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地銀株が今アツい!金利上昇と再編ラッシュで注目の地方銀行を徹底解説
2026-04-03 13:30

地銀株が今アツい!金利上昇と再編ラッシュで注目の地方銀行を徹底解説

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の中野です。
おはようございます。インターン生の古田です。
古田さん、先月のニュース見ましたか?内容としては、静岡フィナンシャルグループと名古屋銀行が経営統合で基本合意したっていう内容なんですけど。
見ました見ました。2028年4月をめどに統合するっていうニュースですよね。
連結総資産が合わせて22兆円規模になるって聞いて、すごい規模だなというふうに思いました。
それにこれだけじゃなくて千葉銀行と千葉工業銀行も3月25日に経営統合の最終合意を発表したばかりで、千葉フィナンシャルグループが2027年4月に誕生する予定です。
千銀の再編が本当に加速してるんですね。
実は今、千銀株がかなり注目されているんですよ。金利上昇をいかずに業績が好調な上に、こうした再編の動きも活発化していて、不投資家の間でもホットな話題になっています。
なるほど、それは結構気になりますね。
ということで、今日のテーマは、千銀株が今熱い。金利上昇と再編ラッシュで注目の地方銀行を徹底解説です。
千銀株がなぜ注目されているのか、再編が加速している背景、そして今後の展望までたっぷりお話ししていきます。
はい、ありがとうございます。お願いします。
その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。今日の用語は何ですか?
はい、今日の用語は国債の含み存です。
含み存とは、保有している資産の時価が取得価格を下回っている状態のことで、まだ売却していないために実際の損失としては計上していない。
いわば、超募上の損のことを指します。
国債の場合だと、どういう時に含み存が発生するんですか?
はい、ポイントは金利と再建価格は逆に動くという関係です。
金利が上がると既に発行している低い金利の国債は相対的に魅力が下がりますよね。
なので価格が下がるんです。
つまり、低金利の時に買った国債を持っている銀行は金利が上がると含み存を抱えることになります。
なるほど。今まさに日銀が利上げを進めているので、銀行とか特に国債をたくさん持っている地銀にとっては大きな問題になりそうですね。
はい、その通りです。
実際、地銀全体の国内再建の含み存は、2025年3月末時点で約3兆円に達しているという報道もあります。
ただ、国債は満期まで持ち続ければ額面通りの金額が返ってくるので、すぐに経営が傾くというわけではありません。
ただ、含み存を抱えたままだとリスク量が増えて規制などもありますので、新たな融資だったり投資に消極的になりがちという副作用もあり得ます。
今日のテーマである地銀の話にも大きく関わってくる用語ですね。ぜひ覚えておいてください。
03:05
はい、それでは本編に入っていきましょう。まずは、今なぜ地銀株が注目されているかについてお話しします。
はい、やっぱり金利上昇が一番大きいんですか?
はい、まさにそれが最大の要因です。日銀は2024年3月にマイナス金利を解除し、その後も段階的に利上げを実施してきました。
2025年12月には政策金利を0.75%に引き上げています。この金利ある世界の到来が銀行の収益構造そのものを大きく変えたんです。
収益構造ですか。具体的にはどう変わったんですか?
はい、銀行の主な収益権は利座屋、つまり貸出金利と預金金利の差なんですけど、長らく超低金利時代が続いてきたので、この利座屋がものすごく薄かったんですね。
なので手数料ビジネスに移行したりという理由があったんですが、それが金利上昇によって貸出金利が上がってこの利座屋が改善してきたんです。
なるほど、預金金利も一緒に上がっちゃうと差が広がらないような気もするんですけど。
実は貸出金利は長期金利に連動しやすいのに対して、預金の調達コストは政策金利、つまり短期金利に連動しやすいんです。
今のように長期金利の上昇ペースが政策金利の引き上げペースを上回る局面では、その利座屋が拡大しやすくなるんですよ。
それで銀行の収益が改善してるっていうことですね。
はい、実際多くの地銀が直近の決算で最高益を更新しています。
2025年4月から6月期の上場地銀73社のグループの連結準利益の合計は、前年同期比で12%増、約4300億円となりました。
おーすごい、でもさっき株辞典でお話ししてた国債の含み存の問題もありますよね。
そうですね、そこが地銀株を見る上での注意点です。
金利上昇で貸し出しの収益は改善する一方で、低金利時代に買った国債の含み存は今も拡大しています。
もちろん国債を満期まで保有すれば損失そのものは出ませんが、直で見ると評価増になっていますね。
なるほど、でも株価が上がっていれば株式の含み益でカバーできたりしないのかなって思ったりしたんですけど。
はい、おっしゃる通りで、確かに今のような株高の局面では下支えになっている面はあるんですけど、
それでも債権の含み存の拡大を吸収しきれず、有価証券全体の含み存が膨らんでしまった地銀もあります。
結果として、貸し出しでしっかり稼げている銀行と債権運用の依存度が高くて、含み存の処理に追われている銀行とで業績に差が出ています。
いわゆる二極化ですね。
同じ地銀でもいわゆる勝ち組と負け組に分かれてきているっていうことですかね。
はい、そういうことです。
さて、ここからは地銀の債権が加速している背景について解説していきます。
06:03
冒頭でも静岡フィナンシャルグループと名古屋銀行の統合の話がありましたよね。
他にも動きはあるんですか?
これがたくさんあるんですよ。
2025年以降でも、例えば青森銀行と道の句銀行が合併して、青森道の句銀行があって、
愛知銀行と中京銀行が合併して愛知銀行が誕生したりしました。
今挙げたもの以外にも複数の系統合併が発表されていますね。
本当にラッシュですね。
でもなぜこんなに債権が加速しているんですか?
