合格全書 – 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーのみなさん、こんにちは。伊藤塾講師で弁護士の熊澤美帆です。
合格全書では、毎月第1週から第3週にお送りしているメインパーソナリティの佐々木臨さんによる合格者の方々へのインタビュー番組のほか、
月1回の頻度で、今、司法試験および予備試験の勉強をしている方に向けて、伊藤塾講師とゲストによるトーク番組をお届けしていきます。
講師としての経験をもとに、勉強中だからこそ抱えてしまう受験生のお悩みなどを取り上げながら、より具体的な学習法、試験対策なども含めてお話ししていきたいと思っています。
今回もパーソナリティは伊藤塾講師の熊澤美帆が務めます。よろしくお願いします。
前回に引き続き、ゲストには弁護士であり伊藤塾講師の中野健人先生にお越しいただきました。
弁護士伊藤塾専任講師の中野健人です。本日もよろしくお願いします。
今回もよろしくお願いします。
さて、今回は範例学習について中野先生とお話ししていければと思います。
まず、中野先生の受験生時代の勉強方法についてお話し聞きたいんですけど、中野先生受験生時代は担当より論文が得意だったとお聞きしています。論文ってどんなように勉強してましたか?
はい、そうですね。確かに担当より論文の方が得意だったと思います。
勉強法としては、まず王道ですけど、問題を解くことですね。それは過去問もそうですし、それこそ伊藤塾の論文マスターをメインに勉強してました。
それから問題を解く中で、答案を見た時に、この答案ってどういう手順で考えたら書けるようになるんだろうっていうことをイメージして、問題文のまずここに着目をして、この順番で考えて、ここにこの事情を言ってとかっていうことをどういう風にしたら再現できるかっていうことを常にイメージしながら勉強してました。
論文マスターを受けながらですか?
そうですね。もちろん講義も聞くんですけど、答案を見た時に、やっぱりこの手順でこう考えていけば書けるよねっていうところまでは、なかなか自分で深掘りしていく必要もあったので、まず一度講義を聞いて、その上でどうやったら再現できるかなっていうのを自分の中でまた再構築するみたいな感じですかね。
すごい大事なのはわかるけど、それが難しいんだよねっていうのが、たぶん聞いてくださっている方、皆さん思ってるかなって思うんですけど、その手順っていうのって、なんかどういう風にやるとかって、なんか具体的なイメージってありますか?
まずですね、私今3ステップ即習論文講座っていうのを収録してるんですけど、ぜひこれ見てください。
それが一番そこで話してるってことですね。
はい、もう思いっきり話していますが、ちょっとだけご紹介をすると、まずですね、これ科目にもよるんですけれども、特に、じゃあ例えば民法でいきましょうか。
答案にですね、型があります。思考手順が決まってるんですね。まず、生の主張っていうのを考えます。
誰かが誰かに対して、物を返せとか、金を払えとか、土地をよこせとか言い出すんですよ。
そうですね、民法の話ね。
はい、それがいわゆる生の主張っていうものなんですね。
まずそこを出発点として、それを弁護士の立場に立ったら、どういう風に法律上主張しようかなっていう法律構成を考えるっていうのが次の手順。
その次に、じゃあその構成で行った時に、何が要件になるのかなっていうのを考えて、要件を条文を頼りにピックアップして、一つずつ検討していく。
その中でもちろん論点が出てくることもあるし、あとは問題部の事情をきちんと当てはめをするっていう作業が出てくるんですが、それで結論が出るよねって、問わぬ流れがあるんですね。
まずはそれを抑えて、最初に法律構成をどういう風に頭の中に思い浮かべようかなってなると、これはもう最初の学習段階でこういうのがあるよね。
金返せっていう時はこれだよね。金払えっていう時は損害賠償請求だよねとか、あとは物返せっていう時は物件的請求だから、所有権に基づく請求だよねとかっていうのを頭の中に作るわけですね。
