2024-01-26 15:51

月末恒例企画、この歌詞が凄い

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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さて、本当にね、今年1月始まっていろいろあった、この1月ではございましたが、毎月最終金曜日はですね、恒例、この歌詞が凄い、金曜日。
はい、潟永さんのコーナーはですね、この歌詞が凄いというのをお届けしていただいたのでございますが、今日はですね、野党半島地震や、僕らのね、鳥町食堂街の大火の被災者のことを思って、慰められる、心が癒される歌ということを、いろいろ歌詞をね、ご紹介していただくということです。
はい。おはようございます、潟永さん。
はい、おはようございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
私も記者当時に、運善不厳だけ災害とか、阪神大震災とか、多くの災害取材を経験してですね、また、いろんな事件取材にも関わって、子どもが犠牲になった事件では、泣きながら原稿を書いたこともありました。
今日はそんな経験も踏まえて、被災された方々や、悲しいこと厳しさの中にある方々にお伝えしたい歌、そして私自身が慰められた歌をお届けしたいと思います。
まずはこの歌です。
はい、上白石モネさんの一流です。一流の望みの一流ですね。
作詞作曲はラッドウィンプスの野田陽次郎さん、新海誠監督の君の名はの主題歌、前前前世などで知られますけれども、この歌も2019年10月に公開された映画、楽園の主題歌でした。
映画タイトルの楽園は逆説的で、この世に楽天なんてないという意味合いが濃いんですが、だからこのタイトル一流も、わずかな糸一本ほどの一筋の希望を表しています。
では歌詞を言います。
今日最初にこの歌を取り上げたのは冒頭の歌詞、先ほど聞いていただきましたが、
運命はどこからともなくやってきてこの頬をかすめる。
触られたら最後、抗うことさえできない。
これがまさに災害と重なるからです。
続く、傷あらけで川を登っていくあの魚たちのように、私たちに残されたもがき方などいくつもなくてもそうで、大切な人や暮らしを失った後にどうすればいいのか、途方に暮れながらただ生きていくだけでいっぱいですよね。
ノトの震災では、自分以外のご家族、みんな、奥さんもお子さんも亡くした方がいらっしゃいますが、
もし自分だったらと考えたら、もうちょっと考えるだけで涙が出てきます。
おそらく周囲の皆さんも、頑張れとすら言えないでしょう。
ご家族の分も生きてくださいと願うばかりですよね。
03:02
今日のテーマを励ましの歌とせずに癒やしとしたのは、そういう意味です。
自然の猛威や想像もしない悲劇の前で、人は無力です。
それは、運命というにはあまりに濃くて身近な人であっても、できるのはただそばにいることだったり、肩を抱くだけだったり、
でもそれでいいんだと思います。
立ち尽くす人が一筋の光を見つけるまで、今は寄り添ってあげるしかない。
でも、それこそが一筋の光かもしれません。
そして、そんな思いで次の歌詞を聞くと胸が熱くなります。
でもね、せめてこれくらいは持っていても、ねえ、いいでしょう?
大それた希望なんかじゃなく、誰も気づかないほどの小さな光。
で、歌は最後こう結ばれます。
土の果てた荒野で、人は何を見るだろう。
誰よりもここだよと一番輝く星をきっと見上げて、次の運命をその手で手繰るだろうと。
足元のあれのを見てもつらいだけだけれども、だから空を見上げて一番輝く星を見つめます。
そこに一縷の望みを託して見つめるんですね。
でも、結局次の生き方を決めるのは自分しかいないっていう決意です。この歌詞は。
素晴らしい歌だと思います。
ぜひ聴いていただきたい歌ですね。
じゃあ次の曲はこれです。
ご存知の方多いですよね。
ジュジュさんの優しさで溢れるように。
作詞は小倉慎吾さんと曲のプロデューサーでもある亀田誠司さん。
2009年2月のリリースですから、もう15年も経つんですね。
この歌を取り上げた理由は、タレントの高田純司さんの言葉でして。
サンデーマンシの編集長同時、私一度だけ高田さんのインタビューをさせていただいたことがあって。
雑談も含めて1時間くらいお話ししたんですが、
その中で疲れた時はジュジュの歌を聴いてますって話されたんですね。
高田さんはテレビカメラの前ではずっとあの調子で、
俺が言ってることの95%は嘘だよなんておっしゃいますけれども、
実はすごく実直な聞くばりの方で驚いた記憶があります。
その高田さんを癒しているのがジュジュさんの歌なんですね。
優しさで溢れるようには一言で言うと、愛する人を守り続ける決意。
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ユーミンの守ってあげたいにも通じる母性的な愛の歌だと思います。
それを端的に表しているのがタイトルにもなっているサビの部分。
あなたを包むすべてが優しさで溢れるように私は強く迷わずあなたを愛し続けるよ。
どんな時もそばにいるよ。ですが、私が特に好きなのは2番のサビの歌詞でして、
私の生きる世界が光で満たされるように、あなたの生きる時間を私が輝かせるから離れていてもそばにいるよ。です。
あなたがいること、あなたを愛することで私の人生が輝いているの。ありがとう。
だから私もあなたの世界を輝かせてあげる。ずっと見守るわ。といった意味ですよね。
これは恋愛関係だけじゃなくて、例えば子供の存在もそうで、
自分より大切だと思える人、守るべき人を持つことは人を強くしますし、生きる覚悟ができます。
