう。
親戚のおばさんも面白いし、ものすごくこの大人たちのね、なんかこうセキュララな裏話とか。
子供心にそれを冷静に見ているというね。
面白いでしょ、なんかおじさんおばさんたちのその失敗談とか、なんか怖い話とかね。
ちょっとね、すごい話が結構あって、これは親戚が集まったら面白いよなっていう。
面白さもあり、その頃、子供の頃好きだったお菓子の話とかね。
こんなちょっとこう、なんて言うんだろうな。
こんなお菓子が好きだったよっていう、すごいごちそうじゃないんですよ、また。
例えばその、お父さんが作ってくれた小麦粉を水で溶いたものに、
エビとキャベツをまぶしてフライパンで焼いたもの。
まあお好み焼きもどきみたいな。
それにソースかけて食べたとかね。
なんかその匂いとか味とか、こう情景が浮かんでくるじゃないですか。
子供の頃ってそうなんだったなっていうね。
それがこう、なんていうのかな、いい感じにこう駄菓子屋さんに行った話とか。
なんかそこでこう、出会う友達との感じね。
で、この吉田さんはね、ビートルズが好きなんですよね。
で、ビートルズとの出会い。
音楽も好きだったと。
で、本を読まない時は、そのレコード版ね。
私たちの時代、昭和の時代はレコードっていうのがあって。
それを聴いているという子供で。
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なんか本当にこう、自分の世界を持ってたんだなっていう。
なんかすっごい共感できる一冊でね。
これあのインスタで感想をいつもあげてるんですけど。
私、一冊の本を読んで、丁寧に感想を書くようにしてるんですね。
でも、なんかそれだけではちょっともったいないなと思うぐらいの本だったので。
で、このちょっとスタンドFMでこういうの配信しようかなって思ったんですよ。
で、これエッセイだけじゃなくてね。
なぜか短編小説も盛り込まれてて、全然関係のない話が。
それもちょっと面白くて、あと後書きも面白いし。
なんかこう、人の独り言を覗いてるみたいなもんじゃないですか、エッセイって。
それって、好きか嫌いかでしかないしね。
なんかいいなと思ったら読んじゃうし、面白くないなと思ったら読まないし。
本当にね、静かにこう、一人部屋でコーヒーを飲みながら読むっていう一冊なんですよね。
で、大好きなこの方の大好きな作家さんもいたりして。
で、なんか好きな作家さんとの出会いが小説家になりたいっていう決意をしたんだという思いとかね。
やっぱりこう、出会うべくして出会うというか。
私にとっては、それは漠然とね、いつか本をなんか書きたいなとは思ってたんですけど。
私にとっては大人になってから出会った村上春樹ですかね。
村上春樹が小説家としてのっていう本を出したんですよ、エッセイ的な。
なんかあなたが小説家になるためにはみたいな感じのね、本だったんで。
それを読んだ時に、あ、私のために書かれてるなって思ったんですよね。
なり方とか、なる時の気持ちとか過程とかが丁寧に書かれていて、
それを読んだ時に私はなるんだなって思ったんですよ。
なんか、やっぱり自分の世界観を文章で表現できて、
それを作品としてね、世に出せるという才能っていうことですよね。
それをこう、淡々とやっているというのはね、村上春樹にしても、この吉田敦彦さんにしても、
すごい素敵だなって、私は好きだなって思うんですよね。
共感と、なんだろう、親近感というか、すごい方たちなんですけど、
ものすごく同じ人間として温かいものを感じる。
この吉田さんがね、最後にこの本の中で語っているんですけど、
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本を読む時に温かい気持ちになれる本が好きっていう風に語っていて、
私はまさにこの本は、難しい感想とかじゃなく、温かい気持ちになれる本だったんですよね。
いいことを書こうとしていない。何かどこにもジャッジがない。
ただ淡々と子供の頃こうだったっていうことが書かれている。
でもね、なんか芸術作品のような感じに私は思えて、
これを眺めていられる時間というのがすごく心地よくて、
幸せだなって感じたんですよね。
なんかそういうような世界観をね、ずっと大事にして生きていきたいなって私は思いましたね。
本当に私もなんか、そういう作家さんになりたいんですよね。
自分の世界を大事にするというような本を売りたいんじゃなくて、
なんかアート作品を作るというような、そこに夢中になっているだけの人っていうような人になりたいなって思いました。
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