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皆さん、こんばんは。4月4日、夜10時になりました。いわみTVのお時間です。
この番組は、日々のニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、ということで早速、ニュースを一件紹介します。
今日はちょっと暗いニュースですね。
タイトル、衝突事故、7歳の女の子、車外に投げ出され意識不明の渋滞、熊本宇都市、という記事でございます。
RKK熊本放送のニュースです。
記事、全文紹介いたします。
4月4日朝、熊本県宇都市の交差点で、車同士が出会い頭に衝突し、一方の車に乗っていた小学生の女の子が意識不明の渋滞です。
警察によりますと、4月4日午前7時20分ごろ、宇都市津波原町の指導交差点で乗用車と軽乗用車が出会い頭に衝突しました。
記者の話では、この交差点で車は衝突し畑に突っ込みました。
その弾みで7歳の女の子が車外に投げ出されたということです。
この事故で母親が運転する軽乗用車に乗っていた小学2年生の内田春樹ちゃん7歳が車外に投げ出され、頭を強く打って意識不明の渋滞です。
母親は軽乗で乗用車の男性に怪我はありませんでした。
現場は信号機や一時停止の標識がない見通しの良い交差点で警察が当時の状況を詳しく調べています。
という大変心が痛くなるニュースでございます。
7歳の女の子と言いますと、私もちょうど同じ年代の娘がおりますので、本当に母親の心中を察すると涙が出そうなニュースですね。
この記事で私が言いたいのは、何の罪もない子供が犠牲になる事故というのは本当にゼロにしたいなと思うんですよ。
じゃあそのために大人が何をすべきかというところじゃないかなと思います。
この記事だけではどちらの運転手に過失の割合が大きいのかといったことはちょっとわかりません。
もしかしたらこの母親の運転する車の方が過失が大きいのか、あるいはその相手の車に過失が大きいのか、この記事からでは読み取ることはできませんが、
もし仮にこの母親側に優先のルールがあって、相手に一時停止なり助行なりの義務があって、その相手に過失の割合が大きい交差点だとします。
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これは仮定の話です。
そうなると当然母親はルールに従って運転をしていた。
ところが横から交通ルールを無視して突っ込んできた車がいた。
そのせいで子供が今意識不明の渋滞で戦っているという状態になってしまったわけなんですよ。
当然ここで母親の気持ちとしては、相手が悪いから相手に責任を負って言いたいんでしょうけど、もう怪我をしてしまった体というのはどうやってもすぐには治りませんからね。
この時点で責任がどうこうって言ってもしょうがないんですよね。
まずはこの女の子の命が助かって回復することを祈っております。
そこで大人がすべきことは何かと言いますとシートベルトですね。
今車に人を乗せる時にはシートベルトを着用させるというのは道路交通法でも義務となっております。
これ結構勘違いされやすいルールの一つなんですけど、後ろの席はしなくてもいいと思い込んでいる人多いんじゃないかなと思うんですよ。
違いますよ。
後部座席のシートベルトは義務です。
これは一般道路、高速道路に関わらず、車に乗る時にはシートベルトの着用が義務となっております。
ただ当然子供はそんなことを知らないという子も多い中で、じゃあどうするかというともう親が言うしかないんですよ。
親が。シートベルトしてねーと。
一言言うだけでやっぱりベルト着用できたんじゃないかなというのがこの記事を見て非常に残念だなと思うところです。
今法律上は6歳未満の子はチャイルドシートの使用が義務となっております。
それ以上の方であればシートベルトを着用しないといけないという決まりになっております。
ただこのチャイルドシートって6歳未満は義務なんですけど、6歳以上はしちゃいけないという決まりもありませんのでね。
もし6歳とか7歳ぐらいの子であってもですね、シートベルトを着用してそれが体格に対してちょっと不適当な着用の仕方になるような場合、
例えば斜めの肩掛けといえばわかりますかね、本来であれば鎖骨あたりに来るベルトがちょっと身長座高が小さいために首にかかってしまうという子なんかはチャイルドシートを使ってもらっていいと思うんですよ。
5歳用ぐらいのいわゆる学童用シートというのを使えばですね、ちょっと身長の低い子でもシートベルトが適切な高さに来るようになると思いますんでね。
