託されたもの
2025-05-23 15:21

託されたもの

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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さて、今日の学ぼう社会のカギはですね、元サンデー毎日編集長、潟永秀一郎さんです。
今月は大宮エリーさんの付法を受けまして、信仰のあった潟永さんが、第1週に追悼の話をされて、
一部、山本さんと順番が変わったんですけども、元に戻って、中2週での当番という、ピッチャーみたいですけども。
今日はですね、託されたものというテーマだそうです。どんなお話でしょうか。
おはようございます、潟永さん。
はい、おはようございますというか、お久しぶりです。
お久しぶりです。
よろしくお願いします。
腰を取ると、怪我が治りにくくなりますけれども、
精神的にも、そうなんですね。
自分より年下の人は、エリーさんは49歳だったんですが、
亡くした痛手をですね、まだ引きずってまして、
この間、今はもういない方々のことを思い出すことが増えました。
それで、一緒にお仕事をさせてもらった時の記事とか記録を読み返したんですけれども、
全く色褪せてないどころか、うなずくことが多くてですね、
そうか、だから思い出すんだって胸に迫ったんですね。
はい、ということで今日は、今こんな世相だからこそお伝えしたい託されたメッセージ、
これを託されたものとして、改めてご紹介させてください。
はい、お願いします。
最初は漫画、火災の人の原作者、毛利尋八さんです。
ご存知ない方もいらっしゃるでしょうから、少し説明しますと、
火災の人という漫画の主人公は、植物を愛する家庭裁判所の裁判官です。
彼は担当する少年審判などを通じて、草花を慈しむように愛情を込めて少年と接し、
後世を促しながら、事件の背景にある社会や大人の問題まで問いかけた名作です。
法律に関わる人たちにもファンが多くてですね、
これを読んで司法試験を目指す若者が出たほどですね。
累計500万部を超えるヒット作で、TBSでも3度ドラマ化されたんですけれども、
毛利さんは、現実にはこんなハンジはいないと悩んで連載をやめられたという経緯があります。
その後、毛利さんはルポライターとなって、少年事件や原発問題などを追う一方ですね、
少年院の特殊面接委員としてですね、少年たちにギターを教えたりしながら、後世を支援しました。
サセボのご出身で、私はライターとなった後の毛利さんと知り合って、ルポをお願いしたりですね、
それからコリオリアを舞台にした漫画のぞみの原作を依頼して、サンデーに連載していただきました。
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本当にあの誠実な方で、今も尊敬していますけれども、ちょうど10年前です。
移り住んだ奥さんの故郷大分で、ガンのために亡くなりました。
57歳でした。私より3つ先輩で、だったんですけれども、もう私その年を超えたんですけれども、
今も何も叶わない方なんですけどね。
で、なぜ今しみじみ毛利さんを思い出すかというとですね、相次ぐ少年事件です。
今月続いてますよね。9日に愛知県で75歳と72歳の祖父母が刃物で刺されて殺害され、同居する16歳の孫、高校2年生の男子生徒が逮捕されました。
2日後には千葉の路上で84歳の女性が通り間的に背中を刺されて殺害されて、この時は15歳の中3男子が逮捕されました。
どちらも人を殺してみたかったなどと供述しているそうですけれども、
さらに今週水曜日にも広島県福山市の通信生高校で17歳の女子生徒が同級生3人を切りつけて殺人未水曜日で逮捕されてましたね。
また少年事件じゃありませんけれども、今月7日には東京メトロ東大前駅のホームで電車に乗り込もうとした大学生が刃物で切りつけられて、
43歳の男が殺人未水などで逮捕されました。
男は教育熱心も度が過ぎると子供が犯罪を犯すようになると示したかったなどと供述していると報じられてますけれども、
まだ審判も裁判も始まっていないので実のところ動機も背景も不明ですけれども、
あの私は改めてですね17年前に毛利さんとそれからもう一方毎日母さんの作者で漫画家の西原理恵子さんの2人にお願いした対談があったんですが、
これを呼び返しました。なぜかというとテーマが思春期の子育てだったからです。
事件とは直接結びつかないかもしれませんけれども、相次ぐ事件を受けて漠然とした不安を感じていらっしゃるかもしれない方々の参考になればと思ってお話をします。
まずあの少年院で少年たちと交流を重ねてきた毛利さんはこう話しています。
少年院に出入りしてわかることはただ一つ、他の子と全く変わらないということだけです。
少年院にいる子は特別だとかみんなそう思ってると思うけどそれはないですよと。
つまりあの子がなんでっていうのがどこにでも起こり得ることなんですね。
それから親子関係についてお二人はこう話されました。
ゴジレてる親子は母親が子供のストーカーになっている場合が多い。父親不在でお母さんは夫への愛情が息子に行くわけですと毛利さんがおっしゃったんですが
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茜原さんは一母親として母親はきついですよだって子供が何かしでかしたら全部母親のせい。
24時間365日頑張って褒められない休みもない。
それで子供と共依存して友倒れしちゃうと説明を出してですね。
でお母さん方に子供にブチ切れるようになったら親子関係は煮詰まってますからちょっと深呼吸してくださいと。
仕事でもカラオケでも外に出た方がいい。そしたら大したことじゃないかとわかるからとアドバイスをされました。
またお父さんについて毛利さんは非公で悩んでいるお父さんの多くは思春期に突然子育てに介入していることが多いとおっしゃってます。
