00:01
この番組は、社会人生活18年、会社員や企業など、普通うらうら、
偶予・曲折の仕事をしてきたデビト。
いろんな仕事における失敗エピソードを紹介し、
笑いや学びに変えて、成仏させるチャンネルでございます。
5回目。
5回目の正直ですよ。
はい。僕はもうずっと失敗してきますから、
今1、2、3、4と放送全部失敗してきてますから。
一度たりともうまくいってないですからね。予定どおりいってないですね、全くね。
この番組自体がやっぱり成仏…。
成仏大将ですね。
成仏大将かもしれないですね。
ちょっと成仏される前にせいぜい頑張らないといけないですね。
そうですよ。
今日はしゃべりたいことあるんですか。
今日はね、今までどっちかっていうとエピソードをトーク的に、
なんか面白おかしくこんなことあったわちゃわちゃだったんですけど。
失敗って学びに代わるすごい大事な素材だと思うんですよ。
確かにですね。笑いだけじゃないですよね。むしろそっちかもしれないですね。
失敗の本質って、要はそのスポットで見たら失敗なんですけど、
深く見たらそれこそ自分の糧になっていくものになるじゃないですか。
ちょっと点の話というよりは線の話を今日はちょっとしたいなと思ってるんですけど。
なるほどなるほど。
真面目にいこうかなと思ってるんですよ、今日は。
珍しいですね。
たまにはやっぱり。
前回の反省を活かし始めようとしてる感じが。
そうですね。前回なんで俺ボケるんやろうとかしょうがないこと考えだしたんで。
あれが一番失敗だったんですけど。
そうよね。真面目にいく回もあったりしたらメリハリやっていいですよね。
そうそうそうそう。
グッと締めることもできるんだよっていう。
そんなことを話したくて。
とはいえ僕、ちゃんと体験から学ぶことができない人なので、
そんなことないでしょ。
でもありますよ。
一応まだ新人の頃というかジュニアな頃シリーズっていう年代のテーマの中で。
そうですね。
一応時系列で言ったほうがわかりやすいなと思うので。
了解です。
新人時代にもしあれば。
ありますあります。死ぬほど失敗なんてしてますからね。
ほんとですか。
僕でもいまだに糧になってるというか、
何ならこの話、後輩とか下の人たちによく使うエピソードなので、
知ってる人、またこの話しとんなんてなる人いる系のエピソードなんですけど、ありますね。
新人時代、これ何度も聞かれてる方はもうくどい話ですけど、
僕たち人材紹介っていうリクルートグループの人材紹介のウェアル会社に入って、
そこで新人時代なんで新規開拓をしてましたやん、私たち。
本当にお客さんを一から開拓しなきゃいけないので、
毎日やることっていうのが、電話をかけてアポを取り、アポに行くっていう毎日でしたよね。
03:03
そうですね。
この辺のいきなり失敗のケースを話す前に、
どんな仕事をしてたのかからご説明したほうがいいかなと思って説明してるんですけど、
当時あれですよね。とにかく受注をしないと仕事が始まらない。
受注するためにはどうでしょうね。
月に1件受注目標とか、どんな目標でしたっけ?ちょっと忘れちゃいましたけど。
月にたぶん3件とかじゃなかったでしたっけ?
3件受注とかでしたっけ?
