この番組は、沖縄のグラフィックスタジオ、NERDの三河文鷹が、
イラストレーターのおじゆさんや、さまざまなゲストの方たちを迎え、
イラストレーションの面白さや、活動の難しさについて考えをシェアすることで、
日々、作品制作をする皆さんとのつながりを深められないか、という思いで配信しています。
ゲストの方々には、実際に展示をしてもらったり、一緒にイベントに出展してもらったり、
番組を聞いてくださった皆さんが、直接作品を楽しめるような機会も考えていきます。
今回のゲストは、作家でオマケボスというブランドを運営している清水さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。オマケボスというブランドを運営している清水です。
ちょっと言い慣れていないからつまずいちゃいましたけど、
オマケボスはグッズを作っている野郷みたいな感じですかね。
そうですね。なんか曖昧なんですけど、オマケボスは検索できるけど、個人として会えるとき見つけないように、
あ、むしろ?あ、あえてなんだ。
あえて特連制を。
じゃあ、一応検索できるようにするときは、
オマケボスで言ってもらう。
オマケボスで、とか清水かっこオマケボスぐらいの感じですかね。
そうですね。あとなんか、昔謎の尖りを見せれたんで、ニックネームで呼ばれたくなくて、
それで清水なら清水さん以外呼びようがない。
確かに。
それで清水ですね。
いやいやいや、ありがとうございます。こぶさたしてます。
お久しぶりです。
あのあれですね、去年も沖縄に来ていただいて。
そうですね。去年お土産製作館っていう展示を、ナハーブロードウェイっていうコミュニティにして、
そのアテンドを三河さんがやってくださったっていう感じですね。
そうですね。ありがとうございます。
しかも今年2回目を開催されるっていうので。
そうですね。2回目は沖縄かわいい祭りっていうことでちょっとテーマを書いて。
なんかなんか、水族館縛りを取っ払ったんですね。
そうですね。
なるほど。で、それに参加される方、ちらっとご紹介いただいてもいいですか。
はい、まず私と、あと沖縄から3名ですね。
水行座さんっていう方と、戸口直さんっていう方と、戸口羽月さん。
この3名、水行座さんはイラストレーターの方で、戸口直さんもイラストレーター、デザイナー。
デザイナーですね。
デザイナーですか。戸口羽月さんは戸口直さんのお姉さんで写真家。
はい。
去年お土産製作館したときに、来年一緒に出ましょうよみたいな感じで、
だから今回実際に出ていただくことになったっていう感じですね。
はい、いいですね。ありがとうございます。
で、あとは東京のメンバーですね。
影山沢子さんとうよよバードさんと水野静さん。
影山沢子さんは私のかなり友達で。
かなり友達。
かなり友達としか言えないんですけど、
でもうよよバードさんと水野静さんもかなり友達で、
4人で遊びに行ったりすることも割と頻繁。
カラオケとかも行くし。
へー。
だから実は4人で沖縄行きたいからやってる展示でもある。
いや、いいね。
影山沢子さんは最近宇宙メイドニャンガーっていう古典をやってて、
たぶんその古典の作品がね、グッズがメインでやってくると思うんで、
すごい可愛いものが沖縄にやってくるのを楽しみにしていただけたらなと思います。
うよよバードさんも画家なんですけど、グッズとか本とかをすごいたくさん書かれていて、
うよよバードさんは本当に絵をたくさん描いてるから分厚い本もたくさん使っていて、
もうね必見ですね。
水野静さんは普段ね、文筆家とかを最近はされてることが多いんですけど、
今回は新しい本、文学フリマンに出す本を先行販売してくだされてることで、
まだねタイトルとか発表してないんで言わないんですけど、
かなりおかしみのある、すごい楽しみだな。
だからそれぞれの可愛いがちょっとずつね、それぞれですよね、本当にね。
そうですね。やっぱり何でもやって、できるようにっていうことにはしたけど、
やっぱ可愛いって言葉があるからちょっと引っ張られていくと思うんで、
それがどういう感じになるのかっていうのが個人的な楽しみっていうのと、
多分単純に楽しいと思うから皆さん来ていただきたいですね。
それあれですか、もともと知り合った、影山さんは予備校っておっしゃってましたけど、
他の方々はグループ展やるってなって清水さんが声をかけたとかそういうことですか?
そうですね、もともとは去年お会いしたりとかだったのと、
うよよバードさんも結構ツイッターの友達みたいなところも。
なるほどね。水野さんも?
水野さんもツイッターの友達です。
そっか。キャラの濃いメンバーだなって普通に思いますね。
なのでそのタイミングでちょっとお話聞けたらなと思って今日お呼びしました。
めっちゃ楽しみで、さっきも分かり合い対応を聞いて。
そもそも清水さんはイラストレーターっていう名乗り方はしてないですよね?
そうですね、今はしてないですね。
前はしてたんですか?
なんかしてた時があった気がします。
その方がいいのかなとか思ったりして。
でもまあ依頼に応えて書くっていうよりは自分の作品ありきみたいなとこありますもんね。
そうですね、依頼に応えるのもあるんですけど、やっぱりその効率の話で言うとやっぱりクライアントワークって時間かかるじゃないですか。
その上で書いてもクライアントワーク以外で使えないじゃないですか。
そうなると効率の面で自分が先に絵を書いてそれを使ってもらうみたいなライセンスをお貸しする形式のほうがいいのかなって思ってみたりとか。
でもかといってクライアントワークやってみると楽しいなってなったりとか。
そっかでも割と合理的な理由があったんですね。
そうですね、私はイラストレーターになったのも合理性でなってるんで。
それはどういう?
