BBC報道でジャニー喜多川氏による性被害が話題に
2023-05-19 13:52

BBC報道でジャニー喜多川氏による性被害が話題に

BBCの報道をきっかけに注目されて国会でも児童虐待防止法の改正論議に発展しているジャニー喜多川氏による所属タレントの性被害について
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ニュースや世間の気になる話題を様々な角度から読み解いていきます。さてBBCの報道をきっかけに再び注目されて、国会でも児童虐待防止法の改正論議に発展していますジャニー喜多川氏によります所属タレントへの性加害疑惑。
今の社長である藤島ジュリー氏が事実であれば事務所の存続さえ問われる極めて深刻な問題だと受け止め、真摯に対応しなければならないとノベルに至ったという、いわゆるこのジャニーズ事務所の話題ですね。今日はね。
田中さんおはようございます。
はいおはようございます。まず最初に私が言わなきゃならないのは、元週刊誌編集長というメディアの一員として、過去に週刊文春が応じてジャニーズ事務所からの訴えにも少々したことを知っていながら、この件に私が関心を持たなかったことへの反省です。
それが今これだけの大問題になってから投与するのは恥ずかしいことだと思いますし、実はかなり迷いました。ただ基本的に社会問題を取り扱うコーナーで、これをスムーズにするのも、それはそれで逃げたと思ってですね。反省の意味も込めて、問題点やこれからについて話をしたいと思います。
はいお願いします。
まずジャニー氏という存在についてです。私がサンデーマン市の編集長を務めたのは2012年から2015年にかけてのおよそ3年半。その後も3年ほど雑誌本部長でしたので、いろんな芸能事務所の方と接する機会がありましたが、それでもジャニー氏は特別でした。
パーティーなど公の場にはほとんど出てこないし、他の大手事務所の幹部でもですね、会ったことがないという人はもうほとんどで、周辺から聞くジャニー氏はタレント発掘や才能を見抜く天才だとか、所属タレントさんを優と呼んで、思いがけない指示が飛んでくるエピソードとかですね。
正直実在するんだろうかと思うくらいベールに包まれた存在だったんですね。
一方で1999年の週刊文春報道とその後の裁判の件は知ってましたし、それ以前に複数の元タレントさんが出した国発本の話も耳にはしてました。
それでも今の所属タレントさんたちが親しみを込めて時に面白おかしく話すジャニーさんの像とは全く重ならなくてですね、過去にそういうこともあったんだろうかぐらいで、それ以上覆うという気持ちにならなかった。
特に所属タレントさんたちと知り合ってからはなおさらでして、私に楽しげにジャニー氏のことを話してくれて、ジャニー氏が亡くなった後、東京ドームで開かれたお別れの回で目を真っ赤にしていた中にも、言えない過去があるとは思えませんでした。
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また、一律に考えること自体、彼らの尊厳を傷つけることになるという思いは、実は今もあります。
この距離感に問題が潜んでいることは後でお話します。
ただもちろん、今回勇気を振り絞って告発した方々の証言は具体的で信憑性が高いと思っていますし、
ですので、事実そういうことがあったという前提で告発したうちのお二人が、国会内で立憲民主党のヒアリングに応えた内容に基づいて考えたいと思うんですね。
一つは、なぜこの問題が長年放置されてきたと思うかという声に対するお二人の声です。
寛安岡本さんは、はっきり芸能界の権力やマスメディアが取り上げなかったことだと指摘しました。
橋田康史さんは、功績のある会社なので何か悪いことがあっても目をつぶる。
それがエンターテインメントの社会の現れだと思う。
これは事務所を脱退した元SMAPのメンバーがほとんどテレビ番組に出演できなくなった際に、
厚生取引委員会がジャニーズ事務所に注意した件とも重なるんですが、
事務所の力が大きくなって、特に何かを言われたわけでなくても、
周りがそこに忖度してしまう状況が生まれていました。
テレビ業界でいうと、率直に言って数字が取れる、
つまりファンが多くて高視聴率が見込めるタレントさんをたくさん抱えているので、
揉め事は避けようといった感じですね。
それから出版業界でも撮影やインタビュー取材などをお願いすることがあるので、構図は同じです。
新聞はその意味では繋がりは薄いんですけど、
芸能関係は文化部や学芸部と呼ばれるところの担当で、
社会問題を扱う社会部は実はほとんど芸能界と接点がなくてですね、
日常的な取材対象にしてないんです。
それが今回新聞も大きく報じることになったのは、
BBC、イギリス国営放送の報道が大きかったですね。
つまりは外からの指摘で改めて気づかされたという。
残念ながらそれが事実です。
J-POPの捕食者隠された秘密というドキュメンタリーでした。
番組で特に問題にされたのがグルーミングということでした。
グルーミングは加害者が被害者の心をつかんで信用させて、
特別なつながりを感じさせることで、
特に大人が子供を手懐ける手口だというふうにされます。
今回BBCの取材に対してジャニー氏の承認愛を語った元所属タレントさんたちも、
ジャニー氏本人については今も慕っていて敬意や愛情すらそこで語ってるんですね。
これについては常治大学新聞学科の水嶋裕明教授が文春オンラインに寄せた、
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ジャニー北川氏にグルーミングされたのは日本人そのものだったかもしれない、