パターンがありますからね。
そうです。こういう選択肢があるよね、こういうオプションがあるよねっていうのを頭の中に入れておいて、っていうところまでやっておけば、最初どれにしようか選んで、次、条文をたどって要件を出して、当てはめていくだけで答案できるじゃんって話になるわけじゃないですか。
っていうのを科目ごとに教えていきます。
素晴らしいですね。
全部の科目、そうやってある程度形があって、そこに乗せてちゃんと知識を入れていけるかとか、問題文の事情はここで使うんだとか、整理していけると頭の中すごい整理されますよね。
そうですね。やっぱり思考手順っていうのは法律独特なもので存在していて、料理とかもそうだと思うんですよね。油を最初にして焼いてきますとかあると思うんですけど、後から油入れちゃダメじゃないですか。
っていうので、順番があるわけじゃないですか。
単純に問題を解かないで、あとどういう手順で書いていけばいいかってことを知らないで勉強していると、知識だけ断片的なものがバラバラバラバラ頭に入ってきますけど、
例えばここで調味料かけますとか油を入れますとかっていうのが、もう順番分からず頭の中にごちゃごちゃ入ってる状態だと、料理だって作れないじゃないですか。
そこを、基本は最初油敷くよねみたいなのが頭に入っていれば、やっぱり法律の答案も一緒で、きちんと再現をしていくことができる。
どんな問題が来ても、ある程度こういう思考手順でやっていけばうまくいくよねっていうのが、やっぱり再現性高くできるようになるっていうのがあるので、まずはそこを勉強していただくのがいいかなと思います。
なるほど。どんな料理でも油を最初に敷くのは変わらないですからね。
そうですね。油アップから入れるのはパスタ作った時ぐらいですかね。
そういう例外的なことも、もちろん答案書く中でもあるけれども、まずはそういうどんな問題にでも結構使えそうなものをしっかり自分のものにしようっていうことですかね。
そうですね。何がどこに位置付けられるかっていうのを覚えたり、頭に入れておくといいかなと思います。
ありがとうございます。そういう方はできたけど、でも論点を覚えられないんだよね、論集を覚えられないんだよねっていう話はすごい聞くと思うんですけど、どうやって覚えてましたか。
まず僕も覚えるのめちゃくちゃ苦手です。
私もです。
その結果担当が苦手だったんですけど、覚えるの苦手な人はですね、ぜひ前回の話も聞いていただければと思うんですが、覚える量を減らすっていうのをまず一つ。
やっていただくのがいいかなと思います。覚える量を減らすって言ってもいろいろやり方がありまして、まず一つわかりやすいのは重要度が高いものからやっていくっていうことですね。
伊藤塾の講座の中ですと、AランクとかBランクとかCランクとかっていうことを講義の中で教わると思うんですけど、まずはAランクをきちんと理解して覚えるっていうところからやるというのが大切かなと思います。
そうですね。まずどれが大事なのかってなかなか最初わからないから、まずはそのランク付けっていうところを信じてもらって、Aランクだけで受かりますかって言ったらそういうわけではないかもしれないけれども、でもまずは重要度の高いものから、しかも言ってくださった通り理解をして覚えるっていうことが大事ですかね。
そうですね。でも実際、小試験の問題ってかなり重要度が高いものばっかり出るんですよね。
一見なんじゃこりゃって問題が出たときは、それみんな大体知らない問題で、さっき言ったように法律の問題を解くときの思考手順に乗っかって、関連しそうな条文を使って解いていけばきちんと答え出るよねってものも結構あるので、まずは重要なものをやっていただくっていうのが一つ覚えることを絞るっていう意味ではやり方としてあると思います。
覚えるものを絞るときに、自分ではどういうふうに情報の一元化っていうか、まとめたりとかってしてましたか?