まず就活に全部落ちてるんですよ、未来に入ったと。
それで絵描き始めたのも就活落ちて暇になったからなんですね。
それまでは課題ぐらいしか書いてなかったってこと?
そうですね、課題もなるべく書かないようにっていうか学校もほぼ行ってなくて。
最初からこういう話するか迷ってたんですけど、結構最初からしちゃったのは、
大学の時は絵も書かずに、アドビのソフトの使い方もわかんないから、
家に引きこもってキャビアモリモリっていうゲームをずっとやってて。
アニメの課題とかも全然やってなくて、それでキャビアモリモリだけが積み上がっていって。
あとキャビアモリモリとインスタグラムですね、頑張ってたのは。
大学の時は暗黒期だったので、個性ってなんだろうっていうのをずっと考えてて。
そもそも女の子の絵をいっぱい描くっていうのを絶対したくなくて。
今じゃ考えられない。
恥ずかしいからしたくなかったんですよね。
女の子の絵をいっぱい描くっていうのは、セーラーマンとかカードキャプターさくらとかも世代だし、
絶好をやってきたことではあるんですけど、
それを公表とかで批判の目にさらされるのは耐えきれなくて。
アニメの課題とかも絶対にキャラクターみたいなものは描かないぞと思って、
折り紙が折れるところとか、
なるほどね。
折り紙がツルになるところとか、
夜の高速道路を走っている様子みたいなのを描いて、
だから絶対にキャラクターや人物みたいなものは描かないぞって。
今はたまにすごいイラストレーションブームとかキャラクターブームもあって、
漫画といえば普通だと思うんですけど、
私がいた10年ちょい前っていうのは、
漫研以外の人はちょっと堂々と描かない感じがあったという。
なるほど。
そもそも少なくとも自分は見せられない。
完全にアイデンティティの裏返しな感じがしますね。
めちゃくちゃカッコとして女の子の絵を描いてきたっていう自負があるから、
それを見せてはいけないっていう裏返っちゃってる感じがしますね。
カッコとしてっていう自意識は当時はなかったんだと思うんですけど、
ただ気づいたら、
落書きとかで描いちゃうけど人に見せないよねみたいな。
描いちゃってるんだ。
そうですね。描いちゃうけど見せない。
大学卒業したんで誰も見てないじゃんってことになるんで、
それでちょいちょいインスタグラムとかツイッターとかに投稿するようになって、
確かにインスタ、
今日お話しする前に雑貨を持って見させてもらってて、
確かに最初の方は、いわゆる昭和レトロみたいなジャンルになるのかわからないですけど、
雑貨をひたすらアップしてますもんね。
そうなんですよね。だからもともとこの私のポポイオンっていうアカウントっていうのは、
大学の頃買った雑貨を集めて、自分が買ったものにはどういう傾向があって、
自分はどういうのが好きで他の人とは何が違ってみたいなのを分析したりとか、
結構家でずっと寝てキャビアモリモリやってるから動けないから、
写真なら指を動かすだけで見れるじゃないですか。
だから自分って毎日しんどいけどこんないい瞬間もあるんだなみたいな癒し。
なるほど。結構切実ですね。
そうですね。かなり切実で。だからすごい雑貨が好きで、
当時は本当に絵を描くモチベーションとかも一切なかったんで、
多分もう一生中はものづくりをしたり絵を描かないだろうって大学生の頃は思っていて、
で実際ね、絵もすごい下手になってたんですよ。一時的に。
描いてなかったから?
いやなんか多分落ち込んでたから下手になってた。
気持ち的に?
だから結構自分の思想として、絵っていうのは永遠に描けるものじゃないかもしれないっていうのがあって、
だから結構そのいろんな人いると思うんですけど、
描けなくなっても構わないぞって思いながら描いてるっていう。
今も?
そうですね。今も。
自分だったら多分その方が長く描けるんじゃないかなって思うんですよ。
いやもう本当に密接に生き様と結びついてますね、じゃあね。
そうですね。
ぱっと見何も知らずに見ると、本当にただただ好きで偏愛で、
周りのことなんか気にせず好きなものをただアップするのが気持ちいいみたいにも見えちゃってたから、
意外と客観性というか、自分らしさって何だろうみたいな、特徴って何だろうみたいなところがこの時から考えてたってことですね。
そうですね。
それで、絵を描いたり物を作るのは向いてないから、
世界中の名作雑貨とかを集めて売る雑貨屋さんになろうっていうのを大量のコラボを持ってたんです。
聞きました。ベトナムか何か行って仕入れてきてたみたいな。
そう、それを玉編みの芸術祭で売って、みたいな感じで。
そういうことなんだ。
それで友達できてみたいな感じです。
月がこうじてというよりはもうちょっと1レイヤー深いところの話ですね、それで。
ですね。それで雑貨を集めて雑貨屋さんになりたいから、就活で雑貨屋さんになりたいですって言ってるから、
デザイン会社とか受けてるのに雑貨屋さんになりたいですってわざとわからないじゃないですか。
なるほど。
しかも当時性格もめちゃめちゃ暗いんで、めちゃくちゃ暗い人が雑貨屋さんになりたいって言ってて、取る理由がないよみたいな。
なるほど。
すぐやめそうじゃないですか。
逆になんかその雑貨メーカーみたいなとこは受けなかったんですか?
