2024-06-07 17:32

報道は社会を動かす

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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ニュースや世間の気になる話題を、さまざまな角度から読み解いていきますが、
今日は、報道は社会を動かすというテーマで教えていただくんですが、
多くの記者やジャーナリストが、今も調査報道とかキャンペーン報道と言われるような取り組みをなさっている。
埋もれたり隠されたりしていた問題を地道な取材で追及し、報道しているということなんですけども、
今日は社会部記者でございました、がたなかさんが、その後輩の皆さんの取り組みについて教えてくださるということです。
おはようございます。
はい、おはようございます。
この取り組みはこれからだと思います。
パーティー権裏金も、パーティー権収入の一部でしたし、平成の政治改革、この時のきっかけになったのも、
立憲の利益協力、いわゆるリクルート事件の発覚でした。
この平成の政治改革で、政治家個人への企業団体献金は禁じられましたが、
パーティー権をはじめとする献金の抜け道とか残りましたよね。
その残された穴を塞ごうというのが、本国会の政治資金規正法の改正でした。
昨日衆議院を通過して、議論の中盤に、こんなことまでやってるのか。
改正法で、禁じざるを得なくなった脱法行為の調査報道がありました。
自らが代表を受けていたという問題、5月でした。
あえて手口と言いますけども、手口はこうです。
租税特別措置法には、個人が政党や政治資金団体に寄付した場合、
寄付額のおよそ3割が税額控除されるか、
課税対象の所得総額から寄付した分を差し引くという決まりがあるんですね。
03:01
政党等寄付金特別控除制度って、個人献金を促して、
国民の政治参加を推し進める目的で、1995年に導入されました。
当然ですけども、法律が想定しているのは、第三者からの寄付です。
ところが、法の趣旨に反した抜け道があったんですね。
それが先ほど言った、政治家が自ら代表図です。
第三者じゃないし、自分じゃね。
租税特別措置法には、寄付をしたものに特別の利益が及ぶ場合は、
優遇措置を受けられませんよと定められていて、当たり前なんですけども、
財務省は、政治家が自分の後援会に寄付したり、
政治家同士がお互いの後援会に寄付し合ったりしても、
税金の控除対象にはしないと、国会で答弁してるんです。
ただ、寄付する先が後援会じゃなくて、政党支部だった場合は曖昧で、
財務省の担当者は毎日新聞の取材に、
支部とは言ってもこれは政党だと、
政治家個人、つまり支部長にだけ利益が及ぶとまでは言い難い、
というふうに話していまして、
要するに良いともダメだとも言っていない、まさにグレーゾーンですね。
あとは政治家の倫理観に委ねられていました。
するとね、いたんです、この抜け道を使っていた議員たちで、
毎日新聞が情報公開制度を使って調べた結果、少なくとも5人、
いずれも自民党の国会議員で、
このうち衆議院比例東北ブロック選出の関係一郎も、
2022年までの5年間で選挙をして、
その分、148億円の寄付、元はといえば所属していたバック、
つまり裏金収入だったんです。
ひどくないですか?
ひどいですよね。
裏金自体立憲されなかったとはいえ、違法行為なのに、
さらにそれを自分の政党支部に寄付して、
経営の控除までいけるなんてですね。
二重の廃止行為ですよね。
また、控除を受けたことが判明した5人のうちの1人、
衆議院香川一久選出の平井拓也、
2020年に1000万円を同じように寄付をして、
控除を受けたことを認めた上で、
06:01
おそらく同じようなことをされている議員はたくさんいると、
質問したテレビ番組で話しました。
直りにも聞こえる一方で、
止めたともいえ、波紋を広げました。
改めて振り返りますが、
一連のパーティー権裏金事件です。
自民党の調査で裏金を受け取ったって答えたのは85人で、
でもこのうち東京知事権特措部に立憲されたのは3人だけ。
残りましたよね。
しかも収書報告書の修正だけで、
非課税も課税すらされません。
以前も言いましたけど、
私たちが所得隠しをしていたと明らかになったとき、
税務署は見逃してくれませんし、
それが政治家だったら、
政治活動に使ったといえば許されると。
その怒りが噴出して、今の政治資金規正法改正の議論が、
また明らかになった新たな特別扱い。
政治の源によれば、たくさんいるらしいと。
冗談じゃないですよね。
すごいよね。
当たり前だと思ってるんだよね、この人たちはね。
そうですよね。
特権だと思ってるんでしょうね。
さすがにこれはまずいと思ったんでしょう。
このニュースが出た後、森山政調会長をはじめとして、
他の党幹部からも、この寄附控除のやり方は、
いかんと苦言が相次いで、
政治資金規正法の改正案に盛り込まざるを得なくなりました。
もともとは維新が国会で問題視をして、
今回の政治資金改革論議でいうと、
立憲と国民民主が改正の共同案の中で、