そうですね。今聞いてくださってる方、伊藤塾生以外の方もいらっしゃるかもしれないんですけど、伊藤塾だと論文ナビゲートテキストっていうのがあるので、そこは重要な知識であったりとか、あとは論点に関する知識が記載されているテキストで、
その中で基本的にはテキストを使っていきつつ、足りないなって思った情報は書き込んだりとか、逆に多すぎるなっていうものを絞ったりとかっていうことをやっていくのが一つ一元化としてはいいかなと思います。
論文ナビゲートテキスト、論章も載っているし、それ以外の基本知識みたいなところもナンバリングしながら要件とか載せているものになっているかなと思うので、論章以外のところも見て使ってましたかね?
そうですね。前回の話の中で担当の勉強は結構インプットを寄せたって話をしたんですけど、実はこの論文ナビゲートテキスト、僕かなり担当対策で使っていて、特に行政法とかは結構コンパクトにまとまっているんですよね。
その論文でよく出てくる部分以外も知識がコンパクトにまとまっているっていうのがあるので、論文だけじゃなくて担当で使っていただいてもいいですし、いい感じに使えると思います。
結構判例も載ってますよね。
そうですね。判例も載っているので、もちろん全ての判例が載っているわけではないんですけど、担当対策との関係でも使えると思います。
一元化ってよく言われると思うんですけど、せっかく量の少ない論文ナビゲートテキストを、基礎マスターテキストの量に増やしてもしょうがないなっていうところもありつつ、一元化って言葉では言われるけれども、どういうふうなものっていうふうに考えているかとかって、何かあったら教えてもらえたりしますか?
何回も何回も言っているように、論文答案を再現性を持って解くっていうことを考えたときに、論点とかあとは分野によって書き方がちょっと違ったりとか、こういうの書き方があったりすることがあるんですね。
なので、その時にこういう手順で書くよねっていうこととかもその一元化テキストの中に書いておいたりすると、この論点とかこの分野、この科目の問題は、そっか、こういう感じで解くんだっていう知識だけじゃないところも書いていただくとよいかなと。
それから、当てはめでこういうこと出てきがちだよねっていうものがあったら、それをちょっと抽象化して、こういう事情が重要とか書いておくと、あ、そうだそうだって、この問題出たときはここに着目して解けばいいんだねっていうことがテキスト読んだとき、知識だけじゃなくて方法も一緒に思い出せるとかっていうのはありますかね。
いや、すごいですね。実際に使って勉強してきていると思うので、皆さんそれぞれにどういうふうに使ったらいいよっていうのもあるかなと思うんですけど、ぜひ参考にしてみてもらえたらと思います。
あと一個だけいいですか。論文ナビゲートテキストとか論章を覚えるときに量を減らすっていうことのもう一個の方法があってですね、キーワードで覚えるっていうのも重要だと思っています。
論章とかですね、全部端から端まで覚えるのってなかなか大変なので、特に重要なキーワードをまず覚える。
で、最低限それだけでも書けるよねっていう状態にしておいて、できればただそれだけだと文章のつながりとかがないので、そこをきちんと自分で理解していれば埋めていくことができるよねと。
キーワードを覚えるっていうのも一個重要ないいやり方かなと思います。
なるほど。理解してないとできないやつですけれども。
そうですね。そこはちょっと補っていく必要がありますけど。
実際その補うところの練習とかって、答案を実際に書いて練習するっていう形でやってましたか?
そうですね。個人的には何でもかんでも答案を書いているわけではないんですけど、問題を見たときにどうやって書くんだろうなってわからないときがあるので、
そういうときは自分で同じような問題が出たときに再現できない状態になってるなと気づけるので、何が足りないのかを確認して、
このキーワードだけだとちょっと頭の中で整理できないなとか、理解足りてないなっていうところは補っていくっていうようなイメージですね。
その答案を実際に書くのと、答案構成だったりとか論章だったりとかっていうところに留める割合ってどれくらいの配分でやってましたか?
