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ナフサ高騰で注目?代替素材・リサイクル技術で伸びる企業を解説!
2026-06-12 15:55

ナフサ高騰で注目?代替素材・リサイクル技術で伸びる企業を解説!

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら引きする感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の達美です。
おはようございます。インターン生の松井です。
達美さん、最近ちょっと気になるニュースがあって、なんかポテトチップスの黒がモノクロになるかもしれないっていう話を聞いたんですよ。
そのニュース話題になってましたよね。
実はこれ、カルビーが2026年5月に発表した話で、ポテトチップスやカップエビセなど14の主力商品のパッケージを黒と白の2色ずりに切り替えると公表したんです。
それって味とか中身っていうのは変わるわけじゃないんですよね。
そうですね。味や内容量は変わりません。
今回の変更の理由として挙げられているのが中等醸成の影響で印刷インクなどの調達が不安定になっているということなんです。
廃棄をたどっていくとナフサという原料の供給難に行き着きます。
なるほど。確か最近、近所のスーパーでもゴミ袋が品薄になってたりとか、あとなんとなくアレと感じるようなことがあったんですよ。
それも全部繋がってるってことですか。
はい、繋がっているんです。
ゴミ袋についてはナフサ高等の報道を受けて買い溜めや流通の混乱が生じている可能性が高いですね。
カルビー以外の会社でも食品放送や容器のデザイン変更や値上げの動きが出てきています。
ということで今日のテーマはナフサ高等でどんな企業が注目されるのかです。
この状況だからこそ注目される代替素材、リサイクル、バイオマスを作る企業をまとめて解説していきます。
ぜひお願いします。
その前に恒例のちょこっと株次典のコーナーです。
今日の用語は何ですか。
今日の用語はテーマになっているナフサです。
ナフサってプラスチックの原料になるものですよね。
どうやって生成されるんですか。
はい、ナフサの原料は原油なので、原油から石油化学製品が作られる過程を見てみましょう。
原油の生成では物点が低いものからLPガス、ガソリン、燈油、経油、重油といった順に気化して分離していきます。
ナフサもこの過程で生じる透明な液体で、ガソリンに似た性質を持っています。
分離されたナフサをさらに熱分解すると、エチレンやプロピレンといった基礎化学品になります。
これがあらゆる石油化学製品の出発点になるんです。
なるほど、エチレンとかなんか理科で聞いた気がしますね。
はい、この基礎化学品をもとに合成樹脂、合成ゴム、合成繊維などが作られます。
中でも合成樹脂は石油製品の需要のうちの約64%を占めていて、私たちの身の前の製品の多くにつながっているんです。
なるほど、じゃあそのポテチの袋とかゴミ袋とかも元を辿っていけばナフサに行き着くんですね。
そうですね。ナフサ以来の製品はプラスチックだけではなくて、マスクや洗剤、スマートフォンの基板やコーティング塗料など、私たちの生活のいろんな場面で登場します。
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それでは本題に入っていきましょう。
さっきのナフサ、なんで供給難になっているんですか?
大きな引き金になっているのが、2026年2月のフォルムス海峡の自立潮の封鎖です。
フォルムス海峡はペルシャワーの出口のある細い海峡で、日本の原油の多くがここを通ってくると言われています。
ここが止まったことで、原油やナフサの上達が一気に不安定になってしまったというのが原因ですね。
そうなんですね。ナフサってそんなに中東に頼っているんですか?
はい、かなり頼っています。
ナフサの調達元を見てみると、2024年時点では中東からの輸入が44.6%、国内製造が39.4%、その他の輸入が16.0%という構成です。
国内も約4割あるんですかね。意外と作ってるんですね。
そうですよね。ただ問題は輸入の中身です。
輸入してくるナフサのうち、中東が占める割合は2024年で7割を超えています。
だから、中東からの供給が滞ると、輸入分が一気に苦しくなるという構造なんです。
なるほど。入口の原油も加工者ナフサも結局は中東頼みのところが大きいんですね。
そうですね。国内で作られるナフサも実際に減っています。
5月末には、4月のナフサの国内生産量が前年同月比で22.8%減少したと発表されました。
中東以外から原油を調達するケースが増えたんですが、
これまで中東産を前提にしていたメーカーが生成処理のトラブルを避けるため、
物備を抑制的に稼働させたことも検証の一因と指摘されています。
なるほど。海外要員だけじゃなくて、国内の生産現場の事情も絡んでいるんですね。
政府は何か言ってるんですか。
はい。高い指標はナフサについて、代替調達によって年を超えて供給を継続できると呼びかけています。
国内での生産に加えて、アメリカやアルジェリア、ペルーなど中東以外からの輸入で賄えるという見通しです。
なるほど。代替調達で備えはあるっていうことなんですね。
でも現場では足りないっていう声とかも出てるわけですよね。
そこがポイントですね。
事業者が今後の見通しが不透明なため、在庫切れを防ごうと出荷を抑制する一方で、
調達側が過剰に発注することで、現場での供給停滞、つまり目詰まりを起こしているということなんです。
量としてはあっても、供給の見通しが事業者の間で共有されていないと、必要なタイミングで調達できなくなってしまうんですね。
そうですね。価格の高騰や調達の不安定さという形で、企業の現場には確実に影響が出てきているという状況ですね。
なるほど。この流れだと困る企業とか業界もかなり多そうだと思うんですけど。
そうなんです。代表的なのは石油価格のメーカー、それから放送材を扱う企業、そしてプラスチック製品を作っている企業ですね。
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上流から下流まで幅広く影響を受けることになります。
まさに生活に身近なところを作っている会社ばかりですね。どう対応しているんですか?