これはできないようにと求めた内容だったんですけども、
それを事実上丸のみする形です。
その意味では、このスクープは、
法の抜け道を一つ塞いだともいえ、
身内劇と言われるかもしれないんですけども、
見事な調査報道だったと思います。
そうですよね。
平井さんって四国のメディアの人だもんね。
四国の報道は、そこはいけないかもしれないね。
余計なことだけど。
さすが毎日新聞さん。
毎日新聞さんやってくれました。
初代デジタル担当大臣でございます。
とはいえ、自民・公明・維新の賛成多数で
衆議院を通過した、こういう修正はあったんですが、
果たして国民が求めたものかといえば、
09:00
自問婦だと思います。
そうですね、僕も思います。
水木さんも思ってますよ。
自問婦1個じゃないです。
ですね。
確かに公明党との協議で、
パーティー券購入者の公開基準が引き下げられましたし、
政策活動費の内容をチェックすぎたし、
維新との協議で、党から議員に支給される政策で、
領収書などを10年後に公開するということとか、
遠野などが追加されました。
ただ、政策活動費をチェックする第三者機関がどういう組織で、
いつできるのっていうのは何にも決まっていなくて、
領収書などが公開、
違法な質がそこで分かっても、
実は政治資金規正法違反の事項って5年なんで、
公的に罰せられない可能性もあるんですね。
そもそも裏金問題の発覚後に、
野党側が求めていたというか、
国民が求めていたと言ってもいいと思うんですけども、
収支報告書に虚偽記載などがあった場合は、
会計責任者だけじゃなくて、
一緒に議員も罰せられるという、
それから企業団体献金の禁止という、
3本柱だったはずですが、
結局どれも…。
ですね。
だから有権者が今回改正した政案をどう受け止めるのか、
おそらくは月内に報道各社が、
主的には次の総選挙で審判。
一方で、今回の法改正が、
本当に政治資金の透明度を高めるのか、
ごまかしや先送りはないか、
そもそも守られるのかっていうところ。
ここ、メディアにはですね、
継続的な取材が求められていると思いますし、
大事なのは…。
そうですよね。
うやむやみされないように。
そうですね。
差で続けてきた何十年です。
残り時間が少なくなってきたんですけど、
もう一本だけごめんなさい。
はい。
また毎日、五日長官の一面トップ、
ヤングケアラー氏へ。
法案が国会の委員会を通過したというニュースなので、
特種じゃないんですが、
それでも朝、新聞をした。
それは、ヤングケアラーという言葉も、
12:01
存在もほとんど知られていなかった4年前から、
若手を中心とした主催班が、
コツコツとキャラクターになったんですよ。
病気や障害のある者を担う。
手伝いとしては、以前は見られずに、
社会的な支援もなくてあったり。
本人が疲れ果てているケースもありました。
社会を動かしたきっかけの一つが、
このキャンペーン報道だ。
主催班の報道に全国の知ってですね、
この4年間に毎日新聞が報じているんですけど、
有意に300本超えます。
有名なミュージカル俳優の山崎久紗郎さんが、
僕もヤングキャラだったっていうふうに明かした。
親に代わって幼い弟や妹の送り迎えとか、
食事とかですね、
保護者役になっている子供が多いということを報じた記事なんかは、
大きな反響を呼びました。
そうやってついに国が動いて、
その支援をメーブル化した
子ども若者育成支援法の改正案が、
昨日、参議院の本会議で可決成立したんです。
前日5日で社会面のトップも関連記事で、
おばあちゃんを見取った後まで30年。
でも決して暗い話じゃなくて、
一人になった彼を救ってくれたNPO法人の仲間たちが、
かつていけなかった修学旅行の夢を叶えてくれたっていう内容なんです。
小6の時に修学旅行から過疎にかかる様子を見て、
家に帰って、
でもお母さんに心配かけたくなくて、
布団にくるまって泣いたっていうんですね。
あの日から31年、43歳の時に生まれて初めて、
43歳で生まれて初めて旅行に行ってですね、東京に。
今は働きながらこの講演をしたり、
したいっていう夢もできたと話されてます。
15:01
ぜひ毎日新聞デジタルで読んでいただければ。
本当に取られたら悪いんですけど、
でも新聞の部数も読者も減ってですね、
ネット上で時にはマスゴミなんて批判されながらですね、
それぞれ今日ご紹介した2ついることに救われます。
誇りに思います。
もちろんそれは毎日新聞だけじゃなくて、
そうでしょ。
地道な取材を記者さん達はやってらっしゃいますし、
そのおかげでいろいろ分かったりすることがありますからね。
知る権利とかも我々にはあるので、ということです。
今日どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
はい、報道は社会を動かすということで、
元サンデー毎日編集長、
ガタナガ・シュウキロさんにお話を伺いました。
×少女隊の春野きいなと、
青井リノアです。
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