ARグラスの導入
kai3
うすだです。 カイです。先日この番組でMeta Quest 3を買ってVR空間で仕事をするっていう話をしたと思うんですけど、その時にずっと気になっているARグラスがありながら購入に至ってなかったんですけど、最近ついに買いましたXreal OneというARグラスを。
前回話したか覚えてないんですけど、いわゆるARグラスと言えばサングラス型のディスプレイのデバイスで流行っているんですけど、Xrealというブランドともう一個Vitureというブランドが2種類あるんですよね。
Vitureの方は視力がちょっと調整できるから、目が悪い人は無理なんだけど、ある程度の目の悪さは眼鏡をかけずにできる。Xrealの方はそういう機能がないんで、別途目が悪い人は中にかけるインサートレンズをつくんだけないとかいう違いがあり、どっちがいいかなーってずっと悩んでたんですけど、そんな僕の背中を押す出来事がありまして。
このXrealの方に新しいオプションとしてXreal Eyeというのが発表されまして、要はカメラなんですけど、眼鏡の間にカメラをつけることで写真も撮れるようになる。Xreal自体は音も聞けるし映像も見れる。さらにカメラで目の前の写真を撮ったりもできるし、さらにこのカメラの位置を使って位置の件数をちょっと擬似的に再現する機能らしいんですよ。
これはもうこのオプションが付いたならもう決まったなと思って。それで僕はXreal Oneを買うに至って先日から手元に届いているんですけど、思った以上にいいですね。
何がいいんですか?
kai3
シンプルにちゃんと読める。僕これの一番最初に日本で発売された時、まだXじゃなくてNrealって言われてるんですけど、使ってたんですけど、映像を見るのは楽しいんだけど、パソコン繋いでやろうとすると文字も滲むし、特殊なアプリ入れたりとかいろいろ結構面倒くさかったんですよ。
このXreal Oneがいいところはまずディスプレイが綺麗なので文字が読みやすい。普通に書けててもパソコンの文字があったら全然違和感なく読めるのと、今回の1シリーズからメガネの方に新しいチップセットを専用で乗っけて、いろんな処理をメガネ側でやるようになったらしいんですよね。
おかげでただの拡張ディスプレイになった。今まではスマホにアプリを入れてそれを認識させて表示するみたいなちょっと特殊なことやってて、パソコンとかスマホにアプリ化しちゃったんですけど、これもすごいシンプルになって、Xreal Oneはただの拡張ディスプレイなんです。USB繋いでいけば拡張ディスプレイになるから。
だからモバイルディスプレイがメガネになったみたいな感じですよね。そうそう、そのくらいすごいシンプルになりました。文字もしっかり読めるようになり、これは全然使えるわと思って。たださっき言った通りメガネかけないといけない。僕みたいにメガネ族の人はメガネかけてさらにグラスかけるのはまあまあちょっと不格好なんですよ。装着も悪いし。
インサートレンズというXreal Oneの中に内蔵できる専用のグラスを作っているところが銀座にございまして、多分銀座のこの1店舗、JUN GINZAっていうところだけが作っているらしいんですけど、そこまで行って作ってきたんですけど、本当はメガネの処方箋の数字があればそれを入れてできるんですけど、せっかくだから現地でいろいろ教えてもらいながらやろうと思って行ったら、行ってよかったですね。
今やっているメガネはちょっと視力を落としているんですよ。いつもパソコンを見ていると疲れるじゃないですか。
パソコンを見るぐらいの距離に視力を落としていたんですけど、そういう話をお見せしたら、こういうVRディスプレイはディスプレイ空間の中ではすごい遠くを見るから近くに合わせる人がない。
一番遠くに合わせないとむしろ読めないですって言われて、ギリギリまで一番よく見えるところまで合わせて。その代わり目も疲れるから、目の疲れを和らげるレンズにしてもらったりとかちょっとお値段はかかっちゃったんですけど。
あと面白かったのが、Xreal Oneって1月に出たばっかりなんですけど、そのレンズを作れるのが順位銀座ってところしかないから、まあまあXrealシリーズ買った人が来るんですって。
で、いろいろ感想を聞かれて、よく使ってるんですかシリーズって言って。好きな人は4モデルぐらい持ってるんですよとか雑談してくれたんですけど、大抵のモデルはだいたい1ヶ月ぐらい経つと落ち着くんだけど、Xreal Oneは未だにすごいオーダーが入ってて。
1月発表からもう半年近いでしょ。全然オーダーが落ち着かないんですよって話と、これがね本当なんか切なかったんですけど、お仕事で使うんですかって言われて。IT系の方ですかって。そうですよね。IT系の方でお仕事で使うって方すごく多いですよ。
