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おはようございます。衆議院議員の川崎ひでとです。
今日も毎週ひでトーク聞いていただきありがとうございます。
国会も終わり、地元民営圏に戻ってまいりました。
平日に地元にいるっていうのは、もう3ヶ月ぶりくらいですかね。
なかなか平日は企業の皆さんはお休みなので、
この平日に企業周りを中心に活動させてもらってます。
今週は、ハイプサイクルとweb3中間提言というタイトルでお送りします。
先週、自民党のweb3PTで中間提言書を取りまとめました。
平松明座長の下で同期の塩崎昭久事務局長を筆頭に、
メンバーそれぞれがワーキンググループの弁護士と省庁と話し合いながら、
この中間提言書を取りまとめたんですけれども、
僕は無協諾NFTの部分と賭博の該当制の部分を担当させていただきました。
平さんのホームページとか塩崎さんのノートに詳細が記載されているので、
ぜひweb3関係者は読んでみてください。
というわけで、タイトルにありますハイプサイクル。
ハイプサイクルって何やねんと思う方多いと思いますけれども、
ハイプサイクルっていうのは、もともとアメリカのガートナー社っていう
IT分野中心に助言とか調査をする会社なんですけれども、
そこが出した定義で、新しいテクノロジーっていうのは
こういう段階を経て世の中に受け入れられてますよっていうのを
グラフで表したものなんですけど、5つの段階で表しているんですけど、
まずステップ1が黎明期。
技術とか新商品、新製品が発表されたりとか、
イベントをやってね、報道されて世の中の関心が高まる時期です。
ここからスタートっていうことですね。
黎明期。
そこからステップ2が流行期です。
世間から注目されまくってめちゃくちゃ盛り上がる時期ですね。
いろんな事例もたくさん出る一方で、
それ以上の失敗事例も増えちゃうっていう時期です。
そしてステップ3で幻滅期。
ステップ2の流行期で過度に期待されまくっちゃって、
技術が過度な期待に応えられずに、
一気にみんなの関心が失われて幻滅の谷に陥ります。
マスコミとかメディアも全く話題とか技術を取り上げなくなって、
まさにみんながっかりしちゃって一切触れなくなっちゃうという時期です。
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そしてステップ4が回復期です。
メディアでその技術が取り上げられなくなる一方で、
いくつかの事業はまさに啓蒙の坂を登りながら頑張って、
それでもこれを使い続けて、その活用方法を理解するようになります。
そしてステップ5で安定期です。
最終的に技術は徐々にこれが安定して、
第二世代、第三世代へと進化していって、
安定的な技術になってきます。
こんな感じで技術は定着していくんですけれども、
ブログにハイプサイクルのグラフの画像を貼っておきますけれども、
見事なNG曲線なんですよね。
グーッと盛り上がっていって、ギューンって下がってまた上がっていくみたいな。
確かに言われりゃそうなんですけどねって感じなんですけど、
なんでこんな話をするかというと、
まさに我々が提示したWEB3の中間提言で書いてある言葉で、
読み上げますと、
これまでも新たな技術が生まれ市民権を得る過程では、
市場の乱行下や市場ルールの未発達ゆえの不正など、
多くの困難を乗り越えてきた。
熱狂の反動を耐え抜いた企業家たちが、
時代を担う創造的なビジネスを数多く生み出してきた。
暗号資産業界が逆風を迎える。
今こそ技術の本質を見つめ直し、
事業投資のメキキ力を磨き、
安心安全なWEB3エコシステムの構築へと、
事業環境の整備を加速しなければならない。
ここです。まさに今ステップ3の厳密期に入っていて、
ここでね儲からないとか、やっぱりただの流行りだったんだな、
みたいな感じで諦めている方々がマジでもったいなくて、
ここを耐えて啓蒙の坂を登ることでステップ4に入るわけなので、
WEB3がいかがわしいとか言っている自称専門家の方々とか、
評論家の方々はそこそこにほっといてですね、
焦らずにこの卵を育てましょうってことですね。
諦めたら世界に打って出ることなんてできないですから。
というわけで皆様も焦らずにWEB3を盛り上げていきましょう。
ちょうど7時だ。間に合ったかな。
というわけで川崎秀都でした。
じゃあねー。