なんかスイマーとか受けたんですけど、やっぱり受けましたね。
でも雑貨メーカーあんま受けてないですよ。
私あのマイナビとかリクナビで就活するやり方があんまわかんなくって、ハローワークから受けたんで。
ハローワークの新卒向けの就活サイトが4月と5月だけ休止するんですよ。
その頃は決まってるでしょみたいなこと?
6月から再開されるんですね。
その4月5月暇になったから絵を描き始めたら、5月ぐらいに6月かバズってみたいな感じが。
いきなり意外だな。
でもまあ自分の中で落書きレベルではずっと描いてたってことですか?
そうですね、通話してる時のお絵かきとかそういうことはありますね。
本人的に昭和レトロっていう言い方はどうなんですか?
例えば作風を見て明らかに昭和レトロだなってなるやつもあると思うし、そうなるのは当たり前だと思うんですけど。
でも自分も今33歳なんでその辺の葛藤はないんですけど、20代の頃は謎に尖ってたんで。
懐かしいねって言われる度にハイキンドなんですけど。
いやでもなんかその感じはあるな。ちょっとね浅いですよね、昭和レトロっていう言い方はね。
いやでも、赤いものを見て赤いねって言ってるようなもので、当たり前の感想だと思う。
そこまで受け入れられるようになったんだ。
そうですね、20代の時は尖ってました。
じゃあちょっと今日は、いわゆる昭和レトロって言い方が確かに便利なんで。
全然言っちゃってください。
それで聞かせてもらうんですけど、そもそも昭和生まれではないですよね。
そうですね、1993年生まれなんで、平成5年生まれで、リアルタイムではないです。
なんで、どこでこういうものと出会ってとか影響みたいなところって聞いていいですか?
いやこの質問多分来るだろうなって思ってたんですけど、
でも元々親世代が昭和のものを通ってきた世代じゃないですか。
親63年生まれとか62年生まれだと思うんで、
そうなると60年代、70年代、80年代に結構きて、
あと児童館とかにもキャンディーキャンディーとかハイカラさんが通るとかそういうのがあったとか、
あと結構大きいのが、おばさんが中学生とかの時に集めていた付録のシールをいっぱい受け継いだことがあって、
ずっと撮っておいてあった?
そうそうそう。
あと中学生の時にインターネット触るじゃないですか、
そうすると九段書房っていう古本屋さんが神保町にあるんですけど、長所漫画専門の。
ここが神保町裏通り日記っていうブログを2002年だから24年くらいやってて、
そこに漫画のサムネイルがめちゃくちゃ並んでるんですよ。
それを模写したりとか。
だから描いてみたいなっていうのはずっとあったんですけど、案外描くのが難しかったんですよ。
何が難しいかってやっぱりペンタッチを真似するのが難しくて。
例えば昔の絵ってまつげがめちゃくちゃ描いてあるじゃないですか。
あれを童館画に描くだけでもすごい難しい。
だからそこ知れない技術の上に成り立ってますよね。
練習です。
いわゆる単純に親が好きでとかともちょっと違って、環境的におばから引き継いだものがあって、
どうしようもなくそういうのに惹かれる自分がいて、自分からそういうのを探しに行ってたって感じですか?
好きなものの中の一つに昭和レトロがあったって感じですね。
自分は桃池とかも結構好きだったりするんで。
そっかそっか、そうなんだ。
もう今となっては完全に昭和レトロの人っていう見られ方はしちゃいますね。
まあ、合ってるからいいんじゃないか。
だからそういう世界観は好きだけど、単純に技術的にすごく難しいから描けてたっていうほどでもなくて。
そうですね、高校生の時も描いてみたりしたんだけど、やっぱり頑張って頑張って段階も決してできて、
なんかできたなーみたいな感じで。
最近はこういう感じで描ける時もある。
大学卒業後なんですね。
そうですね。
意識的になんかもうこれは練習するしかないっていう感じですか?
そういうか、いつも昔の絵は模写して、何回か描いた後身につけてから、
じゃあこういう感じかなって応用してってやってるんで。
それは今もやることあるんですか?模写は。
たまにしますね。
やっぱり特にクライアントワークだと、こういう雰囲気でやってくださいって言われるときあるじゃないですか。
でもそれをそのまま描くと良くない。
当たり前だけど良くないから、ちょっとだけ侵害になっちゃうし。
だからこれの特徴ってどういうところにあるんだろうって分析するんですよ。
何枚か描いて。
結構自分頭固いんで、模写しないと構造がわからなくて、
これこういう色なんだとか、ここにこのハートが花になった形に連なっていて、
中央に文字があるんだっていう、その基礎的な構成すら模写しないと分からないっていうのがある。
そうか、それこの都度描いて習得してるみたいな感覚なんですね。
でも最近はちょっとだけ慣れてきたんで、ここまで模写しなくてもみたいなところにはなってきたんですけど、
大学時代の時もみんな結構たまびの人って器用な人多いじゃないですか。
だからなんかこの流行りのデザイナーの人っぽい作品を自分からするとなんなく作ってるように見えたんですよ。
でも自分はそれを見ても同じことはできなくて、
一体みんなが何を捉えてそれを再現してるんだろうっていうのが分かんなかったから、模写をね。
だからあんまり知らない人からすると、少女漫画って一括りにしちゃってますけど、
もうその漫画家ごとに目の描き方も全然違うし、とか髪の描写の仕方違うし、みたいなのがあるってことですよね。
それはもちろんそうです。
それなんか清水さんの体感ではどんぐらいレパートリーがあるものというか類型があるものなんですか。
でもそれはまあ人の数だけ違うんじゃないですか。
なんか思うのがレトロ感を再現するのに何が大事かっていろいろあるとは思うんですけど、
技術面以外の問題だと当時の人は全員レトロ感出してたんだから自分も頑張ればいけるだろうって思って。
なるほどね。確かに確かにそれぞれの描き方してるけど。
当時の人に並ぶ気持ちでやればできるんじゃないか。
いやでも確かにそうかもしれない。