あと、周りで使ってる方いますかって言ったら、いないですって言ったら、皆さんそうおっしゃいますねって。IT系で仕事で使う人はめちゃくちゃお店に来るのに、周りで使ってるやつは誰もいないっていう。確かにまあそんなもんだよねっていう。限られた好き者がこうみたいな感じなんですか。
kai3
でも学んだのは普通のメガネじゃなくて、ARグラスに合わせるメガネだから、目の視力は今までのメガネとはちょっと違うので、現地で見てもらうのはすごい。なかなか遠くで来れない人もいると思うんですけど、東京近辺だったら頑張ってお店行った方がね、すごい細かく測ってくれたんですごい良かったです。
インサートレンズが来てからが僕の本番ではあるんですけど。まだその実力を発揮してないよね。僕は今ショートテンプルっていうあんまり耳にかけないですむメガネとXreal Oneをかけてるんで、かけてる時にちょっとメガネ二つしてるなみたいな違和感とかを除けばほぼほぼ使えてるんですけど、
実用性の進化
kai3
ただ視力がさっき言った通りちょっと弱めにしてあるんで、より視力を上げたグラスで来るともっと多分使い勝手が良さそう。実際使っててもね、ちょこちょこ仕事で試してるんですけど、1時間は余裕ですね。2時間ぐらいやって、2時間ぐらいやったら目の疲れっていうより、仕事の疲れというか、そろそろ気分展開したくなるような感じになるんで、ちょうど良いぐらいです。
Meta Questの時はもっと早く疲れたんですけど、違いは何かっていうとシンプルに重い。Meta Questは重いんだけど、頭の疲れももちろんあるのと、あとMeta Questを被っちゃうと全部ディスプレイなんですよね。でもこれXreal Oneはサングラスだからディスプレイ以外の部分は外見えてるんで、多分目の負担もMeta Questよりは重くない気がしてます。だから負担もすごいないし。
あとこれMacだと多分できないんですけど、Windowsだと拡張ディスプレイ側だけ画面出して手元の画面消すができるんですよね。だからカフェとか、あとは新幹線とかで、ちょっとまあ仕事したいんだけど隣からさすがに丸見えだなみたいな時に、それは防げる。
そうですね。プライバシーフィルターとかつけるよりは。プライバシーフィルター見えますからね結局ね。見えるし、やっぱ画質も落ちるじゃないですか。なんか疲れる気もする。あまりお勧めできない。まあでも業務によってはつけざるを得ない人はほとんどだと思いますけど。
kai3
ないよりはマシなので、もちろん僕もつけてますし、僕はどっちかというと外で仕事する時も本当に見られたくない場合はちゃんと更新を取るし、カラオケ行ったりするし。そこまでのセキュアじゃないけど、基本的には背中に誰も通らないような場所をきちんと確保して、壁際とかね。
やるようにはしてるんで。でも新幹線はどうしようもないじゃないですか。新幹線か飛行機。で、仕事しないのが一番なんだけど、やっぱ新幹線で仕事せざるを得ない時もあって。その時にこれはね、見た目の怪しささえ除けばこれは結構使えるなと思いました。本当に実用度が高い。
何よりただの拡張ディスプレイだったのがすごいですね。すっごい取り回しになった。本当にモバイルディスプレイを持っていくような感じで持っていけるってことですもんね。ついでに動画とか見てもいいし。
動画も音が漏れちゃう可能性はあるんですけど、それ気にするんだったらBluetoothのヘッドホンつけるとかで全然対応できるし。本当によかったです。
kai3
使ってみましたけど、いいですよね。この差も10年ぐらいずっとこういうのあったじゃないですか。ありましたありました。いよいよ実用段階に入ってきた感じがしますよね。そういう気がしてくる。ずっと僕の前でもこれいいよいいよって言っておいて、試させてもらったこともあるんですけどVitureとか。
買うに至らなかったのは僕の中でVrtureにするかXrealにするか迷ってただけなんですよ。ここでXreal Eyeが出てくれたことでもう全部決まったんですけど。今Xreal One自体は3DoF、横方向の位置は取れるようになってますよ。
このXreal Eyeっていうのを使うと写真撮るだけじゃなく前後の距離も技術的に撮れるようになるので、画面に顔を近づけるみたいなのができるようになるっぽいです。ただ技術的なのでそんなに本格的じゃないっぽいんですけど。でも撮ってくれるだけでも全然違うと思う。全然違うと思いますし。
僕はもうメガネにカメラをつけたくてしょうがなかったんで、それも楽しみ。でもやっぱり盗撮できないようにめちゃめちゃ目立つらしいです。写真撮るときは。それも結構期待としてあって、僕がHUAWEI EYEWEARをつけて本当に電話とか音楽を気にせず体にビリつけたくらいの感覚になったっていうのと同じくらいカメラも画質そんなにこだわらなくて、