対応は大きく分けて2つあります。1つ目が節約の工夫です。
放送容器を薄くする薄肉化や省エネ、プラスチックそのものの削減ですね。
冒頭のカルビーのパッケージの二色摺りも、インクや溶剤の使用を絞るという意味でこの流れの一つと言えます。
なるほど。色を減らすのも立派な節約なんですね。
はい。そして2つ目がもっと根本的な動きで、NASAへの依存を減らす取り組みです。
具体的にはリサイクル、バイオマス、そして代替素材の開発などが挙げられます。今日はここに着目していきます。
なるほど。NASAの供給不足を受けて、NASA依存を減らすための技術や取り組みは今後注目されていきそうですね。
行政の後押しとかもあるんですか?
はい。東京都は補正予算で、代替素材の開発や石油の代わりになる製品、産物に取り組む企業を支援する方針を示しています。
バイオマス製品などが想定されていて、こうした分野には追い風が吹き始めているんです。
NASAを取り巻く環境がだんだん分かってきました。
それでは、いよいよ注目の企業ですよね。
はい。その前に3つだけ用語を押さえておきましょう。
まずバイオマスです。これは動植物から生まれた再生可能な有機性の資源の総称で化石燃料は除きます。
もう一つがナフサクラッカーです。これはナフサを熱分解してエチレンやプロピレンといった石油製品の元になる基礎化学品を作る大型の分解炉のことです。
クラッカーってナフサを割る装置みたいなイメージですよね。覚えておきます。
はい。そして最後にケミカルリサイクルです。
廃棄物を砕いたり溶かしたりして再び製品に加工するマテリアルリサイクルとは異なり、
ケミカルリサイクルでは廃棄物を熱や化学薬品で分解して分子レベルまで戻し、再び製品に加工するリサイクルでより高品質に製造できます。
なるほど。ケミカルリサイクルは化学反応でバラバラに分解して作り直すイメージですね。
それではこれに関連する企業を教えてほしいです。
はい。まず一種目はカネカ。証券コードは4118です。
注目したいのが成分解成バイオポリマー、グリーンプラネットという代替素材なんです。
成分解成…自然に分解されるってことですか?
はい、その通りです。これは植物油などのバイオマスを原料に微生物発酵というプロセスで生産される素材です。
前回の海水や土壌にいる微生物によって分解されて、最終的には炭酸ガスと水になるんです。
海でも土でも分解されるっていうのは結構すごいですよね。どんなものに使えるんですか?
ストロー、レジ袋、カトラリー、食品の容器包装材など幅広い用途が期待されています。
国内に年間5000トンの実証設備がある上に、日本やアメリカなどで食品に触れる製品に使ってよいと認められた食品接触物リストにも登録済みです。
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最新の中期経営計画でも重点テーマとして、成分解成プラスチックの普及促進を掲げているんです。
ということは、ナフサがなくても作れる代替素材を既に商用化に近いところまで進めているのが強みってことですよね。
はい、そこがポイントです。ただし、カネカの主力であるフォリエンカビネルなどの合成樹脂はむしろナフサに依存しているので、コスト面で弱いためにも受けます。
プラスとマイナス両方の網を持っている点は抑えておきたいですね。
強みと弱みっていうのを両方知っておくっていうのはやっぱり大切ですよね。
続いての企業はどこですか?
はい、2社目は三井科学、証券コードは4183です。
三井科学は自動車医療、情報通信、農業などの幅広い分野に用いられる科学素材を製造するメーカーですが、今回は2つの技術に着目します。
2つとも石油ではなく、廃棄された油やプラスチックを再び石油製品にするという資源循環の技術です。
なるほど、ナフサ不足が続いていくっていうのであれば、こういう資源循環の技術を持っている企業はますます重要になりそうですよね。
具体的にはどんな技術なんですか?