という論語。この記事がですね非常にまといていて胸に刺さりました。
この中にこんなくだりがあります。
愛情を込めて語られるジャニーさんのイメージが、
タレントやメディアを通じて日本人の精神にまで浸透しているのではないか。
これも一種のグルーミングと言えるかもしれない。
ジャニー北川氏によって日本中の人たちがグルーミング、
買い慣らしを受けているのではないかという、そういうくだりがあるんですね。
率直に言ってまさに自分はそうだったと思いますし、
接してきたタレントさんとの関係で言えばですね、
先ほど言ったように今もそういう面が残っているかもしれません。
でもヒアリングに応じたお二人はですね、
幾度に僕たちのような被害者が生まれないようにすることが大人の務めだと言われてですね、
全くその通りだなと反省しました。
その一つの手法として、
自動虐待防止法の改正を2人も求めていますので、
簡単に解説します。
今の自動虐待防止法は第2条で、
自動虐待とは、保護者が看護する18歳未満の児童について行う虐行為を言う。
というふうにあってですね、保護者がなんですね。
つまり保護者でないジャニー氏のような立場の人は、
虐待があったとしても通報される対象になっていません。
ヒアリングした立憲民主党は、
これを保護者以外の第三者まで広げる改正案を、
超党派で提案するという方針のようですけれども、
どこまで賛同の輪が広がるかは、
まだ今のところはわかりません。
一方で、今の強制性交際について、
罪名を不動輸性交際に改めて、
暴行や脅迫がなくても拒むことが難しい場合は、
処罰対象とするという刑法の改正案が、
今の国会に提出されていて、
政府が早期成立を目指しています。
この改正のポイントの一つは、
先ほど言ったグルーミングによる外説行為も禁じることです。
性的な目的で子どもを手懐けて、
心理的にコントロールするということが違法となるので、
今回、元所属タレントさんらが明かした行為も、
該当する可能性があります。
彼らは拒んだり、処罰感情を持っているわけではありませんが、
それが尊敬の念や、仕事をもらえなくなるかもといった、
心理を利用したグルーミングによるものだと判断される可能性があるということです。
実際には、SNSなどで悩みの相談にのったり、
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優しい言葉をかけたりして、誘い出して、
あったら表現して性的行為に及ぶという被害が増えていることへの対策で、
今回、グルーミングによる挨拶行為も禁じられるんですけれども、
岡本さんがヒアリングで、
芸能界に限らず立場が上の人から何かを要求されたときに、
拒むのは難しいと言ったように、
部活動とか各種のスクールとか、
指導者と生徒という関係で、
埋もれていた被害が顕在化する可能性もあるんですね。
事項が伸びましたので。
最後に改めてですけれども、今回の勇気ある告発と、
過去の文章報道をベースにしたBBCの報道は、
多くのメディアと私自身にも反省を突きつけて、
芸能界に残る闇や全近代性を放置しちゃいけないと、
わかりやすく言うとおかしいと思うことは、
どの世界でもちゃんと取材して書くとかですね、
自らタブーを作らないというですね、
当然の責務を改めて突きつけられた気がします。
きちんと向き合って反省してですね、
今日はこのお話を閉じたいというふうに思います。
そうですね、なかなかやっぱりこの話は、
どうしても触れないでおこうという気持ちが、
僕今喋ってても多分この放送に載ってるっていうことで考えると、
そんな気持ちがどうしても作用している自分もいるなって思うんですよね。
だから今日、ガタナガさんがこの話題を取り上げてくださったっていうことは、
とてもまずガタナガさんの、ある意味勇気に経緯も表しますし、
やっぱりこれは社会全体でこれから考えていかなきゃいけないことでしょうね。
弱い立場に置かれた人もちゃんと声を上げられる社会に変わっていかないと、
これなくならないですよね。
ということですね。
ただ一方で、
タレントさんたちをみんなそうだみたいなふうな変な、
今度はまた変なバイアスかけてみるというのも、
僕は正直ね。
そうですね。それはありますね。
だからみんながそうだって思われるのもあるし、
またガタナガさんみたいに実際知り合いでいると、
そこに触れていいのかどうかみたいなものはね。
そうなんですよね。
だから相手が嫌がることを聞きたくなかったっていうのがありますけど、
ただそれはメディアの一員として考えてですね、
やっぱり遠慮、そこに事務所の存在が全くなかったかというと、
そんなこともないんで。
そうですね。
これは本当に重い問題だなと思います。
今回BBC、イギリスの放送局がやっぱりこういうドキュメント作ったっていうのは、
やっぱりそういうことに対して厳しいジャーナリストの目を持ってるんですよね。
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アメリカのハリウッドのプロデューサーがそういうことをしたとか、
そういうのも全部そうですけども、
メディアとしての役割をメディアが果たさなきゃいけないっていうことでもありますよね。
はい。反省します。
いえいえ。
ということで、元サンデマイチ編集長、ガタナガシュウイチロウさんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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