高齢でドライバーの事故増加
2023-12-01 14:16

高齢でドライバーの事故増加

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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ニュースや世間の気になる話題を様々な角度から読み解いていきます。さて、おととい11月29日、宮崎市のスーパーの駐車場で赤ちゃんを抱いていたお母さんがバックしてきた72歳男性の運転する車に跳ねられまして赤ちゃんが亡くなる事故が起きてしまいました。
本当に痛ましい事故なんですが、今日は改めて高齢ドライバーの事故についてお話をしてくださるそうです。
潟永さん、おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
皆さんも続くなって思われたかもしれないんですけれども、実は11月の下旬、宮崎の件も含めて全国でニュースになった高齢ドライバー事故が1週間で3件相次ぎました。
あと、今日から12月ですけれども、1年で一番交通事故が多い月なんですね。
ということで、今日は改めての注意喚起と対策についてお話をさせていただこうと思います。
はい、お願いします。
まず相次いだ高齢ドライバー事故です。冒頭、書士さんが話された事故、お母さんが抱いていた赤ちゃんが手の中で亡くなるなんて、
お母さん現場で泣きじゃくっていたそうですけれども、心中を察するにあまりあって、私も同い年の孫がいるんで、胸が痛くなりますけれども、
心の傷は簡単には言えないでしょうけれども、どうかね、決して自分を責めずにご自身を大事にしていただきたいと願うばかりなんですけれども、
原因は、過失運転事象の現行犯で逮捕された72歳男性の広報確認が不十分だったというふうに見られています。
また、この2日前の27日、東京の板橋で、ドラッグストアに60代女性の運転する乗用車が突っ込んで、女子大生が車と店の間に挟まれてしまって、怪我を負いました。
女性は調べにアクセルとブレーキを踏み間違えたと話したそうです。
さらに3日前の24日には、東京渋谷の交差点で80歳の男性が運転する車がガードレールに突っ込んで、歩行者4人が巻き込まれて怪我をしました。
過失運転事象の現行犯で逮捕された男は事故について何も覚えていないと話したそうです。
この他にも、10月には千葉県で75歳女性の運転する車が病院に突っ込んで、待合室に行った4人が怪我を負ったり、
9月には埼玉市の介護施設で同じく75歳の男性が運転する送迎車が急発進して、施設の利用者2人が亡くなる事故もありました。
病院に突っ込んだ女性は足が痛くてブレーキが踏めなかった。送迎車を暴走させた運転手はアクセルとブレーキを踏み間違えたと話したと言います。
こうした高齢ドライバーによる事故は、免許の自主返納とか、行進の際の認知症検査導入などもあって減少傾向にはあるんですけれども、
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それでも警察庁によると免許を持つ人10万人あたりの死亡事故件数は昨年、年代別では85歳以上が一番多くて、
2番目は10代なんですけれども、また次は75歳から84歳でした。また、死亡事故に限らず全ての運転事故で見ても、全体の4分の1が65歳以上の高齢ドライバーなんですね。
ただこれ当然と言えば当然でして、日本の高齢化率、65歳以上人口の占める割合ですね、これダントツ世界一で28.9%、もう3割近いんですね。
だから返納が進んだとはいえですね、運転免許の保有者数でも23.8%を占めますから、ほぼ保有割合とは比例してるんですね。
中でも事故率の高い75歳以上の後期高齢者は、去年から段階の世代が中回りをして、再来年には段階の世代全体が75歳以上になりますから、対策を強化しない限り、高齢ドライバー事故がさらに増えるのは避けられそうにないんですね。
後期高齢者自体が増えますから。では対策はどうあるべきかということで。
実は私15年前、毎日新聞のデスク当時に高齢ドライバー問題のキャンペーン報道したことがありまして、その翌年から免許更新時の認知症検査も始まったんですけれども、当時返納を進めるようなことも一生懸命書きましたし、
現状を見ると免許証の自主返納って、代わりの交通手段の問題などから一定の限界がある。免許更新時のチェックもすり抜けたり、それから更新と更新の間に運動や認知機能の衰えが急に進んだりで、100%じゃもちろんないんですね。
もちろん福祉タクシーのような車に代わる足の確保とか、免許更新時の実技試験、これをもっと厳格化するとか、国や自治体ができることってまだあると思うんですけれども、ただもうすでに現に後期高齢者だけで600万人以上いる免許保有者への対策はですね、これもうすでにいらっしゃるわけです。
当事者も巻き込まないと足りないというふうに私は思います。具体的に挙げますね。
例えば先ほどお話しした直近の事故でもそうなんですけれども、相変わらず多いのはアクセルとブレーキの踏み間違いなんです。
これってでもある程度は車そのものへの対策で防げます。
お二人はサポカーっていう言葉聞いたことありますか。
名前は聞いたことありますけど。
正確には安全運転サポート車で、衝突被害を軽減するブレーキとか、急発進の抑制装置とか、安全技術を積んだ車のことなんですね。
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テレビでもよくコマーシャルしてますけれども。
もちろん予算が許せばではあるんですけれども、ご高齢の方が車を買う場合は、私も60歳過ぎたんで私もそうなんだろうと思いますが、
