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#138 AIが回路を設計する時代に「設計」とは何か
2026-08-04 15:04

#138 AIが回路を設計する時代に「設計」とは何か

AIが回路や基板を設計し、実物まで一発で動かす事例が増えてきました。元ハードウェア設計者としての経験を振り返りながら、作業をAIへ任せる時代に「設計」とは何か、下積みや知識の空洞化とどう向き合うかを考えます。


目次

オープニング:散歩と自転車のパンク

AIによる回路・基板設計の進化

元ハードウェア設計者としてのキャリア

回路設計を覚えた頃の苦労とレビュー

専任者へCAD入力を頼んでいた時代

AIへの依頼で再び「任せる」設計へ

回路図を開かないレビューと設計の本質

下積みの空洞化とAIへの丸投げ

まずは自分でもAI回路設計を試したい

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からあげ帝国放送局、始まります。この配信では、AI関係の会社で働きながら、作家として本を書いたり、個人でメーカーとしてものづくりを楽しむ私からあげが、技術の話であったり、個人のスモールビジネス、その他雑多なことをお話ししていく配信です。
今日はですね、いつもの公園で散歩しながら収録をしています。
昨日はですね、ちょっと自転車がパンクしちゃって、公園にも行けず大変だったんですけれども、何とかですね、仕事の隙間時間で自転車屋さんでですね、直してもらって、小さい穴が開いていただけだったので、ちょっとしたお金で修理できてよかったなといったところですね。
今日はもう、なんかだいぶ涼しくなってきましたね。
もう秋なのかというぐらいの涼しさで、散歩にはちょうどいいぐらいなんですけれども、台風が近づいているんですかね。
なのでちょっと天気にはしばらく注意していきたいなと思っていますといったところでですね、
今日は早速本題の方に入っていこうと思うんですけれども、回路設計とAIみたいなテーマで話してみたいかなと思います。
最近ですね、結構ネット上で、主にSNS上ですかね、AIにですね、回路設計であったり基盤を設計させて、実際にそれをですね、作って動かしてみて、一発で動いたみたいなことをですね、発信されている方が増えてきたなと思います。
一番筆頭というかですね、目立っているのはNARU先生ですね。
このNARU先生がですね、最初なんだったかな、ファミコンのロボの読み出し、吸い出しみたいな基盤を作ったりとかですね、結構それでエミュレーターを作って、昔懐かしのですね、なんかファミコンをフーフーするとどうなるかみたいなやつをですね、ソフトでエミュレートしてみたいなことをやっていて、やっぱりすごいめちゃめちゃ面白いなと思いましたね。
何よりですね、AIで回路を設計してですね、基盤が作れちゃうってことにびっくりですね。
ちょっと前までは全然回路とか基盤とか作らせても、そもそもですね、そういったCADソフトとか基盤の作るアートワークって言うんですけれども、どう配線が通るかみたいなことをですね、できるような、そのアートワークができるようなソフトのAIでの操作みたいなのは全然できなかったっていう印象なんですけれども。
そうですね、クロードのフェイブルとかGPTのソルとかが出てきたことで、そこら辺がですね、できるようになってきたんだなっていうのを感じましたね。
ちょっと自分ではですね、今なんかすごい自分で回路とか基盤を作って何かしたいってことがないので、まだやっていないんですけれども、なんかそのうちですね、思いついたら自分も回路とか基盤を作ってみたいなと思っていますといったところですけれども、
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今日はですね、普通は自分はもともとですね、組み込みのハードウェアの設計者だったこともあって、今はAI関係の会社で働いてるんですけれども、転職する前ですね、前の会社ではですね、前の会社でも新入社員で入ったちょっと後ですね、その後に回路設計をしばらくしていて、その後ソフト関係の方とかAI関係の方にシフトしたというかですね、
ちょっと社内で転職をしたみたいな、そんな感じのキャリアになっていますね。ちょっと昔ですね、音声配信でも少し話したと思うんですけれども、そんな感じですと。回路設計とかもですね、なかなか懐かしいですね。
当時はですね、やっぱりネットに情報もあんまなくてですね、今も多分そうですね、ソフトウェアに比べると今もだいぶですね、オープンハードみたいなものは出てきましたけれども、本当やっぱり情報量としてはですね、千分の1とか下手すればもっと数万分の1ぐらいの情報しかネットにはですね、その回路の設計情報とか、はたまた基盤の情報っていうのはもっと少ないんじゃないかなと思っています。
