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2022-06-12 12:29

062. 宇宙人はいるの?〈STEAM NEWS第82号振り返り〉

YouTubeはこちらから👉 https://youtu.be/ZjSldOlmlYs

ニュースレターはこちらから👉 https://steam.theletter.jp/posts/eff04bf0-e7ec-11ec-8e7d-79f3d88abfc3

【140字まとめ】JAXAの探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」の砂から生命の基「アミノ酸」が見つかったようです.ひょっとしたら我々地球上の生命体も,宇宙起源かもしれませんね.今週は「宇宙人はいるの?」をテーマにお届けします.結論:いる!


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いちです、こんにちは。こちらのYouTube、そして同時配信しているポッドキャスト、Kanayafricaの更新を久しぶりにさせていただきます。
僕はね、steam.fmという別のポッドキャストを毎週更新させていただいていて、こちらのYouTubeチャンネルと、それからこのYouTubeの内容をそのまま音声だけ抜き出してお送りしている
Kanayafricaというポッドキャストはね、60号を最後に一旦お休みをさせていただいていたんですが、一つはsteam.fmの方が起動に乗りまして、大体の収録の時間であるとか頻度であるとかが起動に乗ってきたということと
もう一つはですね、いろいろ仕事が立て込んできて、このまま行くと日曜日仕事で終わっちゃうぞということで、強制的に日曜日何かやるとイベントを入れておきたくて、今後毎週できるかどうかは全然未知数なんですが、このYouTubeチャンネル、そして同時配信しているポッドキャストを再開していければなぁと思っています。
僕は毎週ニュースレターをお送りしています。毎週金曜日朝7時に無料のニュースレター、steamニュースというのをお送りさせていただいているんですが、その中でニュースレターのおかげさまで先週第82号をお送りしました。
まさか80回も超えるとは思ってなかったのですが、無事82号をお送りすることができてsteam.fmの方もエピソードナンバーが追いついて、
今エピソード82を先週お送りしたところです。その82号でどんな内容をお送りしたかというと、宇宙人はいるの?というテーマだったんですね。
宇宙人と言っても、我々のような人間型の宇宙人というわけではなくて、地球外知的生命体というものがいるのかどうか、
それから、知的生命体と呼べなくても生命体、生き物というのが地球外にいるのかという話題をお届けしました。
これは先週、日本の小惑星探査機ハヤブサ2が小惑星リュウグーから砂を持ち帰った、それを分析したというニュースがあったんですね。
リュウグーの砂からアミノ酸が20種類以上、見つかったということで、これ大ニュースになりました。
アミノ酸というのはタンパク質の元になるもの、タンパク質を構成する分子で、地球上の生命にとって欠かせないものなんですね。
アミノ酸からタンパク質ができているから、アミノ酸がなければ地球上の生命というのは生まれなかったということなんですね。
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これはもともとは地球上にしかないと考えられていたんですが、宇宙由来の隕石の中からも見つかるようになってきて、これはひょっとしたら宇宙から地球外にもあるんじゃないかということを言われていて、
ついに決定的証拠ということで、小惑星リュウグーの中にもあったということが発見されたわけです。
これ何が大きなニュースかというと、地球上の生命が生まれたのは純粋に地球だけで生まれたのか、あるいは地球外の何かが地球に隕石の形で降ってきて、そこから増えていったのか、
あるいは両方地球でも生まれていたし、地球外でも生まれていたものが混ざったのかという可能性が広がったわけですね。
もう一つ大きなニュースとなった理由は、地球外にアミノ酸があったということは、地球以外の惑星にも生命が誕生するチャンスがあったということを示しているわけです。
現在NASAが行っている火星探査というのは、かつて火星に水があっただろうということを明らかにし、ひょっとしたら火星のサンプルからアミノ酸が見つかるかもしれません。
ひょっとしたら火星にかつて生命体がいたということが見つかるかもしれません。その可能性が少し上がったということですね。
もちろん火星人がいたかというとその痕跡は残っていないのですが、地球上でいう微生物のようなものはいた可能性は全然否定できなくなったということになろうかと思います。
地球外に生命がいるかどうかというのは、これも昔から人類の想像力としてはありました。
例えばかぐや姫というのは月からやってきたお姫様ですよね。
そんな形で人類は想像はしていたのですが、本格的に科学的に考えられるようになったのは、地球上の生命というものが何かというのを人々というか科学者たちがまずは理解をするようになってからじゃないかなと思います。
本格的な議論というのは、おそらく1960年代、70年代、地球外生命探査ということが概念が生まれたのはそのぐらいじゃないかなと思います。
主導的な役割を果たしたのはコーネル大学のカール・セイガン博士で、彼は地球外に生命体がきっといるというのをずっとその信念として持っていた人で、
あの時代、どこが一番ホットスポットだったかというか、太陽系で地球以外で生命がいそうな場所として考えられていたのは木星だったんですね。