目標みたいな、たぶん。
よく覚えてるのが、週に新規のアポに8件行けっていう目標だったんですよ。
はい、覚えてます。
週に8件アポに行こうと思ったら、たぶん100件電話して1件アポ取れるかな。
無理矢理みたいな、名刺交換だけでもみたいなやり方してた時代もありましたけど。
ああいうやり方すると5件ぐらい取れるんですけど、それはあんまり意味ないんで。
ちゃんとした商談取ると、100件電話して1件アポ行けるかどうかみたいなことですよね。
っていう感じなんで、毎日の過ごし方としては、
ちょっとでも空き時間があったら、電話をかけるためのリストを作る。
リストアップって言ってましたよね。
打電って言ってましたけど、リストの上から順番に電話をしていって、
採用お困りじゃありませんかと、僕らお手伝いできます。
ぜひ一度お邪魔させていただいてお話聞かせてくださいみたいなことで、
アポを取るという毎日でしたよね。
そうですそうです。
で、無事アポが取れれば会社訪問して、
これを8件週に行かなきゃいけない。
ってことは週に800件電話しなきゃいけないですね。
800件電話するためのリストも作らなきゃいけないですね、常に。
そんな仕事をしてて、同期が大阪だけで14人ぐらいいたのかな。
16人いましたね。
16人。だから全員が横並びで同じ競争をしてるっていう感じですよね。
すごい競争というか、ゲームっぽくするのが上手な会社というか、
そういう自分たちで切磋琢磨するために、
誰が何件受注したとかそういうのをみんなでオープンにしながら、
一緒にやってた時代ですよね。
今はどういう新人の入り方になってるかわかんないですけど、
当時は少なくともそんな頃だったんですよね。
僕は入社して、たぶん5ヶ月目ぐらいの頃かな。
まあ案の定、大して成果も出してないっていうですね。
アポもコンスタントに8件いかれへんし、
全然だった頃なんですよね。
そのときに横のグループの営業じゃないチームの先輩に、
ちょっと相談に乗ってもらおうと思って、
ちょっと飲み一緒に行ってもらっていいですかって言って、
近くのダイマル屋っていう飲み屋さんがあるんですけど、
そこにナンバーの安いとてもいい居酒屋。
今もう火事で亡くなっちゃったのかな。
06:00
もっと成果出すためにはどうしたらいいですかねっていう相談をしたんですけど、
相談してから夜中の3時まですこすこに詰められまして。
やばいですよ。すこすこにたった一つのことを言われ続けるって。
数時間?
数時間。夜8時ぐらいから一頭から6時間強。
僕が言った一言がね、彼のスイッチが入ってですね。
入れたんですね、何かを。
そうなんですよ。
なんて僕が相談したかっていうと、
要は成果出てないっていう話なんですけど、
同期のみんながすごい頑張ってると。
当時さすがリクルートに入ってくる人だなっていうぐらいモチベーションもめちゃめちゃ高くて、
みんな元気よくアポに行って楽しそうにやってると。
普通に考えて新規で打電して怒られながら、
なんとかアポクレルお客さんを見つけてそれで行ってとかって大変なのに、
めっちゃ頑張ってるというか、そういうハイテンションでやってると。
どうやったらああいうふうになれますかねっていう相談をしたんですよ。
なるほど。
周りがもうやりきってて、自分はもうやれてなくて、
ああいうふうになりたいなって思った。
そういう相談をしたんです。
どうやったらなれますかねって言った。
それがもうきっかけでポーンってなったんですよ。
先輩はどんなスイッチが入ってどういうふうに詰めていたんですか。
お前さ、俺が本気出しさえすればあいつらには負けないんですけどねって聞こえるけど大丈夫って言われて、
うわあ、ほんまやわって思って、こう言ってるわって思って。
プライドね、ツッツルの。
簡単にもっと成果出すためにはどうしたらいいかって言えばいいだけのところを、
本気出せてないだけのことを隠して、
俺は負けてへんと。
俺まだできると。
こいつらにポテンシャル素材は負けてへんけど、
モチベーション部分での差があるから今ちょっと成果としてはそんな出てないけど。
俺が本来持ってる能力はあいつらなんかよりもずっと引い出ていて、テンションだけだと。
いいですね、そのプライドがエベレストぐらい。
やばいでしょ。
いいですね、尖ってますね。
それ言われて、うわ、まじでそうだなと思って。
それだから8時から飲み始めて8時半ぐらいにそうなっとるんですよ。
タッカーファイヤーしたわけですね。
9時ぐらいにはちゃんと僕も刺さってて、もう学び終わってたんです。
ちなみにこぼれ話で言うと。
はいはい。別に長くそうすかねってなるもんでもないですよね。
その一言の破壊力がすごすぎて、ちゃんと刺さってるんで。
もう早く帰って何ならリストアップしたいとすら思っている、9時台に。
3時まで同じことで詰められたっていうこぼれ話はあるんですけどね。
09:01
プラス6時間かかったわけですね。
同じ話をずっと、お前はこう思ってんだよっていうのを言われ続けてる。
もう気づいてます、先輩とは言えずに。
悪いのは僕なんでね。
いやそうなんですよ、ほんとすみません。情けないですとか言いながら、3時までね。
まあそれはこぼれ話なんでいい話なんですけど。
これでも、僕はすごい新人あるあるの一人に陥ってたなって僕は思っていて、
それからすごい変わったんですよね、僕も。
要は佐藤先輩って言うんですけど、佐藤先輩曰く、
お前がそのクソみたいなことを思ってしまってる現状も含めて、
