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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の和之江です。おはようございます。インターン生の渡辺です。
渡辺さん、実は今回がおそらく僕と渡辺さんで撮る最後の回なんですよね。
え、悲しい。どんぐらいやってきました?
そうですね。でも、ポッドキャストだけでも何回か何回かでも何十回とまでいかないかもしれないですけど、結構やってます。
撮ってる気がしますよね。
そうなんですよね。本当にこのインターン生の大黒柱、いろんな意味で大黒柱だったと思うんですが、渡辺さんが抜けてしまうのが本当に非常に悲しいんですけど、
そんな渡辺さんといえば財務、会計領域を主に専攻されてますよね。 そうなんですよ。
そうですね。詳しく言うと会計の中でも管理会計の方を研究していて、どっちかというと企業の内部の意思決定に使う会計情報っていうのを研究してました。
なるほど。そして4月からそういった知見を生かしたキャリアを歩まれるというふうに聞いてまして、もしかしたら公開日は既に新年度かもしれないんですけれども。
そうですよね。もう社会人として働いているかもしれないということですよね。
はい。
でもここで出すということは今回はそれに関連したテーマということですね。
そうです。バレてしまいましたね。
今回はそういうことで、財務、会計領域に関わる業界分析と銘柄紹介というものをしていきたいと思います。
いいですね。僕ちょっとうるさくなるかもしれませんよ。
ぜひぜひぜひ。むしろどんどん突っ込んでほしいですし、僕もちょっといろいろ学びたいなと思ってますので、よろしくお願いします。
ではまずは恒例のちょこっと株式会社のコーナーです。ワシエ君、今日の用語は何ですか?
はい。今回は国際会計基準を取り上げます。IFASとも呼ばれて、2005年からEUが導入したことをきっかけに普及が広がっていて、日本でも2010年以降、任意適用が認められています。
広がりつつあるとは言いますけど、2026年3月時点で導入している企業は300人も満たないというのもデータとしてありますよね。
そうなんですよ。やはりコンバージョンと言われる財務報告の変換を行う必要があって、社内システムや資産の強化方法など様々な点で課題があるんです。
そうなんですよね。確かに中小企業とか負担が大きいですもんね。
そうなんですよね。いろんな作業が必要になるという面はありつつ、一方で海外の企業や投資家との取引では大事になってくるので、今後徐々に普及が広がっていくんじゃないかなとも思います。
そうですね。大企業の中だと結構このIFASの導入が広がっていて、特にグローバル企業ですよね。ここはすごく広がっているなというのは感じますけど、やっぱり中小企業とかはまだまだ波及していないというイメージはあるので、
いざ導入となると企業それぞれが簡単にできるものではないということで、その支援などを行う企業も将来性が高いのかなというのは感じます。
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なるほど。ありがとうございます。では早速本編に入っていきます。ちなみに企業経営や投資の側面で財務・会計領域の重要性って何か感じられていたりしますか?
そうですね。企業経営側だとやっぱり意思決定に財務的な情報っていうのは本当に必要不可欠ではありますし、やっぱり投資という目線でも投資家側からの目線でもやっぱり決算読めてないといけないとか、そういった基本的なところにも会計って使われますし、やっぱり会計の知識があるっていうところでは一つも二つも深い分析ができるかなっていうところでは重要だと思います。
そうですよね。やっぱり企業の経営する側としても投資する側としてもそういう非常に重要になってくるポイントなのかなと思います。身近なところでも年収の壁が変わって従業員の給与管理に影響があったり、2023年ですけどインボイズ制度が適用されてシステムを変える必要が生じたっていうような企業もありそうですよね。
そうですよね。ちなみに会計DX分野って市場としてはどうなんですか?
かなり伸びしろがある市場なのかなと思っていて、実は企業や自治体など公共団体での間の取引において消費債への支払い額は1000兆円となっていて、家計支出の322兆円と比べて圧倒的なんですね。
しかし2023年時点でも多くの企業、特に中小企業では8割前後がFAXや郵送でこの取引に関する文書を送ってみたりとかそういうことをやっているってことなんです。
そうなんですね。もうFAXとかって結構珍しいのかなと思ってたんですけど、結構SARSとかも出てきてるわけじゃないですか。
先ほどの国際会計基準もそうなんですけど、社内のシステムを変えて新たな技術やルールを取り入れるってかなりハードルが高いんですね。
本当におっしゃる通りで、僕ももう過去のものというかそういうイメージがあったんですけど、全然まだ使われてるってところでかなりびっくりしましたね。
しかしこの人手不足が叫ばれていて、財務分野でもDXの重要性が高まっている中、今後多くの企業が対応を迫られていくんじゃないかなと思います。
そこで活躍するのが財務、会計システムを提供する企業です。
最近いろんな企業のサービスをCMでよく目にしますよね。
それだけ需要も供給も高まってるっていうことでしょうかね。
そうですよね。そんな感じなのかなと思います。
そしてビジネスモデルとしてはクラウドサービスを提供するSaaS型とパッケージ型の大きく2つがありまして、全社は初期費用を抑えられることから中小企業に人気があります。
それぞれターゲットが違ってて、SaaS型もかなり人気があるんですね。具体的にはどんな企業があるんでしょう。
クラウド会計サービスとしてはフリーやマネーフォワードが代表例です。
例えばマネーフォワードは連携性や機能性に優れていますが、運営会社の株式会社マネーフォワードが当初プライムに上場していまして、証券高度は3994です。
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自分も聞いたことありますし、リスナーの皆さんも聞いたことあるサービスかもしれませんね。
株価は3000円近辺を推移していて、時価総額が約1700億円と結構規模の大きい会社なんですね。
