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2024-05-02 10:15

お金の向こうに人がいる

GWの有料イベントに対して高いとか無料じゃないんかい!っていう人は想像力が足りないというか心から貧しいというか…

こういう時のお金の使い方についての考えを話しています。

昨日の放送
https://stand.fm/episodes/663033e03f09b0aedccb9653

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00:06
おはようございます、いとまです。今日はですね、昨日の放送の最後にお話をしたことなんですけど、
イベントに関することで、いろんなねゴールデンウィークイベントがあると思うんですね。
そこでお金を使うこともあると思うんですが、ここでのお金の使い方というかお金の考え方について、
思ったことがあるんでお話ししたいと思います。
昨日の放送リンク概要欄につけておきますが、ゴールデンウィーク東京都の双子玉川というところで、
太陽と星空のサーカスっていうワークショップを中心としたイベントがあります。
前半後半分かれていて、後半は明日から始まるんですが、
他にもこういうワークショップ系のイベントだけじゃなくて、いろんなイベントがね、
子ども向けのイベントなどが日本各地であると思うんですね。
この時に、どれぐらいお金を使うかっていうところなんですが、
大体1回、自分がね、この前言ったのは1回300円から500円なんですね。
何ができるかっていうと、
魚釣りゲームなんて言っても、水の中におもちゃの魚が浮かんでいて、
磁石がついた竿で釣り上げて1個もらえる。
こちら500円。
あとは、ピンボール。
手作りの職人さんというかクリエイターさんが作ったピンボールをやって、
その点数に応じて木で作られた動物の形をしたキーホルダーがもらえる。
こちら大きいキーホルダーだと500円、小さいのだと300円。
あとは、廃材を使って昆虫をね、
クリップとか洗濯ばさみとか木の枝とか、そういうのを使って昆虫を作って、
トントン相撲をして戦うゲームがあったりしました。
こちらは300円とかだったかな。
これをですね、高いと思うか安いと思うか、
というかこういうものに対してお金を払うかどうかっていうのが、
ご家庭のいろんな考え方によると思うんですけど、
確かに廃材だけで見たら、
どこにでもあるものですよ、クリップ、洗濯ばさみ。
あとはどこにでも落ちている木ですよ。
それに300円も出すのかとか、
魚釣り1回500円でもらえるのは、
どこにでもあるようなただのプラスチックの魚。
こんなものに500円も払うのか。
そういうふうに思う人もいると思うんですね。
03:03
実際いるんですよ、そういう人が。
これね、確かに原価で考えたらもうめちゃくちゃぽったくりですよ。
落ちている木の枝を拾ってこれで何か作れ。
300円も取る。ぽったくりじゃないですか。
でもそうじゃないですよね。
そこのイベントに参加するためには、
多分個人で出店料を払わなければいけないですよね。
出店料を払って、そこに出るためにいろんな準備をするわけですよ。
もちろんそのガラクタを集める、木の枝を集める。
この木の枝は使えないなとか、やっぱりあると思うんですよね。
それを作るためのボンドとかハサミとかカッターとかいろいろ用意して、
何人ぐらいで一気に見れるかなとか、
作業スペースはどうしようかとかテーブルが必要かなとか。
そのイベント当日に至るまでいろんな準備があるわけですよね。
車で来るかもしれない。
車で来たらそこまでの交通費とか駐車場代、そういうものもかかるし、
その人がそれを本用にしているかどうかわからないけど、
その準備をしている時間というのも、その人にとっては勤務時間というか、
お給料が発生してもいい時間なわけですよね。
思いつきでそんなワークショップをするわけでもなく、
きっとそれに関係するような勉強とか活動をしてきて、
この活動を通して子どもたちに楽しんでほしいみたいな感じで参加している中の
300円、500円なんですよ。
だとしたら、そのものの原価が安いとかだけで、
こんなのぼったくりだとかお金がもったいないなんて考えるのって、
逆に貧しいんじゃないかなって、想像力が足んないんじゃないかなとか、
