こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、吉水ノアです。
こんばんは、早川洋平です。
石田衣良大人の放課後ラジオ、この番組は、YouTube Podcast各プラットフォームでお届けしています。
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お願いします。
さあ、そして番組に入る前に、ここでお知らせいいですか?
はい。
どうぞどうぞ。
ここですね、吉水ノアファンもね、たくさんいるということでですね、アニメプリズンのね、最新刊配信もみんな首を長くして待っているんですが、
その前にですね、吉水ノアさんがどんな人なのかということをですね、落ち着いて考えてあんまり聞いてないなということだったので、
僕がですね、インタビューと番組で9月は4週にわたりですね、吉水ノアとは何者かということでですね、講師ともにいろいろちょっとね、聞き出していますので、
よかったらこれ、リンク貼っておくので、見ていただけたらと思います。
はい。ありがとうございます。
楽しみに。どんな内容なの?ちなみに。
えっとですね、吉水ノアさんにとって人生に欠かせないものを4つ選んでもらってですね、
それが本なのか、場所なのか、
食事なのか、映画なのか、記憶なのかみたいな感じで。
え、なに?男とアニメと酒とかじゃない?
もちろんいいし、ついと違うから。
もう罰税のなんか。
でも、その罰税感が欲しいんだよなと思って。
ちょっと出てる。
そう、うちらの番組ちょっとね、ちょっとハイボロすぎる。何がホロコーストだって。
確かに。そっちはハイボロじゃないと思ってね。大丈夫ですよね。
そうですね。
楽しんでいただけたらと思います。さあ、そして今日はイラさん。
はい。今回はですね、ちょっと僕がコロナ禍からはまっている異世界って何?と。
実は異世界って言うけど、でなんか最近、異世界のもの多いよなアニメとかってみんな思ってますよね。
ちなみに今ね、日本で制作されているアニメのほぼ3割強が異世界です。
で、日本で売られているすべての本のうちのやっぱり3割から4割は実は異世界なんだよ。
これみんなここ読んでないから知らないけど、ここ猛烈に今ホットなジャンルなんです。
じゃあもう出版業界を牽引しているのは異世界と言っても過言ではない。
うん。
そう、だから漫画と異世界が牽引している。
へー。恐ろしいな。
恐ろしいよね。ちなみに僕がですね、NHK総合で8月27日の深夜0時から今夜はとことん異世界スペシャルという番組で。
拝見しました。
そう。2時間半の特番でアニメを見ながらダラダラ喋るというなんか楽しい収録だったんですけど、それに出たのもやっぱちょっと僕が最近異世界にハマってたからなんですよね。でもこの音ラジ見て、
連絡来たんだよ。
あ、そうそうそう。
動画にそもそも来るかなって。
そう思いましたよね。
そう。異世界の話しましたよね。あれ面白そうなのにもっと話を聞かせてくださいっていうディレクターの人が来て。
へー。
で、カフェであれこれ話をしたら是非。
オトラジンからNHKまで。
ねー。
でもオトラジン経由で仕事って結構入ってくるんだよ。
え、そうなんだ。
僕らはあんまり来ないんだ。
私、なんでも。
やっぱ実力の上に比例してる。
だからそれはこれから来るから。
そっか。もっと極めましょう。
もっと頑張んなきゃ。
今、のまさんとよへいくんがスポンサー物件を求めています。
どんどんごよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
これでもね、今イラさんあんまりご自身の宣伝されませんけど、イラさんもまさに原作を。
そうなんです。
これどういうタイミングですか?今の興味持ち始めとか。
だからもうね、コロナ禍でなんかやることないし、外出しないじゃないですか。
で、動画でドラムタコも結構見尽くした感があって、なんかないのかなって思った時に、実は漫画で異世界を読んだら、
うんうん。
意外と読める。
読めるなと。
しかも山のようにあるんだよね。
じゃあ割と最近なんですね。
そう、だからコロナ禍でハマったのは本当。
それである頃、わーって読んだら自分もやってみたくなって、原作のアイデアがあるんだけどどうかなっていうことで、講談社で連載が始まることになったという。
これはせっかくなんで、タイトルとどんな話かだけさらっと。
