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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながらっきする感覚で、一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の達美です。
おはようございます。インターン生の中野です。 中野さん、最近ニュースを見ているとAIと半導体の話題ばっかりですよね。
そうですね。 半導体株は有名どころが結構株価がかなり上がっていて、今から買っていいのかなって正直ちょっと腰が引けちゃうんですよね。
確かに有名な半導体メーカーはもう急投して注目されてますけど、リスクが心配になりますよね。 そうなんですよね。でも実は半導体そのものを作っていなくても、材料や部品、製造装置の面から半導体産業を支えている企業ってたくさんあるって最近知ったんですよね。
そうなんですか。ちょっと興味あるんで詳しく聞きたいです。 最近アジノモトが実は半導体事業も展開していると知って驚いて、他にも調べてみたんですけど、こういう企業は俗に隠れ半導体銘柄なんて呼ばれています。
隠れ半導体銘柄ですか。お宝探しみたいでワクワクしますね。
本業は一見半導体とは無関係に見えるけど、実際には半導体の材料や部品、装置を供給して業界を支えている企業のことですね。
今日のテーマはこの企業も実は半導体銘柄、意外な隠れ半導体銘柄4000プラスアルファです。
その前に恒例のちょこっと株式店のコーナーです。今日の用語は何ですか。
今日の用語はセグメント情報です。
セグメント情報とは企業が決算資料などで開示している、事業の種類や地域ごとにおけた売上高や利益などの情報のことです。
複数の事業を持つ会社がどの事業でどれだけ稼いでいるのかが分かるようになっています。
なるほど。大きな会社ほどいろいろな事業をやっているので、会社全体の数値だけを見ていても実際に何が成長しているかは分からないですもんね。
そうなんです。今日のテーマの隠れ半導体銘柄もまさにこのセグメント情報を見ることで見つけられるんです。
本編でも各社のセグメントの数字がたくさん出てくるので注目して聞いてみてください。
はい、よろしくお願いします。
それでは本編に行きます。
今日は隠れ半導体銘柄を4社じっくり紹介して、最後に2社を軽くご紹介します。
まず1社目は好きほども名前が出たアジノモト、証券コードは2802です。
アジノモトって旨味調味料とか冷凍餃子とかの会社ですよね。どこに半導体要素があるんですか?
本業はもちろん食品なんですが、実はABF、正式名称アジノモトビルドアップフィルムという半導体パッケージ基板用の絶縁材料を作っているんです。
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子会社のアジノモトファインテクノが製造していて、1999年に製造を開始しました。
そんな前から、僕生まれる前から製造されてるんですね。
絶縁材料って何ですか?
半導体の中には細かい回路がぎっしり詰まっているんですが、必要な回路以外に電気が流れてしまうとショートしてしまいます。
それを防ぐためのフィルムがABFです。
すごいのは、これが事業の核であるアミノ酸開発のノウハウを応用して生まれたという点なんです。
アミノ酸開発、つまり調味料の技術から半導体の材料が生まれたんですか?
そうなんです。しかもこのABFはパソコンのCPU向け絶縁材としては世界シェアがほぼ100%という圧倒的で、今はAI向けサーバーの高性能半導体にも採用されていて、需要がどんどん拡大しています。
ほぼ100%ですか?
どうなると事業への貢献ってみるとどうなんですか?
ABFを中心とする電子材料事業の2025年度の売上高は、全期費31.6%増加の1,700億円。
事業利益は35.8%増の546億円で、なんと全体の利益の約3割を占めています。
事業の利益率も約10年前の30%程度から50%を上回るまで向上しています。
食品会社の利益の3割が半導体関連ってもう隠れてないレベルですね。
そうですね。確かに既に半導体市場で注目されて株価が急増しているので、隠れてはないかもしれないですね。
ただ、将来性の面でもさらなる事業の成長が予想されていて、
2030年までに約250億円の設備投資で生産能力を50%拡大する計画を公表しているんです。
これはもうAI需要をしっかり取り込みにいってますね。今後も成長が期待できそうです。
続いて2社目はTOTO。証券コードは5332です。
TOTOってまさにトイレとかユニットバスとかの会社ですよね?