それを教えてくれる歌なんだなぁと思います。
ちなみにジュジュさんのコンサートはスナックジュジュってのがあるんですけど、これ本当に楽しいですね。
ぜひコンサートで生でまた聴いていただければと思います。私もまた行こうと思っています。
それではここから2曲は、私の経験と言いますか、私が本当に精神的にきつかった時に、
肉体的にきつかった時に癒してくれた曲をご紹介します。
まずはこの曲です。
キース・ジャレットのアルバム、The Melody at Night with Youです。
すみません、この歌詞がすごいというコーナーでありながら、これジャズピアノのソロアルバムでして、歌詞がありません。ごめんなさい。
いい曲ですよね。
なのでこのアルバムが生まれた背景をお話しします。
キースは8歳でプロのピアニストとして自作曲をコンサートで発表するほどの天才音楽家で、
1975年の歴史的な名盤、ケルンコーサートなどですね、ジャズの世界を70年代からずっと牽引するんですが、
96年のコンサート中に急に演奏できなくなってですね、免疫系の難しい病気で療養生活に入ります。
演奏どころか人と話す体力さえなくす中で献身的に支えたのが妻のローズさんでした。
このアルバムは発表から2年後、ようやくピアノが弾けるまでになったキースが自宅のスタジオで録音した作品で、
09:05
10曲全てが有名なスタンダードのラブソングです。
つまり奥さんに捧げたプライバイベートアルバムで、当初はリリースを予定していなかったそうです。
絶頂期に病に倒れた天才が、また鍵盤に迎えるまでになって、
1音1音を今聴いていただいてもわかると思うんですが、1音1音を慈しむように弾くこのアルバムは、
そんな背景を知らなくても胸にしみます。
実際私はそんなこと全然知らずにですね、
記者時代にちょっと倒れたことがあって、入院した当時ですね、CDウォークマンでずっとこのアルバムを聴いて救われました。
だから音にはそんな弾き手の思いが込められるんだっていうことを知ったアルバムでした。
歌詞がなくても音に思いってこもるんだなっていうのを感じたアルバムだったんですね。
では最後はこの曲です。
あまりにも有名な一曲ですね。
ザ・ビートルズのレッド・イット・ビーです。
多分私が人生で一番聴いてきた、これまでもそしてこれからも私を支えてくれる一曲だと思います。
クレジットはレノン&マッカートニーですが、ポールの作詞作曲です。
タイトルのレッド・イット・ビーを英文法的に訳すと、レッドは何々させるっていう意味の動詞で、
イットは特定の何かを示すわけじゃない不定代名詞。
ビーはイズとかアーとか何々であるっていうビー動詞の原型なので、
つまりはあるがままにせよという意味で、
言い訳すればなるようにしかならないとも読めます。
そうとしか言いようのない場面や状況ってありますよね。
例えば災害で街も道も風景も変わってしまった後、もう立ち尽くすしかない。
あるいはどうしようもない別れっていうのもありますよね。
ポールがこの曲を書いた当時、ビートルズはすでに解散の危機にあって、
実際この曲がビートルズ活動中に最後に発売したシングルレコードになりました。
また歌に出てくるマザー・メアリーですけれども、
これはポールが14歳の時に亡くなった母メアリーさんで、
ポールがメンバーとの圧力に悩んでいた頃、夢枕に立って
あるが守りなさい、受け入れなさいって言った。
それをもとにこの曲を書いたとポールが後に語っています。
一方でマザー・メアリーは聖母マリアの意味もあるので、
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ポールはそう解釈してくれてもいいよって言っています。
さっきのキース・ジャレットのアルバムもそうですけれども、
作り手が辛い現実からの救いを求めて書く曲には、聞き手も癒す力があるんだなと思います。
さてその歌詞ですけれども、歌い出しは夢枕の話の通り、
トラブルの中にある時、聖なる母がやってきて、
ワード・オブ・ウィズダムですので、格言ですね。
格言を語りかけてくれる。
Let it be,あるがままになさいと。
2番以降、置かれた状況は変わっても答えは全てLet it be,あるがままになさいです。
例えば2番は、私の毎日が闇に閉ざされている時。
3番は、心に傷を負った人々が共にこの世界で暮らす時。
そして4番は、まさに当時のビートズの状況なんでしょうね。
たとえ離れ離れになっても、きっとまた会える。
そう歌った後に、Let it be,です。
でもそれは決して諦めなんかじゃなくて、
今の辛さを受け入れることから始まるんだよっていう励ましでしょう。
それは5番の歌詞に明らかで、
雲が立ち込める夜も頭上には明かりがある。
夜が明けるまでずっと。
と語りかけてLet it beと続くんですね。
諦めさえしなければきっと夜は明けるんだっていう意味だと思います。
さて、いかがでしたでしょうか、今日の4曲。
来ていれば、それはいいことばっかりじゃありませんが、
明けない夜はないと信じて前を向くしかありませんよね。
でもそのためには、時にはうずくまって泣くことだってあります。
そんな時に寄り添ってくれる歌を皆さんも持ってらっしゃるでしょうし、
探してみてはいかがでしょうか。
ということで今日はお届けしました。ありがとうございました。
今日は心が癒される曲をご紹介いただきました。
毎月恒例の片永周一郎さんのこの歌詞がすごいでした。
片永さんどうもありがとうございました。
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