この歌詞が凄い!「KA」
2023-11-24 15:50

この歌詞が凄い!「KA」

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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さて、今日は11月最終金曜日ということで、恒例、この歌詞が凄いということなんですが、今日はこのRKB毎日放送とも縁の深い、福岡が生んだ天才シンガーソングライター、あの方の曲ということですね。おはようございます、潟永さん。
はい、おはようございます。
お願いします。
今日は前置きを抜きにですね、まずこの曲を聴きながら今日はスタートしたいと思います。
はい、カンさんの愛は勝つ。1990年にクニちゃんの山田勝手ないテレビの挿入歌となって大ヒットしましたよね。
どれくらいヒットしたかというとですね、この年のクリスマスイブのオリコンチャートで、あの山下達郎さんのクリスマスイブを抑えて1位だったと。
クリスマスイブの日にクリスマスイブを抑えたんです。
すごいですね。
累計売上は200万枚を超えます。
そのカンさんが本当に残念ですが、今月12日いなくなって。
びっくりしました。
びっくりしましたね。
生前ももちろん評価高かったんですけれども、多くの著名なミュージシャンが影響を受けたとかね、尊敬していたっていうことを言ったり、その詩を推しんでですね、改めて再評価されています。
本当に素晴らしい曲ばっかりで、私もこのコーナーでいつかご紹介しようと思っていましたが間に合いませんでした。
さて、この愛は勝つですけれども、歌詞はストレートなので、解説よりもエピソードをお届けします。
これカンさん自身が自身の著書やラジオ番組で明かしていますけれども、曲はカンさんが尊敬するアーティストのビリージョエルのアップタウンガールを作りたい、あんな曲を作りたいと思って書かれました。
転調を繰り返してもう違和感がなくて、AメロもBメロもなくて、全編サビのような曲をというふうに考えたんですね。
実際この2曲、続けて聞くとですね、腑に落ちます。ああって。構成が似てるんですね。
そうかも。似てる感じですね、この2曲。
そして歌詞ですけれども、こちらの方は親しい先輩がとっても苦しい恋を昔していてですね、一緒に飲んでたら先輩泣き出しちゃって。
その時にかけた言葉が、愛は勝ちますよだったと。
で、先に出来上がってた曲にこの言葉を乗っけて生まれたのが、愛は勝つでした。
でですね、さらにこの愛は勝つのような曲を作りたいと思って作られた大ヒット曲もあります。
これね、アスカさんのね、セイイエスなんですね。
カンさんの死が公表された17日に、アスカさん自身がブログで明かしました。
お二人は親友と言える長い付き合いだったそうですけれども、後にこの最初の出会いを知るんですけれども、
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これが運命的でしてね。で、これ説明するにはカンさんの前半生をたどらなければならないので少しだけ。
カンさんは福岡市出身で冒頭、書士さんおっしゃったようにRKBとは縁深くて、お父さんはRKBのプロデューサーだったそうですね。
そうなんですよね。
小学校は今の笹岡省のところにあった田島小学校。中学校は優先中、城南高校から法世代に進まれたと。
小さい頃からピアノを習って、中学生の時から曲作りを始めています。
5歳の正月でした。お父さんの同僚のお宅を家族で訪ねた際に、近所の四つ違いのお兄ちゃんに缶切りして遊んでもらったと。
そのお兄ちゃんが飛鳥さんだったんですね。
2人ともそんなことは全く知らずに大人になって。
まず飛鳥さんの方が実家の向かいの奥さんに、あれはカン君よって教えられて驚きます。
あいつかと。子供のくせにネクタイ締めて紺のカーディガン着てたやつだっていう風にですね。
大人になってからの付き合いはおよそ30年だったそうで、飛鳥さんは去年の11月にカンさんからガンになっちゃいましたと告げられたそうです。
そうして託された未発表曲をスターダストレビューの根本かなめさんと2人で完成させるよっていうことを誓って、
カンありがとう、俺の前に現れてくれてありがとうなという風にこのブログには記されてて、詩を悼んでます。
でもね天才は天才を呼ぶのが本当に奇跡的な出会いですよね。
まさか子供の頃にね。
しかもそれがカンさんがカン蹴りしてたよね。
そうなんですよ。
いやいや、飛鳥さんもそれ書いてらっしゃってですね。
どっちにあの根本かなめさんと一緒にステージの上でカンさんを2人で軽く蹴ってカン蹴りをしたと。
そしてこのブログでも触れられてるんですが、カンさんは歓励を迎えた時に赤いちゃんちゃんこならぬ赤い振袖を着て記念写真を撮ってですね。
葬儀の家は夏目漱石の地画像を真似た、少し斜めになったやつですね。
あれを真似たパロディ写真だったと。
3列車への返礼品もポップにかけてポップコーン。
これも整々に用意してたらしくですね。
最後までお茶目で人を楽しませるカンさんらしさを貫いたんですね。
愛は勝つについて一つだけ歌詞を語ると前編素晴らしい応援ソングなんですが、特にすごいのは心配ないからねっていう歌い出しです。
普通は冒頭に持ってこないような話し言葉なんですけれども、このそっと肩を抱くような温かさが曲の前編を貫いていて、だから東日本大震災の時もコロナ禍の時も多くの人に歌われたんだと思います。
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このコーナーで何度も言いますけれども、人を励ますにはまずその人の悲しみに寄り添うことですよね。
これは歌に限らず私も心したいと思ってます。永遠の名曲ですね。
こちら、奇跡。
この歌もまたとってもあったかい歌なんですけれども、この歌をご紹介するのは別の理由です。