そうです。住宅設備機器メーカーとして誰もが知る会社ですよね。
でも実は今半導体製造装置向けのセラミック事業が急成長していて、
水回りを中心とした住宅設備事業と型を並べるほどの収益源に育っているんです。
セラミックを半導体にはどうやって使うんですか?
TOTOが作っているのは静電チャックという部品が中心です。
半導体の元になるシリコンウェハーという水円盤を加工するときに静電気の力でピタッとくっつけて固定する台のことです。
ウェハーはとても繊細で掃除機みたいに吸ったりクリップで挟んだりすると傷ついてしまいます。
そこで静電気でそっと抑えるイメージです。
なるほど。衛星陶器で培った焼き物の技術が生きているんですね。
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業績の方はどうですか?
2025年度はセラミック事業の売上高が674億円、営業利益は289億円と大幅な増収増益でした。
事業全体で見たら公正比率はどのくらいですか?
会社全体の営業利益に占めるセラミック事業の公正比は約50%に達しています。
50%ですか。さっきの味の素の30%でびっくりしました。
これ利益の半分以上が半導体ってことですよね。
そうです。びっくりですよね。
静電チャックは消耗品的な側面があるので工場がフル回転すればするほど交換の自由が生まれてくるんです。
半導体メーカーの工場の稼働率が上がったことで装置に使われるセラミック部品の交換自由が伸びたことが今回の増収増益につながっています。
なるほど。消耗品だから半導体の製造が拡大すると需要はどんどん高まっていくんですね。
将来性の方はどうですか?
東東は静電チャックを中心としたセラミック事業を成長セグメントとしていて技術開発を強化する方針です。
さらに2028年度までに約300億円の設備投資を行う予定で他にも大規模な投資計画を構想しています。
今後は住宅設備の事業と並んで収益の柱になっていきそうですね。
次の企業はどこですか?
3社目はヤマハ発動機、証券行動7272です。
ヤマハ発動機はバイクの会社ですよね。ピアノのヤマハとはどういう関係でしたっけ?
もともとは同じヤマハから生まれた会社なんですけど、今は別会社になっています。
ヤマハ発動機は二輪車を中心に水上バイクや小型の船舶、電動アシスト自転車まで幅広く手掛ける乗り物の会社です。
でも注目したいのはもう一つの柱、ロボティクス事業なんです。
産業用ロボットに加えて実は半導体の後工程の装置を手掛けているんです。
産業用ロボットや半導体も手掛けていたんですね。半導体の後工程っていうのは何ですか?
半導体の製造工程ってちょっと難しいですよね。今回はざっくり前工程と後工程におけて説明します。
前工程は半導体の元になるシリコンウェーハーの上に回路を焼き付ける工程です。
後工程は出来上がったウェーハーをチップに切り出して基板にくっつけて樹脂でパッケージして完成品に仕上げる工程です。
ヤマハ発動機グループはその中でも特にウェーハーから切り出されたチップと基板をつなぐボンディングだったり樹脂で固めるモールディングの装置に趣味があります。
バイクの会社がつながりはあると思うんですけど、なんでそんな精密なことをしているんですか?
オートバイなどの乗り物の製造で培った必要な部品を適切な場所に置く高度な組み立て技術を応用して事業を拡大してきたんです。
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そして体制面では2025年7月に3かの会社を吸収合併してヤマハロボティクスとして一つの会社になり、強化を図りました。
この事業の規模感で言うとどれくらいなんですか?