お前の今の本気ってその辺やねって言われて。
なるほど、出せる本気そこやねって話ですね。
これ以上の本気なんてお前あると思ってるかもしれないけど、いやいや、ないから。
それぐらいのお前、ちっちゃさなんだよって言われて、
まあ本当にそうだなと思って、夢を見るのを忘れましたよね。
忘れっていうか、やめて。
もう普通にそこから邁進できるようになったんですね。
そこだけどすぐぐっと帰れたんですね。
やっぱりズボシというかね、刺さったんすよ。
ズボシ感あって、それでそうかそうだよなって思いつつ、
アクションに変えれない瞬間ってあるじゃないですか。
とはいえみたいな。だから真相、闇が深いというか。
そうね。そういうこともあるよね、もちろんね。
鶴さんはそこぐっと帰れたのは何なんですか。
もうちょっとやっぱり勝ちたいなのか、何か目指す先があったんですか。
いいんじゃない?勝ちたいでしょうね。
勝ちたい。こいつらに負けたくない。
こんなキラキラして陽キャなやつらに陰キャな身長低い俺が負けたくない。
うっさいな。
そうですよ。陰キャでしたからね、僕。
陰キャですからね。でもね、今でも陰キャですけど。
そうそう。いや勝ちたいですよ。
勝ちたいですし、まだ入社してたった5ヶ月で、
そんなんケツ割ったらあかんじゃないですか。
しかも事の本質に気づいてるのに変えられないとか、めっちゃカッコ悪いじゃないですか。
そうね。ここでもう一回奮起しないと自分は次のステージに行けなさそうだっていうふうに。
めちゃくちゃいい話じゃないですか。
そう。だから限界までやんないと大きくなんないですよね。
身長の話はしてませんよ、ちなみに。
あ、そういうことですね。身長じゃないですね。
どの文脈でそう思ったんですか。
限界までやって本気でやりきった先に、
ビジネスにおけるいろんな見え方とか景色が変わってできることが増えるっていうのは、
筋トレと一緒ですよね。
適当にやれる範囲でそんなに苦しくもないぐらいの重みでやってると、
なかなか筋肉ででかくならなくて、
限界、もうこれ以上上げられんっていうところまでやって初めて筋肉って大きくなるじゃないですか。
12:04
成長通ってやつですよね。
そうですね。それがすごい大事だなって思うエピソードでしたね。
だから結構その後も入社してくる後輩とかで、
例えば東大卒とか社長系卒とかね、
やっぱり自分たちはこれまで積み上げてきたものがあるっていう確かにあるし、
そういう良い意味でも、逆に言うと悪い意味でも、
そういうプライドがある状態で入ってきた人こそ、
やっぱり俺は負けてへんって思っているこのスパイラルに陥りがちだったりするので。
そういう公表を見るたびにこの話はしてあげたりしてますけどね。
全知全能感ありますからね、リクルートに信じてなきゃね。
まじでおめえが神みたいな。私は神様みたいな感じで入ってきますからね。
ありましたね、私は神。神々の遊びって言って。
お前だったのか。
いやわかりますね。
けどこれってあれですよね、一旦気づかしてくれるまで気づけないですよね。
自分起因で、あ、俺今プライド高くてちっちゃいこと言ってるんだ。
じゃなく、佐藤先輩みたいな人がいて、
ちゃんとお前そうだよっていう、自分の外からのフィードバックをもらわないと気づけないなって思ったのと、
あとめっちゃ大事なのが、このフィードバックをファクトとして受け取れるかっていう。
めっちゃ大事だなと思ったんですよね。
俺はそんなことないですよって、そのフィードバックを受け付けないってやつはたぶん一生成長しないじゃないですか。
まあ確かに。
これをファクトとして、この人が言っているってことはそう思っていることである。
この人が言っているファクトを俺はどう処理するのかっていう、
たぶんこの思考に入らないと、この失敗って次につながらないですよね。
そうですね。
だからそれがすずさんをたけてたというか、ちゃんと受け取れる土壌があったっていうのは素晴らしいなって今聞いてて思ったんですけど。
なんかキャリアアドバイザーみたいな苦労とかも感じるフィードバックですね。
あ、すみません、そういう話よくしちゃうんですけどね、仕事で。
本職ですもんね。
本職です。
みなさん、キャリアに悩みがあったらデビさんにぜひ相談を。
すごいいいエピソードだなと思います。
ありがとうございます、お見ていただいて。
そうですよね。メタ認知できるかどうかとかは重要かもしれないですね。
メタ認知まさにそうですね。まさにおっしゃるとおりで。
たぶんその内勢力とか、そのへんは結構キーワードかもしれないですね。
失敗を成長につなげるっていう意味で。
そうですよね。あれは失敗でしたね。まさか3時まで行くとはね。
そっちね。それはちょっと面白いですね、6時間プラスは。
いやすごかったです。9時で僕はもう十分だったんですよね。
大阪、東京往復できますからね。
だから学びとしては、ちゃんと閉店時間が11時ぐらいで設定されてる店に行くべきだったなっていう学びの話をしようとしたんですけど、
15:08
思わぬ収穫でした、ゼビさんのフィードバックのおかげで。
もう一個、そうですね。2個ありますね。
ちゃんとファクトとして受け取るっていう土壌を作ると、
閉店時間をちゃんと考えるっていう。
バイトに行くときは。
制御モードに入ると長くなるので、先輩はだいたい。
そうですよね。でもね、本当に佐藤先輩には人生を変えてもらったうちの一人だと思ってるんで。
もう本当に感謝。大感謝です。
佐藤先輩には直接その話するんですか?