何がその時代のその空気を作ってるんですか。やっぱり書き込みの多さとかになってくるんですか。
昭和のものに関して言えば確実に印刷技術がレトロ感と関わっていると思います。
昭和の時代だったらCMY系印刷とか特色とかあると思うんですけど、大正時代って逆に二色印刷とかだったりとか。
それとか漫画のインクのその印刷精度とかも80年代とかよりも60年代50年代とかだと荒く印刷されるから太い線で書かないといけないとか。
その中で顔とかを目立たせるためには目をキラッとさせるとか。
なるほど。
あるんじゃないかなって思ってて。
なるほどね。表情をくっきりさせるために過剰なまでに目を書き込んだりしてたってことか。
あと字も大事だと思いますね。やっぱりレタリングが普通じゃないですか。
そこをフォントとかにすると急にやっぱり違和感が出てくるというか。
狙ってやるといいと思うんですけど。
例えば昔って社権書体すごい多く使われてたじゃないですか。
でも最近まで社権書体ってパソコンで使えなかったじゃないですか。
そうですね。
これがすごい大変で。
なるほどね。
デザインの中で社権書体っぽい書体を社権書体じゃない書体で再現するっていう独特の悩みがあって。
だから文字のテキストの幅を90%に縮めたりとか。
潰したりとかしてってことか。
そうなんですよ。
なるほど。
今はスーボもナールも使えるからすごい便利だね。
それで打っただけで雰囲気は出るんだ。
超最高じゃんって感じ。
めちゃくちゃ面白い話ですね。
だから印刷性能も変な話で上がっちゃってるからくっきり出ちゃうじゃないですか。
そうですね。
だからデータ上であえてちょっと荒くするとかそういう調整も必要になってくるってこと?
昔はそれやってたんですよ。
活動を始める時とかハンズレさせてみたりとか。
でもハンズレさせてるとハンズレがいいねって言われて。
絵の内容を見てほしいなって思って。
それで最近はあんまりさせないですね。
なるほどね。
すごいバランスだな。
鼻筋とかも昭和の絵って結構鼻筋が西洋字みたいにクシュってなってるやつが多いんですけど。
自分やっぱり萌え系の絵が好きなので鼻がチョンってなってる方が可愛いなって最近は思っていて。
なるほど。
それであえて鼻筋を描かないみたいな。
すごい。チューニングしていってるんだ。
チューニングしてますね。
本当にものすごい技術力だなって思います。見るたびに。
それは嬉しいですね。あんまり自分は思わないので。
さっき言ってた他の同級生とかが今風のデザイナーさんっぽいものを作れるって市民さんが感じてたのと同じように。
市民さんがなんでこんなに昭和っぽいものが作れるのかが本当に僕からすると謎で。
でも9年選手なんで。
やっぱりそこは興味のあるものに対する改造度の高さっていうのはやっぱり理想ですよね。
そうですね。あと同期としてもあって。
私は1970年代の少女漫画とか少女系のデザインが一番グラフィックデザイン的にかっこいいと思う。
やっぱりカラフルだしなんでこうなったのかわからないみたいなところがあったりとか。
でもそれが面白いのにロストテクノロジーになってるなって。
それならそのテクノロジー獲得したいなって。
確かにもう今作れないレベルですよね。
作る理由もないと思うんですよ。
それってわかんない。僕なりに言葉を当てはめるとするとナンセンスみたいなことなのかなってちょっと思ったんですけど、その見たてはどうですか。
ナンセンス一回辞書で調べてもいいですか。
もちろん。ナンセンスの言葉自体はフェンスがない。
論理的な意味をなさないことやバカバカしいこと、くだらないことを。
でもフェンスはあるから、ナンセンスって言葉そのままの意味ではちょっと違うんですけど、いわゆるサブカルとかが育んできたナンセンスの方がイケてるよねっていう文化。
そうですね。なんか自分が思うのは、特に70年代60年代って売り場で目立つことが正義だったのかなって思ってて。
それで何か過剰な装飾だったりとか、カラフルさだったりとか、あとあれですよね、その総天然色って言葉があると思うんですけど、川の時代ってカラー印刷であること自体がもうアピールポイントだったりして、
色が使えることが嬉しいっていう。それですごく派手になっていくような局面もあったんじゃないかなって思いますね。
だからただ無駄なことしてるっていうよりはその当時なりの合理性があったってことですよね。
例えば今VTuberのロゴとかもすごいデコラティブだと思うんですけど、多分それと同じような理由で、デコラティブだと嬉しいし目立つからっていう理由でなってたりとかするかもしれないですよね。
本当そうですね。だからその裏側を分析していくとめっちゃ面白いし、これがそのまさしくロスとしていくというか、そこに失われていくことに対してすごいもったいなさを感じるっていうのは共感できるな。
あとレトロ系の作家さんって他にもいらっしゃると思うんですけど、自分がその人たちとちょっと違うところとして、絵とデザインを両方再現しようとしているっていう。
絵の中にデザインがあるから面白いと思った。
ただ当時ってイラストレーターや漫画家さんが絵を描いて、それをデザイナーさんが編集するっていうものだったと思うんですけど、同時に一人でやってるっていうのがちょっと難しいなとも思います。
なるほどですね。でも詳しくは分かんないですけど、意外と絵を描く人がそのままのノリでデザインしてるみたいな感覚も、ちょっとしずる感につながってる気もしますけどね。
そうですね。でも単純に時間がかかるんで、人に任せられたら最高なのに。
そういうことね。
人に頼むとお金かかるんで、自分でやりたいみたいなところもある。
でもどんどん稼いで、どんどん頼んでいきたいんですけど。
そうですね。そこへの理解とか研究の積み重ねを感じるラインは話してるだけでも。
そうですね。やっぱりいろいろ考えるのは好きなんで。
僕見つけたのが、ワンモールに出してファイナリストになってましたね。
なりました。
ですよね。だからそれはすごく明確に客観的な評価だなと思って。
そうかもしれないです。
それなんで出そうと思ったんですか?