そうなんですよ。意外と大企業と言ってもおかしくないような会社なのかなと思ってまして、
業績について見てみますと、2025年11月期の売上高は前期比約25%増収で、来期も引き続き成長していく見込みなんですけれども、
利益面ではかなりマイナスになっている年が多いというところで、なかなか苦しい状況も続いています。
増収というところで言えば、SaaS市場の拡大とかバックオフィス業務の電子化とかいった流れが影響してそうですね。
そうですね。ただ利益面が明らかに追いついていなくて、その辺りが焦点になりそうかなと思います。
そうですね。やっぱりSaaS系のサービスっていうのは開発とかに費用がかかる分、やっぱり維持の方でストック型で収入を得ていくモデルなので、
利益面は後からついてくる傾向にはあると思うので、なかなかここの待てるかどうかっていうのは重要だと思いますね。
なるほど。
先ほどの国際会計基準の話にじゃあ移りましょうか。
はい。カピヨシ時点でも述べたように、企業がグローバル展開を進める上で、国際会計基準の導入はかなり重要になってきます。
日本基準のままだと、取引先の外国企業とか投資家もそれぞれの指標を判断しにくいっていうのもありそうですからね。
自分の企業を知ってもらう国内外のプレゼンスを高めるっていう意味でも、今後より注目されていくっていうことは明らかだと思います。
そうですよね。そしてもう一つポイントとして、良くも悪くもになるんですが、会計基準が変わると費用や資産の扱いが変わることがあるんですよね。
IFRSだとそもそもの財務指標の考え方とかも捉え方みたいなのも違うというところも聞いたことがあるので、中身も違うんですね。
そうなんですよ。例えば、日本基準は収益費用アプローチをとっていて、1年間の収益から費用を差し引いた当期準利益を導き出す損益計算書を重視しています。
一方、IFRSは資産付債アプローチを採用していて、対借対償表の資産と付債の評価から導かれる包括利益を重視していて、これが先ほどおっしゃってた捉え方が違うみたいなところなのかなと思います。
なるほど。利益計算が変わると準利益が何倍とかもそこまで重視されなくなる可能性もあるっていうことなんですかね。
そうなんですよ。そうした中で将来性を期待できるのは会計システムを提供する企業やコンサルティングファーム、さらにはIR支援企業などなのかなというふうに思います。
確かに。弊社インベストメントブリッジもIR支援を行ってますしね。何か注目できる企業ありますか?
そうですね。例えばビジネスエンジニアリング株式会社、証券行動4828を取り上げてみようかなと思います。
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製造業を中心に会計、生産管理、販売管理などを行う機関業務システムの導入支援、パッケージ提供などを行っている会社なんです。
この会社は先ほどの国際会計基準に対応すべくサービスの提供とかサポートを行ってたりするんですか?
そうですね。もちろん国際会計基準への移行だけじゃないんですけど、そういった部分も結構強みを持っている会社です。
この会社は2026年2月6日に業績の情報修正をしたばかりで、2026年3月期の業績予想は売上高が前年比17%増の243億円。
営業利益はおよそ37%増の64億円を見込んでいまして、こちらもこのDX業界の成長トレンドというのはかなり追い風にしている印象があります。
これは期待できそうな企業ですね。成長戦略とかどうなんでしょう?
この会社が掲げる成長戦略では、2030年度に売上高330億円、営業利益100億円を目指していて、本当に着実な成長を見込めるんじゃないかなと思います。
今回は財務・会計領域をテーマに、会計DXの市場動向と国際会計基準の2つの切り口からお話ししてきました。
改めて振り返ってみると、企業間の取引がまだFAXや郵送に頼っている現状って、そもそも驚きましたし、逆に言えばそれだけ会計DXというところは伸びしろがあるということが言えそうですよね。
本当におっしゃる通りだと思います。
クラウド会計サービスの企業として取り上げたマネーフォワードは売上高の成長が続いている一方で、利益面が課題という段階にあります。
一方でもう一つのテーマである国際会計基準については、導入企業が現時点ではまだ300社に届かないものの、グローバル展開を見据える企業にとって避けては通れない流れにやってきています。
その導入を支援するビジネスエンジニアリングは9期連続で最高域を更新していて、2030年に向けた成長戦略もいい感じでしたね。
そうですね。本当にどちらのテーマにも共通しているのは、企業が変わろうとするときにその変化を支える企業にビジネスチャンスが生まれるということなのかなと思います。
制度の変化だったりDXの波は会計分野に留まらず、今後も続いていくので、そこを支えるプレイヤーだったり、そこの支援みたいなところにも引き続き注目していきたいかなと思います。
そうですね。まず制度の変化で後押ししていくのは大事だと思いますし、それで個別の企業が大きく動いたときに支援するというところの動きも必要だと思うので、両方大事だと思いますね。
僕自身も4月から財務・会計領域でキャリアをスタートするので、今回改めて業界全体の動向を整理できたのはすごくいい機会でした。
ありがとうございます。こちらこそなかなか会計の話を聞きにすることがないので、渡辺さんからも色々聞けてとても良かったかなと思います。
これから頑張ってくださいという言葉ではあるんですけれども、最後にありがとうございます。
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リスナーの皆さんも財務とか会計ってすごい固いイメージがあると思います。
ちょっと取っつきにくい部分はあると思うんですけれども、今日のお話のように投資の視点で見ると面白い発見があるかもしれませんので、ぜひ注目してみてください。
なお、本日ご紹介した企業や銘柄は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。投資判断はあくまでご自身の責任でお願いいたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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