SEIさんの提案
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や酪農の魅力を、酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
皆さんこんにちは。川上牧場の川上哲也です。
牛と自然、そしてテクノロジーの可能性を信じる牧場主です。
最近牧場の牛たつも少し夏バテ気味ですが、僕の方は新しい技術の勉強で頭が熱いくらいですよ。
こんにちは。川上牧場で研修中の研修生です。
哲也さん、また難しい本を読んでるなって思ってました。よろしくお願いします。
さて、今日も早速ですが、視聴者さんからいただいた未来を感じる熱いメッセージに答えていきたいと思います。
そうだな。僕たちが考えている未来と視聴者さんのアイディアがつながるような素晴らしい提案なんだ。早速、研修生さん、紹介をお願いできるかな?
はい。それでは読み上げますね。リスナーネーム、SEIさんからです。いつもありがとうございます。
牛乳にポイント何本買ったらもう一本などは組織的、公的にめんどくさい部分もあると思うので、
美味しかった牛乳に、某食べ物フェスではありませんが任意に投票して、その投票に応じて1位の牛乳ブランドに対して賞状・景品を申請しつつ、
飲んでくれた方々に抽選でカヌレを送ってはいかがでしょうか?とのことです。SEIさん、素敵なご提案ありがとうございます。
SEIさん、本当にありがとう。このアイディア、実は今まさに世界で注目されているWEB3やブロックチェーンという技術を使うと、ものすごく面白く、そしてフェアに実現できるかもしれないんだ。
ブロックチェーンの可能性
え?WEB3?ブロックチェーン?何ですかその呪文みたいな言葉は。
そう思うよな。ものすごく簡単に言うと、ブロックチェーンっていうのは、みんなで同じ取引記録のノートを持つことで、誰かがズルしたり、後から書き換えたりできないようにする、すごく正直で透明な技術のことなんだ。
え?みんなで監視するから、不正ができないってことですか?
まさにその通り。そしてWEB3っていうのは、そういうブロックチェーン技術を土台にした新しいインターネットの世界のこと。特定の大きな会社が情報を独り占めするんじゃなくて、参加者みんなでデータを管理し合う、もっとオープンで公平な世界を目指しているんだ。
なるほど。なんだか難しそうですけど、すごく公平な感じがしますね。それで、その技術とSEIさんのアイディアがどう繋がるんですか?
いい質問だね。SEIさんの提案の核心は、公正な投票だろう。これをブロックチェーン上でやればいいんだ。例えば、牛乳を買ってくれた人に、その証明として投票券、トークンっていうデジタルの投票券を渡す。
トークン、ゲームのコインみたいなイメージですか?
そんな感じだね。そのトークンを使って、スマホから自分の推し牛乳に投票する。誰がいつどの牛乳に投票したかっていう記録が全部ブロックチェーンに刻まれるから、後から集計をごまかしたり、誰かが二重に投票したりっていう不正が絶対にできない。ものすごくクリーンな総選挙が実現できるんだ。
すごい!それなら、運営する人が誰であっても、結果を信じられますね。
そうなんだよ。さらに、投票してくれた人には、その記念としてNFTをプレゼントするんだ。
NFT、それは聞いたことあります。デジタルアートとかがすごい値段で取引されてるやつですよね。
よく知ってるね。NFTは世界に一つだけのデジタル証明書みたいなもの。だから、2025年牛乳総選挙、投票証明みたいな限定NFTを配れば、それは投票した人だけが持てる特別なデジタルの記念品になるんだ。コレクションする楽しみも生まれるだろう。
わあ、それ欲しいです。友達にコレ持ってるんだぜって自慢できますね。じゃあ、抽選で当たるカヌレはどうなるんですか?
それもNFTで解決。カヌレ引き分け券NFTを当選者に送る。お店の人はそのNFTを確認してカヌレを渡す。誰が当選したかもブロックチェーンの記録で一目瞭然だから、抽選もすごくフェアになるんだ。
なるほど。投票も記念品もプレゼントも全部ブロックチェーンの上で完結するんですね。なんだかSFミーカーみたいです。
そうだろう。そして、見事1位に輝いた牛乳ブランドには、消えない栄光の証としてデジタルトロフィーNFTが贈られる。これは、その牧場の歴史に永遠に刻まれる最高の名誉になるはずだ。
わー、夢がありますね。価格競争じゃなくて、アジア禁止、生産者の思いといった価値で評価される世界がWeb3の技術で実現できるかもしれませんね。
まさにその通りなんだ。SEIさんのアイディアは、僕たち生産者が本当にやりたかったこと。つまり、価値で正々堂々勝負できる未来を扉を開けてくれた。本当に感謝しかないよ。
SEIさん、本当にありがとうございます。私もなんだか牛乳の未来がすごく明るく見えてきました。
この仕組みはDAO、つまり自立分散DAOのことで、生産者や消費者、みんなでルールを決めながら運営していくこともできる。まさにみんなで作る牛乳の未来。と、いっとまた少し熱く語りすぎたかな。
いえいえ、すごくわかりやすくてワクワクしました。今日の話を聞いてもっと牛乳が好きになりました。
それはよかった。というわけで、今日の話はここまでです。SEIさんの素晴らしいアイディアがおかげで、未来の落納について深く考えることができました。
はい、ありがとうございました。これからも皆さんの声をもとに、いろんな未来の話をしていきたいと思います。チャンネル登録と高評価、そしてWeb3やブロックチェーンに関する質問もコメントでお待ちしています。
次回は、そうだな、今日の話に出てきたNFTを使って、この牧場で何かできないか考えてみる回にしようかな。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。牛乳飲んでね。バイバイ。
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