1. RKB解説委員長・神戸金史 のBrush Up&Catch Up
  2. 神戸金史 のCatch Up 「香子..
神戸金史 のCatch Up 「香子」作者の帚木蓬生さんにインタビュー
2024-04-16 11:55

神戸金史 のCatch Up 「香子」作者の帚木蓬生さんにインタビュー

RKB解説委員長 神戸金史
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:07
イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって イラレテ イラレテ イリカミネ
三菱電機
毎週火曜日のこの時間は、神戸金文のCatch Upです。
今年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」は、源氏物語を書いた平安時代の女性、紫式部が主人公ですね。
福岡県仲間市在住の作家、毎日蓬生さんが、小説「香る子 紫式部物語」を書きました。
まもなく最終の5巻が刊行されますけど、熱い本なんですけど、これが大変な小説なんですよ。
母桐さんによる源氏物語の現代語訳が、作中作、紫式部が書いていく作品として、挟み込まれて紫式部に行き、また挟み込まれて紫式部に行きという二重の構造になっているんですね。
小説と、源氏物語の母桐さんによる現代語訳も読める、一粒で二老一子という感じの小説なんです。
母桐さんは福岡県小小里市生まれの77歳。
精神科医の開業をする傍ら小説をベストセラーを連発してきた方で、去年お医者さんを引退して執筆に専念をされています。
源氏物語ですけど、平安時代の貴族の恋と人生を描いていますが、読んだことはあります?
読んで挫折しました途中でも。
小文の授業をね、読んで途中まではっていう感じなんですよね。
その時に、わあ難しいって思ったりね。
私も現代語訳、いろんな作家さんが書いてるんですよ。
それを手に取ったことはあるんですけど、ほぼ挫折をしています。
谷崎純一郎さんとか、えんちふみこさんとか、瀬戸内弱者さんとか、いろんな方が書いてるんですけど、今回は母桐さんが書かれたということです。
母桐さんの名前自体も、母桐も宝生も、源氏物語の章のタイトルなんですね。
それを釈放してペンネームにしたほどの源氏物語付きだったんですが、
今回なぜ源氏物語をテーマにしたのか聞いてみました。
12、3年前ですかね。
書いてくださいと、源氏物語について。
その時はほら、ミステリーという話でしたよ。
私はミステリー作家でした。
まあ、だいぶ前は。
で、わあ、源氏ですかって言ったら、母桐さんは自分がペンネームをそこから取られてるでしょうって。
責任がございませんかって。
責任、これは参ったなあ、責任かって。
それから12、3年前で、そりゃあ、だんだん後から聞いてきましたね。
で、コロナの始まりの前頃から、そうか、やっぱり書いておかないとと思って書き始めた時に、
03:05
単なる紫式部の物語というより、紫式部がどうやって源氏物語を書いたのかというのを書こうと、そう思ったんですね。
これ誰も手を付けてない。
そして谷崎とか園地のあたりはですね、紫式部に関する学問的な研究が進んでないですよ、あの時は。
それ以降、いっぱい進んでますからね。
女房の世界はこうだったとか、紫式部の愛人はこうだったとか、
1回か2回結婚したのはこうだったろうとか、越前に行ったとか、なんかがどんどん出てきてますからね。
今こそ私が書ける時代だなと思いましたね。
非常にもう時代的に良かったと思いますよ、前の世代の作家よりは。
こうしてですね、書かれた小説なんですが、原文を現代人にも分かりやすく書く、これが現代語訳の意味でしょうけど、
それが書き終わった後に、一章書き終わった後に紫式部の物語に戻って、
今回は出来があまり良くなかったなとかですね。
それを筆者する仲間の女性たちとの意見交換したりとか、そんなのが小説にどんどん入ってくるので、
物語の中身がスッスッと頭に入ってくるんですよ。
これがすごいことですね。
濱木幸さんはですね、そもそも現状物語自体が2000年も前の小説なのに、
とても重層的な構造になってるんですというふうにおっしゃってたんです。
原文をデフォルメというか、変えて面白くおかしくした作家ばかりですよ。
谷崎もそうだし、えんちもそうだし、よさのもそうだし。
今までの現在の語訳が。
全部そうですよ。田辺さんにしても、弱鳥さんにしてもそうですよ。
私それは冒涜だと思いますよ。
有名な作家たちの原文物語っていうのは、和歌とか漢文を入れてないですよ。
物語でスーッと言ってますけどね、これは悪いですよ。
それはもう、紫式部の現状物語を壊してますから。
だから和歌は和歌でピシッと入れようと私は思ったんですね。
紫式部というのは、ものすごい人物の書き方をしてるんですね。
一人の人物を出してみましょう。
心の中で考えるのを、あれこれあれこれこれこれ考えるんですね、人物というのは。
何か優柔不断といえば優柔不断ですけどね。
英でもない、美でもない、詩でもないと。
それで発言しますね。
発言するのはだいたい嘘が多いですよ。
言葉にしたものは。
しかし本音はですね、和歌にしてるんですよ。
ピシッと。
山荘の構造になってるってこと?
なってるんですよ。
それで人物に深みが出てるんですよ。
