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「まん中ぐんま元気情報」。この時間は、群馬県伊勢崎行政県税事務所の提供でお送りします。
不正軽油の定義と影響
「まん中ぐんま元気情報」。この時間は群馬県の情報をお伝えします。 本日は、群馬県前橋行政県税事務所から「不正軽油撲滅強化月間」についてのお知らせです。
まず「不正軽油」という言葉ですが、普段軽油を使わない方にとっては聞きなじみがないかもしれません。
「不正軽油」とは県の税金である軽油引取税の脱税を目的として、軽油に灯油など他の燃料を混ぜて販売、あるいは燃料として使用される「偽物の軽油」を言います。
この不正軽油は税法違反であるだけでなく、自動車燃料として使用するとエンジンに不具合を起こすほか、排気ガス中の有害物質が増加し、大気汚染の原因になるなど、私たちの生活環境に悪影響を及ぼします。
群馬県ではこの不正軽油撲滅に向け、10月を「不正軽油撲滅強化月間」と位置づけ、調査や広報活動などを実施します。
特に道路を走行するトラックなど、ディーゼル車輛から直接燃料を採取する路上抜取調査に力を入れており、県内の警察や消防などの関係団体と連携して抜取調査を実施します。
またポスターをガソリンスタンドなどに掲示して、広く県民の皆様に不正軽油撲滅への協力を呼びかけています。
そこで県民の皆様にお願いがございます。 群馬県では「不正軽油110番」を設置し、県民の皆様から不正軽油に関する情報を広く集めています。
例えば、「トラックに灯油や重油を給油しているのを見かけた」 「安い軽油を入れたらエンジンの調子が悪くなった」など、このような情報がありましたら「不正軽油110番
電話027-231-2801」までご連絡ください。 また群馬県のホームページから電子申請システムによる通報も24時間受け付けています。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。 さあというわけで本日は、群馬県前橋行政県税事務所から「不正軽油撲滅強化月間」についてのお知らせでした。