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ニュースや世間の気になる話題を様々な角度から読み解いていきます。さて、4年に一度の統一地方選が終わって、政党別で見ますと、一進が伸びまして、自民は手堅く、一進以外の野党は伸び悩むか、体調傾向ということだったんですが、この結果を受けてかどうか、国会では今、解散風が吹き始めているということなんですよ。
今日はこの話題ということですね。潟永さん、おはようございます。
おはようございます。
おととし、10月の総選挙で自民党は単独で絶対安定多数を獲得して、公明と加えた与党では総議席の6割を今、超えていて、岸田さんは黄金の4年間を手にしたと言われて、
そうですね。衆議院議員の任期満了は再来年、2025年ですから、当分選挙はないだろうと見られていたんですけど、せっかく万弱の政治基盤を持ってるんだから、わざわざ冒険する必要はないという考え方で、私もそう思ってたんですよ。
ところが、統一戦の間、いろんな人が、あるがあるよって言うもんですから、この間知り合いの議員や与野党の関係者に聞いてみた結果、私も確かにと思ったので、今日はその理由についてお話しします。
早期解散。
まずは早期解散するとしたら、いつかですけれども、私が聞く限り、最短では、今開かれている国会の最終日、6月21日、遅くとも、今年の予算編成前の秋じゃないかと。
そうなんですか。
いや、ごめんなさいね。当たるも吐き当たるも吐けるですね。
じゃあ、私がなるほどと思った理由についてですけども、プラス要素は支持率です。
ご存知の通り、内閣支持率は、旧統一協会問題が表面化した去年の夏から急降下して、今年の2月頃までの各社の世論調査で、支持が支持を大きく上回ってました。
ところが、コロナの第8波が落ち着いて経済が回復し始めた3月頃から持ち直して、ウクライナへの電撃訪問を果たした後の4月の世論調査では、多くのメディアで支持が不支持を上回って、中には5割を超えた調査もありました。
さらに、今月8日でコロナの感染法上の分離がインフルエンザなどと同じ語類になって、街も観光地も目に見えてにぎわいを取り戻している上にですね、長く冷え込んでいた日韓関係にも改善の見通しが立って、いよいよ19日からは首相の膝元の広島でサミットですね。
だから支持率はさらに持ち直すと見られていて、自民党安倍派のある議員は、そこがピークになるんじゃないかと話してました。
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ただ、これ以外の理由はむしろ消去法でして、後になるほど不利になるんじゃないかという守りの理由なんですね。
大きいのは増税です。
一つは防衛費ですね。今まさに議論になってますけれども、政府は向こう5年で防衛費をGDP、国内総生産の2%、およそ11兆円まで増やす方針で、そのためには年間およそ4兆円の財源が足りない、追加財源が必要だと。
このうちおよそ4分の3は今議論されてますけれども、歳出改革とか常用金の活用、国有資産の売却なんか、税金以外の収入を活用すると言ってるんですが、それでも残る4分の1、およそ1兆円について岸田さんは、国民の税制で協力をお願いしなければならないと言ってるんですね。
具体的には法人税や所得税、タバコ税の増税などで、来年度の予算編成時期、つまり今年の9月頃から12月頃にかけて明らかになります。
また少子化対策も同様なんですね。岸田首相は子育て予算倍増というのを打ち出していて、そのメニューは6月に策定される骨太の方針で明らかになる見込みですけれども、何をベースに倍増させるのかはまだ明らかになっていませんけれども、
昨年度の少子化対策予算、6兆円あったんですが、この倍増なら12兆円。今年度の子ども家庭帳予算、5兆円の倍増なら10兆円で、いずれにしても数兆円規模の新たな財源が必要になります。
有力なのは今、医療や介護などの社会保険料の引き上げなんですけれども、これ月数百円程度の引き上げでは1兆円ほどにしかならず、でもそれ以上上げるとなると負担感が大きい上に、保険料の半分は雇用主というか企業の負担ですから、企業側からは既に賃上げ機運に水を差すと反発が出てます。
経営関連や経済同友会のトップからは、消費増税の議論もすべきじゃないかという声も上がっていて、ある中研の議員も、すぐにはともかくとして財政再建のためにも消費増税、避けては通れないと話してました。
だから来年か再来年か、それから何パーセントかわかりませんけれども、そう遠くない将来必ず消費増税はあると思っていた方が良さそうなんですね。
これ、社会保障費にちゃんと使われてはいいけどね。
何か上げるだけ上げてね、使い道がおかしいもんね。
ただ、社会保険料で賄うとなると、何千円か上げなきゃいけなくなるということで、しかもこれって今働いている現役世代だけで負担する形になるんですね。
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岸田さんは全世代で支えるっていうことを言ってるので、消費増税っていうのはあるんじゃないかっていうのを議員さんは言ってましたね。
他にも来年は、年間1,000円を個人住民税に上乗せして徴収される森林環境税とかですね、あとエコ化減税も縮小されるということが予定されていてですね、負担増ラッシュになりかねません。