子供はもう親を突き放しているのにそんな時に入ってきてももう遅いですと。
だから3歳から7歳の父親ってダメな奴ってわかる前の時期にコミュニケーションをとっておいてほしいと。
そしてですね思春期には子供は親を軽蔑してなんもなんです。
親を嫌いにならないと自我なんてできない。
俺はこういう人だよっていうのはいいけどお前はこうしろというメッセージはやめた方がいい。
子供は未完成で当たり前ですと。20歳くらいまでぼんやりしてぐちゃぐちゃしてて俺もそうだったと。
お父さんは誰よりそれを理解して大切にしてあげてほしいなぁと話されました。
当時ですね仕事ばかりで子供たちに軽蔑されていた私はですね腕が痛くてメモを取りながら顔を上げられなかったのを覚えてます。
受験のことも話されました。
毛利さんは僕はどうしてみんな何かのコースに乗って未来を確定しようとするのかよくわからない。
この学校に行ってこう頑張るといい大学を出ていい就職をしてとか
そういうコースを漠然と思ってて外れそうになるとギョッとすると戸惑った顔をされた後にですね
これ刺さったんですけど日本のサラリーマンって自己肯定できない人が多いでしょ。
親が楽しそうだったら40歳になっても楽しく生きられるんだって最大のメッセージでしょ。
なのに親が自分の身を擦り減らして今頑張れば未来は明るいんだなんて言いながら
電車に乗っている大人はみんな楽しくなさそうでこれはかなり大きな問題だと思うと話されました。
確かに。
私そうかーってハッとしたんですけれども一番身近な大人は親でそれが毎日楽しくなさそうだったら
子供は未来に希望を持ちにくいよなぁと思いました。
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明るく仕事をしようと少なくとも楽しそうにしてようと思ったのを覚えています。できてませんけど。
余談ですけど沖縄県が出生率もそれから県外に出た若者のUターン率も全国で一番高いんですが
いろいろもちろん理由はあるんでしょうけど私はですね大人が楽しそうだっていうことは結構大きいんじゃないかと思っています。
なんとなく笑顔で過ごしている高齢の方多いようなイメージ。
ナンクルナイサー精神で。
漫画火災の人はですね今も全く古びてないと思いますので機会があればぜひ読んでみてください。
それからもう一方時間帯的にライバルなんで先に言いますごめんなさい。
漫画アンパンマンの作者柳瀬孝さんです。
94歳で亡くなってもう12年経ちますね。私が初めてお目にかかったのは亡くなる8年前でしたから86歳の柳瀬さんでした。
とにかく明るく楽しくて優しい方で当時ご自身入隊員されていたのに
病院の子どもたちを勇気づけたいってチャリティーを考えてですね。
でも自分も楽しみたいからと一緒に歌える音響セットを買ってました。
そんな方だったんですけれども。とはいえですね徴兵されて終戦翌年に期間を果たしてようやく
くずひろいの会社勤務など苦労もされてですね
高知新聞の勤務などを経て三越に入りますね。
でそこで本当に仕事に追われながらも漫画家の夢は捨てずにですね書き続けられたっていうのがすごくて
アンパンマンがテレビアニメになって大ヒットするのはこれ69歳の時ですよ。
この話は以前この歌詞がすごいの中でもご紹介したんですけれども改めて若い方々に伝えたいのは
今が辛くてもくじけない心です。こう話されました。
生きていくっていうのは満員電車に乗るようなものでねその中で席を見つけるということなんですよ。
頑張ってずっと乗ってるといつの間にか一人二人と降りていく。
あそこ空いたって。
満員でも無理やり乗っちゃうんです。やめたらダメ。降りたら終わり。
諦めさえしなければ貧乏でも何でも必ず糧になる。
後で考えるとやっぱり何かにつながってる必要なんですと。
これ私はずっと胸に刻んでます。深いですね。
それから今の子供たちの世界については胸を痛めてらっしゃいました。
こう話してらっしゃいました。犯罪とかあって子供が外で遊べなくなっているのもかわいそうだけど
オートロックとか家庭自体が隔離空間みたいになっているのもかわいそうだと思う。
家にいろんな人が出入りしなくなったでしょ。育つって人と接していないとね。
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この話を伺ってから20年を経て今は家にいて親と接しなくても
SNSを通じて知らない危ない人とつながってしまう社会になっちゃいましたね。
だからどうやって子供たちを守りながら人と接して
自然や様々な美しいものに接する機会を作ってあげるかっていうのは
私たち大人に課せられた課題ですけどこれますます大きくなっていると感じます。
前回お話ししましたが大宮エリーさんからは
うまくできなかったら恥ずかしいとかつまらないプライドで
やったことがないことに挑戦しない勇気のなさってこれ私ですけれども
そういうことやそれから相手が求めることには
見っともないくらい精一杯答えるっていう大切さを教えられましたし
今日お話ししきれなかったたくさんの学びを
私は今もいない方々にいただきました
私は晴れを重ねてますけれどもせめても託されたものの務めとしてですね
これからも様々な機会を通じてその思いを伝えていきたいと思っています
次は戦後80年の節目の今年の夏
またいくつかお言葉を伝えられればと思います
ありがとうございます
先人たちの言葉そして
方長さんは実際にお目にかかって直接お伺いしているということを
ぜひ伝えていただきたいと思います
また聞きたいと思いました
はい託されたものということで方さんにお話をいただきました
元サンデーマリッジ編集長方長修一郎さんでした
どうもありがとうございました
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