00:00
ニュースや世間の気になる話題を、さまざまな角度から読み解いていきます。
今日はですね、先々週予告されておりました、子育て本の話ということで、
Amazonのブックレビューで、満点の星5つが48%、4つが30%という高評価で、
これ潟永さんが企画されたそうですが、さてどんな本なんでしょうか。
ありがとうございます。と言っても、私が生活家庭部のデスク当時、2005年の本なので、
20年近く前になるんですが、ああ息子という本です。
当時、毎日新聞の暮らし面では、漫画家の西原理恵子さんが、
子育てのエピソードを描く、毎日母さんという漫画を連載中。
多くのお母さん方に読んでいただいた反響も大きかったんです。
特にね、男の子を育てるお母さん方からは、なんて男の子ってこうなんだろうとか、
女の私には理解できないという声が多くてですね。
例えば、危ないことをしたがるとかね。
私も小5の時、かくれんぼでトラックの下に隠れてたら、動き出して、
牽引用のフックが頭の後頭部に当たってですね、血だらけになったことがありましたけども。
あと、鼻ななに物を詰めたがるとかですね。
ポジシャンは現在進行形なんで大変なんですが、それを描くことで救われる面もあるようで、
じゃあと実体験を募集したんですね。
そのタイトルが、ああ息子で、来るは来るはだ。
全国からおよそ1000通、新聞で1回特集するつもりだったんですけど、
とても収まらずに結局8回やってですね。
さらに読者の要望もあって、鞘原さんが88点を選び直して、写真や漫画も書いてもらって作ったのがこの本なんですね。
ありがたいことに高評価をいただいて、
でも、それは発達心理学に基づくような正当派の育児本人に与えられるような評価では、もちろんなくてですね。
大変なのはうちだけじゃないと慰められるというかですね、笑って少し気が楽になるという評価なんですね。
いやいや、素晴らしいですよ。
共感を得たということですよね。
ありがとうございます。
今日この本を改めて取り上げさせていただくのはですね、
今少子化対策が国会の大きな論点になってますけれども、
その前提としてですね、子育ては大変だということばかりがクローズアップされている気がして、
これそれだとますます少子化は進みやしないかと、ちょっと心配になったからなんですね。
もちろん金銭的にも時間的にも大変ではあるんですが、
後で振り返ればただ懐かしい、笑い話になる苦労もありますよということをお伝えできればと思います。
では本の中からいくつかご紹介させてください。
イニシャルトークしますけれども、これ本の中で皆さん実名での投稿、つまり実話です。
03:03
じゃあまずは冒頭に登場するエピソードから。
はい、ご紹介しますね。
あれは息子が2歳の時のこと。
私が台所で野菜を洗っていると、隣の部屋に息子の気配。
見に行くと、ぎょええ!部屋中にマヨネーズが!
そこは寝室で布団もマヨネーズだらけ、でも笑顔の息子。
サラダ油を台所いっぱいにまかれたことも。
おもちゃの車でアミドにゴー!アミド交換2回!
登るのが大好きで、テレビの上に登ってテレビごとドカーン!キャー!
その頃、アパートの3階に住んでいましたが、このアパートでは女の悲鳴が聞こえると評判に。
すみません、あの悲鳴は私でした。
はい、これ三重県のお母さんからなんですけども。
次はこちらです。さっき、男の子は鼻の穴に物を詰めたがると言いましたが、この本にも3人登場します。
大阪府のMさんの息子さんはホックでした。
息子がまだ2歳の頃、部屋の隅で静かにしているのを不審に思って近づくと、
私が置き忘れていた新しいホックを台紙から一つずつ外していた。
小さくても結構力があるものだと感心していたら、せっせと鼻の中に詰め込んでいるではないか。
慌てて覗くと鼻の入り口までびっしり。どうしよう。
左の穴はなんとか耳かきで掻き出して7個出てきた。
問題は右だ。奥まで入り込んでいて耳かきは使えない。
ひらめいて空になった左の穴にこよりを差し込んでくりくり。
くしゃみで鼻水とともに15個も出てきた。
今はおじさんのようになってしまった息子が、
先日、「お母さん、俺一発芸でこんなことできるんだよ。」と500円玉を鼻の中に入れてみせた。
私は500円玉が入ったことよりも、人間は本質的に変わらないのだと変に感心した。
虫が好きというのも男の子あるあるで、本人はなんと9人登場してですね、虫の生涯一生経ったほどなんです。
地元の福岡県のYさんからはこんなお便りが届きました。
息子正一、彼にとって田んぼを通って学校までの1キロの道のりは宝箱の中を行くようなものだった。
ある日、農作業から戻った祖母が玄関に置かれた息子の水筒の中身をごっくりと飲んだ。
06:06
祖母の目に異様な色が浮かび、その後の沈黙。
そこへ息子がのんきに帰宅。
祖母がコワゴワ、水筒の中に何を入れとったと聞くと、息子は、
ああ、田んぼでとったでっかいエビとゲンゴロウと答え、
あれ、飲んだと?