2025年12月期の半導体後工程の製造装置の売上収益は367億円でした。
これは全体の約1.4%とまだ小さめですね。
367億円と大きく見えますけど全体が大きいですもんね。
そうですね。ただ直近では生成AIや先端パッケージ向けの需要が伸びて販売が増加しています。
将来性としては半導体事業で2027年度に500億円以上、2030年代初めには1000億円の売上収益を目指すという計画を掲げています。
全体から見ればまだ小さくても伸びしろに行きたいという感じですね。
そうですね。
次に4社目はセイコーグループ証券コード8050です。
これは知ってますね。時計のセイコーですよね。
そうです。世界的な時計メーカーですが、時計のような精密機械を作る技術を電子デバイスの製造に応用していて、
参加に半導体メーカーのセイコーNPCや電子部品のセイコー演出を持っているんです。
やっぱり精密な装置や部品を作るという面で言うと同じなんですね。
そうですね。
具材的にはどんな半導体を作っているんですか?
セイコーNPCの主力製品が推奨発信機用ICです。意味は振動を発するの発信ですね。
もともとクォーツ式時計向けのICを製造していて、そこでデータ技術を活かして世界で初めて販売したのが推奨発信機用ICで、世界シェアNo.1なんです。
世界No.1なんですね。
推奨発信機は何をするものなんですか?
電子機器の中で正確なリズムを刻む指揮者のような部品です。
スマホもパソコンも中の膨大な部品が正確なタイミングで動かないと通信も処理もできません。
そこで推奨に電気をかけると一定の周期で振動するという性質を利用して、機器全体にタイミングを合わせるための信号を送っているんです。
なるほど。時計で正確に時を刻む技術を磨いてきた成功だからこその製品と言えますね。
時計の技術がそのまま電子機器の心臓部に生きているということでしょうか。
ちなみに業績の方はどうですか?
最新の2026年3月期では半導体関連事業を含むデバイスソリューション事業は売上高が49億円増の650億円、営業利益が10億円増の38億円で増収増益となりました。
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このデバイスソリューション事業のうち先ほど紹介した推奨発信機をICなどのICが占める割合はまだ12%ですね。
なるほど。全セグメントの中ではまだ割合が低めという感じですね。
そうですね。でも成功ではAIサーバーや光中心向けで電子デバイス事業を取り込めているとして今後も成長トレンドに乗れるとの考えを示しています。
楽しみですね。
最後に日射かけ足でご紹介します。
まず日用品大手の顔、証券コード4452。
シャンプーや洗剤のイメージが強いですが、実は半導体のレハーの洗浄工程に使う薬剤を手掛けていて高い世界シェアを持っています。
これは洗う技術つながりなんですね。
そうですね。もう一社が印刷大手の突販ホールディングス証券コード7911です。
多角化戦略の一つとして半導体パッケージ基板を手掛けています。
印刷列使ったリサイナモノを正確に転写する技術が生きている例ですね。
なるほど。
今日紹介してもらった企業は正直全部本業のイメージしか今までなかったです。
足元だったら調味料の会社ですし、東東はトイレの会社、ヤマハはバイクの会社、成功は時計の会社っていうイメージでしたね。
私もそう思っていました。そこが今日の一番のポイントですね。
○○の会社だから○○業界と思い込みがちですけど、企業は複数の事業を持っています。
株式会社で紹介したセグメント情報を見て売上の構成や利益の源泉、どの市場が伸びているかに着目すると新しい発見があるかもしれませんね。
こういうのを知ると面白いですもんね。東東なんて利益の半分以上がセラミック事業なんて知りませんでした。
そうですね。売上に占める割合自体は大きくなくても、利益率や将来性によって株価への影響が大きくなることもあります。
特に足元は食品会社ら言いながら半導体材料が市場で高く評価されている良い例ですよね。
今日これを聞いているともっと詳しく知りたくなっちゃったんですけど。
私たちが運営している株リッチに東東や足元の株価や将来性などについて、今回は詳しくご紹介できなかった事業全体を踏まえて分析した記事があります。
概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
本命の半導体銘柄をまとめた記事もあるので、気になった方はぜひご一読ください。
なお、本日ご紹介した企業は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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また、概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
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いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。
それではまた次回お会いしましょう。