活動を始めたのが2017年の6月、5月ぐらいで。
それでスマホ依存の昭和のクマちゃんっていうキャラクターの絵を描いてバズったのが8月、夏だったんですよ。
それですごいいろんな方から声をかけていただいたりとかして。
いろいろあったんですけど、危機感を持ってしまって。
このままじゃダメだと思って。いろんな人にもっと見てもらわなきゃって。
なるほど。
それでいろんな人に確実に見てもらえるのがワンモールだなって。
審査員が6人くらいいて、特に菊池厚木さんのことが高校生ぐらいからファンだったんで。
見てもらいたいなと思って。
意外なんですけど。
でもグラフィックデザイン学科出身だから、やっぱりグラフィックデザインのルートは通ってる。
実際に見せたときどんな反応だったか覚えてますか?
審査員6人いたんですけど、自分の感覚としては菊池さんだけがわかってくれたっていう。
ポジティブな反応だったってこと?
やってることをわかってくれた。
評価する以前にこの人は何をしようとしているのかを受け止めてくれたってことか。
やっぱり私も当時若者だったんで、訳がわかってやってるところと全然わかってなくてやってるところが混在してて。
だからワンゴールに出すってなると、やっぱりサクセスしたいのかなって思われたりするじゃないですか。
そうですね、そもそもね。
評価されようとしないと出さないですからね。
でも自分は審査員の人にどういうふうに見られるのかなっていうのと、銀座に無料で展示ができるからいいなって思って出したんですけど、
なんで出したろうって言われて、銀座に無料で展示ができるからですって言ったら、は?みたいな感じになってて。
面白いなあ、それでもファイナリストまでは行ったんですもんね。
そうですね、展示をして。
だからそこら辺である意味自分が描く絵がこういうふうに見られるんだっていう実感がそこでだいぶ得られたっていう感じですか?
まだその頃は実感湧いてなかっただろうね。
湧いてなかった?
絵だけを出したってわけじゃなくて、板バックっていうのを当時作っていて、板バックの中に昭和のお着物風のレリーフみたいなのとか、架空のお医者さんセットみたいなのを作ったりとか、それを飾るための等身大パネル
を飾って、
アートが私嫌いなんですよ。だから白い壁が嫌いなんで、お金がないからダイソーのもぞろしを黄色いのを買って、全面に貼り付けて、もっと飾りたい、飾りが好きだから、ダイソーで買ったお花紙みたいなので、花
みたいなのを作って飾って、リボンの金魚も好きだから吊るしてみたいな。
そもそもなんで出したんだっていう感じなんですけどね。
そうなんですよね。
だからもう絵だけじゃなくて、自分の好きな世界観そのまま全部ぶつけたみたいな感じか。
というかその頃作ってたものをとりあえず全部置いたみたいな。
なるほどね。しかも訳もわからずっていう。
そうですね。やっぱり若者時代にしかできないことってあると思ってて、1回目じゃないですか、やるのが。だからどれだけ大変かわからないからやめてしまうっていう。
今は効率でやってるんで、あんまり模造紙をバーって貼るんだったら、壁紙買った方が安いだろうなって思うし。
そういうね。
100均でA3くらいのパネルを継ぎ貼りして、等身大パネル作るんだったら、印刷発注した方が早いだろうって思うし。
でもその時は知らなかったんですよ。
そうっすよね。
だからそういうダイソーでやってることとかにもコンセプトがあるのかと思われて。
いや、そうっすね。
そういうのも詰めた方がいいんじゃない?って他の審査員さんに言われたら。
いや、そうは思わないです。
でも菊池さんは単純な最下を嫌ってる感じは結構共感できるみたいなこと言ってくれて。
なるほど。
最下って多分単純に別のものを作る。昭和のものと違うものを作ることじゃなくて、その後どうするんだろうみたいなことをしようとしているみたいなことだったりとか。
あと全体的にデザイナーとかアーティスト自体がちょっとダサいみたいな。
何かに決めて、ある種権威的な仕組みじゃないですか。もうデザイナーもアーティストも両方制度化してるわけなので。
そうじゃないところでって言うんだけれど、それの発露は感じるんだけど、体現されたものに今のところあんまりまだ出会えたことがないから、
そういうことをやっていって、ちゃんといろんな意味合いで継続できる仕組みが個人レベルで作れるようになったら素晴らしいなっていう気がしましたね。
そういう意味で新しいと思ったみたいなことを言っていて。
だから普通ね、作品を見ると昭和レトロだねとか派手だねみたいな感じになると思うんですけど、そこからこういう感想が出てきたっていうのが嬉しかったんですよ。
なるほど、確かにそうですね。ただなんか目立って、気を照らってこれやってるわけじゃないっていうのが伝わったってことですね。
そうですね。
それは、でも千水さん自身もそう思ってやってたっていうことですよね。
思っている部分と思ってなかった部分が両方あって、それが嬉しかったみたいな感じですね。
なるほど、発見してくれたところもあるのかじゃあ。
何がですか?
