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2023-12-05 09:18

メディア側から「こんな事件」「こんな震災」と分かりやすく名前を付けることが重要

RKB解説委員長 神戸金史
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イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって 切られて 切られて イリカミネ
三菱電機
毎週火曜日のこの時間は、神戸金文のブラッシュアップをお送りしています。
今日も長官、いろんなニュースがあって、香港の州庭さんのこととかね、なんか胸が痛いなと。
自分の故郷が好きだから、いろんな行動をしてたのにね、出ざるを得なくなってしまっているっていうのもね。
この話もなんかすごく胸が痛かったですけど、今日はオスプレイの話をしようかなと思いました。
上院5人が発見されたと、うち2人が引き上げたというのが今日の長官に出てましたね。
これ、当初、富士着水って言葉を使ってたんですよね。
そうですね。
富士着、陸ではないから着水、富士着水。
違和感のある言葉ですよね。
これは朝日新聞の記事を見てましたら、
118番通報で墜落したという連絡があったのが、11月29日の午後2時45分頃と。
夕方頃には米軍から防衛省に説明があったけど、その時にはアンプランドランディング、計画外着陸というふうに言ってたそうです。
でもこれが海の上なので、これを富士着水と読み換えたんだという発表を防衛副大臣が臨時会見でしているそうです。
午後7時15分には、墜落についてとなっていた広報部の海上保安庁の広報部のタイトルを、富士着水についてに変えたということが出ています。
これは何らか墜落というイメージを決してそこまでじゃないんだという、ちょっと小さく見せる意図がありますよね。
当然ですけど、翌日の長官では全市が墜落という言葉を使っています。
つまり事実としての墜落があるのであれば、富士着水という言葉を使っていく必要はない。
富士着水という発表をしたということは伝えても、それは墜落でしょというふうに言い換えているわけですよね。
これ、メディアの非常に重要な機能だと私は思います。
阪神大震災が起きたときですね、当初は気象庁が地震について名前を決めるので、平成7年兵庫県南部地震と言ってたんですね。
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でもそれで目の前の惨状を表現できているのかということになるわけですね。
これは関東大震災クラスのものなんじゃないのかということから、当日のうちには新聞社の中で阪神大震災という言葉を使うようになっていた。
このときに兵庫県南部地震という言葉を使っている新聞社ももちろん多くてですね。
でも次第に全部阪神大震災。そして淡路地方から、阪神では淡路が含まれていないように見えるという指摘が出て、今は阪神淡路大震災というようになりましたね。
東日本大震災も同じで、地震の名称と災害の名称が違うというか、多分災害の名称の方が全体像を表していく。
これを後から政府がこういう名前としてやりましょうというふうに追認してきたという経緯があります。
つまりメディアの方が先にこれはこういうものですよねという全体像を示す報道をしてきた。
そういうことが大震災の名前については言えるかなと。
今回のオスプレイについても全市墜落ですけど、墜落と発表されていない上、何と言っていいかと悩んだ新聞社によっては、
かっこ好きの墜落という見出しを取ったり、墜落かというような言葉だったりしています。
それにしても墜落というのがより正しいというか、不時着水という言い方はあまりに哀傷化しすぎだろうとどの社も考えたということですね。
僕らの報道の仕事は、これは何なのかというのを説明していくのが仕事ですから、
政府がこういうふうに発表しましたよという事実を報道するのもとても重要なんですけど、
時に哀傷化する発表がこうやって起こるんですよね。
これは戦争中に起きた全滅を玉砕と言い換えたこと。
全滅しているんですよね、舞台がね。
だけどそれを玉が砕けるという言葉を使って、ちょっと美化しているような。
ここではもうダメだということで撤退したということを転身したと。
転じて進んだのだという言い方をしたり、いろんな言い換えをさせられたというか、
そういう発表をしてそれに従わない報道は許されなかったというのが戦時中の日本なわけですよね。
どうしても権力のある持っている人たちは自分たちの問題については小さく捉えてほしいと、
捉えさせたいということで言葉をこうやって考えて使っちゃうという癖があります。
これは僕らはいつも戦争中の体験の反省から気をつけなきゃいけないなというふうに
いつもどこかで自覚しているんですね。
だから今回のオスプレイのことを墜落というふうに全部が表現しているのは真っ当な報道の仕方だなと。
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これを主観的だとか独りよがりの言い方だと言われないようなレベルであればやってもいいんじゃないかということですよね。
むしろ逆に政府も翌日から墜落というふうに言葉を変えています。
こういったことはメディアの非常に重要な機能なんですが、
今日の朝刊では毎日新聞の大地智子記者がこのことについてまだ触れていました。
日本でもついに墜落したというのに、政府の対応は驚くほど米国を任せた。
米国が当初不時着水と説明すればそのまま受け売りし、
翌日米国が墜落と修正すると平然とこれに従うというふうに書いています。
なぜ自国民がその命令は耳で直接捉えて証言した情報を元にして自分の言葉で語らなかったのか。
目撃した市民の多くは3回ほど回転していた。火を吹きながら海面に落ちたという証言も入っていました。
日本政府はこうした情報を知りながら米国の大本演発表を推しいただき、
事態の深刻さを過小評価するようなかのような表現を選んだというふうにこの記事では書かれています。
私もこれ全く同感ですね。こうしたことがきちんとできないと非常に問題だと思います。
いずれ大地智子記者は日本の住宅密集地に墜落するかもしれない。
日米安保保障条約では日本の警察は現場検証も許されない。
でもそれでも事態の深刻さを日本政府は自らの言葉で国民に知らせる権利と義務がある。
こういった書き方をしています。私も本当にこれは同感で、この言葉使い、
メディアは今回ちゃんとやったかなと思いますけども、政府は相変わらずだなと思いましたね。
やっぱりちゃんとチェックしていかなきゃいけないなという感じです。
そんな中、佐賀で配備されようとしているわけですが、
自分の理解を得られるような状況じゃないですよね。
いろんなことを考えちゃったんでしょうけどね。
さて、8時40分過ぎのキャッチアップでは神戸さんどんなお話を。
名称と言われた高校野球の監督についてお話したいと思います。
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