そのクリエイターさんというか、用意した方へのリスペクトというか、
そういうものがないんじゃないかな、そこまで考えられてないのは、
ちょっと残念だよなというふうに僕は思うんですね。
だからといって、全部にお金は払えませんよ。
この間も全然違うところで、歩行者天国をやってました。
そこには大道芸をする人も来てて、
うちの子は手品とかジャグリングとかすごい見るのが好きなんですよ。
だからダダダって駆け寄っていって見ていました。
見てたら、最後パフォーマーの方がですね、
自分はこうやっていつも活動しています。
活動するためにはやっぱり食べていかなければいけません。
ですから、できれば皆さんここに箱を用意しておきますので、
何かお気持ちをという形で、いわゆるお金をね、
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欲しいというところを言っていました。
ここはね、僕ちょっと払わなかったんですよね。
今日の文脈で言うと、そこまで準備してきた、練習してきた時間には、
それなりの対価は払われなければいけないとか、
払った方がいいみたいな話をしたんですが、
その時は持ち合わせもなかったし、
それを見たくて言ってるわけでもないし、
急にやってるのを見せられてお金くれっていうのも、
僕はちょっと違うと思ったんで、お金は払わなかったんですけども、
そこの歩行者天国でそういうパフォーマンスがあるなんてことを
事前に知っててね、見に来てる。
であれば、最後そういうふうにね、
お気持ちをお願いしますって言われたら、
激励とか応援、あるいは見せてくれてありがとうってことで、
1000円とか。
渡す人もいると思うんですけど。
だから要するに、何でもかんでもね、
お金を取ることに対して、
無料じゃないんかいとか、高いなとか、
これでこの値段かみたいな、
いうふうに安易に思ってしまうのは、
ちょっと残念だよなと。
その商品とか、その人の作品とか、
その向こうにはその人のかけてきた時間とか、
労力に対してお金を払ってるんじゃないかっていうふうに
僕は思うんですよね。
きっとね、廃材で昆虫を作るワークショップをしてる人もですね、
1個300円でやってるけど、
正直全然儲かってないと思いますよ。
そこでは300円、300円、300円っていっぱいお金が入ってくるかもしれませんけど、
そこのね、準備の段階までも含めたら、
正直割に合ってないと思うんですよ。
きっと赤字だと思います。
ただその人はこういうことをしたい。
そういうことをして子供に喜んでほしいとか、
イベントを盛り上げたいという気持ちでやってるんだと思うんですよね。
だからね、お金を取るんかいとか、
そういう考えはちょっと貧しいかなというふうに思うんですよね。
さっきも言ったけど、全部に対してそんなふうに思って、
お金を出してたら浪費になっちゃって、
こっちのお金がなくなっちゃうんですが、
このゴールデンウィーク後半ですよ。
いろんなイベント、催し物があったり、
ゴールデンウィーク価格なんて普段よりも高い
なんてものがあるかもしれないんですけど、
ゴールデンウィークに休まずにそういうことをしてるだけでも、
すごいじゃないですか。
休まずにその連休のイベントのために準備してきて、
何か自分の商品とかを出してる。
あれば、こっちもいいなと思ったらお金を払ってですね、
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その人の活動を応援していくっていうのも、
いいお金の使い方かなというふうに僕は思うんですよね。
こっちも楽しい思いをさせてもらったら、それでいいじゃないですか。
お互いに。
ということで、今日はお金の向こうに人がいるということで、
商品とか作品だけを見て高い安いと判断するんじゃなくて、
その商品とか作品の向こうに、
いろんな人の努力とか時間が含まれているんだよ。
そこまで考えてみたらどうでしょうかという話をさせてもらいました。
また明日から連休後半ですね。
結局連休はね、家に家族もいますから、
完全に自分が休めるなんてことはないんですが、
ほどほどに休みながら楽しんでいこうかなというふうに思います。
では今日はこの辺でお止めいたします。
また来週。
10:15

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