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イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって 切られて 切られて イリカミネ
三菱電機
さて早いものでね、9月も今日を入れて残すところ、あと5日ということでね。
世界陸上の閉幕を待っていたかのように、街にも秋の風が吹き始めてますよね。
朝晩は涼しくなりました。
祭りの後の寂しさを感じているという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そこで、今日月末恒例、この歌詞が凄いわですね。
そんな今届けたい歌を紹介してくださるということで、
元サンデー毎日編集長の潟永秀一郎さんです。
潟永さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
私も世界陸上終わった後は、ポカンとなりまして。
ロスですね。
ロスですね。
国立競技場の湧き立つスタンドを見ながらですね、
私の中で二重写しに浮かんだのは、コロナ禍のために開幕が1年延期されて、
しかも無観客だった東京オリンピックでした。
あれが最後の舞台になった選手たちは、
どんな思いで国立の大歓声を聞いたんでしょうね。
切ないですね。
最終的に日本で13万人余り、世界では550万人以上という多くの犠牲を出して収束したパンデミックを
私は改めて思って、言葉がふさわしいかどうかわかりません。ごめんなさい。
なんだかですね、もう一つの戦後を見ている思いでした。
ということで、今日はまずこの曲からお願いします。
桑田圭介さんのスマイル 晴れ渡る空のように
TBSなどの民放5系列114曲が曲の楽器年を超えて美化活動などに取り組む
オリンピック共同企画一緒にやろう2020のテーマソングとして書き下ろされて
2020年の1月には5系列同時放映の番組で初公開されました。
ところがそのわずか2ヶ月後に1年延期が決まって
曲の配信も翌年7月になるという、ある意味数期の運命をたどった曲なんですが
ただコロナ禍という非常事態の中で歌詞の受け止め方が変わりましてね
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アスリートや医療従事者から元気をもらった勇気をもらっているといった声が
SNSに次々に上がるようになった曲でもあります。
じゃあその歌詞なんですけれども
歌は長き地球の歴史の一幕に立ち会うことを奇跡と呼ぶのだろうで始まるんですが
テレビ各局が桑田さんにテーマソングを依頼したのは2019年の7月
まだねコロナが発生する前なんですこの時もないんです
で翌20年元日の新聞にはすでに歌詞が掲載されていますが
日本で最初の感染者が出たのはその15日後でした
つまり歌はコロナ禍を想定できるはずもなくて
もともとはですね東京でのオリンピックに立ち会うということが奇跡だなっていう意味だったのが
結果的にですね人類史上でも稀なパンデミックに出会うという意味も帯びるんですね
そして例えばサビのですね
栄光に満ちた孤独なヒーロー夢追う人たちの歌情熱を消さないで歩みを止めないで
はですねまるでアスリートたちに1年の延期に挫けないでって呼びかけているみたい
で続くですね愛情に満ちた神の魔法もいたずらな定めにも心折れないで
なきゃ勝利はないじゃんは感染者の急増に立ち向かう医療従事者を励ましているように
その新しい意味を帯びるんですね
偶然にも
これって奇跡だと思うんですがそれを成し得たのは
桑田さんがですねそのタイトルには東北の被災地が明るく元気でありますようにという思いを込めたと語ったようにですね
過酷な運命や辛い境遇にある人たちへの普遍的な応援歌オリンピックだけじゃない普遍的な応援歌を作ったからなんですね
でそしてさらに歌詞は世の中は今日この時も悲しみの声がする
次の世代に何を渡そうかと未来を次世代の子供たちまでを思ってですね
命の限りに幸せに
うやまえし友と戦えって呼びかけながらですね
素晴らしきかな your smile
あなたがいて I'm so proud
私の誇りだと
寄り添ってくれるんですね
なんてあったかい歌なんだろうと思うんですけれども
今聴いてもですね
多くの悲しみを経てパンデミックを乗り越えたのに
ウクライナやガザで戦争が起こってですね
で分断と排他主義が世界を追う今
改めて胸に響くものがあります
お二人もですねリスナーの皆さんもぜひもう一度
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歌詞を読みながら聴いていただければと思います
本当にねなんかこう状況が変わっても胸に刺さり続ける歌なんですよね
では続いてこの曲です
はいバックナンバーの水平線
この歌はコロナ禍のために今度はインターハイです
インターハイ史上唯一中止になった2020年
北関東総体を目指していた高校生たちに向けて書かれました
この時の主会場はメンバーの出身地である群馬県で
開会式ではバックナンバーの曲が演奏される予定でした
作詞作曲の清水いよりさんはご自身も中学高校と陸上部で
インターハイを目指した一人だったんですね
で高校生たちから落胆をですね伝えるメッセージをもらって
それを知ったメンバーはすぐに動き始めます
後にいよりさんは費やし重ねてきたものを発揮する場所をなくすことは仕方ないからとか
悲しいのは自分だけじゃないからなどの言葉で到底納得できるものではありませんと
選手たちと運営の生徒たちに向け何かできることはないかと相談を受けた時
長い時間自分たちの中にあるもやもやの正体と
これから何をすべきなのかが分かった気がしましたと語っています
選手だけじゃないですね運営の人たちも準備ずっとしてたことがね
推奨に来すわけですけれども
ここでいよりさんが語ったもやもやの正体っていうのはおそらく
彼らもコンサートが中止になったり
思い出しますよねコロナ禍の時って誰もが行動制限
