IT導入補助金の危険性
おはようございます。業務瞬殺エンジニアの加門です。
今日のテーマなんですけれども、皆さんIT導入補助金というのを使っているという方も多いと思うんですけれども、そのIT導入補助金、なんかきな臭いところもあるなぁと思っておりまして、それについて今日はお話ししていこうと思っております。
なかなか不正受給につながりかねない、そういう危険なところもございますので、ぜひ最後まで聞いていただきまして、チェックしていただければなと思います。
この番組は業務瞬殺エンジニアの加門が業務効率化とITニュースを語るチャンネルです。
さあ本題に入っていこうかなと思うんですけれども、IT導入補助金不正受給の可能性があるやり方がございまして、それが横行している感じがするので、今日はそれをお伝えしようと思っております。
どういうものなのかというと、本命の商品と違う商品の導入を進められることなんですね。
よくわかんないですね。本命版コンサルなんですよ。コンサルを受けたいんだけど、そのコンサルは500万円です。
IT導入補助金を受けることによって250万円で受けることができますよっていう話なんですね。
それはいいじゃないか。じゃあIT導入補助金をお願いしますっていうことになるんですけど、IT導入補助金はコンサルの受給というのはできないんですね。
ITの導入になるので、ITの導入じゃないからになるんですね。
じゃあどうやったらIT導入補助金使えるでしょうか。
答えは全く関係のない会計ソフトを入れることですっていうお話なんですね。
会計ソフトを導入させますよと。コンサルサービスを提供しますっていう。
意味わからなくないですか。別に会計ソフト欲しいって言ったことないですよ。1ミリも。
なんやったらジョブガン使ってるから会計ソフトいらんしみたいな人だったりとかマネフォワード使ってるからいらんねんけどみたいな人もいるんですけど、会計ソフトを導入させられますよと。
全く1ミリも使ってないものを社長さんが成果報告としてあげますよという形になります。
なんかおかしくないですか。おかしいんですよね。
これってスキームって言っていいのかわかんないんだけれども、形としては会計ソフトは20万円ですと。
なので、IT導入補助金として出した場合は20万円を会計ソフトを持っている会社に支払って、残った480万円を売り上げとして計上してくださいと。
その480万円でサービスを提供してくださいという話なんですね。
会計ソフトを持っている会社に20万を支払ったけど、会計ソフトを持っている会社は何?みたいな感じになるわけですよ。
IT導入補助金を受けるときはこの会計ソフトを持っている会社に500万を支払って、会計ソフトを持っている会社から480万円をコンサル会社に支払うという形なのが今回のスキームになるわけなんですよね。紹介料みたいな感じで。
ひどいんですよね。口だけだとわかりにくいと思うので、図解を渡したいんですけど、なかなか厳しいですよね。
なぜこういうことを知っているのかというと、僕のところに会計ソフトを持っている社長さんがこういうスキームがあるのでやりませんか?と言ってきて、声をかけてきたからなんですよね。
お客さん会計ソフトはいらないのに、いらない商品を売りつけて、使っていないのに虚偽の申告をして、本命のサービスの提供をする。不正以外の何者でもない。
こういうのは結構多いです。コンサル会社もこういうのをやっているし、僕みたいなIT企業もこういうことをやっています。
お客さんに必要のないものをわざわざ売るとか、意味がわからない。
こういうことが世の中いっぱいあるので、不正受給もしかしたらやっているかもしれませんし、やっていないのであれば、こういうスキームでやっているので大丈夫ですよと言っている会社があったら、ここの会社とはやり取りせんと思って切って、自分の身を守っていただければなと思います。
不正受給の影響
ID通り補助金を使うかどうか悩んでいる方がいらっしゃったら、この音声をシェアしていただいて、マジで危険なんだよということをお伝えください。
はいということでね今日の放送ちょっと早いんですけれども以上となりますマジで気をつけてくださいもう本当にね不正受給っていうのはやると金額支払い戻さないといけないんで
この前も事業再構築補助金で何億と使った長野の会社さんがあったんですけれども、それが不正受給だというふうに認められちゃいまして、その金額払い戻しを指示命令されたんですよ。
それぐらいね結構きっついんで、例えばさっきの500万とかやったら350万支給されているわけなんで、この350万今すぐ返せって言われるわけですよね。
こんなん言われたらですねやっぱ中小企業めっちゃ苦しくなるんで、マジで気をつけていただけたらなと思っております。
はいということでね今日の放送ここまで。さっきも言ったなこの放送ここまでとなります。この放送が面白かないか、ためになったなとか、今後気をつけていこうと思っていただいた方はですね、いいねボタンを押していただけると幸いです。
身近な方でですねこういうふうな目に合っているとか、もう会いそうという方はですね、マジで気をつけていただければと思っておりますので、ぜひ気をつけて事業を回していただければと思っております。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。カモンでした。バイバイ。