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こういったものを使いながらですね、万が一事故にあった時にこうやってね、車外に投げ出されるということがないようにしていただきたいなと思います。
まあこれあのおそらくシートベルトしてなかったんだと思うんですよ。
どういう衝突の仕方かとかねわかんないんですけど、運転していた母親は軽傷っていうぐらいの事故なんで、そんなに車が大きくへしゃげてるっていうわけでもなさそうですし、相手の運転手はもう怪我もなかったということなんでね、そんなに激しくぶつかってどうやっても助からないというような事故ではなかったはずなんですよ。
これねシートベルトしていれば、おそらく軽傷で済む事故じゃないかなと思うんですよ。
それをね、いざ交差点に差し掛かりました。
あ、横から信号無視の車が突っ込んできそうだ。急いでベルトをしろ!なんてことはできやしませんからね。
じゃあどうするかというと、もう車に乗ったらシートベルトを着用する。これをね徹底してやっていくしかないんですよ。
なんでね、私学科の教習なんかでも絶対に言うんですが、シートベルト、特に入校して一番最初の学科の時によく聞くんですけど、
シートベルト着用義務なんだよって知ってる人って言ったらね、3割から4割ぐらい手が上がります。
でもそこで質問を変えます。
じゃあ自分が車に乗る時絶対シートベルトする人って質問を変えると、どれくらいかな?
その3割4割手が上がっていた人の、さらに3割ぐらいが手が下りちゃうんですよ。
なので全体の2割ぐらいですかね、絶対にベルトしますよっていう人が。
それが現状なんですよね。
で、それをなんでしないんですか?
18歳免許取りに来る子に聞いたらですね、別にしろって言われたことがないんでみたいな感じでね、
だいたい返事返ってくるんですよ。
ということはベルト着用義務って知っている子はもちろん、知らない子でもおそらくベルトをしなさいよって言えばすると思うんですよ。
その一言があればね、自分の子供を万が一の時に助けることができると考えたらね、
ぜひ実行してほしい習慣じゃないかなと思います。
私も子供3人おりまして、当然子供乗せて車運転することもあるんですけど、
必ずベルトは着用させます。
一番下の4歳の娘はもうチャイルドシートに座らせて、ベルトをちゃんと固定させて、
もちろん片ひもなんかもきちっと正しく通させて着用して、それから始めて車を動かし始めます。
よくある意見としてね、子供って嫌がるんですよっていう意見あるんですけど、違います。
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親がきちっと説明すれば絶対子供理解します。
もちろんね、しないといけないんだよって言ったらその日にすぐ理解するとは限りませんが、
何回も何回も根気強くね、これはもしも事故にあった時にしてないと大変だからしようねというのを語り続ければ絶対に子供は理解します。
もうこれはうちの子が証明します。
うちの子もね、長男は最初嫌がる時期あったんですよ。
でもね、ある日、これちょっとアクシデントあったんですけどね、走行中に片ベルト外している時にちょっと猫が飛び出していて急ブレーキ踏んだんですよ。
そうすると体がぐわっと前の方に投げ出されそうになったのを隣の妻がさっと支えたっていう事例が過去にあって、
その日以来、チャイルドシートベルトしてないとこうなるんだなっていうのを身をもって学んだ結果ですね、
もうその日以来うちの子はきちっとチャイルドシート着用するようになりました。
で、一番上の長男がね、毎回きちっとしながら猫ちゃんが飛び出してきたら危ないけせんといけんのんで、
下の二人の妹にも教えてくれた結果、うちの下の二人の娘はですね、チャイルドシートやシートベルトを嫌がったことはありません。
はい、なんでね、子供も理解をすれば絶対にベルト嫌がるということはないです。
はい、なんでね、それを子供は嫌がるからしょうがないよねーで終わらせるんじゃなくて、
やっぱり子供を乗せる親としての責任をきちっと果たしてほしいなと思います。
はい、ということでもうちょっとね、雑談の時間もなく10分経過いたしましたので、本日はこの辺りです。
皆さんもね、車の時はチャイルドシートに子供を座らせる、自分自身もシートベルトを着用する、これを徹底していきましょう。
それでは本日はこの辺りでありがとうございました。おやすみなさい。