されてましたよね本当に日常が失われてましたし
分かったっていよりさんが言ってるのはそれでもできることはあるんだっていうことが分かったんだと思うんです
その意味で高校生に向けて作った曲でありながらですね
作った彼ら自身も救ってさらにコロナ禍で日常を失った多くの人にとっても応援歌になったんですね
でこの曲本来ならインターハイの開会式が開かれるはずだった8月18日に
youtubeで無料公開配信
有料配信じゃなくて無料公開されたんですね
されると再生回数はその後1年間で9000万回を超えました
つまりそのインターハイに関わる人だけじゃなくていろんな人に刺さったんですね
では改めて歌詞です
冒頭のできるだけ嘘はないようにどんな時も優しくあれるように
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人が痛みを感じた時には自分のことのように思えるように
そのままこうありたいこうあってほしいっていう願いですね
続く正しさを別の正しさでなくす悲しみにも出会うけれどは
高校生の一生に一度の機会を守る正しさが感染拡大を防ぐ正しさで失われてしまったことですね
そうしてサビの水平線が光る朝にあなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に誰かがきれいとつぶやいている
で朝日に光っているのはきっと涙です
続く悲しい声で歌いながらいつしか海に流れ着いて光ってあなたはそれを見るでしょうというのは
でもやがてそれも時が経てば記憶の一つになるということでしょうか
自分の背中は見えないのだから恥ずかしがらずに人に尋ねるといいという歌詞は
へこんでもまたまっすぐ歩き出そうとすればいいんだと
心は誰にも見えないのだから見えるものよりも大事にするといい
それでも誰にもわからない痛みはあるよねっていう共感ですね
そうして同じ痛みを感じた仲間たちも毎日が重なることで会えなくなる人もできるという歌詞は
やがて会えなくなる人もいるけどそれも仕方がないよねと
高校時代の仲間ってそうですよね
耐える理由を探しながらいくつも答えを抱えながら悩んで
あなたは自分を知るでしょうと優しく語りかけます
決してこの歌がんばれって言ってないんですね
現実を受け入れる痛みにそっと寄り添う歌はですね
桑田さんのスマイル晴れ渡る空のようにと同じくですね
コロナ禍を超える普遍性を持ったからですね
これだけ多くの共感を得て今も聞き継がれている
ずっと聞かれているんですね
ということでちょっと2曲
すいませんつい力が入っちゃった
最後は明るくこの曲です
ご存知マッキー・マキハラ・ノリウキさんのどんな時も
1991年に3枚目のシングルとしてリリースされて
発売2ヶ月足らずでチャート1位に上り詰めて
累計160万枚以上を打った
マッキーを世に出した曲ですね
スポーツつながりで言うと
翌92年の選抜高校野球の入場行進曲になって
さらにですねそれから27年後の平成最後の年
2019年の選抜でもですね
平成を代表する曲として
世界に一つだけの花とメドレーで再び採用された
12:00
これも稀有な曲なんですね
水平線の曲の後にこの曲が浮かんだのは
背中つながりです
水平線では自分の背中は見えないのだから
恥ずかしがらずに人に尋ねるといい
って登場しましたけれども
こちらはですね冒頭いきなり
僕の背中は自分が思うより正直かい
誰かに聞かなきゃ不安になってしまうよと
やっぱりあの自分では見えない背中を
人に尋ねるんですね
よくあの男の背中は生き様だとか
人生だとか言いますが
あの若くてもですねうつむかず
ちゃんとしているかっていうことを
大切にしている2人
日和さんもマッキーも
なんかかっこいいなと
私も見習おうと思いますけれども
そして何といってもこの歌の岩木は
次の歌詞です
どんな時もどんな時も
僕が僕らしくあるために
好きなものは好きと言える気持ち
抱きしめていたいですね
あのこれは以前
佐野本春さんのサムデを紹介した時にも
似た話をしましたが
あの歌の岩木もやはりですね
素敵なことは素敵だと
無邪気に笑える心が好きさ
だと私は思っていて
この好きなものは好きって言える気持ち
無邪気さを持ち続けるって
実は同調圧力が強い日本で
さらに上下関係がある会社やですね
まして一問がある落語界では
大変なことですよね
いや大変ですけど
僕は割と好きなことは好きっていうタイプなので
結構兄弟子に怒られたりしてましたね
お前頑固だって言われましたけど
好きなものは好きですって
言ってましたね
それは大事だと思いますけどね
大事ですよね
それでもですね
マッキーはどんな時もどんな時も
迷い探し続ける日々が
答えになること僕は知っているから
これはきっと自分に言い聞かせているんですね
消えたいくらい辛い気持ち抱えていても
鏡の前笑ってみる
まだ平気みたいだと自分を励ましながら
当時マッキー22歳
桑田さんと井織さんの2曲は
先輩や大人目線から優しく寄り添ったり励ます歌ですが
当時のマッキーはまさにその当事者
青春真っただ中の不安や決意を
ストレートに歌って
これもまた若者を励まし続ける普遍性を持ちました
ということで今日は世界陸上をきっかけに聞きたくなった
スポーツつながりの応援ソング3曲をお届けしました
はい
あの私もですね
背筋をちゃんと伸ばしてですね
誰かを励ましてあげられる人でいたいなと思います
いやそんな背中をね見せていただき
15:01
方長さんの背中はちゃんとしてますよ
いやいや違う
ちゃんとズームで正面からしか見えてませんけども
でもはいえーということで
今日はですねこの歌詞がすごいということで
世界陸上終わりのスポーツ絡みの応援してくれる歌
3曲を解説していただきました
元サンデー毎日編集長
がたながし一郎さんでした
どうもありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
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