はい、1つ目がバイオマスナフサの技術です。
これは廃棄された食用油由来のバイオマスナフサを先ほど紹介したクラッカーに入れて、新しいプラスチックの原料にできるというものです。
使い終わった食用油とかがプラスチックの原料に変わるっていうことですか?
それは結構面白いですよね。
はい、もう1つがケミカルリサイクルの技術です。
まず、廃棄されたいろいろな種類のプラスチックを熱分解して分解油を作ります。
これをクラッカーに投入し、新たな一連やプロピュレなどを生み出して再生プラスチックに転換する技術です。
なるほど、使い終わったプラスチックをもう一度プラスチックの原料に戻しているってことですよね。
この2つの技術って実際に活用されているんですか?
そうですね。熱栄化学は実際に大阪工場のクラッカーで2021年12月からバイオマスナフサの投入を開始し、
2024年3月からは廃棄プラスチックの分解油の投入も始めています。
それは実証段階というよりも、もう実際の生産現場で動いているというのが心強いですよね。
そうですね。しかも2025年7月に廃棄プラスチックの分解油の生成技術開発が、
NEDOという国の研究開発機関の日用化開発プログラムに採択されました。
生成技術というのは?
はい。廃棄プラスチックを熱分解した油には不純物が多くて、そのままだとクラッカーに入れにくいという課題があったんです。
熱栄化学はこの課題を克服する技術を開発して、効率よく不純物を取り除けるようになったので、
従来の方法と比べてエネルギーを約70%も節約できると期待されているんです。
70%って結構かなり大きいですよね。
ですね。これまで燃やして熱回収するしかなかった、今後プラスチックも
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ケミカルリサイクルの原料として使えるようになる可能性があると注目されています。
今後もそれは伸びしろがありそうですね。
最後の3社目はどこですか?
3社目はレゾナック。証券行動は4004です。
実はこの会社は2023年に昭和電工と日立火星が統合して誕生した化学メーカーなんです。
結構新しい会社なんですか?
そうですね。このレゾナックの取り組みは大きく分けて2つあります。
1つ目が一般家庭などから出る容器や放送のプラスチックから水素やCO2のガスを取り出すケミカルリサイクルです。
取り出した水素はアンモニアンの原料として使い、CO2はドライアイスなどの炭酸製品の原料として使うんです。
捨てるはずだったものからちゃんと使える資源を取り出すんですね。
そうなんです。低温と高温の2段階で加熱して効率的にプラスチックを分解ガス化するんですが、
この設備は20年以上の稼働実績があるのが強みです。
使い終わったプラスチックを再利用する技術として既に確立されているんですね。
2つ目の取り組みは何ですか?
2つ目は開発実証中の炭素資源循環型ケミカルリサイクル技術です。
これは複数の樹脂や金属などが混ざった使用済みのプラスチックを元の原料であるエチレンやプロピレなどに再生する技術です。
密輸化学の技術にありましたよね。リサイクルの会社とイメージであっていますか?
それだけじゃないのが面白いところで、レゾナクは半導体向けの材料事業も手掛けているんです。
2026年1月から3月の市販期決算では半導体・電子材料のセグメントが増収増益で売上の約4割を占めています。
AI事業の恩恵も受けているので、リサイクル×半導体素材という2つの軸を持っているというのが特徴ですね。
今のトレンドの領取りみたいな会社なんですね。
こうしてみると、NAFSAの供給不安は悪い裸足だけじゃないんですね。
そうなんです。もちろんいろんな企業に悪影響を与えているのも事実です。
ただ見方を変えると、石油に依存してきた社会の構造が一気に可視化された出来事とも言えますよね。
これまで当たり前すぎて意識していなかった部分が急に見えるようになったということですよね。
はい。だからこそ、使用量を絞る節約だけではなくて、植物由来で作るバイオマス素材やハイプラスチックを原料に戻すケミカルリサイクル、
そもそも石油を使わない代替素材、こうした取り組みが今回は一気に加速する可能性があります。
機器がきっかけで技術が進むって歴史もありそうですよね。
まさにそうですね。1970年代のオイルショックが省エネ技術の革新を生んだように、機器が産業構造の転換点になることは珍しくないんです。
投資家目線で言えば、代替素材、リサイクル、バイオマスといった分野は今こそ注目すべきタイミングになる可能性がありますね。
身近なポテチの袋からこんなに大きな話につながるとは正直思ってなかったですね。
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身近なのから経済の構造が見えてきますよね。
なお、本日ご紹介した企業は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
アップル、ポッドキャストやスポティファイなどお聞きのプラットフォームにて、ぜひ番組への感想、評価のご投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めてまいります。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。
それではまた次回お会いしましょう。
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