単純に昭和レトロを再現、だからさっきも昭和レトロじゃ浅いって僕は思ったんですけど、
なんかそれがいわゆる表面的になぞって、これ面白いでしょうとか、今こんなことやってる人いないでしょうみたいな軽いノリじゃなくて、
それこそこの時代の過剰な感じとか、この時代なりの合理性みたいなのも捉えてるし、
僕が言うとナンセンスなんですけど、
ナンセンス思考だと思います。
ナンセンスさを表現として消化してるっていうのは、単純に昭和レトロをなぞってるのとは全然意味が違うって思うから、
菊池さんの言ったことを恐れながらすごいわかるなって思ったっていう感じです。
でもそれは超嬉しいです。
結構リアリティを持ってわかってきました。
もしかしたらあんちゃん結構俯瞰で見れてて、今この表現してる人いないから、
ここいけるぞってある種確信めいたものがあってやってるのかどっちだろうと思って。
それは同時にそれも思いますよ。
一応そこは捉えつつも、でも自分なりにまだわかんないところもあるから、
全力でぶつかっていってるって感じもありますね、今お話聞いてるとね。
少なくともワンボールの時は全力でした。
最近は結構ゴロゴロしちゃってますけど。
そうか、じゃあワンボールの頃にはスマホ依存の昭和の熊ちゃんはもうできてた。
そうですね。
あれはどうしてできたんですか。
やっぱり最初はただ昭和レトロっぽいものを描いてたんですよ。
それを並べてると普通に昭和の当時ものだと思ってスルーされることがあって。
逆にね。
せっかく作ったのにやっぱりただ昔のものを並べてると思ったら損じゃないですか。
実際その中屋さんでやりたかったから仕入れた当時ものと一緒に並べてるからこういう感じかみたいな感じになっちゃうんで。
絶対に昭和だってわかるけど一目で昭和じゃないってわかる絵だってどんなんだろうって思ったらやっぱりスマホを描いたらわかるんじゃないかな。
なるほど。
思ったんですよ。
それで最初は思いつきの1枚絵のつもりだったんですけど、やっぱりキャラクターってみんなが見てくれたみたいで、すごいこのキャラクターかわいいみたいな。
なるほど。じゃあ自分的には本当に1枚思いつきで描いたのがバズったってことなんだ。
そうですね。あと私あんまりキャラクター商品を買うことが少なくて。
だから余計あんまりキャラクターと思ってなかったんですよ。
私文脈がないものが好きで。
そうなんですね。
キャラクターものってすごい文脈じゃないですか。
文脈の集積ですね。
イラストレーションとキャラクターの違いって、イラストレーションはその見た目の良さとかかっこよさで表現できると思うんですけど、キャラクターってお客さんに愛着を持ってもらうことだと思うんですよ。
本当にそうですね。
だからそれが結構、話しとれるけど難しいなとは思いますね。
あんまりそっちは好みではないんですか。
違うんです。私が雑貨が好きなのって、本当にただただこの形が綺麗とか、この色がいいとか、例えばヘアゴムとかだったら、この半透明の球体の中にシャカシャカのビーズが入ってるだけでいいよねっていう。
すごいこのプリミティブな美意識が、ヘアゴムっていうメディアなら数百円で流通して、何なら数百万個とか作られる可能性があるっていう。
そこにグッと来てて。
なるほど。
何の後ろ盾もないじゃないですか。
ないです。
キャラクターだと、それが自分の中ではキャラクターの魅力と雑貨の魅力が違う気がして、あっという間にモノとしてはノンキャラモノが好きだったんですよ。
なるほどね。だから別に拒否してたわけじゃなくて、単純に自分の感性としてもうパッと見の魅力に惹かれてたってことか。
だからクマちゃんのアイテムを作ったりする時に、どうやったら喜んでもらえるのかなっていうのが難しくて。
なるほど、難しいってそういうことか。別にやりたくないわけじゃないけど、あんまそれを考えたことがなかったってことか。
それもそうだし、あとキャラクタービジネスって頑張ろうと思ったらすごい頑張れるじゃないですか。
頑張れます。
例えば毎日投稿とか、グッズを無人像に作るとか、でも結構私それも怖いなって思ってて。
怖い。
やっぱりフリーランスでやってるから、1個のことだけに突っ込むと、その1個がダメになった場合ってどうなるんだろうって。
なるほど。
この後僕が喋ろうと思ってたことの答えだな、それ。
僕はこのクマちゃんのキャラクターデザインとして秀逸だなと思ってたんで、むしろもっと突っ込まないんですかっていうのを聞こうと思ってたんですけど。
それとか、やっぱり若者、当時は24歳とかだったんで、自分が売れる覚悟とかもないままバズったりとかしてしまって。
結構ね、バズると本当にいろんな人が見るじゃないですか。
それで悪夢とか見てて。
なんか炎上する夢とか見てて。
だから結構それで身を守らねばみたいな。
なるほど、抑えたんだ、それで。
でも面白いのが、やっぱり絵単体じゃなくて、そもそもこういう雑貨とか、物に対する興味とか好きっていう気持ちがだいぶ強くて、絵もその中の1つっていう感じがしますね。
そうですね。
あとその絵を描くことのいいところって、元手があんまりかからないところだと思うんですけど。
やっぱり雑貨を仕入れて売るってなると、その雑貨を仕入れるお金が必要になるし、在庫のスペースも必要になってくるし、雑貨屋さんをやるってなると、最近は通販とかもありますけど、家賃とかも必要になってきて。
でも絵ならデータじゃないですか。
そうですね。
しかも絵って知的財産だから、自作品で保護されていて、複製が可能で、財産なわけですよ。
はい。
いろいろやってみたんですよ、そのワンボール出した後に。
自分はいろんなことができるから、でもそれを人に分かってもらうためには、まずやってみせないと伝わらないだろうなって思って。
それで天国図鑑っていうコレクションを紹介する本を作ったりとか、ハンドメイドをちょっとやってみたりとかあったんですけど、やっぱり本作るのはいいんですけど大変だし、
ハンドメイドもこれを売って大丈夫なクオリティなのか、ちゃんと壊れたりしないのかっていうのを実験したりとかしないといけない。
でも絵はJPEGだから、レースディレーターだから壊れるとかは基本的にないじゃないですか。
いや、想像してる10倍合理的な話が返ってきて、今すごいびっくりしてます。
だから印刷物とかも発注してしまえば出来上がる。それがね、すごいいいなって。
なるほどね。難しいけど、ロマンで描いてないですね、じゃあね。
両方あると思います。
両方あるか。両方あるってことか。
今今の気持ちで言うと、やっぱ雑貨屋さんをやりたいっていうのは変わってないんですか?
