2024-12-27 15:19

この歌詞がすごい!

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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さて、年内最後の学ぼう社会のカギは恒例。この歌詞がすごい、なんですが、今日はですね、新年に向けて前を向いていきましょうという歌だそうですね。元サンデー毎日編集長、潟永秀一郎さんです。おはようございます。おはようございます。
前回も少し触れましたけれども、今年は例年にも増して、いろんなことがあった激動の年というか、本当大変な年でしたよね。改めて振り返りますと、
断日の野田半島地震で始まって、翌日の羽田空港での事故から、自民党の裏金事件と衆院選の与党の過半数割や、兵庫県知事の不信任と再選。そして年末には、多くの方が胸を痛めた小倉での中学生殺害事件まで起きました。
私は小倉に勤務した当時は現場の近くに住んでいたので、妻はニュース見ながらも目を覆っていました。殺人事件ってもちろん全て許されないんですけれども、とりわけお子さんが被害になる事件はあってはならないと、処死さんも怒りに震えられたんじゃないですか。
特に小倉の事件は、本当に腹立たしい思いでニュースを見ていましたね。
皆さんそういう思いだったと思いますけれども。
容疑者確保されて、近隣住民の方にとっては安心であったかもしれないけれども、それ以上に怒りの方が多かったですね、僕なんかも。
命は帰ってこないんですね。
一方で、スポーツの世界ではパリオリンピック、パラリンピックでの日本人選手の活躍や、何と言ってもドジャースの大谷翔平選手が打ち立てた前陣未踏の記録50-50などに元気はもらいました。
前回の繰り返しになりますけれども、日本は今まさに激動期だと感じますし、来年はどうなるのだろうと明るい年になってほしいと願うばかりですよね。
前置きが長くなりましたが、ということで今日は、明日を信じようとする歌、前に進む勇気をくれる歌を年末お届けします。
まずはこの曲です。ファンキーモンキーベイビーズ、ファンもんのあと一つです。
最初にこの歌をお届けするのは、覚えていらっしゃると思うんですが、今年7月13日にRKBさんでも放送された音楽の日2024、
野党半島復興支援の生中継でファンもんが被災地でこの歌を熱唱しましたよね。
私はあの歌を聴きながら、被災者の皆さんがひまわりの花を掲げて合唱する姿を見ながら、不覚にも泣いてしまいました。
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まさに音楽の力を感じた日でした。
歌詞はストレートなので解説不要だと思いますが、あえて2つ、この歌を特に輝かせている歌詞に触れます。
この歌、サビ頭と言われますが、歌のサビ、作者が一番伝えたい盛り上がるところから始まります。
冒頭聴いていただきました。
この歌は、あと一粒の涙で一言の勇気で願いが叶うその時が来るって、僕は信じてるから君も諦めないでいて、何度でもこの両手をあの空へという歌詞です。
少し乱暴な言い方をすればですね、この歌はこれが全てなんですね。
中でも私がすごいと思うのは、僕は信じてるから君も諦めないでいて、という歌詞でして、本当は彼だって辛いのに、明日を信じて頑張るから君も諦めないで、という表情で言うと、
泥に汚れた顔には涙の跡が残っているのに、でも笑って大好きな人に語りかけるような歌詞です。
人は痛みを知らない人に頑張れと言われても心に響きませんが、自分も必死で頑張っている人にそう言われると素直に頷けますよね。
そこがこの歌詞の優しさで強さです。
もう一つは、そう簡単じゃないからこそ夢はこんなにも輝くんだと、そうあの日の君の言葉、今でも胸に抱きしめてるよ、という歌詞です。
僕が今頑張ろうと思えるのは君が僕にくれた言葉のおかげなんだよっていうことで、彼女の中の情けないという思いや申し訳ないというひけめはきっと軽くなって、しかも僕がどんなに彼女を大切に思っているかということも一緒に伝わりますよね。
というような理屈は抜きにしても本当に勇気をくれる歌だと思います。
私も時々車の中でかけて、車の中でかけながらですね、大声で合唱していることもあります。
ちなみに作詞作曲はファンもとシンガーソングライターの河村ゆかさんです。ということで次は河村ゆかさんが作曲したあまりにも有名なこの曲です。
スマップの夜空の向こうです。
この歌は以前もご紹介したんですが、その時はご当地ソングの一つとして歌われた公演は今も東京のお茶の水にあって、作詞の菅志香さんが通った予備校の近くだったとご紹介しました。
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当時付き合っていた人との思い出の場所だそうで、私もこの公演よく行きました。
今回は改めて歌詞の内容についてです。
同じ作曲家だからなのか、この歌もサビ頭で、しかも歌のテーマが最初に出てきます。
それは、あれから僕たちは何かを信じてこれたかな、夜空の向こうには明日がもう待っているという歌詞で、
未来なんて何も見えないけれど夢だけはあった若い日をふと思って、自分はあの頃思った自分に慣れているんだろうかと自問しながら、でももう僕は今の人生を歩き始めてるんだと前を向く、そんな歌です。