そうですね。これはあんまり参考にしないでほしいんですけど、
僕はあんまり答案を実は書いてなくて、結構頭の中で構成するっていうのをよく練習をしていて、
これは本当に人によるので向いてる人がいればっていう前提で聞いてほしいんですけど、
理解をやっぱりしていくっていうことも大切だと思うんですよね。
重要なキーワードは絶対に記憶する。
それからそこを補完するために理解とかっていうことを横にきちんと添えていくっていうことが大切だと思っていて、
そうすると頭の中である程度考える練習するっていうのが有効なのかなと思っていたりしたんですね。
手順がわかれば答案を再現できるなっていうことを自分の中でかなり強い自信として持っていたので、
まずは手順を再現できるか、思考手順を再現して問題を解けるようになってるかっていうことを確認して、
でもたまにやっぱり練習しないと全然書けないってことが出てくるので、
たまに書いてみて、わあ、だめだなとか、いい感じじゃんみたいなことを確かめるっていうようなやり方をしてました。
結構頭の中で整理するみたいなのが得意なタイプなんですね。
どちらかといえばそうかもしれないですね。
ただやっぱり今言ったようなやり方をかなり重視していたので、そうするとだんだん慣れてくるっていうのもあるのかもしれないですね。
もともとっていうよりはそのやり方に慣れてきたっていうのもあるかもしれないです。
なるほど。書かなくていいとすると電車の中とかそういうところでもできるかなと思うので、
それぞれのライフスタイルとかに合わせてとか自分の得意不得意とかそういうのに合わせてやるといいかもしれないですね。
そうですね。やっぱり答案書くのは時間もかかりますので、きちんと知識を整理するとか論文を解くときの手順を確認するっていうのは、
必ずしも答案書かなくても勉強できる部分はあるので、
特に時間がなかなか取れない方とかはそういうやり方も織り混ぜてやっていくと良い効率よく勉強できるかなと思います。
ありがとうございます。そういう時間のない中で判例の勉強ってどうしたらいいんですか、やらなきゃいけないですかっていうのを私結構カウンセリングとかでもお話聞くんですね。
やっぱり実際の問題文とかでは判例を踏まえてみたいなことも書かれていたりしますけど、
どのくらい判例の勉強ってしたらいいんですかとかどうやってやったらいいんですかっていう質問どういうふうに答えになりますか。
まず皆さん論点とか論章を勉強されますよね。あれって何から来てるかって知ってますか。
どうですかね皆さん。
結構ですねその判例で問題になったところが論章論点になってるってパターンがかなり多いというかほとんどなんですね。
ということはまずは論点論章を理解して自分なりの立場になって自分の立場から書けるようにしておけばまずは最低限問題ないのかなと思っています。
ただですねその論章論点っていうのは具体的な事実関係のもとでその知識として置かれているものではなくて
一般にこういう解釈をするよねこの文言とかこの点についてはこういうふうに解釈するよねっていうものなので
どうしても事実関係を踏まえて書くべき問題判例の事実関係ってこういうのだよねとか
よく判例の射程とかって言われますけどそういうちょっと難しいんですけどねそういうものを求められる科目については
特に重要な判例に絞って勉強をまずしていただくっていうことは重要かなと思っています。
憲法とかですか。
そうですね一つは憲法であとは民事訴訟法も結構判例が重要とされている科目です。
確かに民事訴訟法の判例読みたくないですよね。
そうですね民事訴訟法については正直受験生皆さん苦手にしている科目ではあって
だからある程度しょうがないって考え方もありますし他方でみんな苦手ならちょっと勉強したらいけるんじゃないって見方もありかなと思っていて
実際僕受験生の時一番二番に得意だったの民事訴訟法だったんですけど
民事訴訟法は結構司法試験の問題の問われ方も若干独特なところがあって
特に最近は判例を踏まえてとか判例と異なる立場も見解も踏まえてとかっていうことを言い出しているので
そういう意味では特にですね科目全科目それこそ判例100選舐めますみたいな勉強はいらないと思うんですけど
