1. 福永均の「繊維の泉」/ #ラメ糸
  2. 【ケンシュク!クリンプ!エイ..
2023-10-11 13:50

【ケンシュク!クリンプ!エイチイー!】羊毛用語はリズムで覚えろ!ラメ糸メーカー元ヤン社長ラップ#2_33

・「捲縮」って読み方は何?

・捲縮とクリンプって同じなの?

・「膨潤」って読み方は何?

・「HE」って何の略?

・TESにクリンプは出題されるの?

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この番組は、一度聴いただけではなかなか覚えられないファッション業界の専門用語をご紹介しています。

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00:00
福永均の繊維の泉
始まりました。
泉工業株式会社福永均の繊維の泉。
本日も福永社長とお届けしていきます。
福永社長、よろしくお願いします。
お願いします。
16時の今宵は9月半ばぐらいですかね。
暑いね。
秋はまだ。
いやいや、だいぶ朝晩はね、ちょっと涼しくなってきたんで。
とんぼが飛び出したから。
もうちょっとしたら、とんどるとんぼがかなりおるから。
季節の変わり目が感じられる。
ただ、じゃあ暑くならなかったらいいかというわけでもないですもんね。
今度、冬が極端に厳しいじゃないですか。
この泉工業がある地域ってね。
冬は嫌いやからね、僕。
つらいですよね。
大嫌いなんで。
まだ暑い方がええんです。
パフォーマンスが上がる。
ラジオを聞いてらっしゃる方って、
京都の冬ってそんなつらいの?ってもしかしたら思ってらっしゃるかもしれないですけど、
どうつらいのかを社長から泣き言を言っていただいて。
いわゆるそこびえやね。
そこびえ。
ここ地下性が多いもんね。
地下に、いい意味なんですけどね、地下に潤沢の肉があると。
その水ちゃんのおかげで冷え寄るんですわ、冬は。
たまんないですよね。
でも出てくる水は夏は冷たいけど冬はあったかいよ。
いいところあるぞと。
井戸水は。
なので全部が悪いわけじゃない、もちろん。
なんですが、基本的には盆地と地下水というキーワードにより京都って非常に住みにくいと言われてる場所ですもんね。
そうなんや。
全国の中では。
観光で来る分には京都って素敵って言われるんですけど、
夏はこの湿気が逃げないわ、冬はそこびえやねってなると。
なるほど。
他の地域と比べると。
そんな中でも泉工業株式会社は京都の常用という場所でしっかりと毎日きんきんしやめいと作ってらっしゃるということなんで、そんなところから今日もお届けしたいと思います。
ではこのコーナーの趣旨ですね。
大洗株式会社さんが発行されております。
知っておきたい繊維の知識424素材編という本がありますので、そちらの100項目を一つずつピックアップをして福田社長と考察を深めるというのがこのコーナーの趣旨です。
今回は33のナンバリングになります。
羊毛の特徴②が今回のお題です。
サブタイトルに質度変化で織物寸法が収縮。
羊毛シリーズがちょっと続いておりますが、サイズが変わるよっていうのはいろんなキーワードが出てきてますもんね。
今回もそれの深掘りになるんじゃないのかなというところです。
どなたが書いてるかというと金光さんです。
03:00
金光さんがちょっと続きますが、やはり羊毛愛がある方ですので、ぜひ繊維のキーワードを今日また福田社長と評いでいければなと思っております。
ではコーナーこれまいります。
泉工業福永ひとしが羊毛の特徴②、質度変化で織物寸法が収縮について語っちゃうぞ。
ちょっと久しぶりで僕もリズムの合わせに。
どうぞ。
すみません。だいぶ早かったですね。
ではそんな羊毛の特徴ですけれども、金光さんの文章をまず引用させていただきます。
2つあるよと、羊毛の特徴の中で。
その2つのうちの1つ目がハイグラルエクスパンション。
よく出てくるやつですね。
今回これを1つ目にいきなりサブタイトルのさらに副タイトルみたいなんで持ってこられてるってことは、いよいよこのハイグラルエクスパンション、もうちょっとちゃんといこうじゃないかという意気込みが感じられます。