木星に生命がいるんじゃないか。カール・セイガン博士はテレビシリーズコスモスという天文学、地学を一般向けにわかりやすく放送した番組の中で、
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木星に生命体がいるんじゃないかという話を想像像交えてされていて、後にカール・セイガンじゃなくて、作家のアーサー・シー・クラーク、映画監督の
スタンリー・キューブリックはその影響を受けて2001年宇宙の旅の舞台を木星に選んだというようなことも話されています。
現在では木星よりは火星の方が、木星にまだその生命の痕跡というのが見つかっていないですが、
木星のことというのはよくわかってきて、当時よりはよくわかってきて、それよりは火星の方が有力なんじゃないかというふうに傾いてはいますが、
それでも地球外に生命体がいるんじゃないかということは、あるいはいたんじゃないかということは、惑星探査の強い原動力にはなっているんじゃないかなと思います。
最初に木星を探査したパイオニア15という惑星探査機、1970年代に打ち上げられている探査機なんですが、最終的には太陽系を脱出しました。
人類で最初に太陽系を脱出した人工物と言われているんですが、そのパイオニア15にはカール・セーガン博士考案の宇宙人への手紙というものが載っています。
これは手紙を読むには微生物ではしょうがないので、ターゲットは地球外知的生命体、宇宙文明ということになるんですが、
カール・セーガン博士が考案された宇宙人への手紙というものがパイオニア15に載っています。
福川毎週メールでお送りしているニュースレター82号にもその話題を載せていますし、82号からリンクを飛ばしています。
過去何回かバックナンバーの中で宇宙人への手紙というのを特集をさせていただいています。
背景には第1回の東京オリンピックの影響もあったんじゃないかというような、僕個人の考察ですけれども、そういったものも加えさせていただいています。
そういった話で、地球外文明というのは本当にあるのだろうかというので、カール・セーガン博士のお友達だったドレイク博士が考えたドレイク方程式という概念も
82号の中でお話をさせていただいています。ドレイク博士、彼は非常に、彼自身これは大雑把な推測だがというふうなことは言われているんですが、
この銀河系、我々が住む銀河系に宇宙文明何個あるだろうか、少なくとも我々が住んでいるんだから、我々が生きているんだから、銀河系に一つは宇宙文明がある。
宇宙文明と呼ぶかどうかわからないですけれども、知的生命体はいる。他にいくつあるだろうか、ドレイク博士の推測では10あるんじゃないかと、銀河系の中に10あるんじゃないかということを言われています。
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そのこともニュースレターの中でお話をさせていただいています。その10あるんじゃないかということに対して、エンリコ・フェルミ博士という天才物理学者が、
順番としてはフェルミが言ったことの方が先なんですけれども、奴らはどこにいるんだと、地球外文明がいるとしたら、地球外生命体、知的生命体がいるとしたら、どこにいるんだと、地球にやってきているのかということを言い出したわけですね。
これがフェルミのパラドックスと呼ばれている考え方です。それをもとに、どのぐらいの確率でいるんだろうかと考えたのがドレイク博士で、
それで銀河系に10じゃないかということを言ったわけなんですが、ただこれは当然確率論なので、我々がいるということは、この銀河系に関して言えばゼロということはありえないんですけれども、1なのかそれが10なのか100なのかということはわからない。
ただし、20世紀最大の発見の一つに、我々が住む銀河系以外にも銀河がたくさんあるという発見があったわけですね。
銀河、現在の推測では2兆個あるというふうに言われています。
我々が住んでいるのは天の川銀河という銀河なんですけれども、我々銀河系に住んでいるので銀河の形を知らないわけですよ。
だって上から見るわけにいかないので、銀河の形というのがわからなかったわけですね。
ところが、エドウィン・ハブル、20世紀最大の天文学者と呼ばれているエドウィン・ハブルは銀河までの距離を測ることによって、従来見ることはできていたんですけど距離がわからなかった。
それがハブルによって距離を測ることができるようになって、どうも我々の天の川銀河の外に銀河があるぞということがわかって、ということは銀河がたくさんあるぞということがわかって、
ということはドレイク博士の方程式、ドレイク方程式というのは銀河の中に宇宙文明がいくつあるかという推測だったので、
この銀河の数がそもそもこれだけたくさんあるということは結論として、この宇宙で宇宙文明あるいは知的生命体というのが一つだけということはやはりどうも考えにくいという結論になるわけですね。
つまり宇宙人はいるという結論になろうかと思います。ということをニュースレター82号でお話をさせていただいています。
よかったらニュースレターの方も読んでいただければなと思っています。無料で登録いただけますのでメールアドレスご登録いただければバックナンバーも読みいただけますし、毎週新しいニュースレターが届きますというわけでお楽しみください。
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はい、というわけで今日は久しぶりの収録でした。聞いてくださってありがとうございました。できればまた次の動画でお会いしましょう。
またsteam.fmの方もね登録してください。よろしくお願いします。ではまた次回次の動画でお会いしましょう。いちでした。
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