ちょっとそこを一歩進んで勉強したいという方は憲法とか民事訴訟法については
判例の特に重要なものに絞ってこういう事実関係の下でこういう判断が出たんだよねっていうのをきちんと理解していただくと
司法試験もより何かこういいとはかけるかもしれないです
確かにその抽象論その憲法ももちろんですけどその民事訴訟法の抽象論ってすごいから
イメージなかなか湧かないと思うので実際判例やってもらって
こういう事案で問題になったんだみたいなことが少しイメージできると
なんかこう嫌だなって気持ちが減るかなと思ったりもします
民事訴訟法は意外と読むとこんな事案でこの論点出てきたんだみたいなの結構あって
単純にその勉強なんというか民訴って結構議論で実務も出てくるし
難しいこと言ってるなっていうので嫌になっちゃう方多いと思うんですけど
息抜きって言ったらあれですけどたまにはちょっと事案読んでみると
なるほどね今までわからなかったけどこういう感じかっていうふうに理解が進むこともあると思います
ありがとうございます
判定といえば一番は憲法かなとは思いますけど
まあ数多いし憲法は名前のついてる判例も多いじゃないですか
全部そういうのはちゃんと名前まで言えるようにならなきゃいけないんですかね
そうですね合格等案を書くっていう観点から言うと別に名前まできちんと絶対書けるようになる必要はないと思います
ここはどっちかっていうと加点要素かなと思いますね
その中身の部分も皆さん担当とかでやってもらっているので
どういうことが言われているのかっていうのはなんとなくわかるとか
覚えているよっていうのはあると思うんですけど
それを実際どうやったら等案に使えるのかとか
どういうところを意識しておいたらいいのかみたいなのって
あんまり皆さんイメージ湧いてないんじゃないかなと思うんですけどどうですか
そうですねこれは私なりのやり方ではあるんですけど
やっぱりその試験で使えない知識って覚えてもしょうがないんですよ
だってどこに書いたらいいかわかんないじゃないですか
なので憲法だったら憲法の判例って結構使い方自由なところがあって
例えば等案上でこの判例はこの権利が重要って言ってるよとか
あるいはこの権利が重要だから厳しく審査する必要があるよねとかっていうことを言ったりするんですね
そういう部分的なところに絞ってこれ使えるかもなみたいな感じで
なんかちょっと小っちゃい武器集めるみたいな形で
判例読んでいただくのはありかなと思っていて
例えば平等権だったらこの判例は重要な地位に関わるもので
あとはその本人の努力でどうしようもないことっていうのは
なるべくその区別っていうのを厳しく見る必要があるよねっていうことを言ったりするので
これ使えるじゃんとか判例がこういうこと言ってたよねって部分的にでも押さえておくと使えることはありますね
使えそうなフレーズを集めるってことですね
そうですねなんか全部あんまり重く考えすぎずに
これ使えそうじゃないみたいな視点で見ていただくと
ちょっと答案に深みが出るというかそんなにいっぱい覚える必要もないので
そういう視点で見ていただくと
使えない知識をいっぱい覚えるよりは
使えそうだなってことをちょこちょこ覚えていったほうがいいとはかけるかなと思います
それって基本的に問題解いて出てきたらその判例を勉強するみたいな感じでいいのか
100戦で最初から全部やる必要はないという話は先ほどありましたけど
判例の勉強の時間みたいなのも取ってましたか
そうですね憲法と民事訴訟法さっき言った通り
特に重要視していたので
まあ答案書くだけじゃなくて
そのちょっと知識入れようかなみたいなのがあったかもしれないですね
それ基礎マスターの段階とかっていうよりも
実際答案書いてみてとかのやっていく段階のイメージで
そうですね基礎マスターの段階だと
なかなかどこでどういうことが問われるかとか
どういうふうに問われるかっていうことをイメージしづらいと思うので
論文の勉強していく中でその問題意識が出てきて
この知識が足りてないんだとか
こういうことをかけたらちょっと何かいい答案になるんだなみたいなことがわかり始めるので
この知識ってどこに落ちてるんだろうとか