大きく分けて3つの理由があります。
1つ目は人口減少です。
地方では人口減少が加速していて、地銀の主要な顧客である地域の個人であったり、中小企業の数が年々減っています。
顧客基盤そのものが縮小しているわけですね。
この後触れる規模の話もつながるんですけど、
自分の知り合いで地銀に勤めている方から聞いたんですけど、
独自の決済サービスを始めたみたいなんですが、
やっぱり利用者が飲み悩んだということから、独自のホニャララペイといったような決済サービスを終了してしまったという話も聞きました。
お客さんが減っていく中で単独で生き残るというのは結構難しいですよね。
そうですね。
2点目はスケールメリットの追求です。
DX化であったりシステムの投資、これには大きなコストがかかります。
経営統合によって規模を拡大すれば、こうした投資を効率的に行えるようになります。
なるほど。大きければ大きい方が有利ということですよね。
はい。そして3つ目が金利ある世界での競争激化です。
金利が上がったことで、預金獲得をめぐる競争が激しくなっています。
規模が大きい方が預金も集めやすく、貸し出しも増やしやすいということで、
金利がある世界では規模の経済がより重要になっているんですね。
ここからは注目の再編事例を具体的に見ていきましょう。
はい。お願いします。
まずはホットな話題である静岡フィナンシャルグループ、証券コード5831と名古屋銀行証券コード8522の経営統合です。
3月27日に基本合意が発表されて、2028年4月をめどの統合を目指しています。
どれくらいの規模になるんでしょう?
はい。連結総資産は合計で約22兆円となり、全国4位クラスの地元グループが誕生します。
静岡と愛知、両方とも製造業が盛んな地域ですよね。
はい。まさにそうですね。
東海圏にはトヨタ自動車であったり、鈴木、部品メーカーといった自動車産業が特に集積しています。
しかも両方の店舗もほとんど重複していないので、統合による合理化もありますが、営業レリアの拡大というメリットも大きいです。
名古屋銀行の藤原東取も、店舗の東海合は今のところ考えていないと述べていました。
お互いの弱いところを補える関係なんですね。
はい。そして次に千葉銀行証券行動8331と千葉工業銀行証券行動8337の統合です。
09:01
2025年9月に基本合意し、2026年3月25日に最終合意が発表されました。
2027年4月に千葉フィナンシャルグループを設立する予定です。
こちらはどれくらいの規模なんですか?
はい。統合後の総資産は約24兆円で、先ほどよりも大きく福岡フィナンシャルグループに次ぐ全国2位の地元グループになります。
面白いのは、統合のきっかけに投資ファンドの有明キャピタルというところが関わっていたことです。
有明キャピタルが千葉工業銀行の株を取得して、人株主となり、
その株式を千葉銀行に売却しました。
これが統合への動きにつながったと言われています。
アクティビストも絡んできたんですね。
はい。最後に今後の展望と投資家としての注意点をお話しします。
はい。お願いします。
まず、地銀再編はまだまだ続く可能性が高いです。
現在、10以上の都道府県で地銀、第二地銀が都道府県内に1個または1グループしかありません。
一方で、例えば福岡県内には5個あったりと、複数個が競合している地域もまだ多いです。
こうした地域を中心に再編が進むと見られています。
いわゆるメガ地銀がどんどん生まれているんですね。
はい。金利上昇の恩恵もあって、今は比較的業績が好調な時期です。
この収益回復期にこそが将来を見据えた再編を実行するためのチャンスとも言われています。
体力があるうちに手を問うという動きですね。
投資家としての地銀株を見る時のポイントとかも知りたいです。
はい。まず金利上昇メリットをしっかり享受できているかどうかです。
貸出金利の引上げが踏んでいるか、貸出残高が伸びているかがポイントです。
次に、先ほど話した国債の含み存の大きさです。
含み存が大きすぎると、せっかく本業で稼いでも、この損失処理に当てることになりかねません。
他にもありますか?
はい。PBR、つまり株価純資産倍率が1倍を下回っている地銀がまだ多いです。
当省が企業にPBR1倍割の改善を求めていることもあって、地銀各社は株主還元の強化や資本効率の改善に取り組んでいます。
そして再編期待ですね。
統合を発表されると株価が動くケースが多いので、アライアンスや業務提携から統合に発展しそうな銀行には注目が集まっています。
なるほど。ただ、リスクもありますよね。
もちろんですね。金利上昇が進みすぎると、今度は逆に貸出需要そのものが減ってしまったり、国債の含み存がさらに膨らむ、こういったリスクもあります。
また、地方の人口減少は構造的な問題なので、統合したとはいえ地域経済そのものが縮小してしまうと、ちょっと根本的な解決にはなりませんよね。
なるほど。追い風と向かい風、両方があるということですね。
はい、その通りです。ただ、金利ある世界で銀行の本来の収益力を取り戻しつつあることは間違いありません。
12:01
再編による規模拡大とコスト削減、そして低金利時代に拡大した手数料ビジネスとの融合で、新しい地銀の姿が見えてくるかもしれませんね。
今回は地銀株が注目されている理由として、金利上昇による業績改善と経営統合の加速という2つのポイントを解説してもらいました。
静岡フィナシャルグループと名古屋銀行、千葉銀行と千葉工業銀行と、具体的な事例も見てきましたが、
いずれも20兆円超えの巨大グループを目指していて、地銀の業界地図が大きく塗り変わろうとしています。
地銀に投資する際は金利上昇メリットの供受度、PBRの水準、そして再編の可能性などをチェックすることが大切ですね。
はい。本日ご紹介した情報は主観による情報提供を含んでおり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任でお願いします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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