飲んだ。
玄関で3人立ち尽くしたあの日が忘れられない。
これは男の子と女の子の対比が見事でして、東京都のKさんからこんなお便りです。
うわー、きゃー!朝の幼稚園バスに女の子の悲鳴。
うちの息子が手の中いっぱいに持った団子虫をバスの床にぶちまけたのだ。
騒ぎ出す男の子。息子は一躍ヒーローに。騒ぎを起こしたやつが勝ちの世界だ。
一方、泣き出す女の子たちに、すみません、ごめんなさい、すみませんと謝る私。
あらあら、団子虫さんたちは、幼稚園に来られないからバイバイしようね。
そう言って団子虫を吐き出してくれた先生が天使に見えました。
なぜ男の子は虫が好きなんだろうか。
元女の子のお母さんたちには永遠の謎だろう。
わかりますね。
職さんも虫。
いやいや、そんなことはしないですけどね。でも確かに虫、興味ありましたね。
虫じゃないんですが、男の子と女の子の対比で言うと、こちらもくっきり分かれました。神奈川県の優さんのお便りでした。
幼稚園で発表会がありました。
園児たちが舞台に移動する途中、一人の男の子が華麗な側転を2回決めました。
お母さんたちの間から、おおーという低いどよめきが。
その時です。
すでに舞台に上がって待機していた男の子全員が、我も我もと出来もしないのに号令がかかったように側転を始めたのです。
女の子たちはその様子をきちんと整列して見ていたのでした。
男の子、バカだよね。
はい、ですね。
もう、褒められたいのか、注目されたいのか。
最後に東京都のNさんの場合はこうでした。
私は3人の息子がいる働く母。
ある日仕事から帰ると、新築の真っ白な今の壁一面に印鑑が押してあった。
09:06
ある夏の日、屋根裏部屋から息子たちの楽しそうな声が。
行ってみると、網戸一面に汚染口でボツボツ穴が開けてあった。
ある休日、2階のベランダで布団を干そうとして下を見ると、庭が真っ白に。
寝坊している間に家中のティッシュをひらひらと落としていた。
そして今、20歳、15歳、13歳。
毎週、ダンボール5箱の食品を宅配してもらい、
夫は仕事帰りにスーパーに寄り、食品を詰めたダンボールを抱えて帰宅する。
洗い立ての洗濯物は足で踏まれ、部屋では弁当箱がかびている。
私はもともと心臓が強かった。今はもっと強い。
職場では部下が全員男でも困ったことはない。
若い女性の部下を持つと嬉しい。
しかし、女性の気持ちがわからないのが悩みである。
もと男の子としてはあるあるですね。
私も他にも、ジャンケンで負けたので傘を広げて2階のベランダから飛び降りた。
男の子、ジャンケンで負けたらもうダメですからね。やらなきゃいけない。
今考えたら、あの時命を落としても不思議じゃないよね。
いろんなことがありますよね。
大風の日に泳ぐとかですね。
大風の日に田んぼや川を見に行って亡くなるというので女性はほとんどいないですね。
基本的に男性なんですよね。
こういうツバモノの映像動画がいっぱいあってですね。
おかげさまで今も読み継がれていまして、男の子を授かったお母さんに出産祝いに送る方も多いそうです。
単行本と文庫本があるんですが、読みやすい単行本版がおすすめでしてですね。
宣伝ですけど。
ラストは少しほろりときますけれども、そちらはぜひ本の方で。
最後にですね、私がこの本を企画した理由はもう一つ実はありまして。
うちも息子二人なんですけれども、当時我が家は仕事にかまけていた私のせいでも
12:02
崩壊寸前で反抗した長男が高校を辞めて家を飛び出して、東京に単身赴任していた私が引き取ったんですが、毎日毎日喧嘩ばっかりでした。
だからこの投稿を読むのは私の救いでもあったんですね。
そんな時にどうしようと思った時にですね、小学生のお子さんを亡くした先輩が一杯ありながらこう言ってくれたんですね。
頭が子供はね、生きていてさえくれればそれだけで満点なんだって。
泣けましてですね、泣いてそうだよなと思いました。
だから今あの子育てで悩んだり疲れ果てているお母さん方にですね、お父さんもそうなんですが、少しでも笑顔を取り戻してもらえたらというふうに当時思ってですね、この本を企画したんですね。
うちは女の子だという方には、あー娘もありますんで。
あー娘っていうのも出版されてるんですね。
娘も娘なりにね、いろいろ面白いエピソードありそうですね。
娘は生まれた時から女は女だってお母さんが書いてきたりですね。
対比がはっきりしてたのは息子の方は圧倒的に99%お母さんからの投稿だったんですけど。
娘はですね、半々に近くお父さんも結構多かったですね。
お父さんから見て不思議なんですね。
不思議だったり、コロッと騙されたりですね。
やっぱり女なんですよ。
それは面白いですね。
ということで最後の宣伝になっちゃったんですけども、
子育てって家中にいると大変ですけど、今その家中で頑張っている皆さんに是非、
図書館でも読めますので、読んでいただければと思います。
子育て最中の方はそれを読んで、慰めになったりね、私だけじゃないんだと思ったりしていただくってこともできるんじゃないでしょうか。
確かに国会で言われてる少子化対策だけ聞いてると、子供なんかいらないんじゃないって思い兼ねないぐらいにね、
深刻なことになってるけども、
吉田中さんの経験上、やっぱりね、お子さんはいるといたで楽しんだよっていうことですわね。
その時は分かりませんけどね。
喉元すぎればですね。
どうも今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
とても良い子育て本のお話をいただきました。
元サンデー毎日編集長、がたながしういちろうさんでした。
×少女隊の春巻きいなと、
青江リノアです。
RKBラジオでお送りしているガールズパンチ×少女隊の×ラジオ隊は、
ポッドキャストでもお楽しみいただけます。
15:00
ラジコ、スポティファイ、アップルポッドキャスト、
アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックで×ラジオ隊と検索してフォローお願いします。