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2024-06-11 09:35

パンとサーカスによって覆い隠されているもの


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00:05
こんにちは、いわみです。
6月11日の火曜日、いかがお過ごしでしょうか。
むしむしして、今日は27℃ぐらい言ってますかね。
みなさんのところはどうでしょうか。
今日のテーマはですね、音声配信のテーマは一つだけで、
短く喋るっていうことですね。
昨日も短く喋ろうと思ったんですが、なんかダラダラ喋ってしまってね。
あんまり良い傾向じゃないなと思ったので、
一つのテーマをギュッと話すっていうね、
それだけを念頭にやってみようと思います。
今日の話してみたいテーマは、パンとサーカスっていう言葉について
考えながら喋りたいと思います。
パンとサーカスっていう言葉を聞いたことはありますかね。
僕もこの間初めて本で読んで知ったんですけど、
簡単に言うとこれはね、あんまり簡単に言えないんですけど、
パンっていうのは食料ですよね。サーカスっていうのは娯楽の比喩なわけですけど、
パンとサーカスさえ与えておけば、民衆は政治に興味を持たなくなるっていうね、
そういう愚民政策って呼ばれるものの例えというか、
ローマ時代の詩人が揶揄して使った言葉らしいんですけど、
なかなかこれは今の僕に考えさせられる言葉だなと思ったので、
さらにこのパンとサーカスっていうのは今の僕らにも結構関係しているというか、
やっぱり意味の、もう一回考え直したほうがいいテーマだと思ったので考えてみます。
もうちょっとだけその言葉の意味をネットの辞書を引きながら
簡単に説明してみようと思うんですが、
昔の格言みたいなことですけど、
コトバンクっていうネットから引いてみるとこういうふうに書いてありました。
愚民政策、食料と娯楽、古代ローマ市民がこの二つを国家から与えられて満足し、
政治に無関心になった様を詩人ユエリナスが揶揄した表現。
現在では、愚民政策の比喩として用いられる。
食事と娯楽さえ与えておけば、民衆は政治的関心を失い、統治が容易になる。
皆さんは今のことを聞いて何か思いますか?
僕はね、一つ思ったことがあって、
それはね、初めちょっと疑問に思ったんですよ。
パンとサーカス、人が生きるためには誰でも必要だよなと思ったんですけど、
この愚民政策みたいな話を聞いた時に、
じゃあそのね、食料と娯楽、パンとサーカスによって何が隠されているというか、
03:03
何から遠ざけられているのかなって考えた時にね、
答えは考えることだと思ったんですよね。
今自分の置かれた状況とか、何か疑問を持ったりするのは、
全部考えることね、思考することから始まって、
簡単に統治したい政府ってのは、民衆が思考したら困るわけですよ。
思考すると面倒くさいことを言い出したりとかね、文句言ったりする奴が出てくるから、
それを封じ込めるためには、じゃあうまい食事と何か面白い娯楽を与えておけば、
みんなそれに夢中になって、政治になって、
政治に関心をなくすから、思い通りに操れるぞっていうことですよね。
これは昔の話ですけど、結構複雑化はしているにしても、
やっぱり現代でもそういう構造ってあるなと思っていて、
自分にもパンとサーカスによって封じ込められているものがあるんじゃないかと考えると、
完全にないとは言い切れないですよ。
で、なんで僕がこういうことを敏感になったか、考えるようになったかっていうと、
ある意味ではそれは、僕が今パンとサーカスを与えられていない状態だからと思ったんですよ。
食料と娯楽を与えられていないというか、与えてくれる人から遠ざかったわけですよね。
簡単に言うとそれは会社員を辞めたっていうことですけど、
それによって自分で考えるしかなくなって、
いったんというか、今もそんなに大変な時期は抜けてはいないんですけど、
でもね、僕は今の状況を好ましいものに思っていて、
それが何でかっていうと、思考するようになったからですよね。
これは別に思考しなきゃいけないからしてるわけじゃなくて、
普通に思考しないと生きていけないからしてるわけですけど、