タイトルはですね、童貞転生です。DT転生。
DT転生。
これはもう本当に30歳目前で非正規で働いていた気の毒な男の人、お父さんが亡くなって、でその後お母さんは宗教みたいなのに狂ってしまった。
うん。
大学を辞めざるを得なくなるんだよね。でそのまま非正規でずーっと働いて、彼女もいずに、あーこのまま人生終わりかっていうところで死んで30歳を、誕生日は異世界で迎えて魔法使いになるって話です。
まあでもこれパターンとしては、国取物語だね。
あー。
一番貴族の一番下のランクから、その一家で彼の魔法の力を使いながら、どんどん領土を大きくして、最後にはその大陸のすべての国を平定するっていう。
でもこの子、この女の子が、
うん。
主人公が男の子で、その異世界転生した先で女性が出てくるじゃないですか。
はいはいはい。
でその女性に雇われるっていう流れですよね。
まあというよりは転生で飛ばされるんだけど、そこで力がある人は大貴族にもらわれ、力がない一番ダメな彼、この主人公の彼は12とか3しかないんですよ。
パワーが。
魔法のパワーが。
なので田舎の辺境の純男爵の家にもらわれていき、そこであれこれあるっていう話。
この女の子が、
そこの純旧族の娘。
そこの純旧族の娘ってことですよね。でこの彼女を助けるみたいな感じのニュアンスが。
まあ彼女を助けるみたいなのもあるんだけど、まあともかくそこでなんとか生きていくってことだよね。
要は、もしものすごい力があることがわれると、国の方に戻されて、戦場に駆り出されたり、動力源として使われたり、一生囲われてしまう、そういう生き方はどうなのみたいな話になってくるわけ、後で。
へえ。まあこの童貞っていうのがあるトリガーになるんですよね。
そうだから、異世界に行ってすごい魔法使いになって、女の人も寄ってくるのに、童貞を失ったら魔法を失うかもしれないんで、誰とも付き合えないんですよ。
切ないしね。
切ないし、地獄でしょ。で、その主人公の女の子もヒロインのね、女の子が寄ってくると、それを片っ端から蹴散らしていくっていう、ある意味、ラムちゃん的な仕事をしてくれる。
なるほど。
漫画としては面白いじゃん。
なるほど、そういうことなんですね。
そういうことを考えて、書いた話です。
へえ、面白い。
講談社の少年シリウス、あとはネットのシリウスの方で、
見られますので、ぜひどうぞ。
はい。
はい。
ということでね、この異世界転生、イラストももうそうやってね、読むだけじゃなくてね、作ろうに関わってますけど、ちょうど僕はもう、恥ずかしながら、
歴史というかね。
歴史?
最初の最初はね、これが有名なの。アーサー王宮廷のヤンキー。
へえ。
100年以上前じゃないですか。
そうだよ。
130年前。
そう、130年前。これどんな話かっていうと、主人公のハンクっていうのが、アメリカの兵器工場で働いている職場のチームリーダーなわけよ。
うん。
彼がひょんなことから飛ばされて。
アークトウェインなんだ。
西暦500年だから、ここから1300年前のアーサー王宮廷の時代に飛んじゃうわけ。
へえ。
そこで貴族と揉めて、決闘をして、お前はもう処刑だって言って、殺されかかった時に助かるんだよね。
で、それ以降、現代の知識を利用しながら貴族になっていくっていう話です。
面白い。
面白いでしょ。
もうね、現代の異世界の話が全部入ってるの。
やっぱり元祖だ。
過去に飛んで、現代の知識を利用して成り上がっていく。
はい。
異世界ってほぼそんなんだからさ。
100年以上前に。
そう。だからマークトウェインってね、すごいのよ。
へえ。
ハックル・ベリー・フィンもトム・セイも本当に面白いので。
確かに。
この3本はどれも漫画のように面白いから、時間がある人は読んでみるといいんじゃないかな。
じゃあ、ちょっと真面目に定義付けすぎても面白くないかもしれないですけど、転生ものっていうのは色々あると思うんですけど、異世界転生っていうのは、全く地球とかじゃなくてもいいし、今みたいな過去も含めて異世界。
そうそう。だから、過去に飛んで、信長の補佐官になる話とかさ。
過去に飛んで、明治維新の頃活躍するみたいなのももちろんあるんだよね。でも、あれなんかもそうだよ。陣も。江戸時代に飛んで、医者が。
転生もんですね、あれも。
そういう意味では、今までもあるっちゃあるんですね。
これは歴史を通じてファンタジーの世界ではずっとあったんだけど、今の日本で言っている異世界っていうのは特殊なの。
