00:07
イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって キラレテ キラレテ イリカミネ
三菱電機
この時間は日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up。
火曜日は、RKB神戸金文解説委員長です。
大阪生まれのシンガー・ソングライターで、役者もしているパギやんという人がいます。
本名は、チョーバックさん。体が大きくて、ものすごく迫力がある方なんです。
大学とか予備校で、20年間教員を務めた後に、なにわの歌う巨人と称して48歳で芸一筋で生きる決断をして、
現在68歳ですが、活動を続けている在日二世の男性ですね。
反戦・反差別の活動家でもあって、自分のことは在日関西人と名乗っているわけですね。
私も友人ですけど、反骨の人だなと思います。
そのパギやんを3年間追いかけたドキュメンタリー映画、
タイトルの映画が完成して、来月14日から東京都内の映画館、ポレポレ東中野で公開されることになったということで、
今月8日に福岡市内で完成試写会があったんですよ。覗いてきました。
映画の中でパギやんが歌っている歌ですけど、ちょっとお聴きください。反骨の歌ですね。
ずいぶん、ホチの元祖の歌とは違うんですけど。
陽気な感じで、まさにね、タイトル通り。
開き直った非国民だと言っています。在日関西人のパギやんだし、歌ですね。
北海道から沖縄まで全国各地を巡っては歌って、現地で人と話していくパギやんの姿を追いかけたドキュメンタリーがあったんですね。
撮影編集になった大須賀博監督はこの映画について、
舞台で、酒場で、町内で、旅先でパギやんが繰り広げる人間マンダラとも例えられる様々な人間関係と心模様をカメラに収めて、
そこに生まれた言葉を綴ったドキュメンタリーですと話していました。
03:01
映画で紹介された札幌のライブの一部をお聞きください。
だって、今日の歌聞いたってみんな、どこからああいう反骨精神が出てくるのか、何を恐れないで何を伝えるのかっていう、やっぱりその根はジャインチャーと思います。
まあこういう感じで、基地の重圧に苦しむ沖縄でのライブを企画したりとか、北海道で会える人々と交流したりとかですね。
また韓国に飛んで、政府によって虐殺事件が起きた最州島温泉事件ですね。
それから甲州事件の現場。こういうところに巡っては、そこにいた人たちがどんな苦しみの中で人生をその後生きてきたのかっていうことを追いかけていくような感じになってて。
なんかね、ロードムービーみたいなんですよ。旅して旅して旅して、そこに行くと新しい差別の出来事があって、そこを見て一緒に共感していくというような感じ。
知り合いの人もいっぱい出てて、ちょっとびっくりしたんですけど。
沖縄でのライブにはですね、一緒に出演した伝説のフォークシンガー、中川五郎さんと音楽談義を繰り広げていました。
なんていうんですかね、上手く歌を歌う人ももちろん素晴らしいんですけど、そうじゃなくて、
音の伝わり方っていうのは伝わってくるものと、ある意味逆に全然お前の音伝わらないものがあるんですよね。
上手で演奏上手くて、通り過ぎる。
なんで歌うかっていう、なんで人に聞かせようとしているのかっていうその思いが伝わるっていうか、そこが重要だと思うんですよね。
でも僕はね、やっぱり自分が人前で歌おうと10代の半ばに思ったのは、
アメリカやイギリスのフォークソングを聞いて、これは下手でも歌っていいんだっていうか、
歌を歌う人にプロもアマチュラも苦労とも素人もなくて、
何か歌いたいことがあったり歌う気持ちがあればできるのがフォークソングだと思ったんですよね。
僕はそれが自分の中の人前で歌う原点としてあるから、今もやっぱり伝えたいことがあるから歌おうとするんですよね。
06:05
映画の中の音声なんですけど、こんなやり取りをしてましたね。
いろんな方々と行っては話を、お酒を飲みっていう映画が続いていくわけですけど、
お話がパギアン上手でですね、なんか面白いんですよ。
広島での平和運動に参加する学生が大阪からお金がないので船で向かおうとしたときのことをこんな風に言ってましたね。
結構な数が学生だね、広島におって。
おもろいのは、大阪の南郊から船乗るんですよ。
広島に行くのに金ないから。
南郊に船乗ったらですね、傍観に来るウヨクも一緒に乗ってるんですよ。
すごいウヨクも金ないね。
もっと丁寧で。
また広島でお会いしましょう。
映画には出てきてないんですけど、創作狼曲、狼曲ですよ。
取り上げているのは石中村哲。
九州の言葉を駆使しながら狼曲を語っていたり、
また名作映画を歌と語りで表現する歌うキネマっていうですね。
映画を一人芝居でずっと作っているんですよ。
ずっと演じていく、全ての登場人物をですね。
自分ならではの、短くしていくんですけど、
映画の内容が伝わるような形の歌うキネマシリーズとかですね。
様々な表現があって、話芸はかなり幅広いですね。
旅の途中で移動する車の中ではこんな会話もありました。
こういう皆さんが何十年戦ってきたことに感動しましたって言うからさ、
だから若い奴は感動するな、参考にしろと言った。
若い奴が感動するな、参考にしろ。
なかなかかっこいいフレーズを言うんですよね。
そういう人です。
実は私とも個人的なつながりがあって、
津久井山入園事件、殺傷事件の後に、
障がいのある子供を持つ私が書いたフェイスブックの文章が広がっていったんですけど、
その文章を知ったパギアンが歌にしてくれて、
障がいを持つ息子へという歌になった。
そういう経緯もあります。
福岡での歓声試写会の後、上映後に映画の中で歌った
グーチョキパーの歌というのを披露しました。
みんな強くてみんな弱い。
みんな強くてみんな弱い。
みんな強くてみんな弱い。
09:03
俺弱いのは。
弱いの言い抜きでしょ。
なかなか楽しい人ですね。
アドリブはすごいですね。
社会的な姿勢にはダホッと強く声を上げる、反骨の人なんですけど、
やっぱり優しい人だなと思いますね。
子どもたちにもこういう歌を歌うってすごく喜ばれています。
東京ではポレポレ東中野で6月16日からの映画の上映は決まっているんですけども、
福岡でもぜひ上映したいとパギアンは言っていました。
人はひとりがみんなひとり。
悔しいけどプーチンもトランプもみんなひとり。
みんな強くてみんな弱い。
みんな弱くてみんな強い。
グーチョキッパーの歌でしたよ。
これは福岡でも上映されることを願っております。
どうもありがとうございました。
まだ福岡での上映は決まっていないんですけど、東京での反応を次第かなって感じもします。
映画の上映が楽しみなんですけど、
グーチョキッパーの歌って今流れましたから、
CD、パギアンからいただいたもの、
それから私たちは陽気な非国民のCD集もあるので、
それぞれ1名の方にプレゼントしたいなと思っています。
ということでCDご希望の方はぜひ番組にメールでお寄せいただきたいと思います。
gu.rkbr.jpにお名前、お所、連絡先、そしてCD希望と書いて送ってください。
どちらが当たるかはこちらで抽選を決めさせていただきますのでご了承ください。
この時間はキャッチアップをお送りしました。