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はい、今日は1月10日ということで、お正月気分もね、そろそろ抜けたという方もいらっしゃると思いますけれども、お正月書き初めというのでね、子供の頃やったりなんかしましたですが、
毛筆で、墨で書くなんていうのは、我々も今ほとんどない。そうですね。年賀状だって、今も郵便料金上がったしさ、みんなもうメールで、明けおめえじゃないですけど、そういうの見なくなってきましたんですが。
はい、ということで今日はですね、その手書き文字の良さについてということで、毎日新聞出版社長の山本修司さんがお話をしてくださるということですので、伺いたいと思います。山本さん、明けましておめでとうございます。
おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
この手書き文字ということなんですが、私、名前が修司と言うんでですね、字は違うんですが、これもう宿命みたいなもので。いやいやいや、無理やりですよ。山本さん、いくらでも新年早々、無理やりすぎる。修司と修司、無理やりすぎますね。
これはほんと小さい頃からの宿命です。字は書かないわけにいかないというですね。そういったこともあって、私全然実力はないんですが、書道好きでですね、新春になると東京では銀座4丁目の時計がある和光ですね。
あのギャラリーなどを中心に、文房具なんかやったりの旧郷堂とかですね、書道の書道展がずっとあるんですね。銀座が墨の匂いになるというような感じがあって、私この新春展をはしごしてきたんです。毎年なんですけども。
書道は日本の伝統文化ですので、修司さんにとってはユニフォームである和服なんか着てお正月に行くというのが私にとっては至福の時なんですね。
和服で銀座を歩いてらっしゃるんですか?
そうなんです。
生き生きですね。
共感テレビに出たこともありましたけども。
素敵。
そんなこともあってですね、今回この2025年初のラジオはちょっとこの書道と言わず、手書き文字を大事にしたらいいなという考えたわけですね。
先ほど、修司さんも筆を握ることもないというようなことをおっしゃってましたけど。
サインを頼まれた時とかに筆ペンのキューって絞るやつがあるじゃないですか。
ビューって出るやつ。あれでサインをすることはありますね。
あと前座の頃はネタ帳って全部墨で書くんですよ。
へー。
なので字は下手ですけど、割と筆を使うってことはやりますね。今はサインを書く時だけですけどね。
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さすがですね、やはりそれは。
下手なんですけど、はい。
いえいえいえ。水木さんなんかは?
私も小学生の時に書道教室に行っていたんですが、そもれ以来筆握ってません。
しかしそういう経験があれば日頃書かれる文字は大変美しい。
いやもう独自の総書体みたいな。流れるような文字になってしまっています。
ああそうですか。
まあ書道やってた人はともかく、なかなかいきなり筆で文字を書こうと言ってもハードルも高いので、
時には手で字を書くものもいいなぐらいの気楽な感じで考えたいと思っているところなんですね。
よく私はサッカーの話なんかしてますけど、野球もサッカーも一緒ですけど、
世界で戦うような人たちというのは日本代表ですね。
こういった人たちは人生をかけて取り組んでいるということで、
どんどん高みに上っていってほしいなと思うわけですが、
この人たちに相当するのが私が見てきた書道展に出品するプロの書家たちということですね。
彼らも本当に人生をかけて書に取り組んでいて、毎日毎日精進を重ねているという方々ですね。
頂点が高くなれば裾野も広くなるというようなことをよく言われますが、そういった方々ですね。
一方で私少年サッカーを教えているなんて言いましたけども、
こういった子たちはまさに書道教室に通っていたまさに習字ですね。
私の名前ですけども、こういった子供たちということですね。
この子たちの中から偉大な書家が生まれるかもしれませんし、
趣味でやってますよとか、やってたから結構字が綺麗ですねとか、
あんた本当に書道しよったんみたいな人もいるんだと思うんですが、
こういった方様々それぞれでいいと思うんですね。
そのプロの話なんですけども、書というのは文字が芸術になっているということですね。
これは世界では例を見ない芸術でありまして、
芸術ということですので、綺麗にまっすぐ書くということではなくですね、
言葉の意味を深く理解して、字体であるとか大きさ、墨の濃さ、色ですね。
色も決して黒だけではなく青みがかっていたり茶色がかったりといろんなものがあるんですね。
どんな筆を使うのか。柔らかい筆、固い筆、木を叩いてやったような筆とかですね。
こういったものにはいろんな技を使うんですね。
私は今回の書道展で見て一番印象に残っているのが舟本宝雲さんというですね、
横浜におられる書家で、野都の出身なんですね。
この方の作品というのは、地揺れ、海騒ぐ、空洞窟し、野都は壊れたと書いてあるんですが、
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要は地面が揺れて、海が騒ぐ、海騒ぐ、これは津波が来たということですね。
空が洞窟したというのは例の大雨、豪雨ですね。野都は壊れてしまったんだという自作の詩なんですが、