サポートカー、これを第一の選択にすべきだと思いますし、お子さんやご家族にもぜひそう言っていただきたいと思います。
そんな高くてとてもっていう場合も、後付けでペダルの踏み間違いによる急発進の抑制装置、これ取り付けられます。
いろいろあるんですけれども、メーカーから純正品出てましてね。
これだと踏み間違い防止だけじゃなくて、前後の障害物を感知するセンサーもついてるので、
どうせつけるならこちらの方がいいと思いますけれども、
取り付け費用を入れても、だいたい10万円以下ですから、事故を起こしちゃって失うものを考えたら安いものだと思います。
ただ、つけられる車種が決まっていたり、比較的新しい車に限られるので、つけられない場合は、これは社外品になります。
こちらは大手の家用品店とか整備工場で扱っていて、だいたい工賃込みで4,5万円くらいですので、無理なくつけられる範囲じゃないかなと思います。
ちなみに国もこの普及を進めようということで、2019年12月にサポカー補助金という制度を設けて、
安全装置付きの車を買ったり、後付けで装置をつけた場合、2万円から10万円を補助したんですね。
ところがこれ、わずか2年で終わってしまって、今はありません。
これから段階の世代が後期高齢者になろうという時に終了だったんですね。
費やした予算は年間およそ500億円で、このサポカー補助金に。
一方で、去年始まったガソリン代の補助って、総額も6兆円超えてるんですね。
ガソリン代の補助って、車を持つ人にとっては恩恵ですけども、サポカー補助ってある意味、被害者になり得る全ての人にとって役立つじゃないですか。
私は早く復活すべきだと思いますし、前回は全ての人対象だったんですけども、
65さん以上に対象を限るとですね、おそらく予算は年間100億円規模で済むはずなんですね。
そうやって支援する代わりに、事故歴のある高齢ドライバーには、少なくとも急発信の防止装置は義務付けてもいいんじゃないかとすら私は思ってます。
こんだけ事故があるとですね。
一方でですね、メーカーというか自動車販売店にも高齢者には、ご高齢の方には、安全性の第一で購入の助言をしてほしいと思うんですね。
それは必ずしも安全装備だけじゃなくて、車の大きさもそうです。
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私、サンデー毎日当時に、人生最後に乗る車っていう特集をしたことがあったんです。
そのときアドバイザーをお願いした、75歳だった岡崎浩二さん、自動車評論家の岡崎浩二さんがですね、
年を取ったら小型車を選ぶべきだとおっしゃったからなんですね。
岡崎さんはそれこそポルシェもフェラリーも運転してきた方ですけれども、それでも当時乗ってらっしゃったのは1500ccの小型車でした。
いくら運転に自信があっても視野も身体能力も落ちるから、取り回しのいい車の方がいいですよっておっしゃったんです。
実は先ほどお話しした直近の高齢者による相次いでいる事故、この中にもですね、複数大型の外国車がありました。
私が近所のスーパーでたまに見かける傷だらけの車があるんですけれども、80代くらいの方が運転しているんですが、新型の大型の高級車なんですよ。
お金もあってご本人が選ばれたんでしょうけれども、正直言って見る度に、なんでこの方にこの車を売ったんだろうと思ってしまいました。
車屋さんからしたら高級なものを買ってもらえたらっていう商売が優先しちゃうんですかね。
でもね、事故を起こされたらって思いますけどね、実際取り回しできなくても本当にもったいないんですよ。
これは車好きの私も肝に銘じますけれども、高齢者になったら安全装備の充実した小さな車にしようと思いますし、それでも周囲に危ないって言われたら運転を諦めようと思っています。
ここまで高齢者事故についてお話ししてきましたが、最後に12月の事故についてです。
冒頭少し触れましたけれども、12月は高齢者に限らず1年で1番交通事故が多い月です。
理由は気がせくっていうのもありますし、物流の増加でトラックとか配送車とか通行料そのものが増える上に、年末の規制などで長距離移動も増えることなどが言われています。
ただ、統計的に時間帯の特徴もあるんです。
午後5時から7時の白暮帯、黄昏の時ですね。この事故が特に良いんです。
これは10月から12月にかけての特徴でして、夏に比べると2倍から3倍になるんですよ、この時間帯。
ただでさえ疲れている時間帯に、秋から冬にかけて西日眩しいじゃないですか。
あれが日没で急に暗くなってですね、視力がついていけないと。
中でも多いのは対歩行者、横断中の人を跳ねる事故で、警察庁のデータでは昼間に比べて4倍近くに急増します、12月ですね。
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今このラジオを車の中で聴いてくださっていらっしゃるリスナーさんもいらっしゃると思いますけれども、どうか12月はいつもに増して気をつけていただいてですね。
後、ご高齢で愛車に急発信の防止装置がない方はですね、この年末にでも是非検討していただいてですね、
どうか皆さんの無事にこの年末を過ごしてですね、良いお正月を迎えられるように。
今日はどうもありがとうございました。
高齢ドライバーについて、そして交通事故を減らすためのいろんな努力をしましょうというお話を伺いました。
元サンデー毎日編集長、がたながしゅういちろうさんでした。ありがとうございました。
数学教師芸人の高田先生だいよーん。
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