ハイグラルエクスパンション、続きを見ます。
ウールスーツなど湿度変化によりパッカリングやバブリングが発生するハイグラルエクスパンション、かっこHEと言われている現象がある。という説明です。
まずこのHEという略、これよく使うんでしょうか。
いやあんま使わんな。
あんま使わない?意外に。
僕らはね。
今もしかしたらHEって書かれてるのかもしれないですね、文献に。
仕事では僕らは縫製屋じゃないので、原始の状態でしかウールは使わないですから、そういう意味ではその時点ではまだあまり関係ないですからね。
もしかしたらリスナーさんでハイグラルエクスパンション、むしろ仕事現場で毎日使うよという方は教えていただければね。
もう僕らHEって言ってますわとか、ハイグラ言ってますとか。
ちょっとあるじゃないですか、業界の中で。
そんなんを知れれば、またここの場でシェアできれば一番全業界として盛り上がると思いますので、ぜひ皆さんお気軽にお便りいただければと思います。
そんなHEのハイグラルエクスパンション、これが質度変化によりパッカリングやバブリングが発生するとありますので、まずこのパッカリング。
パッカリングは飛び出しよるようなやつやね、糸が飛び出したりとか生地が飛び出したりとかっていう、いわゆる寸法変化的なところかな。
言葉の響きだけで聞くとね、パカッてなる感じするじゃないですか、パッカリングって。
そういうわけじゃなく、包装がギュッと破れてパカッて割れたみたいなんじゃなく。
僕らはパッカリング使うんですけど、僕らは糸を使ってるんで、糸を作ってるんで、その糸が生地から飛び出したりっていう時にパッカリング現象になる。
06:13
パッカリング現象ですねっていうふうなことを言ったりするんですよ。
別にほつれてるとかのニュアンスよりかは、糸が飛び出てるのがより正確。
なんか割れてる感じするなって勝手に思ってたんですけど。
パカッはね。
パカッてするからパッカリングでめっちゃ覚えやすいしいいやんって安直な考えだったんですけど。
その場合はパカッ…パカッ…クリングとかになるんちゃう?
違うなきっと。もう今のでだいぶ情報が増えたと思いますからリスナーさん。
一旦ちょっと忘れていただいて。パッカリングというものは糸が飛び出てる。
寸法変化ですね。
なっていること。次バブリング。これなんでしょうか。
これはもう泡なんで。
バブルのING。
気泡とかですか。縫ってる箇所が波打ってるとか。
それは結局は今のウールの収縮とかが起こって、縫ってる箇所が波打ったりと。
縫ってる時はピンとまっすぐだったのに、時間が経ったらそれが生地が縮んでから波打っちゃってるっていう。
そうそうそうそう。
バブリングなんや。泡がついてるわけじゃないですよね。
泡はついてないね。
気泡ってわけでもなさそうな気はせんでもないけど、そうでもないのかな。
羊毛自体に空気が入ってるからか。羊毛繊維に空気が入ってるから。
それは天候によりサイズがまちまちになっちゃうから、
その波打ってることもあるでしょうっていう意味でそれをバブリングと名付けようということなんですかね。
というパッカリングとバブリング。これが発生するよというものなんで。
繊維の業界の方ならば割と使う単語。
それはイングは使うね。
使いますか。
ぜひね、それ知らんかったなという方はちょっとこれを機にバブリング、パッカリングぜひ使ってみてください。
覚えるとかじゃなくてね。現場で使ってもらう方が一番覚えやすいと思いますので。
そんなことをハイグラルエクスパンションというところに関連があるよというものが一つ目の項目。
2つ目です。HE発生原因が2つ目の項目。
ここでHEを使いたかったから、最初その括弧HEを書かれたという金光さんの。
Iですね、これは金光さんの。
ハイグラルエクスパンションばっかりつけてたらあかんやろと。
けどここで丁寧に1個目にその括弧HEと付けることによってみんなが迷子になりませんというものだと思い受けしました。
そんなハイグラルエクスパンション発生原因というのが2つ目です。