やれるんならやってみてもいいかもしれないとは思うんですけど、現実的な問題として、私商品登録がすごく苦手なんですよ。
めちゃくちゃ現実的な話ですね。
なんかやってみて気づいたのが、本当に通販でやるってなると、1個ずつサイズ測ったりとか説明文書いたりとか、それってすごく大変だなと思っていて。
もしね、現実的にやるとしたら、自分がセレクトしたものを買い付けるだけ買い付けて、バイヤーみたいな感じでやって、売るのは他に任せるとかなんてできると思うんですけど、商品登録がね、ネックだなって思います。
なるほど。そういうのありますよね。完全に作るのとは別のスキルですもんね。
そうか。誰かやってほしいな、じゃあ。
だから、今も仕事のやり方として、将来の種をいろいろ巻いていきたいなって思っていて。
まだ種を巻いている最中なんですね。
そうですね。
できることめっちゃありますもんね。
なんか、おもちゃコレクションから本を出したこととかもありますし、大空問いコレクションっていう。
私だけ2倍速で話してますよ。
早いですね。
そうですよね。
テンポがめっちゃ早い。
いや、頭の回転の速さを感じるな。
なんか、やっぱ、活動の仕方自体に類似する人が思いつかないから。
それは嬉しいですね。
だから、なかなかこうやればいいんだろうな、みたいなのを考えるのが大変そうだなと思って。
でも、それは自分の中であって解決策が。将来の見通しは立たないので、今年と来年のみたいな目標だけやる。
近いところだけを全力でやるってことですね。
そうですね。
一昨年ぐらいの目標ってビジネスパートナーを探すだったんですけど、
それは結構ある程度いろんな方と知り合ったりとかして、解決しつつあって。
今は管理する商品が増えてきてしまって、梱包とか発送とかしてると絵を描く時間がなくなって、体力も切れてみたいな大事になってきてるんで、
なるべく俗人性の高い仕事に注力したいっていうのが、来年の自分ができる仕事。
それってどうやったら出会えるんだろうな。
お金稼がないといけないと思います。
もう雇うっていう感じか。
そうですね。
やりたい人を見つけるっていうよりは。
そう、だから今年の目標としてお金稼ぐっていうのもありました。
それは全部聞いちゃいますけど、結構到底通りにいってるというか。
去年一昨年とか例年よりはやっぱり上がってますね。
それまでの自分のやっていく動機がお金じゃなくてやり方だったんですよ。
でもやっぱりお金稼ぐの大事だよな。そこを効率化していけたらな。
それってもうちょっと具体的に言うと、いわゆる今の市民さんのお金の得方って
グッズを作って販売してその売り上げみたいなイメージであってますか。
そうですね、それが一番多いです。
だからいかにタイミングもそうだし、何個作るかとか、限界いくらで作って
売り上げこんぐらい目指そうみたいなのをもうちょっと考えるようになったと。
そこまで器用にはできてないんですけど、とりあえずたくさん作っておいて
それをいろんなところに回して委託販売して、そうすると毎月委託販売のお金が入ってくるじゃないですか。
なるほど。
通販のお金とかね、そういう感じですね。
でもそれに加えて、今年ロフトでシールがたくさん作られてて、そのお金とかもかなり助かってはいます。
へー、そうなんですね。リアルな話を聞いてしまった。
でもね、お金マジで大事だと思いますよ。やりがいとかじゃないですよ、イラストっていうのは。
みんなと同じようにお金稼がないと生きていけないんで。
いやー、その場合と違いない。本当に。
しかも周りのイラストレーターの人を見ていると、うわ、ここの人もすごい売れっ子だねって人でも
やっぱりすごい超リッチかといえば、そうではないんですよ。
わかります。
自分もそうですね。全然超リッチじゃないです。
いやでも、整形を立てられてるっていうことですか?グッズとか。
それはそうなんですけど。
すごい、それ結構、でもそもそもの雑貨好きみたいなところがかなりプラスになってますね、そうするとね。
でも雑貨って難しいところもあって、単価で安いので、たくさん売らないといけないっていうのがあって。
なるほど。
だから結構、自分も最近の考えとしては、もうちょっと数千円台のグッズを増やしていった方がいいんだろうなと思うんですよ。
でもそうするとなると、在庫管理が大きくなってくる、物が大きくなってくるから、家がパンパンになってくるっていう。
だからもう結構手詰まりみたいなところがあって。
そこが難しいね。
だから企業の方と協力して物が作れたらいいなっていうのは思いますね。
なるほど。それでビジネスパートナーっていうのは、例えば中国の洋服ブランドとコラボしてるとか、そういうことですかね?