なんか撮りたいときにパッと撮れるって結構面白い体験になりそうだなと思ってて。メニューを撮るとかご飯パシャッと撮るとか何でもいいんですけど、サングラスなんで日常使いはそこまでできないと思うんですけど、カメラを身につけて体に内蔵しちゃうみたいな感覚をこれで味わえたらそれはそれで楽しそうだなっていう期待もあって、なのでXreal Eyeのおかげで買ったと言っても過言ではないくらいちょっと楽しいです。
ちょっと頑張ればSwitch繋いで遊んだりもできるんで、ただその場合電源がいるんでモバイルバッティーとかじゃ動かないんで、家とか新幹線でコンセントから電源取ってとかにはなっちゃうんですけど、その辺も結構できそうなんで。
その分は結構いいお値段するんで、6万円くらいかな。ただこれは割とちゃんと今後も使えそうな感じなので。あとはもう使う勇気ですね。これを喫茶店で堂々と使う勇気を。
そうなんだろうね。でも、つけててパソコン開いてサングラスしてる人っていう設定さえにはならないかな。
新しい働き方の可能性
kai3
なってますね。そういう体裁になっているし、そういう人たちが増えてきたら多分当たり前の景色になるじゃないですか。
あれですよね。画面消しててグラスだけしてたらちょっとなんか怖いのかな。怖いというか違和感あるのかな。
kai3
そういう意味で言うと映像が出ればいいからスマホも行けるんですよ。スマホでType-Cから映像を出せる最新のiPhoneとかでもいいでしょうけど。
だからスマホ持ってってスマホにつないでその画面を見て、あとはキーボードとかマウスを持っていけばパソコンを持っていかずにある程度大きい画面で仕事ができるっていうのも結構ありだと思います。
それもありですよね。そっちの方が主流になるかもしれないですよね。
kai3
実際僕はPixel 9 Pro Fold側にやってみたんですけど、Pixel 9 Pro Foldはそもそも画面が大きいじゃないですか。
だからVRで表示した時もちょっと大きいんですよ。普通は横長の16対9になるところがちょっと正方形に近い表示面積が結構大きくて結構見やすかったですね。
スマホ用キーボードとかも流行るかもしれないですね。もし定着してきたら。
kai3
言うても文字は打てるんですけどたまに記号とかちょっと怪しい時はちょっと手元見えるんですよ。サングラスだからちょっと見えるし。
そういうのに最適化したキーボードも出てくる気がするじゃないですか。
kai3
触ってわかりやすいとか。
ちなみにPixelシリーズは映像出力がちょっと普通じゃないっぽくて、普通につなぐとうまく画が出ないんですよ。
まだそんなのやってるんですか?
kai3
まだそんなのやってるんですよ。
調べたら、これ多分ネットで転がってるしこの後もリンクするんですけど、開発者モードをオンにして特定の機能をオンオフすると成功率が上がるっていう。
成功率。成功するじゃないのに。
kai3
僕が試した限りそれを設定するまでは5から10回に1回しか映らなかったんですよ。
失敗したと思ったんですけどその設定を読んでやってみてからはほぼほぼ映る。たまに1回ぐらいミスるかなぐらいの感じにまでは行けたんで。
昔はもっと悪かったらしい。ファームウェアで解消されたらしいんですけど。ただ完全ではないんですけど。
スマホでやるのが一番スマートでしたね。ただスマホの画面消したままディスプレイは出せないじゃないですか。
だからスマホの画面をテーブルに置いて物理的に見せない状態にしたまではやるとか言ってたんですけど。
そのぐらいのファイルで全然十分だったし。特にAndroidはマウスもキーボードも普通に使えちゃうんでよりパソコンぽく使えるから。
これは今後流行りそうですね。何ならもうスマホじゃなくて、これXrealってもともとXreal Beamっていう周辺機器があって中身ほぼAndroidのやつでそこに映像を入れてみるみたいなやつがあるんですけど。
そこにChromebookみたいなOS入れちゃって、もうXrealだけで仕事するみたいな環境とかができてもいいかもしれない。そのぐらい結構面白いですね。
なので僕はこれから先喫茶店でガンガン使っていこうと思うので、もし僕じゃなくてもそういうサングラスとして頑張った人がいたら応援してあげてください。
これが当たり前の風景にならないとみんなやりづらいので。きっとそのうちね、昔はほら携帯電話ちゃんと電話持ってるように見えるから違和感なかったけど、今はワイヤレスイヤホンでガンガン喋ってるのは最初ちょっと奇妙な風景だったけどみんな当たり前だったじゃないですか。
多分あの感覚で当たり前になることがこの1,2年で起きるといいなと思いながら楽しく使っていきたいと思います。