どういう視点で勉強したら見つかるのかなっていうことを改めて
そこで判例をちょっと勉強してみたりとか
基礎マスターのテキストに戻って
ここに書いてある知識ここに書けばいいのねみたいな
あとからもう一回拾い直すとか集めに行くとかっていうやり方がいいかなと思います
中野先生ご担当いただいている最新判例講義だと
まさに一番最新の判例というのを取り扱うわけですけど
それとさっきほどお話いただいたような前からあるような判例とか
どういうふうに位置づけとか分けて学習していたらいいですかね
そうですねいわゆる重要判例というか
かなり昔の時代から重要とされている判例と
直近で出ている重要そうな判例というので両方あると思うんですよね
前者についてはまずは分野ごとに重要な判例というのがあると思うので
例えば集会の自由であれば泉さんの事件が重要だよねとかっていう
まずそこは重要判例として抑えていただくというのが良いかなと思っています
パフォーマンスで最新判例ご紹介いただいた通り
最新判例講義私今年の令和7年度分を取ったんですけれども
試験問題やっぱり時事というか最近のことを問題意識として取り入れて
試験問題に出してくるって結構多いんですね
特に憲法とかはそういう問題意識を反映したものが多いので
そうするとやっぱり最新判例そのまま問われることはないんですけど
問題意識を取り入れた出題がされることも多いということで
最新判例を勉強していただく意味も結構あると思っています
ただ今言ったようにダイレクトに問われることはそんなに多くはないので
問われるとしたらどういう感じになるかなっていうのをイメージしていただく
これが重要だと思います
それは講義の中でも特にこの判例はこういうところが問題意識だから
ここは押さえといた方がいいよとか
そういうお話ししてくださってるイメージですか
はいおっしゃる通りです
例えば憲法であれば性同一性障害の方の性別変更に関する判例っていうのがあって
法律上五要件五つの要件が定められていて
そのうちの一つに手術をしないといけないよっていうのが入ってるんですね
その判子が言ってる内容としては
身体の侵襲を受けない権利っていうのは重要なものだよねっていう話をしてるんですよ
つまり体に傷をつけるような形で侵入されるっていうことは
それはかなり身体の自由に対する侵害として大きいものだよねっていうことで
そういう自由は重要なものだよねってことを言ってますと
ダイレクトに性同一性障害に関する問題が出てくるっていうことは
どうかなっていうところもあるんですけれども
例えば最近の時事問題とかだと
性犯罪者に虚勢をした方がいいんじゃないのと
物理的に虚勢するとか科学的虚勢とかいろいろありますけど
その文脈でそれってまさに身体に侵襲を受けない権利に対する制約の局面じゃないですか
そういうのが出る可能性全然ありますよねとか
じゃあそういう問題出た時にどうやって答案を書こうかな
そういえばあの判例が身体に侵襲を受けない権利重要って言ってたよなっていうことを引くこともできるし
その判例の勉強しているときに
その虚勢の場合だとどうなのかな合憲なのかな違憲なのかなとか
だいたい手段として
じゃあ足にGPSつけるとかって最近ニュースで聞くなとか
足につけるのもどうなんだろうとか
そういうことをちょっと考えておくと
同じような権利が問題になったりとか
同じような事案が出た時により深みのあるとは欠けますよね
どれぐらいの侵襲の程度があると権利が重要だって言えるのかとか
制約のところに影響していくのかとか
そういうことを判例通じて自分で考えるっていうところが大事なのかなっていうのをちょっとお話し聞いてて思いました
なかなか難しいよっていう方もいらっしゃると思うので
ぜひ最新判例に関しては私の講義聞いていただくと
どういうふうに使えるのかなとか
単に最新判例こういうのあったよねって抑えるだけじゃなくて
その知識をじゃあいかに汎用性高く使えるか
覚えるべきかとかっていうところを皆さんにお届けできると思うので
ぜひ聞いていただければと思います
ありがとうございます
多分その判例だけじゃなくて
こういう思考の過程で考えていくんだなとかっていうのも
イメージできるようになるのかなとお聞きしてて思いました