そんな少ない情報でですね、AIってやっぱりデータが多いほど有利なので、かなり不利な条件でも回路設計とか基盤設計が一応できてしまう、動くものができてしまうっていうのは正直結構びっくりといったところですね。
ちらっと見た感じは、やっぱりまだまだ量産で使えるかっていうと、量産設計ってEMCといってですね、要は電波を出しちゃいけないし、受けて動作してもいけないみたいな、いろいろなですね、独自の規格とか、安全性ですね、燃えちゃいけませんよとか、いろいろあるので、そういうのはですね、全然守れてないかなという印象はあったんですけれども、
まあそこらへんもですね、知ってるか知らないかっていう話なので、時間の問題ではあるのかなとは感じましたね。
技術的にはですね、ちょっと実際にですね、じゃあ業務に適応して活用していくってなると、やっぱりですね、結構ハードウェア関係の人ってあんまりソフトを知らない人が多いんですね。
まれにですね、両方できるですね、すごいスペシャルな人もいるんですけれども、あんまりそこら辺の文化に馴染みがなくて、AIと回路を擁護できる人っていうのも、今はかなり限られていると思うので、そこら辺でですね、ちょっとハードルの高さがソフトウェアみたいにガンガンすぐ使われていくみたいな感じにはならないとは思うんですけれども、なんか技術的には結構できるものはすぐ作れちゃいそうだなっていうのは感じたりはしましたね。
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自分がですね、回路設計を覚えた時の苦労話みたいなのをするとですね、いろんなですね、先輩にしごかれながらというかですね、もともとですね、回路設計とかも知識がないままでもやっぱりやりたいということでですね、学びながらやっていったんですけれども、本当最初は苦労しましたね。
実際にですね、締め切りがある中で何とか作ろうとしてですね、回路設計をしてレビューって言ってですね、先輩とか上司とかにその回路がちゃんと正しく動くかというかですね、見てもらっていろいろ指摘をもらう場があるんですけど、そこでボコボコにされてですね、ちょっとトラウマチックになりながらも、締め切りがあるのでやりますみたいなことをやってですね、何とか覚えていったみたいな。
やっぱりですね、古き良き時代のですね、スパルタ的な感じで学んでいった思い出がありますね。
あとそうですね、回路とかもですね、結構懐かしいなってところはCAD設計って言われてですね、当時もパソコンでですね、この回路がどう繋がってるかみたいなのをですね、パソコンのですね、CADソフトを使って入力していくみたいな作業があるんですけれども、
それがですね、当時の会社はですね、そのCADを入力する専用の作業員みたいな方がパートでいてですね、で、そのCADがインストールされたパソコンもですね、当時は結構数がライセンスとかの関係で限られていたんですね。
だからその人に頼まないとCADの入力ができない。だから手書きとかですね、専用のですね、回路のCADじゃないソフトでまず下書きみたいなのをしてですね、それをそのパートのCADに入力する方に渡してですね、その方がカタカタ入力する。
でもその方はですね、入力専用で回路設計に詳しいわけじゃないので、結構いろいろ間違えるんですね。繋いじゃいけないところが繋がったりとかですね、その抵抗の値っていうんですかね、部品のものが間違っていたりみたいなのがあるので、それをですね、また終わった後、人間がチェックしてここ間違ってるから修正してくださいみたいなお願いをするみたいな。
だからある意味なんて言うんですかね、GPT 0.5みたいな感じですよね。本当にその手書きのものをただ入力することだけができて、その頭は良くなっていかないみたいな。頭が良くならないというとちょっと失礼ですけれども、やっぱりその回路設計の知識を持っているわけじゃないので、なかなかそこは期待できないという状況でしたね。
なので最後の方はですね、やっぱりそれだとあまりに非効率的だということでですね、設計者が机の、普段使っているパソコンでCAD設計ができるようなシステムをですね、導入して、設計者自体がですね、直接CADのソフトを入力するっていう、それが自分はあるべき姿かなと思っていて、あるべき姿になって良かったなみたいなことを思っていたんですね。
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やっぱり自分が知識ある人が直接回路設計して、それをそのままCADに入力した方がですね、効率的でしょうっていう、その時はそれが多分正しかったと思うんですけれども、結局AIが出てきてですね、GPTが5.6ソルとかになってくると、今度はですね、またAIにお願いして回路も入力してもらう。