実はこれ、畑本寛さんの曲、重なると合わせて、重なる奇跡になるように作られた曲なんですね。
これも寛さん一流の茶目っ気で、当初からファンの間ではですね、この2曲が似すぎているっていうふうに話題になってたんですが、
3ヶ月ぐらい2人とも何もコメントせずですね、突然ネット上で畑さんと2人謝罪会見を開いてですね、
実はね、2曲合体した曲の配信開始を発表しました。
寛さんは、この他にも密流の桜井さんとユニット、パイロットとシチュアデスを組んだり、
山崎正義さんとのユニット、ヤマカンでミニアルバムを出したり、いろいろ共作も多くてですね、
その意味でも本当に多くのミュージシャンに愛され尊敬された存在でした。
では駆け足で、次の曲はこちらです。
マユミです。全国のマユミさんがこの歌が好きだと思うんですが、
これでも別に水木でも全然歌繋がりましたね。
これ、愛は勝つの3年後、1993年にリリースされてサビのかもない不かもないの部分が、
三谷サイダーのCMソングに使われたので、40代以上の方は聴いたことあるっていう方も少なくないと思います。
このマユミさん、彼女は何者なのかですけれども、私は勝手に別れた恋人だと想像して聴いてます。
ちょっと今ここですね。かもない不可能な部分で。
ここCMソングだったんですけれども、
彼女は特化子で言うと都会の隅でこっそりと笑ってた小さな花のような人でして、
彼は今はもう見ているだけだけれども、知らない誰かが摘み取っていく。
つまり新しい誰かと恋に落ちるのも少し怖いんだよというふうに私は読みましてですね。
そう読むと、かもない不可もない。そんな生活に話したい伝えたい。いつも言い出せなくて。
09:00
これじゃないあれも嫌。それは深刻で。騙し合い慰め合い心持たないよっていうサビの部分は通り過ぎた日々のように聞こえるんですね。
でも今も大切な人だから、たまには大きな声で騒いだり叫んだり、僕に当たったりしてもいいんだよ。
決して自分のこと責めたりしないでっていうふうに言うんですね。
そして最後の一番透き通ってて美しい水って何か知ってるかい?
声をして切なくて我慢して我慢してこぼれた涙がきっとそうだよっていう歌詞が綺麗だし意味深で。
これ自分の涙ならどんなに自分が愛していたかを知ってほしい思いになるし、
彼女の涙だとするとわがままででも傷つきやすい彼女を見守っていう思いになりますよね。
あくまで私の解釈なんですけれども、これ星野源さんもかんさん尊敬するお一人で、
自身のラジオ番組で先日ツイートにこの曲をかけてこうおっしゃってました。
片思いのラブソングみたいにも受け取れるんですけど、歌詞をじっくり読んだ時にもっと歪で本当に物語がぎゅーって詰まってるすごく面白い。
そんな歌詞なのでぜひじっくり読んでもらえたらっていうふうに話されてました。
皆さんもぜひじっくり読んで聞かれるといいかなというふうに思います。
最後に異作になってしまった2020年発売の17枚目のアルバム23歳。
こちらからお届けしたいと思います。
23歳っていう曲もあるんですけれども、こちらは中身だけなんですけれども、
説明しますとね、かんさん私の一つ年下で、しょうしさん同学年なんですよね。
この歌、80年代に青春を送った男性ならきっとみんなあの頃は懐かしく思い出すんじゃないかと思って、
歌い出しがですね、23歳の僕は今と変わらない、
アイビールック上下全部バンなんですよ。
バンですよバン。
アパートは新中野の6畳風呂なし。
バイトやってバンドやってたら大学留年してたとかですね。
闇雲にがむしゃらにとっちらかってた日々は意味不明で根拠もない変な自信に満ちていてとかですね。
これしょうしさん刺さりませんか。
意味不明なポジティブな気持ちはありましたね。
なんでこんな自信があるんだろうって思ってましたね。
なんとかなると思ってましたね。
その勢いで落語家になってしまいましたけどね。
そして気がつきゃ58歳という歌詞もですね。
こちらの同年代の方はぜひ聴いていただきたいんですけれども、
最後にお聴きいただきたいのは、このアルバムのラストソングでもあるこの歌です。
12:15
エキストラです。
これは本当に切なくて美しい片思いの歌でして、タイトルのエキストラはご存知の通り、
映画やドラマで通行人とか群衆とかクレジットにすら名前の出ない出演者のことですよね。
この歌では大好きな人にとって自分はそんな存在でしかないことを伝える暗語です。
歌詞を追います。
私にとっては大切な一瞬でもあなたに気づかれることはなくて、
でもあなたがいるシーンに少しでも映り込んでいればそれだけでいいっていう、
途方にくれるような片思いです。
思いを伝えることすら叶わない恋。
でも大好きです。大好きですと繰り返します。
この部分ですね。
たとえそのシーンがカットされても、
明日この映画が打ち切りになっても大好きです。
それだけという。
見返りを求めない愛が至高の愛だとすると、
これは究極の愛の歌だと思います。
ということで今日は本当に駆け足で、
かんさんの名曲を5曲お伝えしました。
本当に大きな才能を、
人間的にも本当に素晴らしい方を失いましたけれども、
私たちが聴き続ける限り、
かんさんはみんなの中で生き続けます。
ぜひアルバム17作を改めて聴いてみようと、
聴き始めたんですけれど、また改めて。
そうですね。じっくりまた聴き直してみたいですね。
そうですね。本当にいい曲多いんですよね。
皆さんもぜひこの機会に聴き直していただいて、
ぜひずっと聴き続けていただければと思います。
ありがとうございました。
今日はかんさんの曲、この歌詞がすごいよ、
がたがたさんに伝えてもらいました。
どうもありがとうございました。
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15:50

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