いやもうね、俺実は今どこにいらっしゃるかわかんなくて。
グループも違って、要はゼビさんわかると思うんですけど、
キャリアアドバイザーのチームの先輩だったんで。
個人の転職支援するんですよね。僕らが個人の授業の支援をしてて。
そうですね。法人担当が僕らで、個人担当のチームだったんで。
普段から会議が一緒なわけでもないし、僕はそのうち移動しちゃうんで。
だからそこからセットにないんですよね、一回も。
いつかはゼビさんが言う通り、そう思ってるんだったら直接お礼に行かなきゃですね。
いやそうですよ。たぶん行って、
逆に佐藤先輩の悩み聞いて激詰め6時間するっていうのが一番ワンセット。
回収したいですね、それね。
17年ぶりに。
先輩さんナイスわーっつって。
いいね。
そこまでやってほしいですね、個人的に。
これはちょっとまだ成仏できひんねってことね。
そこまでやって成仏ってことで。
あーわかりました。いい宿題だ。今日も失敗ですね、成仏ね。
まだそうです。
今日もできひんかった。
今日もこのテーマも失敗でした。まだできてないんで。
できないですもんね。
そこまでしてワンセットなんで。
まなびシリーズは1個だけでだいぶあれですね、味わい深いですね。
いきますいきます。
また入れましょう、まなびシリーズ。
すごいちょっと晴れましたもん、フィードバックしていただいて。
そういうことかと。
閉店時間のほうじゃなかったまなびべきは。
違うやろ。閉店時間のほうは違うやろ。大事かもしれんけど。
そっちじゃなかったなって気づけました。
2軒目行こうぜって言われる可能性もあるけどね。
確かにそうだわ。
だとしたら、ちょうどいい終電に間に合うぐらいの閉店時間の店とかどうですか。
そうですね、11時半ぐらいのね。
一旦ちゃんと考える時間ですよね、11時半とか。
終電あるなあ、どうしようかって思わせないといけない。
短いってもいいとも思ってたけど、終電あるなら帰ってもらうかって、
簡単になりやすい時間帯が閉店時間の店。
めちゃくちゃ大事ですし、10時閉店は絶対ダメです。
いけるもんね、いけるもん。
11時もワンチャンいっぱいだけいけるなあになりますね。
11時半だな、やっぱ。
18:02
でも11時半閉店ってないから、11時閉店の店に
すいませんあと一杯だけいいですかって10時50分にドリンクを頼んで、
11時20分ぐらいまで、すいません遅くまでって言いながら飲み、
お会計して11時半に出るですね。
これですね、これだ。
12時閉店の店にラストオーダー11時に設定してもらって交渉したり、
ラストオーダー11時って言ってもらっていいですか?って言っといて。
長ないこの深掘り。
これいる?そんな。
もう着地したと思ったけどね、俺は。
もう時間だいぶオーバーしてるんで終わりましょう、今週の学び。
要はもう閉店時間禁止しろということで、今週の学び、明日。
ということで、今週も上物上物。
お届けしたのは、レッドスネークのデイビーと、
プルーでした。
さよなら。