こういった大きな被害を受けたにもかかわらず、まだ水道が出ないところもあったりとか、
一向に復興を進めないという、この事態への悲しみや意気通りをですね、
投げつけるような文字で大きな紙に書いてるんですね。
すごく激しい筆地で、下の方に余白がいっぱいあって、もしかしたら海を表現してるのかもしれませんが、
非常に大胆な作品ですが、これも何もやけくそれを書いてるわけではなくですね、
非常に字の配置だとか、描画をどうするか、力強さをどうするかという、緻密に計算された芸術作品なわけですね。
ですから、決して同じことを活字やパソコンで書いても、私が感じたようなものを感じることはないということなんですね。
こういったものがプロの作品になっていると。
書家は自分で詩を書くこともありますけども、古典ですね。漢文とか和歌とか。
最近では雄美の歌の一節なんかを書く人もいるんですが、こういったことを題材にするので、
大変深い教養を持った方々なんですね。
それから、鉛筆とか消しゴムなんかのことは文房具と言いますけど、
これもともと文房紙法ですね。文房具の文房に4つの宝と書くんですが、
これは紙と筆と墨とすずり、まさに書をするのに欠かせない道具ですね。
これが文房紙法というんですが、こういったものを、
さまざまなものがあって、墨1個で何十万もするものもあったりもするんですが、
こういったものを駆使してですね、作品を作っていくと。
ただ紙でサラサラと書くんじゃなくて、
血の滲むような努力をして取り組んだものが作品になっているということなんです。
時にですね、何が書いてあるかよくわからないっていうことで、
これが書道展に行く人を遠ざけてるんじゃないかという指摘もあるんですが、
最近ではやっぱり書ける文字でなければということを、
特に私がかつて言った毎日新聞がやってる毎日書道界の先生方はですね、
そう言っててですね、やっぱり読める文字。
やっていくことでファンも増えていくんではないかと。
先ほどの作品もしっかり読める字で書いてあるんですね。
こういったことで、書の作品とあるんですが、
この人たちはさっき言ったとおりJリーグとかプロ野球とか、
そういったレベルの方々ですので、
私としてもこういったものがあるんだということを一応知った上でですね、
楽しく自由に手で書いてみたらどうですかと。
筆じゃなくてもですね、筆ペンなんていうのは随分上等だということですね。
それでボールペンでも鉛筆でも何でもいいということなんです。
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私はかつて福岡勤務のときにですね、
西部本社版で書道のページを創刊したんですが、
今も続いているんです。もう20年経ってるんですが、
この目的はやはり書に興味を持ってもらってですね、
上手い下手でなく楽しく字を書いてもらいたいという願いがありまして、
その後転勤した神奈川東京でも地域面のページを作ったんで、
実は書道の専門雑誌のインタビューを受けたんですね。
そのときも自由に楽しく字を書くことが広がってほしいというのが願いなんです。
ということで、今日これをしゃべるにあたってちょっと読み返してみますとですね、
そのインタビュー記事を、静岡とか埼玉とかですね、
もちろん福岡もそうなんですが、
例えばサッカーの地域にはJリーグのチームもあって、
東福岡高校みたいに強い高校があってですね、
普通の人たちもわりとサッカーが上手というかですね、
サッカーに親しんでいるという状況があるんで、
例えば福岡、東福岡高校はサッカーやバレーボールだけでなく書道も大変強くてですね、
福岡の人は東福岡高校が強いんでみんななんか結構字を書いてるねとかですね、
そういうふうになると非常にいいなと思ってるんですね。
とにかくその道具とか技術がなくてもですね、
字は読めるんでですね、
そこで心を込めて書けば一層相手の心に届くんではないかと。
この際せっかくなんで手紙を書いてみてですね、
日頃お世話になっているお母さんに書いてみるとか、
親戚とか友達に書いてみるとかですね、
自分は手に日記を書いてみたりとか、
心を込めて書き置きしてみるとかですね、
ちょっときっかけにしていただければいいなと、
そういうちょっと新年を迎えた次第です。
あれ字書かないとね、漢字忘れるよね。
すぐ携帯見てしまうよね、漢字。
ほんと書けなくなりますよね。
しかも最近はその漢字を拡大しないと読めなくなってきた。
私も電子辞書は手放せません。
やっぱり普段から書いてるとね、字は忘れないんだけどね。
そういう意味では、何か日記でもね、書くのはいいかもしれませんね。
僕は字は汚いんで、ネタ書くときは手書きなんですよ。
自分が読めればいいやと思って。
だから、人は読めないような結構書いてますけどね。
何か字を書くことし。
やっぱり手書きの字って思いが伝わるだろうなと思います。
ちなみに山本さんは今年書き初めするとしたら何という文字を書きますか?
私ですか?私は情ですね。情報の情。
情報の情。なるほど。
やっぱり情けいも必要ですし、正確な情報というのが欠かせないし、
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情熱を持って本を作っていきたいと思います。
さすが毎週出版社長山本修司さん。
ということでございました。
どうもありがとうございました。
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