それはそれよりもちょっと前の話なんですけど、テンテンさんっていう中国のブランドの方が誘ってくださって、
すごいたくさんファッションアイテムを出して、最高だぜってことがあって。
その後、別で日本とかで企業さんから声をかけてもらったりしてるってことですか?
そうですね。あとヘイヘイっていうラフォーレ原宿にあるブランドがコラボしてくださったのが、多分ファッションブランドとしては最初だったんじゃないかな。
それこそ絵だけ提供して、グッズの管理、物の管理は向こうでしてくれるってことですよね。
そうですね。絵に対してのっていうお金が。
なかなかできないし、やっぱり一個ぶつかるのはイラストスタートだと、
イラストがまずあって、それをどういうグッズにしようっていう考えになるから、
すごく選択肢が限られちゃってるっていうのは見てて思うところで。
それ他のイラストレーターさんも見てる?
そうです。市民さんはグッズの幅がめちゃくちゃ広いというか、
絵を活かすのもあるし、別に絵じゃなくて雑貨っぽいものもあったりするから、
それができてやっとというか、成り立つようなビジネスモデルというか、
やり方なんだろうなっていうのはすごい思いましたね。
あと私の絵の方法論として、制約があった方がやりやすいっていうのがあって、
例えば大きい刺繍にする絵を描いてってなると、線の太さとか色数とか自ずと決まってくるじゃないですか。
それが完全に自由だと何描いていいかわかんないなみたいなところがあって、
だからそういう意味ではすごいクライアントワークって楽しいなって。
そうなんですね。
相手がいるからこの人が喜ぶのはどういう絵かなってモチベーションが持てるじゃないですか。
すごい。それプラス自分の中でもともといろんなアイテム好きじゃないですか。
だからもうシール帳は絶対可愛いとか、
そういう自分の中で上がるグッズとか、そうでもないなこれはみたいなのが判断として確信というか。
確かにグッズに対する萌えみたいなものは安定してあるとは思う。
ちゃんといいと思えるものを作ってるってことですよね。
多分ね。
売れそうだなこれはっていうのも入ってくるのかな。
例えばこの印刷所でこういう新しいサービスができたから、
この印刷技術を使ったらどういうのが作れるかなっていう風に。
試してるところもある。
じゃあそれはそもそも印刷所いろいろ情報は常にインプットしてるってことですか。
そうですね。やっぱり身内のイラストレーターの中だとこの辺使うよねみたいなのが判断してある。
なるほどね。その選択肢の中に中国の業者とかっていうのは入ってる。
でも最近はそういう人多いみたいです。
そうなんですねやっぱり。
やっぱり言葉の壁がありますよね。
そこでチミスさんは中国語を勉強されてるじゃないですか。
そうですね。
だからそこはやりとりはできる?
一応できます。やったこともあります。
いやーなんかあの聞いた話ですけどその似顔絵を描きに来たお客さんが中国人の方で普通に会話してたよみたいな。
ちょっとだけあの顔可愛いねみたいなことしか。
そこでやりとりできたら中国が選択肢に入ったら作れるものがねちょっと違うイメージあるかな。
やっぱり中国工場もたくさんあるし、
ただいろんな工場があるんでクオリティが出来上がるまでわからないっていうのが結構ネックだなとは思います。
なんかすごいものはねいろいろ作れるから。
あと納期の問題もありますね。
なるほどね。コミュニケーションですね。
雑貨屋さんに確かに向かってるもんな。
でもやっぱり一人でできることって限界あるんで。
それはその課題を感じます。
だからこれ聞いてる人がいたら是非ビジネスパートナーに募集しておきますか。
いやーでも他のイラストレーターさんと明確に違うのが、さっきも言いましたけど絵ありきじゃないから、
しかもその昭和レトロみたいな世界観の中でどれを出すかをその都度選べるぐらいの幅の広さを持っているから、
それがダイレクトに送るグッズのバリエーションにもなってて、
そこは他のいわゆるイラストレーターと呼ばれる人たちではできないことをやってるなって思いました。
確かにそうですね。
そういう意味だと過去のわかり合い対応に出演してた作家さんとかとスタイルが違うんで、
いろいろ聞いてみてやっぱり本当に考えてることが全然違うというか、
自分からするとそういうかっこいいイラストを描く方って本当に何がどうやってこうなってるのかわかんないよみたいなことを思うんですよ。
だから聞いてみてもわかんないところばかりなんですけど。
確かにそうですね。
自分の中でその時々で、この人の絵今好きだなーみたいなブームがあって、
そうやって作っていくっていうのは確かに違うところなのかもしれないですね。
丸パクリをしてるわけじゃないですけど。
そうですね。
そこでさらに個人名じゃなくておまけ星っていう括りの中でやってるから、
なおさら幅が広くても一つのものとして一つのブランドとして見えるっていう枠組みのうまさみたいなのもありますね。