その副産物みたいな感じで、今までこんなことを考えてなかったなとか、
別に与えてくれるから、それは考える必要がなかったものまで考えなきゃいけないようになって、
今までこんなことを考えていなかったなとか、
今までこんなことを考えていなかったなとか、
別に与えてくれるから、それは考える必要がなかったものまで考えなきゃいけないようになって、
忙しく、頭が忙しくはあるんだけど、
でもそこで考えているのは、全部自分が幸せになるためのことを考えているわけで、
自分とか家族がよりよく生きていけるためにはどうしたらいいのかっていうことを、
本当に真剣に考えるようになったんで、
それはね、何回も言いますけど好ましい変化だなと思ったんです。
この言葉のもともとの意味合いである政治に関心をなくさせるっていうのは、
政治にそんなに関心は僕持ってないですけど、
それは別にパンとサーカスを与えられたことじゃなくて、
そこに期待してもしょうがないなって思っているからなので、
これはね、現代でちょっと当てはまらないことかもしれないですよね。
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世の中を変えようとしたら、別に選挙に行くのも悪くはないけど、
もっとやっぱりできることはあって、
選挙からね、政治から世の中を変えて、
それをさらに自分のあれに生かしていこうとなると、
かなり遠回りに思えてしまうんで、
特に今だとね、そういう政治の影響力っていうのはすごく少なくなっている気がするから、
それよりもなんかテクノロジーとかね、
大きな枠組みとは関係ないところで頑張って、
自分とかその家族とかに利益をもたらすような方向で動いた方が、
効率がいいって言っちゃうんですけど、
そういうことなのかなと思っています。
ここで話を終わろうかなと思ったんですけど、
もうちょっとですね、喋りたいことが出てきまして、
現代でいうサーカスって昔は本当に見せ物だったわけですけど、
今の時代におけるサーカスっていろいろあるよなと思って、
例えばね、わかりやすいので言うと、
テレビとかそういう動画とか映画とかね、
娯楽ですよね、ただ見て楽しむ動画、娯楽ですけど、
それ以外にもね、その娯楽のサーカスの代わりをしているものっていうのは、
たくさんあると思って、
例えば人によっては、
誰かの噂話だとか、芸能人のスキャンダルとか、
僕は両方ともそういうのは娯楽にならないタイプの人間ですけど、
ある種の人間にとってはそういうね、
人の噂話とかバッシングみたいのが、
この上ない娯楽になるっていう人もいて、
そういうことを考えながらですね、
今、アマゾンというかネットでパンとサーカスを検索してみたら、
まさにそのパンとサーカスという名前の本がありましたね。
これ日本人の作家の島田正彦さんという方が書いた本で、
オーディブルもあるみたいなので、後でちょっと聞いてみようかなと思ったんですが、
そこの概要みたいなところにですね、まさにそのことが書いてあって、
完全に読み分けてしまいますけど、
戦争、犯罪、天災、疫病、どれもがサーカスとなる。
まさに戦争がだからサーカスになるっていうのは、
すごい恐ろしい話ですけど、でもまさにたぶんね、
昔の世界大戦の時とかの新聞とか、
そういうのってたぶんサーカス代わりにね、戦争を使っていたんでしょうね。
そういうのがあって、
今日言いたかったことをまた一言でまとめてみると、
パンとサーカスによって、民衆というかね、
多くの人から取り上げられたり隠されているものは、
僕はね、考えることだなと思ったんですよ。
食料とか娯楽は大切ですけど、
それだけでね、
世界大戦の時とかの戦争に関してはね、
やっぱり構造としては搾取される側にいるなというね、
09:00
そういう側に陥ってしまうなってことをね、思ったので、
僕はこれからもいろいろ考えていこうと思ったという、
そんな話でした。
はい、こんな感じで終わります。
お聞きいただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。さようなら。
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