この山荘構造の人物というのは、ちょっと日大の総長でもできないでしょうね。
06:05
心の内を文章にまず書いていて、それが発言として言葉に出てくるのが少し鏡面的なものね。
それで嘘が混じってたり。
ところが和歌になると本音が出てくる。
本音が出てくる。悲しんでおりますとか。
そのしわんたり。だから和歌を入れないとそれは出てきませんからね。
だからちゃんと入れてるんですけど。
今回和歌を紹介すると、これはこういう、という哀愁で書かれてますよね。
哀嘆です。
意味付けがはっきりわかるんですね。
そうですね。あれはちょっと工夫しましたね。
なんなんという意味であれって言ったら馬鹿になりますからね。
なんなんのという悲嘆であれとか言うんですね。
そして、楽しそうに話してらっしゃるでしょ。
インタビュー自体もご自宅でしたけど、とっても面白くて。
和歌を入れ込んだことが大きな意味合いだと。
その和歌って僕らにとって難しいものかなと思ってたんですけど、
羽木さんがきちんと、この和歌はこういう悲嘆でこうなんです。
っていうのが補足的に書かれてるんですよ。書き加えられてるんです。
削ってしまうのではなくて書くんだけど説明をちゃんとしてるので、
譜に落ちてくる。そしてさらに村崎式部のパートに戻ると、
この章全体がどんな意味合いがあったのかっていうことがわかってくる。
そして何かの人生の動きがあった時に、では続きを書こうってなると、
それがリンクしていくんですね。
初めて源氏物語の全体像が私わかってきた気がして、
本当にびっくりですよね。
で、羽木さんはこの源氏物語が女性の物語だというふうにおっしゃっていました。
この小説は光源氏が主人公じゃないですよ。女性ですよ。
女人。重要人物が25人出てきますけどね。
女性が。
女性が。あれを全部書き分けてるんですよ。この原稿用紙が2500枚くらいの中で。
こんな芸当ですね。できないですよ。
あの日大の総長だってできないと思うんですよ。本当に。
そうですか。
本当に3人くらいを書き分けられますけど、25人をこう散らばして書き分けるというこの手腕。
これ、ここに元木があったと思いますよ。
女性の様々な生き方を書く。
そう。で、それはみんな哀れさ、女人の哀れさを伴った生き方をしているところに、
彼女の銅像があったと思います。村橋君が。
それは目の前にいる人たちを見ているからですよね。
そうです。
女房として貴族階級の中にいながら、でも使える側としている人たち。
本当に。主人に使えなきゃいけないしですね。
そしてその主人たちも、女性のお妃さんだったり、いろんな方がいらっしゃるけれども、
09:01
その中にも非常にこう、人生の浮世経がありますよね。
ありますよ。それを見ていたんじゃないでしょうかね。
実際の。
本当に実際の。
そう思いますよ。
それをあそこにピシーッとはめ込んでいったんじゃないでしょうか。
それはすごい手腕だと思いますよ。
そういう小説はそれ以前にはありえないんですよね。
ありえない。
その後もないかもしれない。
ないですよ。で、村橋君は特に漢文の素養がすごいですから、
あのNHKのなんか町娘のチャラチャラしたものとは全く違う人物ですから。
まあ恥ずかしいですよ、あれは。
絵画ドラマですか。
絵画ドラマ。
私の小説の発火に合わせて絵画ドラマを作ったのはわかりますけどね。
それはありがたいですけど。
楽しかったです。
いろいろおっしゃりたいことが終わりのようですね。
あの本当にこの小説を読むと、実際の傍聴がどんな本だったのか、
紫式部という女性が見てたものはどんな世界だったのかっていうのが、
かなりリアリにわかる。
源氏物語ってこんなすごい小説だったんだなっていうふうに思いました。
で、ご自宅に伺ったので、当時出ていた3巻までに全部サインをしていただいてきたので、
これをリスナー方に3冊いっぺんに、一人の方にプレゼントしたいなと思っています。
ということで今日はプレゼントがあります。
母機にほうせいさんが書いたカオルコの1巻から3巻までをまとめて、
お一人にプレゼントいたします。
ご希望の方は、お名前、電話番号、住所、そして番組の感想を書いて、
メールで送ってください。
gu.rkbr.jp
gu.rkbr.jp
ファックスは0928448844
092844の8844までご応募ください。
お待ちしております。
ここまで、カンメカネムミのキャッチアップでした。
落語家の立川翔司です。
1週間のニュースの中から気になる話題を題材に、
新作落語をお送りしているポッドキャスト番組、
立川翔司のニュース落語。
もう聞いていただきましたか?
政治家の問題発言や、
動物たちのほほえましいエピソードなどなど、
落語の世界でお楽しみください。
Apple、Spotify、Amazonの各ポッドキャストで、
立川翔司で検索してフォローお願いします。
また、YouTubeでも聞くことができますよ。
さらに、生放送でいち早く番組をチェックしたい方は、
ラジコでRKBラジオ、立川翔司キーサイトを聞いてください。
毎週金曜朝6時半から10時まで、生放送中です。
さらに、この立川翔司ニュース落語は、
本で読むこともできます。
お近くの書店、ネット通販でお買い求めください。
本と音声、両方で立川翔司のニュース落語。
どうぞご引きに。
立川翔司ニュース落語
11:55

コメント

スクロール