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2016-06-17

Q.3 買い物依存症です

うちの妹は買い物依存症です。常に次に何を買うか考えています。どうしてこのようなことになってしまうのでしょうか。


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こんにちは、プロインタビュアーの早川洋平です。
恋と仕事と社会のQ&A、今日は第3回です。
皆さんよろしくお願いします。
前回は不倫のボーダーライン。
そうですね、でも本当に大人がキスで止まられるんですかね。
心配です。
その後どうなったのか、またお便りいただけると嬉しいですが。
今回は、1点、こんな質問が来ています。
買い物依存。
うちの妹は買い物依存症です。
常にスマホで次に何を買うか考え、復職を眺めています。
クレジットカードは旦那に取り上げられたようですが、
バイトで稼いだお金、親からのお小遣いをすべて洋服などに継ぎ込んで買うと満足するようで、
あまり着ないで私に回していきます。
1日のうち、次に何を買うか考えている時間が大半を占めているように思います。
何か趣味を見つけるように言ったり忠告してきましたが、直りません。
どうしてそんなことになってしまうのでしょうか、ということです。
あのね、これはね、なかなかしょうがないんですよね。
買い物です。
要するに人間って、必ず何かに依存しているような生き物なんですよ。
で、妹さんはたまたま買い物だったけど、ギャンブルもありますし、
痴漢依存もあるんですよね。
痴漢依存。
だから分かっていてもやめられないんです。
でも、某有名人とかでも。
某ミラーマンの人なんかもそうよね。
いや、これをやれば破滅だと分かっていてもやりますから。
破滅して何とか復帰しかけたらいいみたいな人いますよね。
いますいます。
薬もそうか。
はい、覚醒剤ももちろんそうだし、
でも中には勉強依存とか仕事依存とか、読書依存みたいなのももちろんあるんですよね。
そんなに人に迷惑かけない。
みたいなものもあるということですよね。
で、逆にその依存のせいで仕事依存で気がつけば会社を立ち上げて大成功みたいなこともあるんで、
依存が一概に悪ではないんですよね。
そうですね。
仕事依存も逆に言うとそれで数崩壊する可能性もあるけど、どっちもありますよね。
そう。
だから多分妹さんの場合は、その欠けている何かがあるんですよね。
ぽっかり大きな穴が開いた心だったり暮らしだったりを続けている人が、
たまたま何か強烈な快楽のあるものに、
そこが穴のところに。
パカッてはまってしまうと、
買い物だったりギャンブルだったりの快楽が心の欠片の穴を開いているところを埋めてくれるんだよね。
心の穴を。
だからそうなると難しいんで、
じゃあどうしたらいいかというと、
その欠けている心の方を何とかしないといけないよね。
それは何だろうね。
それが書いてないからわからないんだけど。
旦那との関係なのか、子供の頃育った環境なのか。
そしてそれをこのお姉さんが解いてあげられるのかというところもありますよね。
そうですね。
根は本当に深いところにあるので、簡単にはならないんですよね。
だから、
妹さんをカウンセリングに連れて行くのも大変だと思うし、
ただ一つ今回救いなのは、
自分でアルバイトしたお金と親からもらったお金を使い切れば満足しているってところだよね。
破滅的な依存ではないです。
なんかすごいどっか借金してきているとかでも、
これないさそうですよね。
ひどい場合は本当に借金して、
親族中のお金を全部使い切った上、
一家自己破産みたいなこともあるので、
彼女の場合はうまく止まっているので、
まあまあ耐えられないことはない依存だなとは思います。
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そういう意味では、このお姉さんとしてはどうしましょうかね。
こっそり家の洋服を買ってきてすぐ届いてから、
中古の洋服屋さんに行って元気に変えて、
せっせと旦那に管理させる手はあると思いますけどね。
こっそり。
あとのことはもう一切気にならなくなるんで、
見ないんですよね。
着ないし見ないし、
バグとか買っても使わないんですけど、こういう人は。
これちなみに、
依存って誰しもがって言いましたけど、
伊賀さんは依存ってなさそうですけど。
いや、僕はあると思いますよ。
なんですか。
だって子供の頃から活字依存ですからね。
そこか。
で、あとなんだろうな。
まだあんまないかな。
それだけだとちょっとこう、
一般人としては嫉妬してかっこいい依存じゃんって思っちゃうけど、
なんかちょっとどうしようもない依存とかなかったんですか。
でも、例えば、
静かな部屋で集中して仕事をするとか勉強するとかできないですから、
こういう雑音とか音楽依存とかもあるんですよね。
じゃあ、なんか肩にはめられてここで勉強しなさいとかみたいな。
だから、図書館の読書室みたいなのが本当に嫌なんですよ。
あの、なんか死人としないといけない。
おしゃべり禁止みたいな。
でも、ほら、小学校の時でしたっけ。
図書館の本全部読んだみたいな。
僕、前聞きましたけど。
子供の棚を読みましたね。
その時は図書室で読んでたんですか。
いや、違います。
やっぱり違うんだ。
やっぱり出して。
じゃあ、やっぱりその時からそういうところは無理だったんだ。
でも、なんか押し付けるの嫌だよね。
なんか雷鳴でもさ、死後禁止みたいな、もう最低の雷鳴があるじゃない。
ないのたまらないね。
そうですね。
なんでそんなもんありがたがあるんだと。
まあ、言ってみれば勉強とかもそうですけどね。
なんかひたすら黙ってみんなで勉強しなさいみたいなの嫌だなと思うけど。
まあ、でも話戻りますけど、依存かどうかのその分かれ目もありますよね。
なんか一時はまって、僕もそうですけど、
やっぱり今洋服買うのが今更の中ですごい好きで、結構買ってるんですけど、
それ依存かっていうと。
いや、違う違う。
何が違うんだ。
いや、もう単純に言えば、
社会生活を普通に送れないぐらいの強度のものになると依存症っていう病気になるわけ。
でもその手前だったら、だってここでぶっちゃけ言うけれど、
覚醒剤30年使って健康に暮らしているからね。
依存にならずに。
ストレスが溜まると月に1回ぐらい使ってパーッと楽しくやって、
で、また元に戻って仕事をして、
でも警察にも捕まらず、うまく30年生きてるみたいな人もちらほらいるのよ。
世の中って広いからね。
まあ、進めないけどさ、別に。
ただまあ、依存はいろんな形があるってことですね。
ある。本当にあります。
思っても見ない依存はありますね。
はい。ということで何かヒントになったでしょうか。
さあ、今日もお届けしました。
恋と仕事と社会のQ&A。
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ということで今日は第3回お届けしました。
井田さんありがとうございました。
ありがとうございました。石平でした。

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