09:00
こちらも本文読ませていただきますと。
羊毛繊維は乾燥時にはスパイラルなクリンプ、拳縮を発現しており、
吸湿時は繊維が直径方向に最大で16%も傍順するため、クリンプの強烈が大きくなり、拳縮が伸びて三陰繊維帳が伸びる。
湿気が多いと糸帳が長くなるってことだよね。
湿度?湿気が多いと?
糸が長くなる。
長くなる。
伸びるっていう、16%って書いてあるんですけど、最大なんかどうか知らんけど。
最大で16%も傍順するというものです。それが羊毛繊維なんだと。
この現象が生地の伸縮原因になり、縫い合わせ部でのバッカリングやバブリングになる。
前回からずっと羊毛を見ている限り、かなりのメカニズムを持っている糸であるからこそ、こういったことも起こると。
これは羊毛の機能性としてはいいんですけど、作る側は大変ってことですかね。
そこをちゃんと理解して作っとかんと、後でえらいことになるで。
毎日が戦いなんですかね。
それは僕らも一緒やけどね。
これ一昔前でしたら、昭和の時代とかぐらいだったら、例えばクリーンルームとかがまだない形の生産性があったときっていうのは、本当に今日の湿度とか、今日の温度とかだったらこれぐらいでいこうぜっていうふうな肌感覚で仕事されてたかもしれないですね。
昭和の初期とかだったらそうでしょうね。
それで膨大なデータを集めていって、いつでも均一の湿度環境でやるのが生産性が高いだろうというので、設備を整えていかれて今に至る。
どこでもそれをしなきゃいけないという使命も持ってるわけです。
そういったものがこのハイグラディエクスパンション、あるいはハイグラディエクスパンションが発生する原因っていうところです。
この内容、テスト資格者の福田社長から見ると。
ハイグラディエクスパンションは出るので必ず、ハイグラディエクスパンションって何っていうのをちゃんと理解しておかないとダメですね。
社長はどう身につけましたか。
もう無理やり覚えたな。
試験を受けたらもう忘れたけど、無理やり。
そこは割り切って、得点をキープするための勉強なんだと割り切って、頭に定着させた。
そういう力技もある。
試験である以上あるある。いっぱいある。
そういうことですね。ここでは綺麗事は言わないというラジオを本音で語っていただいております。
もしくはちょっと業界で時折出てくるみたいな人だったら、無理やり言ってしまうのもいいかもしれないですね。
12:05
ハイグラディエクスパンションやん、それ。みたいに自分から言って、それ何ですかって聞かれる環境を自ら作って。
それがもう一番いいよね。
ハイグラディエクスパンション知らんの?これこれこれやでって自分の口で言えたら。
もうちゃんと覚えてるってことです。
あえてちょっとその危険なところに身を置いていただきたい。恥をかいていただきたいですよね。
そういうことをやって、それがまた社長が遠くから見てて、その人の社長ね。
その人の会社の社長がそれ遠くから見て、こいつつったかぼりそうるなと思われたとしても、やるほうが値打ちあるじゃないですか。
まずそれはもうやっぱ覚えるので。
よく福永社長も言われてますけど、だいたいそれを5人ぐらいやれば。
定着します。
最初は知ったかぼりでいいよと。
2人3人目ぐらいからちょっと知ったかぼりじゃない知識になってきたなと自分が出てきたら楽しめたものとなりますので、
ぜひ皆さんハイグラルエクスパンション、これはもう聞いたことあるっていうレベルから、
自分が使っているというレベルまで納得したほうが、少なくとも試験当日までは納得したほうがいいだろうというアドバイスをいただきました。
今回は用語の特徴②、湿度変化で織物寸法が収縮について福永社長に語っていただきました。ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社福永人氏の繊維の泉。
この番組は提供、タトズメラメイトメーカー、
泉工業株式会社、プロデュース、キラテンでお送りしました。
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