走りとしては、この2003年ゼロの使い、9年のソードアウト・オンラインっていうのがもう有名だけど、今の異世界転生のブームを作ったのはここなんだよね。
なるほど。
小説家になろう。
そういうことが、もう異世界転生の話ばっかりになったのよ。
一瞬そう。小説家になってきたけど、ん?小説家?異世界?って思っちゃいましたね。
これ、小説投稿サイト。
でも、私のイメージだと、小説家になろうっていうのは、ちょっと変わったお話っていうか、本当に本屋に並んでいるような純粋なストーリーっていうことよりも、異世界とか、ちょっと本屋には並べられないようなお話がいっぱいあるサイトっていうイメージだったんですよね。
そうだね。BLもあるしね。
そうそう。
でも、一番今、ここのボリュームゾーンが異世界転生なんだよね。
異世界ね。言ってましたよね。
で、これ何かって言えばね、簡単に言えばこういうことです。異世界奥義です。こんな異世界あったら面白いよね。
はい、どうぞっていうので、みんなが出してる。
焦点ですね。
焦点です。なので、こうやって見てみると、もうありとあらゆる設定が出てます。最初の頃は、勇者になる。お父さんがダメで、ダメな王様で、そこの王子で苦労してながら頑張る。冒険者になる。
はい。
でも、人間でさえない。テンスラ、スライムだったら、ゴブリンだったら、ウイルスになる。
ウイルスって何?
蜘蛛になる。いやだから、ウイルスからだんだん進化してくる。漫画は。
すごい、そんなのあるんだ。
そう。で、ウイルスが感染すると、その動物の意識を乗っ取れるわけよ。
なるほど。
だから、獣に入ってから人間に入って、だんだんと偉くなっていく。
面白いですね。
面白いですよ、設定。蜘蛛になる。骸骨になる。おじさんが多いので読んでるのは、すごいロリータンなの。すごい美女になる。魔女になるみたいな。
鉄板ですね。
鉄板です。で、職業も農民、奴隷、村人。日本ってほら、食漫画、食べる漫画って多いじゃない。
なので、ありとあらゆるのがあります。カフェ、居酒屋、ちゃんこ屋、食堂。
すごい楽しそうだな。
ホームセンター?
そうそう、ホームセンターね。ここダンジョンもあったね、さっき話したところ。
ダンジョン。
で、仕事も、異世界でコンビニをやる。異世界でホームセンターをやる。異世界で通販をやって、現世からいろいろ現地のお金で買うとか。
企画作りもなんか鉄板ですね。
鉄板みたいなのが全部勉強になりますね、逆に。掛け算。
そう、だからもうね、ネタとしては本当にどれもあれなんだけど、かっきり言うよ。日曜5時半の日本テレビの笑点、見たことあると思いますけど、あんまり面白くないよね。
たまにね。
そう、30分やって、2回とか3回とか薬で笑えればいいなっていうことで、これもそうなんです。レベルが高くないの。
ちょうどいいんだ。
ただ、誰でもすんなり入れてて、敷居がすごく低くて。
うん。
逆に読めんのよ。
はいはいはい。
どんな世界でもそうだけど、傑作ってさ、ちょっと入るとき抵抗感ない。
ある。
これは立派な作品だとか名作だってなると。
うん。
それが一切ないの。これ自分たちと同じようなやつが大喜利で考えたネタだなっていう。
うんうんうん。
ぐらいのやつなんで、こういうジャンルです。大傑作はない。売れてるのでもない。大名作とかは少年漫画の世界みたいにはないんです。でも、どれも面白く読める。まあ、なんとなく読める。これがおっきいんだよね。
なので、創作が、クリエイティブが一部の人だけのものじゃなく、あれだったじゃん。ボカロで誰もが作曲家、プロデューサーになれる。
そうですね。
のと同じで、小説の創作が誰にでもできる形で民主化した一つの形が、ここの伊勢海で。
片肘張らずにね、クリエイティブを。
そう。だから伊勢海は、ボカロとか民主化ってことですね。誰でも書ける。
クリエイティブの民主化って言ってましたもんね、伊藤さんね。
そう。だから、僕も別に全然民主化されてるんだから、誰が言ってもいいよねってことになるわけ。
うんうん。
作家書いてもいいじゃんっていう。
でもこれって、もともとオタクだったり、婦女子だったりする人たちからすると、伊勢海ものって、オタクなの?って鼻で笑われてた時代の、ごく一部の人たちが、こそこそ考えてたとか読んでたっていうのが伊勢海であって、
ここまで大々的に、みんなが見たりとか読んだりとかする作品になるっていうことがちょっと不思議な感じがする。
でもね。
でも歴史を見るとさ、全部そうじゃない?