続く1番は、時を遡ってあの頃の風景に戻ります。受験を控えた冬の夜、予備校の近くの公演で、2人は希望と不安がないまぜになった思いを抱いて寄り添います。
そんな10代ゆえのナイーブな感受性を見事に原稿化したのが次の歌詞。君が何か伝えようと握り返したその手は、僕の心の柔らかい場所を今でもまだ締め付ける。
で、あのギュッと握り返した彼女の手が伝えた言葉にならない思い。そして青春が過ぎた今もあの手のぬくもりを思い出すと締め付けられる心の柔らかい場所。柔らかいじゃなくて柔らかい。あえて若者の話し言葉にして時を遡る表現。すごいですよね。
おそらく誰でも、いくつになっても心のどこかに胸がキュンとする柔らかい場所があるから、この歌は全ての世代に届く普遍性を持ちました。
また、だから陰を踏むように繰り返される何々なのかなっていう独り言も我がことのように胸にしみるんですね。
すべてが思うほどうまくはいかないのも誰しもです。青春は帰らないから前を向くしかないのもそうですよね。そしてそこにこの歌を歌ったスマップのその後の歩みまで重なってすべては思うほどうまくはいかないっていう様々な考えを聞き手に呼び起こします。水木さんはどうですか。
確かに。前を向かなきゃいけないんだけれども、ちょっと過去の自分も振り返ってあの頃の気持ちを思い出してっていうそんなシーンの時にこの曲を聞くとすごくすっと共感する歌詞がすごく入ってきますね。
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ちなみに以前ですね、人の記憶を呼び覚ます装置として匂いの話をしましたけれども、この歌も彼が若き日を思い起こす装置は窓。そこから流れ込む冬の風の匂いです。その匂いを嗅いで思い出すんですね。だから私たちもこの季節冬の風の匂いとともにこの歌を思い出すんですね。改めて名曲だと思います。
はい。ではいよいよ今年2024年の最後はこの曲です。はい。今度は菅志賀夫さんが作詞というつながりでプログレス。曲も菅志賀夫さんです。多曲で恐縮ですけれどもNHKの番組プロフェッショナル主題歌としてご存知の方も多いと思います。
今年私が前を向くために繰り返し聴いた曲です。さてこの歌詞の凄さを一言で言うと正直さだと私は思います。それはもう冒頭の歌詞に明らかで僕らは位置について横一列でスタートを切ったつまずいてるあいつのことを見て本当はしめしめと思っていた。しめしめなんですよ。しめしめって僕この曲以外で聞いたことないんですけれども。
そんなこと思いたくないけど人生で一度もそう思ったことがない人ってもしいるとしたら本当にいい人だと思いますね。
誰かを許せたり大切な人を守れたりいまだ何一つ様になっていいやしない相変わらずあの日のダメな僕というところを私60過ぎてもまだグサグサ刺さりますけど。
しょうしさんはどうですか。
いやいやいやいやあの僕もそうですね日々日々反省の上に来ております。
人間って多分人間って変わんないですよ。
そうかも。
後で知るんですけれども実は菅さん自身この正直さを大切にしていて9年前NHKのインタビューでこう語っています。
正直になれないと気が済まないっていうか自分が綺麗で正しいっていう立場からものを言ってもあまり伝わらないような気がするんですよね。
お前らダメだろうみたいな言い方では何も伝わらないから。
当時私は編集長でしたけれどもこれメディアにも向けられている言葉だと刺さってですね今も胸に刻んでます。
マスゴミって言われないためにですねにならないためにですね。
もう一つあの正直さですごいなぁと思う歌詞がこれでガラスケースの中飾られた悲しみを見てかわいそうになんて呟いている。
こんな自分を蹴りたくなるくらい嫌いって歌詞があるんですけどこれ胸が痛くなります。
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災害とか戦争とかですね理不尽な犯罪の被害者の方々とかのことをニュース見たときには思うんですけど。
じゃあ何してるのって言われると何もしていない自分、安穏と暮らしている自分を蹴りたくなるくらい嫌いだって言われてる気がして。
今自分がこう言ってることも含めて偽善者だと突きつけられます。
そしてこの歌の眼目、確信は次の歌詞。
ずっと探してた理想の自分ってもうちょっとかっこよかったけれど、僕が歩いてきた日々と道のりを本当は自分って言うらしい。
こうありたいと願うけどそうじゃない自分がいて結局自分ってこれまでやってきた生きてきたことの積み重ねでしかない。
であれば理想の自分に一歩でも近づくにはこうありたいと願う生き方をするしかない。
だからあと一歩だけ前に進もうなんですね。
今年も前に進めたかどうかわからない、蹴りたくなるくらい嫌いな私でしたが、来年こそはと信じてですね。
今年は来年こそ頑張ります。今年はこれで閉じたいと思います。
お二人もリスナーの皆さんもどうか良い年になりますよう願ってですね。
ではまた来年、今年もありがとうございました。
ありがとうございました。
最後にまた良い歌を解説していただきました。
この歌詞がすごい本年最後でございました。また来年もよろしくお願いいたします。
宇野さんで毎日編集長、ガタナガシウイチロウさんでした。
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