与党の幹部はですね、少子化対策一つとっても、今はこれやります、これもやりますとメニューを示す話だけれども、予算編成では当然シビアな財源の話になると。
まして来年度は実際負担増だから、選挙は早いほうがいいと考えるのが普通じゃないかと言ってました。
おかしいよね。こうなりますよって言ってから選挙ですからね、本当はね。隠して選挙するんじゃねえよって話ですよね。
本当にそう思いますね。
ただ実際に財布に響いてきてからよりも、響く前のほうがやりやすいよねというのが、その声なんですね。もう一つはこれね、野党分裂です。
最初私、前回の総選挙で自民党は対象したと言いましたけれども、実は小選挙区では接戦も多くてですね、
得票率の差がわずか5ポイント未満という、過労死で勝利というのが34人もいてですね、
もしこれが逆転していたらですね、自民党は過半数割れでした、単独では。
うち大半の34分の33選挙区は、野党が選挙協力で統一候補を立てたところで、やっぱり自民党にとって一番怖い相手は野党統一候補なんですよね。
実際4月にあった衆院の補選でもですね、立憲が両立を見送った和歌山では維新の候補が勝ったし、
自民党が勝った千葉でもですね、野党候補の得票を合計すると自民党候補の2倍以上あったんですね。
ですから共闘されたら負けたっていう計算だったんですけども。
特に恐れるのは、野党第一党の立憲と勢いがある維新が組む立位共闘って言われるんですけども、立位共闘なんですね。
国会対応では去年の臨時国会で成立してですね、今の通常国会でも旧統一協会の被害者救済法案を共同提出するなど続いてました。
ところがこれが立憲の小西裕之参議員の猿発言をきっかけに崩壊しました。
衆議院の憲法審査会が毎週開かれていることを猿がやることなどと言って、
これに対して維新が公的な謝罪を求めたのに応じなかったとして、維新側から解消されたんですね。
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自民党から見ればですね、胸を撫で下ろすような結末ですよ。
少し話し逸れちゃうんですけど、この小西議員は総務省の内部文書を入手して、
安倍政権の首相補佐官が消しからん番組は取り締まるという方向に放送法の解釈とか運用を変えようとしたっていう、
報道の自由に係る大問題を提起したまでは良かったんですが、
その後、小西議員自身が猿発言問題を報じてテレビ局に対して、
放送法などあらゆる手段を講じてその報道姿勢の改善を求めたいって、
一旦に書き込みましたよね。
だから追及とは真逆の対応しちゃってですね、本来の議論まで収束してしまうという、
これもきっと政府は胸を撫で下ろしたんじゃないかと思うんですけども。
話を元に戻しますと、立位共闘が解消されてですね、
元は一つの党だった立憲と国民民主党も田本を分かったまま、
共産党も統一挑戦で大きく議席を減らした今はですね、
自民党にとって対野党っていう観点で見ると最高の状況なんですね。
3つ目が旧統一協会の問題でして、文科省が最初に質問権を行使した去年11月の時点では、
早ければ今年の前半にも解散命令請求に踏み切るんじゃないかと見られてたんですけれども、
その後5回の質問を繰り返していて、手続きは長期化停滞してます。
とはいえ、いつまでも判断を先折りするわけにもいかずに、
もし解散命令請求となっても話は蒸し替えされますし、
まして見送りとなるとですね、批判の矛先は政府に向かいますから、
どっちに転んでも与党にプラスにはならない。
最後に来年9月の自民党総裁選です。
最大派閥の安倍派は来週火曜日に予定されている派閥のパーティーに向けて、
新会長を選出するっていうことを模索したようなんですがまとまらずに、
当面は会長不在。つまり総裁候補不在の状況が続きそうです。
安倍派はですね。となると岸田さんの対抗派は、
茂木原会長の茂木幹事長と総派の河野太郎デジタル担当大臣と言われていて、
現状では岸田さんの再選が有力と言われます。
ただこのまま解散せずに来年9月の総裁選を迎えるとどうなるかなんですが、
与党幹部はそうなると衆院議員の任期満了まで残り1年。
その時まだ岸田さんの支持率が高ければいいけれども、
そうじゃなければ岸田さんじゃ勝てないとなってですね。
特に選挙基盤が弱い1,2年生は国民的な人気の高い河野さんとか、
最大派閥、安倍派が担ぐ候補になだれを打ちかねないと。
でも今年解散しておけば衆院議員の任期満了までまた残り3年になるんで、
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おそらく河野さんの目は消えて、総派が岸田支持となれば再選の可能性は高まると、
その与党幹部は言うんですね。
こういう話を何人かから聞いてなるほどと思ったんですが、ご存知の通り解散だけは首相の専権事項で、
政治部経験のない元雑誌編集長の私が想像したに過ぎませんので、
なかったらごめんなさい。今のうちに謝っておきます。
ただ今日お話ししたうち、これから国民の負担増の時代が来るのは間違いなさそうです。
ここはぜひですね、国会での論議に注目したいと思ってますし、皆さんも注目していただきたいと思います。
そうですね。しっかり見て、しっかり選ばなきゃいけない、ということでね。
本日はサンデー毎日編集長型永井一郎さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ガールズパンチ!×少女隊の×ラジオ隊!