うん。
テレビのロボット戦闘ものを見て、なあオタクだなって言ってたのが、ガンダムとかエヴァが出てくると、日本の文化の代表の逆になっちゃうじゃん。
しかもね、これのいいところはさ、2010年代に、例えば25歳になった人は、2020年には何歳になってます?
35歳。
そう、35歳になると、結婚はしてないんだけど、小銭ができてるんだよ。
ああ、してなければなおさらかもしれない。
非正規でもある程度。
貯金もできてるし、その辺、投資とかもしたりしてるかもしれないでしょ。で、大人買いしてくれるの。漫画とか小説を。
そんくらいは買えますよね。
そう。結婚しない代わりにそれができるって言ったらもう、それができるじゃん。なので、なかなか今の時代をめちゃめちゃ映している。正直言って、今の芥川賞の小説とかに比べたら、これほど時代を映しているリアルな著作はないよ。
確かにね。
でも、そのNHKの番組でも、その通りだなと思ったのが、編集者の方たちもね。
うん。
普通の本と違って、いわゆる小説家などが投稿して、毎回フィードバックもらって、ある意味、編集者というか、一対一の編集者じゃなくて、一対何千の読者に最初から揉まれてるから、それは反映させるし、面白くなるわなっていうのが、すごく腑に落ちましたね。
そう。で、しかも割とみんなすごく素直で、言うこと聞くのよ。
そう。
ファンの言うことを。
原作者の人たちもみんな見て、ちゃんと取り入れてみたいね。すごいわ。
自分たちが多分、視聴者であり、書き手だからっていうのもあるのかもしれないですよね。
うん。
そうだね。
自分が見てる側っていうのもある。
そうだね。
こういうとこしてリクエストを。
あと、やっぱりラヌベ書く人たちは、権威ではないんだよね。
うん。そういう感じじゃなかった。
文学賞を取ったとかさ、ファン社でチヤホヤされてるみたいなことはない?
パワーで上からって感じの人たちじゃないですよ。
うん。みんな横の水平なんだよね。
そうそう。
でも、それが結局さ、民主化ってことじゃん。
うんうんうん。
要するに、その民主化っていうのは、作り手の民主化もそうなんだけど、読者と読み手の間のレベルも上下じゃなくて水平になってる。
そうですね。なんかフラットな感じ。
だから僕さ、その番組の中でも言ったけど、この民主化の中から天才が現れたらいいよねって。
そうですね。
ボカラのプロデューサーから売れた歌詞といえば。
わかんない。私そっち系全然歌うんですよね。
そうか。米津玄師。
うん。
米津さんみたいなのが異世界天使から現れて、それこそナンク賞、アクター賞を取るような、めっちゃめちゃ面白い異世界ものとか書いてほしいんだよ。
面白いのゼロじゃないですよね。
そう。天才はどっかのジャンルで現れるから、必ず。
うん。
ここ光が当たってるんで誰か出てきてくんないかなって実は楽しみに思ってる。
うーん。
なので、こういう果てしなくさ、打作をザーッと読むんだよね。
でも打作も含めてそれだけ出てるってことは面白いから生まれるね。畑今耕してるってことですよね。
そう。そういうこと。いや面白いよね。
さあ、お話は尽きないですが、やはり盛り上がってますね。もう20分超えしてるので。
あ、そうか。
はい。感想とお便り一緒か。感想と質問お願いします。
はい。じゃあまずお便りからです。天酒さん20代女性からです。
はい。
こんにちは。最近YouTubeを見る習慣ができてオトラジのことを知りました。
2年前に配信された31回コロナ時代の出会いを視聴して私の経験を紹介したくなりお便りしました。
おー。え?
私はマッチングアプリで出会った男性と結婚しました。
5歳年上で、私は今24歳。