4K修復版での再視聴
みなさんこんにちは、おーばです。今回は映画、大怪獣血統ガメラ対バルゴン、こちらについてお話ししてみたいと思います。
1966年、昭和41年公開のガメラシリーズの第2作ですね。
この作品、昨年の11月、4Kデジタル修復版というのがBSで放送されたんですが、
その日、地震による津波警報が出されて、この時はBS地上波問わずね、ほぼ全てのチャンネルで津波の情報というのがね、表示されて、
この映画もそうですね、画面の半分ぐらいが、その地震情報が表示されて、
自分録画してたんですが、さすがにこれは映画を見るアレじゃないなと思って、結局見ないまま消してしまったんですね。
今回ね、改めて再放送されまして、録画してみたんですけれども、この4K版のガメラ、非常に高画質で見応えがある作品でした。
シリーズ屈指の重厚なドラマ
で、このガメラ対バルゴン、いくつかね特徴がありまして、シリーズ2作目なんですけれども、1作目もそうだし3作目以降もそうなんですが、
ガメラシリーズって必ず子供が出て、ガメラは子供の味方をするわけですね。ガメラマーチというのが当時ありまして、強いぞガメラっていうのはね、
多分昭和生まれの方であれば必ず聞いたことあると思うんですが、この映画では子供が一切出ませんし、当然このマーチも流れません。
逆にですね、全体の雰囲気としてはかなり重々しい、暗いとまで言いませんけれども、重厚な雰囲気ですね。
で、一つはですね、この物語、特にドラマパートで宝石をめぐる人間たちの欲望にまみれたドラマというのが展開されて、
悪役が出てくるんですが、これがよくあるワンパターンの悪役ではなくて、本当に油切った欲望まみれの
宝石を手に入れるためなら何でもやる仲間も殺すし、みたいなね、子供向け特撮番組ではそんなに出ないようなタイプの濃いキャラクターで、
まあその影響もあってか、結構ドラマパートは重々しいですね。
異例の演出とスケール感
まあそれを受けてね、かなり重厚な曲が多くて、特にエンディング、最後にねキャストのクレジットが流れるんですが、
美輪子の風景に赤絵文字のキャストクレジットがずっと流れるんですが、ここで流れる曲なんて本当に驚くぐらい重々しい曲で、
とてもね怪獣映画のエンディングとは思えないようなごくごく普通のね、大作映画の雰囲気のエンドクレジットになってました。
この映画、かなりね予算もかけてまして、一作目がヒットしたことによって、実は一作目の大怪獣カメラの半年後に早くも公開されまして、
しかもね、当時の方がって2本立てが通常だったんですけれども、同時上映が大魔神の一作目なので特撮映画2本立てというね、
これはライバルの東方ですらやってない座組でしたね。あとですね、画面の方もね、いわゆる横長のスコープサイズなんですが、セットもかなりでかくて、
このカメラとバルゴンの戦うシーンなんかをかなり引きのショットで映して、画面の上手、右側にカメラ、下手、左側にバルゴンがいて、この2体の怪獣が
にらみ合って、吠え合って、近づいて、突っ込み合いをするとかいうところをね、かなりのロングショットで映しているシーンがね多かったですね。
こういったのも東方のいわゆるつぶら屋特撮ではあまり見られないようなシーンですね。
昭和ガメラシリーズにおける異質さ
そういった映画なので今回久しぶりにね、見直して、ここまで重厚な映画だったのかというふうなことをね、本当に驚きながら見ることができました。
1作目の大怪獣ガメラ、3作目の大怪獣空中戦、ガメラ対ギャオス、この間に挟まれているけれども、これ以降のね、昭和ガメラシリーズも何作もありますけれども、本当にこの第2作だけは
異質な作風で、まあそれ故に人によっては合う合わないとかあろうかと思いますが、まあぶっちゃけね、自分
子供の頃でも子供がわちゃわちゃ出てくる映画とかテレビってあんまり好きじゃなかったんですね。
だからウルトラQとかウルトラマンとか子役がわちゃわちゃ出てくると技らしいなぁとか思ってたし、あるいは仮面ライダーにね少年ライダータイトが出るとなんじゃこらとか
小学生ながら思ってたというね、結構ね、歪んだ子供でしたので、そういう子供の目で見るとね、ガメラ対ギャオスよりはこのガメラ対バルゴンの方が面白かったし、今ねもう60過ぎて見てもやっぱりこのガメラ対バルゴンの方を面白く感じましたね。
なかなかね東宝特撮とはかなり味わいが違う映画になってますので機会があればねこの映画もぜひご覧いただきたいと思います。
もちろん後に作られた平成ガメラ3部作ともまたかなり雰囲気が違うので楽しんでいただけるかと思います。
はい、そういったわけで今回は映画大怪獣決闘ガメラ対バルゴン こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。