それどころか設計自体もですね、AIにやってもらえるようになってきたっていうところでですね、逆戻りというかですね、お願いしていた時代にまた戻ってきたような感じがあってですね、ちょっと不思議な気持ちがありますね。
ただ、設計ってなんだっていう話でもあるんですね。設計のレビューで最初の方はですね、回路を設計して、すごい細かい点とか含めてボコボコにされるみたいな感じが続いていたんですけれども、だんだん自分も多少レベルが上がってくるとですね、なんかだんだん回路の細かいところを指摘されるみたいなことはですね、レビューでなくなってきて、
どちらかというとですね、この製品のコンセプトは何というかですね、お客様が要求しているのは何で、それに対してどのように設計しないといけないのかとかですね、あとは会社として設計の共通化とか部品の選定とかはどういうふうに考えるべきかみたいなですね、だんだんその上段というかですね、大きな考え方みたいなところにですね、レビューのフォーカスが移っていってですね、
本当最後の方になるとですね、回路図すらですね、開かなくなる。回路レビューなのに回路を使わずにですね、レビューが終わるみたいなことが結構後半はあったりしてですね、本当にそれが正しいのかもですね、当時はよくわからなかったんですけれども、なんか今はある意味それは一つの正しさ、上流の部分でコンセプトのところをですね、しっかり議論して固める。
で、それをですね、レビューする。で、それをもとにあとはですね、回路を設計すればいいっていう話で、あとは作業ですねっていう、そういった考え方だったんだと思いますね。
とはいえ当時もですね、やっぱりちゃんとそういう作業の部分もわかってないと上流設計はできないよねっていう考え方でですね、必ずですね、そういった下積みというかですね、作業もやった上で上流設計に入っていくみたいな流れがあったかなと思います。
とはいえですね、そういったですね、下積みというか作業がやっている人ですね、実は一部の人だったりもしますね。なんか人によってはですね、本当に外局さんにお任せで指示ばっかりでですね、そのまま上に上がってしまうみたいなこともあってですね。
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それはそれでちょっと空洞化というかですね、実際の作業がわかってないので、なんかどうしてもトンチンカンな指示になったり、なんかわかってる人に結局お任せ、そういった人をとにかく引っ張ってきてですね、なんとかその人にやってもらうみたいなですね。なんかそういった結構空洞化ですねが、なんか自分から見ても当時、もうかなり昔ですけどね、から問題になっていたかなっていうのを感じますね。
で、今のAIでですね、どんどんそういった空洞化が進んでどうなるのかなっていうのは気になるところですね。ただですね、AIの場合はいくらでも計算リソースとですね、お金があれば賢い人が作れるので、その人に全部丸投げすればいいよっていう考え方もあるのかもしれないですね。
ただ本当にそれでどこまでいけるのかみたいなところは、なんか自分自身もちょっと怪異的というかですね、なんか自分も若干揺れ動いているところはありますね。
AIのレベルがある程度低ければですね、当然そういった下積みの作業もやっているのが重要だねっていうことにはなってくるんですけれども、割とですね、並の人間の能力を超え出したのが標準になってしまうとですね、
一層ですね、そういった自分の下積みの苦労話とかはですね、もう忘れてですね、ピュアにですね、丸投げというかですね、やりたいことだけをしっかり固めてお願いをすれば、あとはよろしくやってくれるのかなっていう、なんかそんなことを考えてしまうぐらいですね、AIの能力が上がってきているなとは思います。
そういったことをですね、ちょっとつらつらと話してきましたけれども、実際ですね、私がまだ回路設計とか基盤設計をAIにやらせているわけではないので、一旦はですね、それをどっかのタイミングで試して、実際にその出来上がりとか動き方を見るとですね、また少しその感覚は変わってくるかもしれないなと思うので、そこら辺は実際にですね、試した上でまた機会があればですね、その感想とか、実際どうだったか、
とかをお話ししたいなと思っています。といったところで、今日はですね、今日時点でのAIと回路設計について思ったことをですね、つらつらとお話ししてみました。
今日はですね、コメント返しは省略したいと思います。唐揚げ帝国放送局ではお便り大募集中です。SNSのハッシュタグの唐揚げ帝国放送局であったり、無料のコミュニティの唐揚げ帝国のお便りチャンネルからですね、コメントをいただきたらですね、この配信でも取り上げていきますので、ぜひどしどしお便りをお寄せください。
といったところで、今日の配信は以上となります。それではまた。
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